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2012-10-04 17:19

第42回:『20代のうちに読んでおくべき本は?』石原明さん、小倉広さん、古森剛さん、森吉弘さん

「伝説の新人養成講座」のイベントで行われたトークセッションを特別配信。講師陣から意外な?オススメ本が。


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20代でぶっちぎれ!伝説の新人ポッドキャスト
伝説の新人ポッドキャストは、様々な業界で伝説的な活躍をしているゲストをお招きし、
20代の皆さんに向けて優秀な人材と言われるレベルではなく、
圧倒的に突き抜けた人材になるためのヒントをお伝えしていく番組です。
本期の20代に火をつける伝説の新人養成プロジェクトがお送りいたします。
皆さんこんにちは。20代でぶっちぎれ!伝説の新人ポッドキャストへようこそ。
ナビゲーターの戸谷香奈です。
今回は前回に引き続き、森吉弘さん、石原明さん、小森剛さん、そして小倉広さんによるトークセッションの
ライブ録音よりお送りさせていただきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。
前回は、感動するという言葉が重要なキーワードとして小倉さんや小森さんによって語られていたのですが、
いきなり小倉さんのライオンの姿を見ると感動するという言葉に会場が盛り上がっていたのですが、
私も実は南アフリカ育ちで野生の動物が大好きなので、小倉さんのお話には非常に共感できるなと思って聞いておりました。
とは言いつつも、やはり皆さん感動するもの、しないものといろいろ対象があるかと思いますし、
私もいろいろあるのですが、今回のお話を聞いていて、やはりどんなちっちゃなことにでも感動できる人間になるというか、
小倉さん、小森さんがおっしゃるような感動の幅をいっぱい持って広げていけるようになりたいなと思いました。
ということで、今回も豪華ゲストによるトークをお送りしていきたいと思いますので、皆さんどうぞ最後までお楽しみください。
はい、次の質問、これまた皆さんに同じ質問になります。
ご自身のメンターのような人物がいれば、皆さんにとってのメンターのような人物がいれば教えていただきたいです。
なぜその人が自分にとってメンターなのかも含めて教えていただければ。いらっしゃる方、手を挙げてください。
はい、小倉さんお願いします。
えーと、私は実は45までメンターがいなくて、つい最近、とりあえずという言い方する人が2人います。
で、なぜとりあえずかというとですね、私本人も書いたんですけど、メンターに完璧を求める限り永遠にメンターは作れませんよという話なんですよ。
メンターも人間なんで、不完全でダメなところもあれば、かっこ悪いところもあれば、極端な人としてダメなところもあるんですね。
でもその人を尊敬するだけの心の器がない限り、人を尊敬することはできなくて、なぜならば私たち自身が極めて不完全だからです。
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それに最近気づいて、ようやくメンターが持てまして、一人は酔っ払いで私が話したことをほとんど覚えていなかったりしますし、
お一人の人は言葉の話すのにためられるようなこともあるんですけれども、ちょっとこの人大丈夫かなと思うところもあるんですけれども、
でもとても尊敬できるところが見つかって、しかも人として素敵だなと思えるようになったのは、私自身がちょっとは成長したのかも。
年も一人が私の三つ上、お一人は56歳かな、お若いです。
メンター以外にもう一個だけ、私宿という言葉がありますけれども、私という字、私という字に宿は新私宿寺の宿でいいのかな、
私宿という言葉がありまして、これはどういうことかというと、今生きていらっしゃらない人、今会うことができない人、
つまり歴史上の偉人や本を読むことでしか会えない人、その人を尊敬してその人の言葉をメンターとしてそこから学ぶことを私宿と言います。
ですから是非メンターを持つということには、まず一つには不完全な人に尊敬するということと、
もしくは皆さんがもしメンターがいないとか尊敬する人がいないのであれば、皆さん自身が不完全であるという、自分がまだ器が小さいんだなと思うということと、
あとは是非まずモテない人は私宿から始めていただきたいなと思います。以上です。
どうでしょう、メンターいらっしゃいますか。
いない中で私も言いませんけど、あえて言うと、特定の人に僕はメンターとかっていうのが嫌なだけで、
おそらくいろんな人と、僕週、過去10年ぐらい、週最低3は必ず会社とか関係ない人とご飯を夜は食べるようにしていました。
これがたぶん結果的には話し相手になっていると思います。集合メンターみたいな感じ。
小林さんはその一人ですね。
メンター?
メンターじゃないけど。
永遠ですよ、メンター。
すいません、調子に乗りました。
終わります。
僕もすごく似てるんですけど、僕ね、割とね、30代の前半で、一切人に対して依頼心持つのはやめるって決めてるんですよ。
自分のことは全部自分でやるし、ただ、それはどうして思ったかというとね、
皆さん一人一人が自分の人生大変だから、頼んだってそんな簡単に人に対して何かできる人はいないよねっていうのは思ったんですね。
その時僕が同時に思ったのは、じゃあ自分はどういうふうに思ったかというと、
縁がある人は死んでも助けたいと思って、強い人間になるって決めちゃったんで、
全くそういうメンターみたいなことを考えることはないですね。
ただ小森さんが言ったみたいに、いろんな人にあっていろんな断片が学習させてもらっています。
あとね、ちょっと聞いてて思ったんですけど、僕ね、人を飲み込んじゃうのもものすごく非常に早いんですよ。
この人に気を持つって言ったら、ガーッとセンサーで迫っていって、その人の秘密を全部暴いちゃうんですよ。
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本当にね、ちょっと表現悪いんですけど、丸ごと食べてペッて骨出しちゃう感じ。
だから飲み込む速度が非常に早いんですよ。
その人がやっているよりも、多分おそらくもっと上手にその人のやり方をコピーしちゃうんですね。
だから僕はコンサルする時にすごく面白くて、会社もそうだし、個人もそうだし、企業もそうですけど、
ディレクションするのがすごく上手なんですけど、その人が自分を表現するよりも、多分僕がその人を表現する方が100倍上手なんですね。
その感覚でコンサルをやっているんですけど、メンターでいてくれている時間がね、1週間ないくらいな感じで。
みんな骨になっちゃった。
そういうことですよね。
興味を持つ対象がほとんど少なくて困っちゃったんですけど、誰かいないんですかね、という感じ。
骨太な人がいいですね。
いや、ほんとそんな感じなんですよ。
はい、すいません。
ありがとうございます。
私ですね、悩んでいたのは、昨日もあったのか一昨日もあったのかというタイプなんですよね。
それこそさっきじゃないですけど、ウミガメの保留をやってたおっちゃんにもすごく感動しちゃったし、
3日前には71歳で地域おこし頑張って日本一の地域にしたいので、豊洲や鉄道に感動してるし、結構多いんですよ。
だから学生自体もまだその頃は書いたんですよね。尊敬する人物とかね。
すごく困っちゃって、究極もしょうがないんだけど、これ書いてもしょうがないんだけど、最後に書くのは両親しかなかったのよね。
これラン足りないよっていうのが僕なんですね。
本当にその辺のホームレス、もう2時間も話しすれば多分メンターになるでしょうね。
というのが私なので、すごく困っちゃったなっていう質問で。
毎日僕メンターに会いたいと思ってますので、小森さんみたいに毎日名刺交換をする人と会いたいと思って。
ウミガメの保留の人とも名刺交換して。
女性がいるなと思って、よろしくお願いします。
あ、私妻ですから、旦那がもらったからいいです、みたいなね。
そんな状況なんですね。
意表です。
笑うとこ笑うとこ。
大丈夫?
ありがとうございます。
これね、あまりに単純な質問ですが、とっても多かった質問なんですね。
20代のうちに読んでおくべき本、おすすめの本は何でしょう?
ご自身の著者は、著書以外です。
大多数の方から質問がありますので、ちょっとみんな楽すんなとは思いますが、
皆さんにあれば教えていただきたいです。
魂の昭和誌って知らない?
福田和哉さんっていう人がいて、これは慶應の授業ですよね。
ちょっとこういうとこなんで、忘れてもらいたいんですけど、
本ってね、たまにね、突然変異的に素晴らしい本ができたりするんですよ。
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魂の昭和誌って本なんだけど、江戸時代ぐらいから、ずっと今現在までで、最後にミスチルぐらいまで出てくるんですね。
中学生でもわかるものですわ。
だいたい僕は、留学する人にはとりあえずこれ持ってって、海外から、日本ってどんな国?って言われたときに、答えられないんですよね。
一流の人っていうのは、自国の歴史を正しくしゃべれる人なんですよね。
そこで読んでもらうと、すごく良いかなって、必ず渡すんです。
文化本みたいにもなってると思うので、タイトルが強烈すぎると分かりにくいんですけど、非常に素晴らしいので。
他の本はダメですよ。文学者なので、すごく難しい本とか書いてあるので、読みにくいんですけど、あれはいいんじゃないですかね。
二十代の時に読んでもらって。
魂の承知ね。福田和弥さん。
僕はあんまり本を読まない人で、どっちかというと、人が書いてることでもわざと知らないので、
自分がさっきの喜怒哀楽を含めて経験していく中で、自分でたまたま気づくのが好きなんですね。
気づいたと言ってみたら、みんなが17世紀のマルマンが言ってますとか言うんだけど、
だから何ですかね。
人が言ったかどうかを知っていることに何の価値があるか、僕はどっちかというと経験主義で、
とにかく自分で見たことから考える。新聞も撮ってません。
新聞はせいぜいヘッドラインの見出しだけ見て、記事を僕は想像するんですけど、
これ、本当に書いてるんだろうなと思って答え合わせをして、ああ、そうかと。
なので、読書は僕はいいと思うけど、読書さえすればいいというのは僕は嫌い。
ただ、うちの今、小5の子供が夏休みの宿題が明日までなんだけど、
それが忘れなくて、何を読むかって言うから、じゃあで進めたのはね、
僕はチャールズ・リンドバーグの「翼はあれがパリの日だ」っていう、
すごい単純な話してるんだけど、飛行機はまだ、航空機距離が何年切れもない頃ね、
大東兄弟からまだ何十年くらいから、その時に大西洋を横断飛行した、
知ってますよ、一人で飛行機作って、で、飛んだんですね、海の上を。
このストーリーは私は好きで、高校の頃にこれは学校の授業をサポートして図書館で読んで、
これはいいなと思ったのもあるし、やっぱりそういうこの、
なんか人がやってないけど自分がいいと思ったことを、
何回やり始めてそのまま言っちゃうっていう、あの感じがですね、僕はすごい好きで。
だからそういう人がいたら読んでみてください。
映画にもなってくるね、古い映画に。
ありがとうございます。
森さんいかがですか?
20代かどうかあれですけど、本が好きになったきっかけになった本ですね。
沢木幸太郎のテロルの決算っていう。
読んだことあります?テロルの決算っていう本。
何の決算?
テロルの決算。
沢木幸太郎だとね、深夜特許でいろいろ有名なのがあるんですけど、
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僕が高校1年の時にその本を読んで、がむしゃらに本を読みたくなった。
特にノンフィクション。
内容を言うと、昔社会党、旧社会党の浅沼稲次郎っていう委員長がいて、
山口太郎というね、二つの矢で太郎って言うんですけど、右翼の少年に刺された。
で、刺されてなぜ死んだのかっていう。
死んだにはいろんな偶然が重なったっていう。
そこをね、沢木幸太郎が取材して書いてる本なんですね。
例えば、その刺された日はジャケットを替えたと久しぶり。
いつも入っている手帳が右側だったんだけど、
その日はジャケットを替えて手帳が左側だったとか。
で、いつも入っていた手帳のところにナイフがいった。
手帳があったらもしかしたら、とかね。
秘書がなぜかその前日に間違えて青山墓地に行ってしまったっていう。
車運転間違えて。
とかね、そういうのが書いてある本で。
なんてノンフィクションで、いろいろ細かいとこ調べていくと、事実の裏側にはたくさんの面白い、
真実正義はその頃もわかんなくて、
真実正義って何かわかんないんだけど、
事実ってたくさんたくさん調べていったら面白いなっていうね。
もしかしたら今の仕事にも結びつくようなきっかけを作ってくれたのが、
沢木孝太郎のテロルの決算という本なので、もしよかったら読んでみてください。
ありがとうございました。
小倉さんが大変苦しそうな表情をされていますが、何か病気ですか?
えぇー、小倉さん思い浮かばなかったんだよ。
うまい語弁します。
思い浮かばなくて、
白旗挙げると思ったんだけど、森さんの言葉でヒントをいただきましてよかったです。
そういうジャンルもありだなと思って、ビジネス書ばっかり考えてたんですけど、
20代よく読んでたのが、実はほとんど絶版になって、
多分Amazonのマーケットプレイスでしか手に入らないと思うんですけど、
ボブ・グリーンっていうコラムニストがいます。
シカゴ・トリビューンっていう地方誌の専属のライターをやってて、
その後フリーになったんですよね。
名コラムニストって言われてて、
実はさっき話したリーダーになる条件って、
私は人の気持ちを動かせる人になる。
つまりは自分自身が感動できる人になる。
同じようなことを曇りさんもおっしゃってて、
経験と喜怒哀楽の絶対値だって言いましたね。
ボブ・グリーンのすごいところは、
知性の人々、いわゆるごく普通のその辺歩いてるおばちゃんとか、
夜勤焼けの看護婦さんとか、
もちろんね、キーズ・リチャードとか、それとか有名人ね、
例えばモハメ・ダーリとかもインタビューしてますけど、
その超有名人からその辺のおばちゃんまでを取り下げて、
一つ一つコラムニするんです。
その一つ一つがすごく、僕は涙が出るように読んでいて、
そういうつまり、人の喜怒哀楽とか内面をしっかりと分かる人間になるっていう意味では、
素晴らしく勉強になったというか、
僕の原点のような気がしてて、
今僕21冊書いてますけども、
コラムニストになりたいんですね。
僕の今の原点はボブ・グリーンで、
今は残念ながら絶版になってますけど、
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もし興味があれば、人間を愛するとか、
何気ない、もう一回だけすみません。
僕の大好きな言葉に、
殺人事件よりも隣の奥さんの離婚の方がはるかにミステリアスである、
といった作家がいて、すごく分かるんですよ。
だから僕は実は政治家だとか、世の中を浮かすこと全然興味なくて、
目の前の一人の切実な悩みとか、ちょっとした離婚話とかはるかに興味があって、
そこに僕は世界があると思って、宇宙があると思っているので、
僕はそういうタイプなんで、興味があれば読んでみてください。
ありがとうございます。
絶対小説読むべきですよ。
最近若い人ってビジネス書ばっかり読むでしょ。
ビジネス文の語彙、ボキャベラリーの家具と小説だとね、
圧倒的に小説文が多いんですよね。
日本語っていうのは形容詞が世界で一番多くてね、
雪がしんしんとなんていうのはないわけですよ。
そういうことの機微がわかんないと大人になっても面倒くさいことになるもんね。
だからそういうところで深いところに入っておかないと、
多分ダメなので、入りやすかったら歴史小説ですけどね。
でも本当の意味で小説をいっぱい読まないと厳しいんじゃないですかね。
どうですか?
思いますね。
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20代のうちから身につけておくべき習慣について、分かりやすく解説しています。
ぜひ皆さんも突き抜けるための思考や構造習慣を、
新人時代の今にこそ自分のものにしていってください。
この番組は、伝説の新人養成プロジェクトの提供でお送りしました。
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