1. H-Junk Factoryのものづくりラジオ
  2. #134 岡本工機株式会社 代表..
2025-06-13 11:54

#134 岡本工機株式会社 代表取締役社長 菊地正人さん

ものづくりトーク第134回放送ゲストトークをポッドキャストで!

(過去放送回につきプレゼント応募などは終了しています)


広島で培われてきた『ものづくり技術』

広島に根付く『ものづくりスピリッツ』

広島で活躍する『若き技術者・クリエイター』​

そんな『ものづくり』のおもしろさ・ものづくりの深みを発信するプログラム


番組の工場長(MC)を務めるのは平岡良介

ものづくり80年の歴史を持つ平岡工業株式会社の代表取締役社長、自社ブランドHIRAXのCreative Director、ドラム講師の経歴を持ちバンドマンという顔を併せ持つHIRAX AIR sheildではGOOD DESIGN AWARD 2021 受賞!音楽とものづくり、そしてラジオへの愛は半端ない!


番組Xhttps://x.com/H_JunkFactory
インスタhttps://www.instagram.com/hiraoka.jp/
ポッドキャストの書き起こしサービス「LISTEN」はこちらhttps://listen.style/p/ld8e6wbd?wnOHu2Hr
spotifyはhttps://open.spotify.com/show/7fS7ivDRK7jp5SOo1j4YSh
radikoポッドキャストはhttps://radiko.jp/podcast/channels/4759fb43-8e7d-4200-b95d-7d019376d8aa?share=1
youtubeはhttp://www.youtube.com/@hiroshimafm

00:04
ものづくりトーク。今日は、岡本工機株式会社の代表取締役社長 菊地正人さんです。
菊地さん、よろしくお願いいたします。
よろしくお願いします。
ようこそスタジオへ。
ついに来ましたね、菊地さん。
ついになんですね。
まったく、いつ呼ばれるのかなと思ってたけど。
あ、そうなんだ。
え、だから普段からどこに進行があるんですか?
そうですよ。あの、今日のね、冒頭でも曲紹介させていただいたようにですね、
奇跡の星とかね、カラオケ一緒に歌ったりするんですよ。
あ、え、じゃあ桑田さん。
菊地さんが桑田さんですかね。
つもりで歌ってるわけじゃないんだけど、そうなっちゃう。
え?
でも僕も桑田圭介になっちゃう。
なんでなんで、櫻井さんいらない。
櫻井さん、不在の奇跡の星。
そうそう。もともと広島県の工作機械組合だから。
そう、工作機械共同組合って言って。
ですよね。
工作機械とその周辺機器を扱っている会社が集まっているグループがあるんですよ。
そこの仲間。
そうそうそう。
仲間。
そうなんですよ。真面目なそういうこともちゃんと僕もやってるんですけどね。
モノマネだけじゃなくて。
モノマネだけじゃない。
そもそもですよね、岡本航金は福山市に本社を構える会社ということですけれども、
どんなものづくりをしている会社か教えてください。
福山市の松永駅で言うと、松永駅の北側に工場を作った。
今年でちょうど80年。
おめでとうございます。
その時はまた岡本工作機械、大人の岡本工作機械という機械を作っている会社の、
研磨機のね。
松永工場ということだったんですけど、
それが岡本航金という名前になったのが1975年ということで、
岡本工作機械という会社がもともとはね、
歯車を作る機械を作りたいという。
会社を作った人、岡本隠三郎さんというんですけど、
その人が松永というか沼熊郡の出身。
で、大学は東高大行って卒業して、
呉海軍校舎ね、昔という。
そこで勤めて、歯車の機械を作りたいということで、
イギリスへ留学して、そこから戻ってきて、
呉海軍校舎を辞めて、岡本工作機械という会社を東京で作ったんですけど。
正直申し上げてね、戦争時代って歯車がいっぱいあるじゃないですか。
戦争時代も、ゼロ戦にもね、歯車がいっぱいあるんですよ。
だからその時は、そういう会社だったんですね。
すごい、今鳥肌立った。
いや、そうなんですよね。
やっぱり広島ってそういった兵器を作ってたから色んな技術があるっていう、
何よりの証拠のお話ですもんね。
そういう時代から繋がってずっとやってるから長いんですよね。
岡本工作機械さんは、研磨機が先じゃないんですか。
03:00
違うんです。
歯車が先なんですか。
それ知らんかった、本当に。
歯車分だけ、広島に工場に持ってきて、
それだけ残って、原流が私ども残ってる。
そうなんですか。
なんでいつも協会でその話はしてくれないんですか。
え?
今日初めてその話を聞いてきました。
そうかね、間違えた。
そもそもさっきその戦車の中に歯車が使われてるってことなんですけど、
あんまりどこで歯車自体をあんまり見ることがないんですか。
表に出てないから。
表に出てこない。
稲葉さんとこのロボット、これのギアはうちなんです、実は。
あの黄色い会社のギアは。
そう。
そうなんですか。
これ大体うちがやってるんです。
いやー、そうなのよ。今ね、ロボットのギアの需要が実はすごいんですよ。
これロボットってこうやって動くでしょ?
こうやって、手首とここに。
ロボット自体が多関節になってて、
何回か関節みたいに曲がらないといけない。
曲がらないといけないからね、手と同じなんだよ。
ここで曲がるとこには必ず歯車が入ってます。
6個の関節あったら12個最低はある。
そういうもの。
いっぱい歯車がありますね。
大体必要なんですよ。
今ロボットの歯車が今年の売り上げ期の大体4割ぐらいかな。
そんなにあるんだ。やっぱりメインですか?
メインです。
メインになっちゃった。
あとはこれ船。モーターボートの船。
後ろのエンジンとこれ、これ作りを回ってるでしょ?
ここにも必ず入る。
グレベルキヤさんの。
それからこれ電動工具って言うと、一番簡単なの大工さんがこうやってベビビビビビビビビビビ、
ネジ回すみたいなやつ。
インパクトレンチとかね。
あそこにも入ってる。
へぇ~!
それから自動車にはもちろん入ってる。
そうですね。
今は、電気自動車になると歯車がどんどん少なくなってきて、
4個になっちゃうんだけど、最後ね。
4個!?
こんなに常に?
そう、モーターの隣で4個にEVだとね。
のね 木口さんちょっと2つね質問あるんですけどその歯車ってどういう動きをするから必要というか例えば3枚のギアがあるとしますと手前を動かすとめっちゃ早くなっていくのもあったり遅くなっていくのもあるじゃないですかその辺のちょっとご説明を少ししてもらえないかなと思います
大元の動力ね動力だいたい一般的なモーターが多い モーターで動力を通って例えばモーターが今1分間に3000とかで回転してますよとそれを今のロボットだったらここ動きがかなり遅いじゃないですか
ロボットはアームが遅く動く そこにまで回転数を落とす じゃあ例えば3000回転を100回転まで下げるみたいなことにするってなるとギアの目を大きくしていくってことですか
06:02
ギアの目を大きくすると例えば50対20で5分の1でしょ その後に20を2分の1にすれば10でしょ だから20枚と10枚を重ねるとそうやって落とす
そういうことですね 一応理科科なんかでも習ったとは思うんだけど多分みんな覚えてないと思うよね
そんなに身近にあるんですよ 何でそんな落とすんだった話あるじゃないですか 別に最初から落とした回転でやればいいじゃないか ところがモーターっていうのは一番トルクが安定してて綺麗に回るっていうのが理想的なところがあるわけですよ
モーターだけ低くするとガクガクって回るっていうかな ああそういうことなめらかさがなくなっちゃう
岡本さんのところの技術とか強みっていうのはどこにあるんですか もともと交差機械メーカーですんでね 機械も作るんですね
機械も販売してます 機械作れるってことは自分たちの歯車を作る機械も自分たちで作る
それが一番の強みですね これは他の歯車メーカーさんではない
もう一個はちょっとこれは世界にないうちだけがやってる技術っていうのがあるわけで 超音波って歯ブラシの最近超音波がいいんでしょ
あの超音波を利用した歯車検索っていうのをやってる 音へのこだわり出ますね そうそう音が静かに回るなめらかに回るってことが一番いい歯車だと
今まで例えばミッションの車って音する方が昔よかったよね ウィーンって言った方がなんとなく車感はありました カッコいいなと思ったでしょ昔は
でも今度EVになると逆にそういうのがノイズになっちゃって だから今のEVの歯車っていうのはものすごく精度が高くできてるし
歯車ってこっち方向に回るわけ回転方向にね だから回転方向で噛み合うとお互いに
ところがカッコ筋ってのはこっち側についちゃうわけ ここは通信機器ってグーっと動くから
噛み合うのと反対側にカッコの筋が入っている 必ずどんなに細かくやっても必ず入る
とすると回った時に回転数が3,000 4,000 5,000になるとキーンって高い音が出る
その方向に超音波振動を与えていく そうするとこの目を綺麗に目がボコボコしてるじゃん
エアラップみたいなことですか? そうそうそう こういう目にしちゃう
こんな感じにすることによって音が消せる なおかつこれ数ミクロぐらいの凹凸なんですよ
09:02
歯車は精度的にはすごく良いんですけど 面処分もすごく良いんですけど凹凸があることによって
油の純活剤の馴染み性が良くなる だから劣化も防げる
そういう着下げ効果みたいなことがあるんですか? そうそう
あのね森美さん1個ね知識を教えておきます 日本古来の高度機械の作り方に着下げっていう工程がありまして
一番重要なのは機械をさせるベッド 荷物をドンと乗せるところがベッドって言うんだけど
そのベッドを不動させるためにその下に大きいネジとかが入ってて それを四角いパイプみたいな状態のものが前後に動いたりするわけですよ
そこの周動が綺麗に生き続けるかどうかがこの精度を大きく左右するんだけど
ビチッと合わさってないといけないけども ここが摩擦起きちゃうと摩耗したりとか熱持ったりすると壊れちゃうでしょ
だから着下げって言って輪だと千分の何ミリみたいな状態の浅い溝を職人さんが作っている
真っ直ぐにもするし溝も作るっていうのがあって そこの薄いところに油が入っているから何回も周動してもいいっていう
鉱山機械ってそういう風に言っていい機械であればある
ですよね それをこの歯車の世界で体現しているのが岡本幸喜さんのすごいところってことですね
ねー
あんまり言われても恥ずかしくなっちゃうから
まずは岡本幸喜さんっていうねこういう会社が広島にあるんだよっていうのをね 知っていただいてそこから
そうですね
はいそして今日はリスナープレゼントをご用意いただいたと思います ありがとうございます
去年はまた宇宙に第2工場って工場を作ったんですよ その府中室の名物が
私でいう名物は一番は宇宙焼きだと思ってるんだけどですね それから府中味噌ねそれともう一つは府中家具なんだよね
ああ 家具でその家具を作る材料で作った
これスマホスタンドとか反対に反対にすればあのタブレットスタンド えー
すごい木が何枚かこうゴーマンで組み合わさってて色合いがね濃いブラウンベージュもあってかっこいいですね
こちらを3名様サンクチョン スマホスタンドを3名の方にプレゼントいたします応募の続きは後ほどお伝えします
ここまでものづくりトーク岡本工機株式会社の代表取締役社長 菊池雅人さんでしたありがとうございました
11:54

コメント

スクロール