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ものづくりトーク。今日は、広島市西区に本社がある株式会社モルテン広報室 中森真太郎さんと、自動車部品事業の直井侑二郎さんです。
中森さん、直井さん、よろしくお願いいたします。
中森さんは、お久しぶりということで、3度目の参加です。
3度目ですよ、もう。ありがとうございます。
レギュラーなんじゃないかという声も聞かれていますが。
そして、今回、中森さんが、自動車部品事業のエースを連れてくると。
連れてまいりました。
もう、どの角度からでも、自動車部品の話も話せますので、今日は。
何でも聞いちゃってください。
直井さんは、そのモルテンさんで、どんなお仕事をされているんですか?
私は、入社以来、ずっと自動車部品の営業をやってきました。
自動車部品の営業というのは、すでにあるものを売るのではなくて、
お客様から仕様を出されたりとか、こういうものが欲しいんだというのに対して、
形を作っていく提案をしながら、車ができる、もっと前から実習活動をするという仕事ですので、
できているものを売るのとちょっと違うんですね。
どちらかというと、クリエイティブな営業だと私は思っています。
クリエイティブと課題解決みたいな感じ。
そうですね。
競技用のボールとかスポーツ用品のイメージが強いというモルテンさんなんですけども、
実は医療福祉機器とか社会基盤事業など様々な事業をされています。
前ね、放送でもやりましたけどもね。
前回中森さんにも少しお話いただいたんですけども、
その中でも今日は自動車部品事業について詳しく伺っていきたいと思います。
まず、松田さんの取引成績優秀賞、何年も受賞されているということなんですけども、
これはどういう賞になるんですか?
松田様から日頃の取引されているサプライヤーさんの中で、
優秀なサプライヤーさんを表彰するということを毎年やられております。
納入だとか品質、コスト、開発協力とか、そういったところを総合的な判断で賞をいただいているということになります。
お客様とちゃんと対話を続けつつ、そこのニーズに応えていった結果がこの優秀賞だっていう。
そう捉えてます。
見習いたいと思います。
素晴らしい。
モルテンさんならではの技術っていうのはあるんでしょうか?
モルテンは鉱分子の材料を用いた材料と加工技術に強いメーカーです。
そしてボールで培った中空体技術、そこの二つの軸、コアの技術として各商品に展開していっているというところになります。
鉱分子って何ですか?
製造業だったらどこでも持っている技術ではあるんですけども、
我々が得意としているのはゴムと樹脂の材料を生成する技術です。
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それを鉱分子?
鉱分子化学と中空体技術、ちょっと発説難しいですね。
中空体技術。
空気の圧を調節する技術ですね。
ボールのバルブの部分の圧を調節する技術。
これでもボールを作るとか自動車部品を作るとかってやっぱり金型で作っていくんですか?
そうですね。自動車部品はゴム、樹脂ともに金型で形を作っていくということになります。
これ金型ってリスナーさん分からない方もいらっしゃると思うんですけども、説明するの上手い表現方法はないんですかね?
そうですね。我々よく例えるのが、ゴムと樹脂でそれぞれちょっと製法が違うのですが、
ゴムに関してはタイ焼きとかもみじ饅頭のように型に材料を流し込んで加熱して焼いていく。
わかりやすい。
樹脂の方は逆にチョコレートをイメージしてあげて、溶けたチョコレートを型に入れて型を冷やしてあげて形を作るというところで。
同じような作り方なんですが、加熱するのと冷やすのがちょっと方向が違うんですけども、やってることはほぼ一緒ですね。
樹脂っていうのはプラスチックとかっていうイメージでいいんですかね?
うち平岡工業って金型作ってる会社で、過去に御社の製品も作らせてもらったこともあったりするのと、
僕は日本金型工業会の理事もやってまして、金型って最近需要減ってるというか、延長化も増えていってるじゃないですか。コロナもあったりとかして。
だから日本は開発系とか立ち上げの金型あるんだけども、その後の美味しい造面みたいなところがなくなっちゃってたりするんですけど。
御社の流れもちょっとそういう感じになってきてますね。
やはりコストとリードタイムのところで言うと、中国、韓国、アジアのところが国策ではないんですけれども、
いい工作機会を作って早く作れるような、ということで徹底してそういうビジネスに特化しているところがありますので、
やはりそういうところにお願いする方がコストとリードタイムの観点で良い場合もあります。
ただやはり日本から金型技術が優れた職人さんとかの技術がなくなってしまうっていうところがちょっと寂しいところではあると思うんですけど。
そうですよね。そこがどうやったら勝てるのかっていうのはね、工業界でも結構話をしてるんですけどもね。
それから再生プラスチックを使用しているということなんですけども、これどんなプラスチックなんですか?
ポリプロピレンという材料でございます。
PPですね。
PPっていうのは非常に扱いやすいプラスチックの材料の一つです。
自動車に今約1台当たり6キロくらいかな、使われている材料です。
6キロってすごい。
どこにあるんですか?車のどの部分に?
本当に見えるところか見えないところ、いろんなところに樹脂部品が使われていて、だいたい振れるところ樹脂じゃないかっていうぐらい。
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内装だってめちゃくちゃプラスチックじゃない?
そうですね。
そうか。
そうやって見ないよね、あんまりね。
考えたことなかったですね。
だから僕らって結構、ここ樹脂、ここゴムとかって見ませんか?
見ますよ。
本社で見える何か内装部品とかっていうのは?
ゴムですか?
ゴムじゃなくてプラスチック。
外装部品って言うとドアのピラーのところをですね、柱のところにガーニッシュと呼ばれるガラスとガラスの間のところに樹脂の部品を装着しています。
そこは我々は非常にシェアが高い部品です。
本社が担当されないピラーもあるじゃないですか、例えば。
会社とかがあったとして、先にそこ見たりしませんか?
いやもうめちゃくちゃ見ますね。業界の人たちに。
こんなの良いんだとかですね、なんだこれみたいなのとかもついつい見ちゃいますね。
ちょっと業界動向の話をお聞きしたいんですけど、電気自動車行くよってなってるじゃないですか。
ここ特に2年ぐらいはそういう感覚なんですよ。テスラがある、BYDがあるみたいな形で。
なんだけど、最近これ電気自動車そうでもないねみたいな話も世論で出てるっていうことなんですけど。
本社的にはどんな感じでこの業界を捉えてるのかって教えていただきたいんですけど。
私もですね営業活動をする中で、やはり二電動化が進むと無くなっていく部品っていうのがどうしても出てくる。
エンジンの周りの部品が無くなっていくんじゃないかということで非常に脅威に感じている部分はありました。
ただ、我々が持っている技術っていうのはサウンド、バイブレーション、振動、フロー、空気の流れ、この3つを主軸にした部品。
それらをコントロールしていく部品に特化して開発、自重生産をやっておるんですけど。
そこがたとえEVになったとしても我々が持っている技術って他に使えるんじゃないかというところで。
脅威には感じつつもその意向に対してスムーズに対応していけるように準備をしていこうという方針に変わりました。
ただ、それであればどっちに転んだとしても我々は生きていけるだろうという。
樹脂ゴムだけの柔らかい対応をできるように考えておりました。
終わりましょうか。
すごい締まった感あったんですけど。
これ電気自動車になったら、例えばサウンドって言われましたけど、車内のサウンドってどうなるんですか?
エンジンの音がなくなることによってすごく静かになるんですね。
ただ静かになった分、今度逆に気になる音とかがたくさん出てきている。
今カーメーカーさんはそこも結構苦労されているところではあるんですけど、そこら辺を抑えていく、多分開発をしていかれると思います。
そうすると今度電気自動車と自動運転で非常に親和性が高くて、今後多分自動運転、運転支援がもっと進んで自動運転になっていくと思います。
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そうするともっとエンタメ有意義に移動時間を過ごそうという考えが多分進むと思うので。
なるほど。
映画を見たりとか、音楽を聴いたりとか、テレワークで会議しようとか、そういうところになってくるので、
より良いサウンドでエンタメを楽しみたいというニーズは増えるんじゃないかなと思います。
でもそうかもしれないですね。ハリブリッドと電気って今どうなんですかね?
各カーメーカーが電気にシフトするってやっぱり欧州の動きとかに続いてそういう方針を取られてましたけど、
ここに来てやはり欧州系もEVを送らせるじゃないですか、一方化というところがちょっと変わってきているので、
やはりエンジン等分残るのかなと。残るにしてもハイブリッドになるのかもしれないですけど。
一方で規制対応というのがありますので、燃費規制であったり、
あと今後出てくる社外騒音規制と呼ばれるんですけど、エンジンの音とか車から外に出る音を厳しく規制していくという
法規が始まってくるので、そうするとエンジン車でその法規に対応するというのは難しくなるだろうと聞いています。
当然EVが有利にはなるのですが、そこに対してどういうふうに対策していくかというのを今、
カーメーカーさんは頑張っていろいろ検討されている。
そうなんですね。車もそういうふうに変化をしていくんだけども、技術もやっぱり変化をさせてきたのが日本の歴史もあるし、
エンジンが残るとかハイブリッドがあっていうことになると、広島には良い効果なんじゃないですかね。
そうですね、良いと思います。
そういった無くならない部品が出てきたりとかもあるし。
ではそして中森さんからリスナープレゼントをご用意いただいたということなんですが。
ありがとうございます。
ささやかでございますが、エコバッグをですね、モルテンのロゴマークの入ったエコバッグ。
かわいい。
ピンクのロゴマークが入ってました。黒いバッグに。
大きいですね。いっぱい入りそうと思って嬉しい。
いっぱい入りますよ。
それと、ザボックスっていうテクニカルセンターを1年半前に立ち上げたんですが、そのメモ帳です。
これ組み立てると箱になるんですよね。
そうなんですか。
おしゃれ。ザボックスのメモ帳が使いやすそうですごくいいですね。ありがとうございます。
こちらをセットで2名の方にプレゼントいたします。
応募の出先は後ほどお伝えします。
ここまで物作りトーク、株式会社モルテン広報室中森慎太郎さんと、自動車部品事業の直井雄二郎さんでした。ありがとうございました。