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ここからは、ファクトリースタッフが今話したい人とトークする、ものづくりトーク番外編。今回は、
ダンビー・山中の愛するより愛され続けたいマジデザイン! をお届けしていきます。
山中さんが今回トークゲストにお招きしたのは、d design travel編集長の神藤秀人さんです。
山中さん、神藤さん、よろしくお願いいたします。
よろしくお願いします。
今回、山中さん、どうして神藤さんなんですか?
はいはい。神藤さんが今日メインのトークテーマである、d design travelというトラベル誌を発刊している会社なんですけど、
この会社はデザイン会社ですごく面白い会社で、ちょうどタイミングもいいということで今回ゲストとしてお呼びさせていただきました。
ありがとうございます。
神藤さん、普段は東京にいらっしゃるんですか?
東京です。
広島は発刊のためにいらっしゃっているんですか?
そうです。取材にだいたい2ヶ月ぐらいは現地に住み込むような作り方をしていて、
広島はいつから?
広島は4月下旬ぐらいから来て、宿をてんてんとし、
気合の入り方が違う。
すごいすごい。
なんかね、インスタとか見てたら、お好み焼きとか食いまくっとるみたいな。
あっちこっちね。
一応ね、2ヶ月で広島らしさっていうのを自分らが吸収する上では、
いろんなとこ見てまわって、飲みまくって、食べまくって、
っていうような取材をして。
そうなんですね。
じゃあ名物の一つがこのラジオだと。
そういうことですね。
そうなんですか?
そういうことにしまいましょうよ。
あんまり神藤さんうなずいてなかった。
今から認知したもんね。
広島号はいつ?
全国発売はたぶん10月。
そうなんですね、今年の。
もうちょっとですね。
秋ですね。
ということで、今回はダンディ・ヤマナカの
愛するより愛され続けたいマジデザインということで、
ヤマナカさんと神藤さんで愛され続けるデザイン、ロングライフデザインについて
トークをしていただきます。
いいですね。
それではダンディ・ヤマナカさんのいい声でタイトルコールをお願いしてもいいでしょうか。
はい。
愛するより愛され続けたいマジデザイン。
かっこいい。
ここからはヤマナカさんMCでお願いします。
まず今日のメインのトラベルシーの話の前に、
そのトラベルシーを発火している会社、
D&Dパートメントっていう会社はどんな会社なんでしょうか。
ロングライフデザインをテーマにする、
一応ストア型の活動体っていう風に歌ってまして、
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長く販売され続けているものっていうものを選ぶようにしていて、
言い方変えれば変えると、僕らが好きでなくても長い間
市場で売られているものは良いっていう風にデザインを言い切ってしまっていて、
だからそれを時間が証明しているんだから良いでしょっていうのは誰でも分かることなので、
そういったテーマがこのD&Dパートメントにはあって、
そういうものを紹介して販売している会社ですかね。
そんな会社から出すですね、デザイントラベルシー。
今度、念願の広島号が発刊されるっていうことなんですけど、
どういうものなんですかね。
簡単に言うと、デザイン視点で旅をしたらどういったものを紹介するかという本なんですけど。
考えたこともなかない。
デザイン視点ってなんだ、じゃあオシャレだったりかっこいいのかっていうと、
やっぱりその基準って人それぞれなので簡単には言えないんですけど、
本当にその土地らしいかどうかっていうのが僕らは一番大切にしていることで、
そういう場所を紹介しようっていうガイドブックなんですけど、
ガイドブック事業って人気がある県しかほとんど作らないんですよ。
北海道とか沖縄とか。
僕らは各47都道府県、人気のある県もない県も同じ基準で旅をして、
同じように見ても本当にいいものってあるよねっていうのを、
この47冊作ることで証明しようとしていて、
僕ら編集部が約2ヶ月間現地に住み込んで、一応1年に2冊しか作れないんですね。
で、2009年に創刊して今33冊作ってきて、
まだ残り13件、今広島やってるんで、13件をあと10年近くかけて作る。
20年以上かかるプロジェクトなので。
なんかやっぱ普通のガイドブックって、いわゆる雑誌に近いと思うので、
1冊出てもどんどんリニューアルして、新しい店ができたら切り替えるっていうのが当たり前なんですけど、
僕らは1冊作ったら基本的にはそれを売り続けるので、
無くなってしまったら困るようなお店は載せない。流行とかも追わないので。
どっちかっていうと地元の人が買って読んでくれるようなガイドブックになってるので。
他県のやつもね、もちろん読んだことあるんですけど、
知ってることでもここまで深く知らなかったこととか、
全く知らない視点とか、気づきもすごいあったりするんで、
逆に広島号ができた時に、なんか自分たちも知らない。
焼け込みがありますね。
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しんどうさんで2ヶ月ぐらい今いらっしゃる中で、
しんどうさん自身が感じる広島らしさとか、
広島の魅力っていうのは今のとおどどんな風に感じてらっしゃるんですか?
これはですね、結構難しくて、今1ヶ月半いて、ようやく降りてきた感じがあって。
それは最終的にはちゃんと記事で間違いないように書きたいとは思うんですけど、
なんかやっぱり市内だと川の、どこ行くにも何本の川を渡っていく。
こんなに川が多いと、川ごとのエリアで結構コミュニティがバラバラになってる地域が結構多いんですけど、
意外と広島ってそれが繋がってたりとかするし、
で、ビンゴエリアの方行くと、意外とビンゴの人は広島の人と繋がりたい人が多くて、
で、尾道とかに行くと島同士で繋がりもあるので、
なんかあれ、広島って意外とみんな繋がりたいんだけどまだ繋がってないんじゃないかなとか、
なんかそういう意識っていうか感覚が芽生えてきたので、
僕らはこの広島号でやるべきことはそこなのかなって思ってて、
なんか広島を繋ぐ何か一冊になれば一番いいのかなっていう気持ちは今は持ってますけど。
僕ら工業製品とか工作機械とかの業界だったりしますけど、
福山は工作機械メーカーとか多くて、メーカーさん多いんですよ。
広島市はメーカーさんあんまりいなくてOEMが多いんですよ。
やっぱ松田さんの仕事してるとかっていう方が多いんだけど、
福山はそうじゃなくて自分たちの文化だっていうことで、
ゲタを昔から作ってたりとか、いろんな独立心がすごい強い人たちが多くて、
メーカーさんが結構全国でも有数多い地域なんですよね。だからもう全然特性が違います。
本社はこの本以外にもいろいろ出されてるんですか?
出版物はあります。
1個は収益のところが気になってて、やっぱり住み込みでやって年間の発行が2冊3冊みたいな形になってくると、
結構な経費をかけて作っていくわけじゃないですか。
それに対しての売り上げっていうので、叶えていけるもんかなっていう。
長く取っていけばいいのかもしれないけど、初年度は赤になっちゃうんじゃないかとか、
ちょっと商売的なところで考えちゃった。
基本赤です。これだけじゃ食べていけないので。
その中でトラベル誌を作っていくっていうのは、どういった志があってやられてるのかな?
いろんなセレクトショップも増えてきてるじゃないですか。
取り扱ってる商品もロングライフデザインとは言ってても、どこにでも売ってるっちゃ売ってるんですよ。
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僕らのお店で買う必要もなかったりはするんですけど、でもそこに差別化をするとなると、
この本がうちの会社の一番前にあって、今広島県の商品ってほとんどないんですね。
まるにぃさんとか、あとむすいなべさんとか、そのぐらいの商品しか今お店には並んでないんですけど、
ようやく僕がまず広島に入り、そこで広島のある程度のことを調べ、それを前者に教え。
そうすると前者が広島のいろんな商品展開を考えて、また広島のものが増えていく。
で、今度は僕が次の県に行くっていう。その先頭にある部署であって。
そういう意味ですね。
多分この本がないと、どこにでもあるような雑貨屋さんになってしまう。
じゃあ御社にとってのマーケティング的なところも含まれているということなんですね。
そこから企画開発というか、商品展開にもなるからということで、収益モデルがぐるぐるできるっていうところですね。
収益取れないと活動って結局続けなくなっちゃうからっていうのは一番気になったポイントではあったので、
質問させていただきました。ありがとうございます。
それでは、今日リスナープレゼントをご用意いただけたんでしょうか。
これは僕らの各店舗に置いてあるラゲージタグっていう。
ラゲージタグ。
もともとは沖縄の取材の時に、空軍というかアメリカ軍が自分のヘルメットに付けるキーホルドのようなもので、
各リアンドデパートメントのお店ごとに色違いで作ってるんですね。
結構海外とか行った時に荷物預けた時に結構これ付けてるだけで目立つので。
そうですよね。
これは1名の方にプレゼントいたします。
ありがとうございます。
後ほどお伝えします。
ここまでファクトリースタッフが今話したい人とトークするものづくりトーク番外編。
ダンディ・ヤマナカの愛するより愛され続けたいマジデザインでした。