思わせるように設計されてるなあっていうふうに感じて それが見てる間におっと思って
交換がありました。ネタバレのない範囲内でお話しすると そのほんと序盤の範囲内で
言うとその未来人であるそのスノベくんと その主人公のミユキが過ごした夏のシーンってのは結構こう
なんだろう あまり私が恋愛ものが得意じゃないってのがあると思うんですけど
結構こうなんかソワソワしてくるというか まあでも演じてる人は私とそんなに年齢も違わないので
高校生演じられるのってすごいなあっていうふうになんか感心していました 結構そのドラマとかそういうものを見てても
ソワソワしちゃってあまりこう見たいものしか見ないっていうか耐えられるものしか 見ない感じになってて
朝ドラとかも家族が見るのでたまに一緒に見る時もあるんですけど やっぱり朝の時間に私は毎回泣いてしまって
号泣してしまうのでなんかこう うまく心が落ち着かなくなってしまうので
まあ結局見ないってことがほとんどなんですよね そんな感じで映像が結構苦手なんですが
リライトの映画版リライトの場合は結構こう
フック的な 次に繋がるシーンっていうのが結構たくさんあって後からそれがパズルのように
繋がっていくんですけどそれにすごく集中できて面白かったですね 多分気づくように作られていると思うんですけど
それがすごく良かったです 小説だと静岡県の岡部調和舞台なんですけど
映画だとその広島県 尾道市で撮影されているみたいで
これって どこかで読んだのかな sns で読んだのかも見たのかもしれないんですけど
その大林監督の映画時をかける少女をオマージュしているらしくて 私はその大林監督バージョンの時かけは見たことがないので
あの道の風景っていうのはすごい初めてなんですけど だからその
唯一そのあげる好きなシーン 映画で見てよかったなって思ったのは
あの尾道にあるのかな その造船所の煙っていうのがちょっとこう物語の展開に使われてて
あの煙にもとも尾道にある風景とその物語を重ねた それが次展開にも生きてくるっていうのがすごくいいなーって風に感じました
はい じゃあここからは小説と映画の違いについて結構具体的に触れていきたいなというふうに思うんですが
ちょっとまだ 読んでないよとか
映画は見てないよとか どっちか見てればいいのかなとか思うんですけど
ちょっと全部見てから 読んでからって人はここで止めてみてください
はい じゃあですね
その映画と小説を比べた時にやっぱりこう抜け落ちたり
なんか小説だからできたことと 映画だからできることできないことってあると思うんですけど
やっぱり 映画版リライトのいいところって
映像で見せる楽しさっていうのがすごく視覚的に出てて それがすごく面白かったなーって思います
小説の構成だと結構その 描写でどこまでを描写するかって作者が決められるので
読者のその注意力とかそういうところを誘導できると思うんですけど
実際に自分は誘導されていたなと思って 読んでて全く
全くっていうほど気にならなかったってわけじゃないですけど そういうもんかーみたいな感じで
全然気にしなかったんですよね でもそれが映像になる中で
これは面白いっていうふうに思いました
その本当に驚異的なネタバレなんですけど その実際その三浴と過ごした篠部くんとの
未来人との思い出っていうのは三浴だけのパターンじゃなくて 種明かしすると 実はクラス全員の思い出
33人いたのかな 33通りの
同じ物語が同じ時間に繰り広げられていたってことで 同じ場所同じ時刻に
たくさんの三浴くんがいて 何回も何回もタイムリープして過ごしているわけですよね
そうすると同じその狭いその地方の街と学校の中に 一周通り目の三浴くんがいて
別の方向には 二十何回目の篠部くんがいてみたいな感じで たくさんの篠部くんがいるわけなんですよね
それを映像で見せられた時の面白さっていうのは 小説だと全然味わえるものじゃなかったので
すごく面白いなーっていうふうに思いました 読んでる小説で読んでる時って本当に全然気づかなくてですね
それは多分 小説の中では
名前認証をうまく使うことでそこを切り抜けてたのかなとは思うんですけど 小説の中だとどうしても
認証を使うことで それが誰の視点なのかを惑わす力っていうのがすごい強くて
なので 小説だと苗字がすごくポイントになるんですけど
下の名前だと その人が誰なのかっていうのがわからなかったり
苗字が変わっていることで 誰なのかっていうのがわかんなかったりとかして
あと読んでいくにつれて あっこの人はこの視点はこの人物かっていうのがわかってくる
そういう種明かし的に喜びがまた別の やり方であったんですけど
表現方法によってここまで違うものができるのかと思うとすごく面白かったです
読んでいる方はなんていうかその
描写の奥行きっていうよりも物語の次の展開っていうふうに 気になってしまうんだなぁっていうのを改めて思って
だから全然 もちろん後々の方で谷明かしするんですけど
冷静に考えたらこういう映画のような事象が起こっているっていうのが想像できたはずなんですけど
種明かし種明かしって次に行きたくて全然気づけないんですよね
もしその小説読んでいる人がこれを聞いているとして 気づいたよっていう人がいたらなんかメッセージをもらえたらすごい嬉しいんですけど
いなさそうかとも思うので あれですね
前回 前回お話ししたんだっけ
あ イマジナリーレスナーを導入してやってみようかと思います
はい 他にはですね
俳優の
すごいその キーパーソンになる俳優の子
あの役登場人物がいるんですけど 茂る
ちょっと上の苗字を忘れてしまったんですが茂るって呼ばれている 役の登場人物がいて
それは 小説版の方でもすごく重要な役回りをしているんですけど
映画の方だとすごくコミカルに演じられてて それが俳優の倉悠希さんっていう方なんですけど
この人めちゃめちゃかっこいいなーっていうふうに思いました
で 倉悠希さんを調べる
ウィキベティアとかでやった時に
その映画版の方での美由希を演じている池田偉い座さんっていう女優さんが
実はその映画監督もしていて
そこで初主演をしたのがこの倉悠希さんっていう俳優の方だったみたいですね
なんか ネットで見た時に
写真のそのビジュアルと 映画で見たこの印象というのがすごい違ってて
それはすごくこう面白いなーって思いました
そのネタバレをしてしまうと
園部くんがどうして33パターンの同じ夏の思い出
20日間の思い出をしなきゃいけなかったかというと
ある事象を起こした時に未来に飛べなかったわけですよね
未来に飛べないってことは未来を書き換えてしまったってことでもあって
その彼が変えられる未来になるために
ある人物と接触しなきゃいけない
自分のその園部くんが
この過去に来るに至った300年前の未来に来るきっかけになった
ある小説を書く人物と接触しなきゃいけなかったんですけど
その人物が誰なのか園部くんは分からないので
その人物がこの中にいるっていうのはある程度
小説を読めば分かることではあるんですけど
そういうお約束があった上で
ただ園部くんは映画の中の園部くんはそれを知らないので
困惑するわけですよね
誰が一体小説を書く人物なのか分からないという
その中でしげるくんに頼むと
しげるくんに重力を頼む
自分が未来人であって
この小説を書く人物が誰なのかっていうのを伝えて
重力を頼むわけです
ただこの辺のシーンって
なんか映画版だと結構スッて言っちゃうんですけど
小説を読んでるから
小説の中にしげるくんにまつわる
その登場人物が出てくるから
小説の小説って難しいな
原作小説に書かれてる
その園部くんが好きになった
未来の見つけた小説に
実際にその登場人物のしげるくんを
モチーフにする登場人物が出てたはずなんですよね
なんかしげるくんに言うのはオッケーみたいな
そういう条件付きがあったはずなんですけど
映画版だとなんかそこまで詳しく
触れていたっけって思って
その辺が結構スッて通り過ぎているような感じが
あったんですけど
そこはしょうがなかったんでしょうか
ちょっと違うよってのがあったら言ってください
そのしげるくんの33通りのパターンっていうのが