1. 雨の日には本をさして。
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2026-01-14 37:01

#45 “坂崎かおる「へび」を読む。”第174回芥川賞結果発表の前に水曜特別配信回!

「雨の日には本をさして。」この番組は、読書と創作について語るポッドキャストです。

エピソード45

第174回芥川賞候補作、作家坂崎かおるの短編「へび」を読みます。

「リモート」から現在までの創作の歩み、創元SF短編賞最終候補作「ベルを鳴らして」から日本推理作家協会短編賞受賞へと至る軌跡を振り返りつつ、「へび」の語りと構造をじっくり読み解きます。

二人称「あなた」と、名前が与えられない人物。父性をめぐる連鎖、そして“非”と“火”をめぐるモチーフまで——読みどころを丁寧に掘り下げました。

〈こんなこと話してます〉

坂崎かおるの創作史(「リモート」/「ベルを鳴らして」/「へび」あらすじと読みどころ/二人称小説としての実験性と読みやすさ/“あなた”と呼ばれる父親=名前の欠如が示す主題/父→父→子へと連なる父性の物語/「火」という哲学的テーマの位置づけ/車・縄/6年前の短編「燃せる」との関係/燃やす行為が示す選択/


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サマリー

このポッドキャストでは、坂崎かおるの最新作「へび」についての議論が行われ、彼女の創作活動の過程や成長が振り返られます。また、作品の内容や語りのスタイルが詳しく紹介され、家族の物語における父親の視点に焦点が当てられます。このエピソードでは、「へび」を通して親子の関係や他者との関わりが深く考察されます。特に、父親の行動の裏に隠された感情やモチーフが触れられ、記憶や象徴的な要素の重要性が語られます。坂崎かおるの小説『へび』においては、父親と息子の関係や受け継がれる業のテーマが語られています。話の中で、冬の親子の温もりや物語に対する期待感が強調されています。

坂崎かおると作品の紹介
どうも、Yoyoです。この番組は、読書と創作について語るポッドキャストです。
今回は、第174回芥川賞候補作、#坂崎かおる「へび」についてお話ししていきたいと思います。
はい、私は、#坂崎かおるさんのがすごい大好きで、
結構、新しい作品が出るぞって聞いたら、比較的、織り出して買ってる方ではあると思うんですけど、
その、かぐやSFコンテスト第1回のリモートっていう作品でデビューされている、
デビューというか、そこから創作活動を再開されているんですけど、
もともと、いろんな紆余曲折を経て、小説をまた再開書き始めたっていう形になるんですけど、
このリモートっていう作品もね、今回の作品に繋がってくるなーって個人的にはすごく思っていて、
で、このリモートっていう作品から、その、会心劇というか、
すごい筆の力がある方だったんだなーっていうのは、今振り返ってみても思うんですけど、
インディーズのそのコンテストとか、小説の応募のお知らせがあって、
出したいなーとか思って、出してはいいものの、端に棒にも引っかからない、みたいな感じをやってるんですけど、
その中にのきなみこう、名前を必ず何時通過、最終候補通過、みたいな感じでお名前を見ることが、
そう、2020年に賞を取られてから、そこから2021年から今に至るまで、
そう、こう一つ一つレベルアップされている感じを見て、
当時そのインディーズの一時創作とか、そういう界隈の人たちとか、
なんか同情破りみたいで、かっけー!みたいな音も言われてて、私もすごいかっこいいなーって、
そう、毎回どんな作品が上がってくるのかなっていうのがすごく楽しみでした。
で、一番の衝撃は、そう多分、これでファンになった方も多いかなーって思うんですけど、
草原SFのその短編のその賞が、ちょうど今日が締め切りか、ちょうど今、締め切りが終わったんだ。
そう、草原、東京草原のSFの短編賞っていうのが、ちょうどこの時期、候補で、
なってるんですけど、それで応募した、応募されてた、そのベルを鳴らしてっていうのが最終候補作になっていて、
それはそのSF的なロジックだったり、要素だったりっていうのが、ちょっと評価されず、評価されずというか、
ミステリー要素とか話の構成っていうのがすごい優れている作品だったんですけど、
SFの賞とはちょっとマッチしなくて、残念なことに落ちちゃったんですけど、
そこからその、抗断者の小説現代7月号に掲載されて、
あーすごい、さすがだなーって、私は旗からこうファンとして、1ファンとして見ていたら、それが日本小説作家協会の短編賞を取られるまでになって、
すげー、みたいな。これが2023年なんで、本当に2020年で、第一回のその拡大SFコンテストリモートっていう、
4センチぐらいの短い小説になるんですけど、それを取られてから、もうあらゆるとこで坂崎さんの名前を見る、そんなね、機会がありましたけど、
そう、この短編のこのベルを鳴らしてって作品が、何がすごいかっていうと、確かその、草原の短編賞を落ちちゃった際に、
その編集の方、そのまあ抗断者の編集の方だと思うんですけど、ご自身でその短編をこう、
掲載できるかどうか、ご依頼した、売り込まれたっていうのをどこかで、そう読んで記憶していて、そんなことあるんだって、そう当時思ったし、
自分から大切な作品だからこそとは思うんですけど、そういうアピールしたことで別の交渉につながってるっていうのは、
なんか、ただじゃ起きないみたいな感じで、かっこいいなぁと思ってます。
そう、2度目のそのアクター賞候補ってことで、私はすごいワクワクしていて、
そう、ね、楽しんで、ちょっと私この作品、ヘビーっていう作品をちょっと見落としていて、
作品「へび」のあらすじ
そう、最近のちょっとSNSのアルゴリズムがなんか変なのか、気にしてる作品についての情報がいまいち上がってこなくて、
ちょっと私はこの作品候補になった段階でちょっと知ったんですけど、で、読んだらちょっとあることに気づいてしまって、
ちょっとそれもその含めて紹介していきたいと思います。
そう、坂崎さんの作品って、その語り口もそうなんですけど、
なんていうか、一読者として、なんかドキドキワクワク、なんか次どんな作品が上がってくるんだろうとか、読んでる中でのその、
肩破りな感じが、そう、創作とかにも現れてるなぁと思って、すごく大好きです。
はい、で、そのヘビっていう作品のあらすじは、その発達障害を持つ息子の、ちょっと振りがなんか反ってないな、多分夏希ってもずっと思うんですけど、
ちょっと間違ってたらすみません。夏に秋で夏希と、人形のように反応しなくなった母親夏。
那覇の何、大津の津で、夏なのかな?のお母さんと、そしてそんな2人、いろんな問題を抱えてケアが必要とする2人のケアと、
家族を養うために労働に組んでいるお父さんの3人家族の物語を描いていらっしゃいます。
あらすじで一口で言ってしまうと、大変なそういう家族の物語かなぁっていうふうに思うんですけど、
私はこれは父親を巡る物語なんだなぁっていうのを読んで思いまして、
そう、まずその語り口が一番この作品ね、ポイントになるとこなんだろうなぁっていうのは読んでて思っていて、
語りの面白さがね、坂崎さんの今までのこれまでの作品の中でもポイントになるのかなぁって思っているんですが、
これの作品ちょっとネタバレになっちゃうから、こう読んでない人にどこまで行っていいんだろうっていうのはねすごく考えるんですけど、
そう、これもしまだ読んでない人で聞いてる方がいたら絶対読んでくれっていう、そう、Kindleで買えますんでね。
あの坂崎さんの作品は文学会か、えっと文学会の何月号かな、あ、文学会2025年10月号でKindleで買えるので、
もし今聞いてる方で読んでないっていう方がいたら、読んでから聞いて欲しいです、これは絶対、そう。
ここちょっと情報を先に出してしまうと、この作品の語りっていうのは1人称とかでもなく3人称でもなくて2人称ですね。
あなたっていう個称であの構成されている小説になっていて、その視点がすごいユニークなんですよね。
で、あなたって語られているのが一体誰なのかっていうと、さっきあらすじで言った通り名前がなかった人がいたんです。それが父親なんですよね。
ある視点からあなたと語りかけられて表現されている視点の人物っていうか、この物語の中心人物っていうのは父親になるんですけど、
お父さんの名前っていうのは一切出てこないはず。何回かそう繰り返し読んだんですけど、ずっとあなたって書かれてて名前が出てこないんですよね。
そう、家族2人には名前があるのに、個人的には挑戦的な小説だなと思っていて、
物語のテーマと語りのスタイル
個人的にいろんなコンテンツだったり、その社会的な背景を考えてみると、名前がなくなるのは母親なんですよね。
名前がなくなるってどういうことかって言うと、子供を育てたりとかしていると、自分の名前で呼ばれなくなる。
何々ちゃんのお父さんお母さんって言われて、自分の名前がなくなるっていうのが、一つモチーフとしてよく取り扱われるんですけど、
今回はその名前がなくなってしまったのは父親であるってところが、これまでのその家族だったり育児だったり、そういう物語の上であまりないテーマかなっていうのは感じています。
そのお父さんを巡る話なんだよって、私は読んだんですけど、そう、まあ、そんな形で名前がないっていうのは明らかに、この人がキーパーソンなんだなって分かる構成になってるんですけど、
これまで、さかさきさんの小説を読む中で、やっぱり少し惑わされるというか、
とっかかりがなくって、これはどういうことなんだろうって、読者に読み解く価値があるんですけど、非常に読みやすいし、分かりやすい、読めば読んでいくほどこういうことかって分かっていくんです。
私はそう、お父さんを巡る話なんだなっていうふうに読みました。全然その気になる人からすると、全然これはぬいぐるみ小説だっていうふうに言う人もね、いると思うし、
そう、ちょっとSFチックに撮る方もいるかな。ぬいぐるみがね、再生しますからね、ここの、この世界のぬいぐるみは、そんなぬいぐるみがあるのかなっていうと、偶然ちょっと存じ上げないですが、
そう、着眼点が違うとね、全然違うかなって思うんですけど、そう、
なつきくんのお父さんを巡るだけなくて、そのあなたって呼ばれるお父さんのお父さん、実の父親とのその流れだったり、
で、なつきくんとの関係であったり、で、なつきくん自身がどうなのかっていう、なつきくんは男の子なので、その不正を巡る父親っていう男性がどうなって、
自分の父親、自分が父になって、じゃあこれから父になる子は、みたいな感じで、父親っていう、まあかぎかっこのついたものですね。それを巡るお話なんだなーって思っています。
で、すごくこう、他のサブテーマは非なんだなっていうのを感じていて、そう、まあ書き方自体がかなり実験的な感じになるんですけど、
まあ二人称という形で、こう、外から見られていながら内側からも少し解説が入るみたいな、そういう小説になっているんですが、この万物の根源は非っていう表現があったと思うんですけど、
私のKindleだと502ページの中の74ページ目にあるんですけど、そう、ちょっと読んでみようかな。
はい、状況的には、あ、夏木くんが自分の感触を抑えきれなくて、っていうところの中で、あなたお父さんが考えている思考の中の一文になります。
勝ったならば大きく喜び、負けたなら盛大に悔しがる。これは本能に近いものであり、それを制御して感情を示すことは果たして自然なことなのだろうか。
という思考は、ならば自然とは何か、という問いに組み替えられ、あなたは万物の根源は非である、というヘレ、ヘラクレイトスの言葉を思い出す。
万物の根源は非である、非ではない。そのことにあなたは気づいている。っていうこう、一文がこう挟まれていて、
夏木くんのその状況であったり、そういうものをお父さんが考える中での思考の流れで、お父さん自身が考えているって認知できてないこととか、そういうことがこう話の中で、
あれはなんていう記号だ、スラッシュか、スラッシュの中でこう、まろび出てくるっていう、そういう構成になっていて、それもすごく実験的で面白いなーってふうに思ったんですけど、
そう、思考をめぐる物語でもあったりするなーってとこなんですが、この非っていうのもまた不正をめぐる中での重要なテーマ性なんだなーっていうのが
思いますね。というのも、このあなたって故障されている夏木くんのお父さんっていうのは、その実の父親と、まああまりこう、
反りが合ってなかった、程度がずっと語られ、容赦容赦で語られてるんですけど、そのあなたが子供の頃、ずっとお父さんを見てて、
くすぶってるね、何かをこう見てるんですよね。それにあなた自身はすごく気づいていて、そこで自分を抑制して制御していたんだけど、
親子関係の考察
それをひるがえって考えるんだったら、そう、あなたとその息子の夏木くんの関係はじゃあどうなのっていう感じになるんだけど、
そう、なんかこう印象的に何かこう伝えようとしてくれてるんだなーっていうのは感じてて、夏木くんの様子をお父さんが別室からリモートで見てるっていうね、
こうシーンがあるんですけど、そう、なんか悪しさ的だなーっていうのを感じたり、そう、なんかその自分が父親を見てる時がそうだったように、
こう、夏木くんもまたあなたのことをどう見てるかっていうのは、なんか察することができそうなんですけど、お父さんは多分そうは思ってなくてっていう感じで書かれてるなー。
それが夏木くんが、その発達障害を抱えているっていうふうにはこの話の中で書かれてますけど、
お父さん自身もすごい行動を抑制していて、その良い父親であるには、みたいな形で、自分のその本来の意思と実際やってる行いっていうのがすごい裏腹な方なんですよね。
きっとそれは夏木くんから見たらすごい、なんでこの人は本心は全く思ってないことをしてるんだろうって、そう、そういうふうに多分見えてるんだろうなっていうふうに感じますね。
例えばその、そう、このモチーフ自体もそうだなーって思っていて、例えばそのお父さん、あなたと呼ばれてる夏木くんのお父さんの、
そういう風に多分見えてるんだろうなって風に感じますね 例えばその
そう このモチーフ自体もそうだなぁって思っていて
例えばそのお父さん あなたと呼ばれている夏木くんのお父さんの
お父さん 実のお父さんも車がすごい お父さんは車がすごい好きで
外車だったから その外車を絶対手放しちゃいけないって これはめっちゃ高くなるから大切なものだし
手放しちゃいけないんだって言ったのに そのあなた 夏木くんのお父さんはもうなんかこう
喜んで手放すんですよね なんかそこにそこに思考の
残しを残していない描き方をしているのが流石だなっていう感じで 言いたいこととか分かってほしいことには
すごい注意深く書いてらっしゃるんですけど 本当のところはすごい隠してるなあ ここを読み取ってほしいんだなあっていうと
多分それは あなた自身も自覚できてない
ところになるんだろうなっていうのは思うんですけど そう なんかすごく楽しそうにお父さんの車売るやんって思って
でも多分その車っていうのがすごくまた重要な モチーフになっていて
ああなるほどなって思ったのは 夏木くんとのそのバーベキューで車で抜かずにその電車で行った方が楽なのに
なんで車で行けないんだっていうお父さんのね 夏木がいろんなパターンで行ったり来たりしなきゃいけないんだけど
電車だと車だったら椅子に座ってればそのまま運べるから楽っていうね そういうシーンがあったんですけど
これってあなたのお父さん実のお父さんとの エピソードも入っててそれは夜中にお父さんに無理やり車に連れられて山奥で自動販売機か
自動販売機で 飲み物を買ったっていうそういうシーンがあったんですけど
その際に その時あなたはすごく怖い気持ちを抱えてて
これってなんでお父さん実のお父さんからするとその夜のドライバーすごくいいもの っていうふうに思い出としてで後々語られてたみたいなことをされるんですけど
車って本当 その
手動犬を握ってる人からするとすごくいいものなんだけど 椅子に座ってる人からするとどこに連れてかれるかとか全くわからないそういう相手を
閉じ込める 閉じ込められる檻みたいなものなんだなっていうのを
感じました だから夏木くんとは
電車よりも車で行きたかったんだなと思った時にちょっと怖いなっていうのを すごいわからないですよ本当にそれがそうかってのは全然わかんないんですけど私はちょっとそう
思って 思いました
はいでそこに あなた自身
夏木くんのお父さん自身は中古車の販売をしているっていうところも なんだかなぁってそう考えさせられました
他にもモチーフがあって縄っていうのも あーなるほどなぁと思って
お父さんがねその縄っていうのを車の中に隠していたり自身のその デスクの机の中にあの縄をね
隠していたみたいなその描写があるんですけど それも縄自体もその車のシーンね
誰かを縛るものだって確かお父さんが言っていて そう
その部分を読んでみたいかなと思います あなたはドアと座席の隙間に何かが落ちているのを見つける
縄 縄だあなたは思う拾い上げる 縄だ
それを自分が口にしたとあなたは思うが実際は父親が口を開いている 長い赤信号でまだ車は進んでいない
後ろにも前にも隣の車線にも誰もいない 何に使うかとあなたは尋ねる
縛るためだと父親は答える 何かを縛り固定するために縄は存在する
誰をとあなたの口は半分まで開きしかし閉じられる でも父親はその言葉が聞こえたかのように
お前ではないと言い切る この縄でお前を縛ることはない
では誰をと僕は考える あなたは考えない
よかったと思うだけだ このシーンがすごく衝撃的だなと思うね
そう 父親は誰を縛っていたのかなっていうのをすごく考えさせられましたね
そう あなたは自分じゃなきゃいいっていうところがまた
ミソだなって思っていて でって時に
車と中古車っていうのが凄くリンクしてるなーっていうのも思っていたし
その縄もまた何かとリンクしてるんだなーって考えた時に 最初はそう蛇が浮かんできて
蛇がねその 蛇のぬいぐるみが
この小説には出てくるんですけどそれをずっと なつきくんのお父さんはずっと持っててそれはお守りなんだよっていうふうに
ショーくんっていうね なつきくんと仲がいい友達の子に問われた時にそう言うんですけど このお守りって何なんだろうな
本当に私の想像ですけど縄と蛇って似てるなっていう 蛇も誰かを
縛ったり したり
殺したりするわけですけどなんでずっとじゃあ蛇を持ってるのかなって思ったのは あなたって呼ばれるお父さんが
誰かを縛らないために持ってるんだなーっていうのを そう思いましたね
「へび」の象徴性
まあそれが正解かっていうのはですね わかんないし考えてどうするって言うのなんですけどでもそういうものを
そう持っているお父さん って
どれだけいるかなっていうそれがいいかってわかんないんですけど
必要なんじゃないかとかね思ったりしますね この先にある
シーンなっていくんですけどこれ書読で読んだ時に どっかで読んだことあるなぁと思って
どこで読んだのかわからなかったんですけど見つけたんですそう これをずっと探してて
あの作品のその蛇の中に出てくる その縄を燃やすシーンっていうのが
そう 昔さかさきさんがそれこそ6年前に書いてる
すごい短い小編が短編があるんですけどそれと結構似てる シチュエーションでその題名は忘れちゃってたんですけど
どっかにあったよなと思って探してて そうこれがその文芸ファイトクラブの
文芸ファイトクラブってその sns でやられている一時創作の人たちのしのぎを削る
なんかそれこそ道場破りみたいなコンテストなんですけど そうそれで第一回戦目が別の作品で
さかさきさんが通過されたのかな ちょっとあ違うこれが第一作目だったんだ
第一作目で そうなのかな
だよな うんうんうんちょっと私その頃文芸ファイトクラブそこまで
追ってなかったんで ちょっと時系列の忘れちゃったんですけど
その文芸ファイトクラブの2回目で その予選の敗退者
と で予選の敗退しちゃった人とかその本戦で1回戦で敗れちゃった人で
その1回戦通ったら次2回戦目があるんでも 1回戦通るつもりで2回戦を用意しとくんですよね文芸ファイトクラブって
でその作品を集めた作品の短編がここに入ってて えーと思ったんですよね
そう で何とか探して多分まだ読めると思うんですけど
多分消さないかなと思うんですがノートとあと書く用かな ウェブで公開されているので気になる人はね読んで欲しいなぁと思うんですが
その短編のそうタイトルがもせるって言って もせる燃やせるの別の表現なんですけど
もすに可能動詞がついている 言葉でもす
とかもせるっていうのは その東日本の方言らしくて
そう その
これがどれだけのニュアンスがあるかっていうのはちょっと私もわかんないんですけど その再利用はできないけど燃やして処分はできるみたいな
ちょっと消極的なニュアンスがあるらしくてもっと他の表現があるかもしれないですけど そうそういう短編がね公開されてるんですが
そう あなたが幼少期の頃に風邪をひいて
学校を早退してでお家に帰ってくるよってタイミングでお母さんが庭で何かを燃やしてると それが縄の入ってた箱だったっていうねシチュエーションで
でそれを燃やすまでずっと 無液灰になるまでお母さんはずっと燃やしてて
燃え切ってから気づいたかいうにそのあなた息子時代のあなたを管理をし出すっていう そういうシーンで
で最終的にお父さんが亡くなった後のその遺骨を燃やす際の そう火にくべるものとかね
とかのシーンがあったんですけど そう 幼少幼少語り口だったり何を燃やしたか燃やしてないかとかそういうもの
そもそも燃やしてたものも全く違うんし それが重なるとまた違った小説になってくるかな
読み方になってくるかなとは思うんですけど 6年もの前の小説をここで出してくるんだっていうのがすごく衝撃的で
多分なんだろうなよくあるその小レースの 漢字だと
まあやっぱり 次2回目あるかもみたいなタイミングで その6年前のその短編をここで引用してくる
っていうのがちょっとどういうことなのかなっていうの すごく
大事なモチーフなんだろうなっていうのをすごく感じて 裏テーマが火っていうのはね最初にお伝えしたんですけど
この小説を読んでからまたこう読んでいくと 何を燃やして燃やさなかっ
もちろんあるもの何かは燃やしているんですけどその後 遺骨に何を
缶の中火継ぎですね 火継ぎに何を入れたかっていうところのシーンはすごい分かれてて
なんかこう燃やすっていうのがすごく大事な行為なんだろうな 衝撃的にです
にしろ 燃す、燃せるっていうまあどういう言葉で表現されてますけど
すごく大事で
何か火にくべることで人は何かを 生産できるんだろうなっていうのは感じていて
ただこの エビの中ではあなたは何も燃やしてなかったはずで
燃せるっていう短編の方では あそこでは一人称で僕って言うんですけど僕は燃やしてるんですよね
あるもの そのところがミソだなぁっていうのを持ってて
どうしてあなたは燃やすことができなかったのだろうなっていうのを感じてて
親子の関係と業
あなた自身もすごく打ち鳴る火っていうのはすごく抱えてて やっぱりすごく自分の
男性性的なところとかそういうものがならないように
人からどう見られてるかってところで抑制しちゃってる
のだと思うんですけど抑制してるからといって本質が変わるかって言ったらそうではなくて
あなた自身が自分の内にあるどういう火だったり自分の意思だったり自分の主張を
曲げちゃってるわけなんですけど
それが父親っていう役割とか課長とかそういう役割に潰されちゃってるんだろうなけどはすごく感じて
それは今までのお父さんもそうだったかもしれないし 息子の夏木くんかもしれなくて
なんかこう 業を背負ってるんだなっていうのは感じて
業火とか言ったりしますけどなりわいに火ですよね これまでの
自分の血脈じゃないですけど そこで受け継いでしまっているものをどうするのかとか
それを
区切りをつけられるのかっていうのは本当に人それぞれだなって思った時に
背中の暖かさっていうのが最初にも出てきて 最後にも出てくるってところもまたミソだなと思って
背中がほんのり暖かいって多分内なる火が感じられてるんじゃないかとか
なんかねそんなことを感じて全然まとまらないと思って 昨日…先週か
前週は喋んなかったんですけど 読めば読むほど感慨させられるそんな小説だなと思って
ここがなんかこう伝え…一番伝えたいことなのかなと思って そういう今まで
あなたとその上のお父さんでこれからの夏木くんがどうしていくのかっていうところなんですけど
作品への期待感
ちょっと最後のところを読めたらなぁと思って読んでいきたいと思います 最終的に途中でそのお父さんの視点
お父さんってあなたの視点 夏木くんのお父さんの視点っていうのはなくなって夏木くんの
視点に変わっていくんですよね で
まぁある事件がきっかけにその友達の翔くんと夏木くんは一回家出をしたことがあるんですけど
で年を経て翔くんがこれからお父さんになる タイミングで別れ際に夏木くんが言うんですよね
ちょっとそれを
読みたいと思います 月はうつむくあなたは反論する
二日にも満たない子供の家出の無意味さを後始末の煩雑さを その後の彼らの人生の凸凹を彼は顔は僕は顔上げる
また辛くなったら逃げようぜ おいおい翔は笑ったもう俺人の親だぜ
親でもさ僕は続けた親だからこそさ 反対側の階段を登っていく翔を見えなくなるまで見る
彼の大きな背中は少しイライラとしながらやがてホームに消えていく 僕は腕を上げ
手のひらを広げその背中に触る仕草をする それは熱を持っている
熱を持っている で終わって言うんですが
きっとその 夏木は
この日から 頑張って頑張ってってか
逃げる 逃げられる人になるんだろうなぁっていう
思いましたね いろいろ喋ってきましたが私はそうこの作品ね
撮ってくれたらにどんな作品を書くのか わくわくドキドキするなぁって風に思ってて
たとえ黄巡文学で翔を撮られてもおそらくずっとエンタメでも 書かれるかなぁとは思っててずっと見てるとね
大抵のこれ翔のターンかみたいなのは何が起こるかわからないっていうね
ドキドキワクワクしながら次を楽しみにしたいなって思っています そうちょっと今日は13日に撮ってますがちょっと明日のね14日の結果
すごく楽しみにしています はい じゃあ本日はこの辺で終わりにしたいと思います
本日は第174回芥川賞候補作 坂崎カウル坂さんの
ヘビについてお話ししてきましたと思うので ぜひ気になった方はちょっとね先に読んでねって言ってたんですけど読んでない
もしまだ読んでないって人がいたら検索できたら読んでほしいな 比較して読んでほしいなって思います
はい ではここで終わりにしていきたいとおもいます
雨の日に本をさしては来週木曜日に更新しています spotify apple podcast with など各ポッドキャストサービスで配信しています
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37:01

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