1. 本そば ポッドキャスト休憩室
  2. #59 本屋大賞候補作を語る!
2022-01-27 1:18:33

#59 本屋大賞候補作を語る!

spotify apple_podcasts

2022年本屋大賞の候補作10作品が発表されました。
今回は、うなぎBOOKS店主(福岡県八女市)本間悠さんと、啓文社西条店店長(広島県東広島市)三島政幸さんのふたりをゲストに2022年本屋大賞候補作を語ります!


【ゲスト】
本間悠
さん twitter: @honyanohomma
佐賀に住む本好き。『小説現代』『佐賀新聞別冊FitECRU』で本の紹介を連載中。ローカルな情報番組『かちかちPress』にコメンテーターとしても出演中です。(隔週金曜日)。八女市で本屋の店主してます 。→@unagi_books

三島政幸さん twitter: @mmmichy
啓文社西条店店長(広島県東広島市)
本名、または政宗九名義でミステリレビューや文庫解説なども執筆。
ツイッターアカウントは「まさむね」

2022年本屋大賞候補作はこちら本屋大賞公式サイトでご確認ください↓

本屋大賞 https://www.hontai.or.jp/


ご質問、ご相談、トークネタも募集中です。
おたよりはこちらから↓

https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdOyZsve1PAGEfKVyAelRf1nmaENmBNl8oJXgzb82Pmx1RjXQ/viewform



00:08
本のそばには楽しいことがあるをもっとに、書店歴元25年の、元書店、元書店好きと。
出版取り継ぎ7年、出版社営業13年、現在書店と出版社の現場をつなぐ一冊取引所、運営1年、6ヶ月目のわたなべの2人で。
2人で。
書店、出版社、一般読者の方からの素朴な疑問に答えるポッドキャスト休憩室でございます。
はい、ということで、2人ではございません、今回は。
別にわざわざ言い淀わなくてもいいんですよ。
今回は、ちょっと前回でしたっけ?ちょっとお話ししました。
本屋大賞をノミネート候補作発表に伴い、今回はですね、素敵なゲストを2人お招きしております。
前回ミステリー界で非常に好調な視聴者数、視聴数を稼ぎ出していただきました。
三島さんを呼んでおりますので、三島さん、自己紹介をとりあえずどうぞ。前回したかったんで。
はいはい、こんばんは。とりあえず広島の書店員の三島と申します。
ネット上では正宗の名前でやっておりますので、よろしくお願いします。
はい、そしてもう一人お願いします。
もう一人、クリスマス界でお世話になります。
ちょっとかぶり気味に来ましたけど。
うなぎブックス本間さんでございます。
はい、福岡県屋根市で書店をしております本間です。よろしくお願いします。
僕自身は書店の現場から少し離れても1年以上経ちますんで、
やはりここは広報作を発表されて、そのあと怒涛の10作品を読まなきゃいけないという、
大変な作業にこれから読書に入る書店員お二人を呼んでですね、
作品について、読んでないのももちろんあると思うんですけど、
読んだものを含めてですね、いろいろ語っていこうかなということで。
よろしいでしょうか、みなのしゅう。
はい、みなのしゅう。
なぜみなのしゅうから語るの?
ちょっと黒老状読んだばっかりなんで。
わかりやすい。
じゃあですね、渡辺くん何かありますか、しゃべってないけど。
はい、2022年本屋大賞スケジュールということで、ただいま現時点でのフェーズはですね、
あれですよね、
候補作が発表。
候補作が10作が発表になり、
二次投票で、締め切りが2月28日月曜日。
03:01
それまでの間にこのノミネート10作品をすべて読んだ上で、
すべて感想コメントをつけつつ、3作品を選ぶ。
順位をつけてですか。
順位をつけて。
ということで、大賞作品発表は4月6日水曜日ということで、
この10作品、今回ゲストのお二方どれを読んで、
まだ読んでないの、これから読むのは何かという。
それ問い詰めたわけじゃないけどね。
というところも。
進捗確認。
いろいろ含めて、この時期の書店員さんの、何ていうか。
まあそうですね。
盛り上がりというかいろんな感じを。
また一般読者の方も味わっていただければと。
そうですね。
三島さんは例年、去年もできませんでしたけど、
二次会とかでね、いろいろ暗躍されていただいたりとかして。
暗躍ではないです。
なんとなく取りまとめをする感じ。
そうですね。
今までの過去の思い出も含めつつ、話していただければなと思います。
それでは先にノミネート10作をですね、
私のほうが駆け足でちょっといっていきますので。
はい。
これ初めて聞く方もいらっしゃるんですよね。
はい。
いっていきます。
じゃあいっていきます。
10作目。
1作目が青山みちこさんで、赤と青とエスキース。
こちらPHP研究所でございます。
お値段が税込みで1650円でございます。
2作目が……。
なんかありました?
いいですいいです。1650円。
本体は1500円。
本体は1500円。
税込み1650円。
いいですよね。
はい。
2作目が千年未来人さんで、ガラスの塔の殺人。
実業の日本社で、お値段が税込みで1980円。
3作目が米沢ほのぶさんの黒牢城。
これは直木賞も受表されている作品で、門川から。
お値段が1760円税込みとなっております。
4つ目が小田政久二さんの残月記ですね。
こちらが双葉社からお値段が1815円税込みとなっております。
いちほうみちさんのスモールワールズ交談社。
こちらが税込み1650円。
浅井涼さんの性欲新調社。
こちらが税込み1870円。
あいさかトーマさんの同志少女よ!敵を打て!早川処方。
こちらが2090円税込みとなってますね。
町田園子さんの星を救う。
06:00
こちらが中央口論審社から1760円でございます。
9作目、西かな子さんの夜が明ける新調社。
こちらのお値段が2035円。
最後、10作目、朝倉昭成さんの六人の嘘つきの大学生。
こちらの門川で税込み1760円となっております。
この10作品が。
これが10作品ですね。
出版社さん的には、門川さんが2作品、新調社さんが2作品、他は1つずつですね。
前回ちょっと違った話なんですけど、
全体的に落ち着いた作品が多いな。
あとは重厚な作品が多いなって印象をちょっと受けたんですけど。
お二人は印象としてはどうですか?
このノミネート作発表という時に。
何か思ったり感じたりしたことあれば。
本間さんどうですか?
うん、まあ、そっかって。
ただ受け入れるのに。
本間さんだって一押しの作品がありましたもんね。
あとは優しい猫が入ってないっていうのがおかしいかなって。
なるほどですね。
このノミネート作品が発表された時にまず感じとして受けるのは。
これ入ってなかったんだっていうのが先に来る感じですか?むしろ。
うん、そう。
なるほどですね。
三島さんありました?
ありましたね。
年末に本間さんたちとこういうのが入るんじゃないかみたいな感じのスペースをやってリストも作ったので。
まあおおむね入ったかなっていうところと、
一つだけちょっとこれが入ったんだと思ったのは残月記。
そうなんだ。
逆に言うと、これとこれが入らなかったんかなっていうのは、
自分が投票はしてないけど、
例えば死にたかりの君に贈る物語とかね。
あの辺とか、あとは幻灯車も結構力入れてた作品もあったし、
文春小学館あたりが入ってないんだなーっていうのは個人的な感想ですね。
なるほど。
だって残月記なんてさ、11月21日奥づけで。
ほぼ駆け込みですね。
ほぼ駆け込み。だからまあみんなプルーフ読んだんだなーっていう感じ?
たぶん読まれてますよね、確実にね。
たださ、残月記ってそんなにみんなたくさん読んだかなっていうのはちょっと疑問なんですよね。
09:03
プルーフは確かに作ってるし、いろんな人の絶賛は。
もらった?
もらったもらった。
せっかくなんでこのまま作品ごとにちょっとしゃべっていきましょう。
じゃあ、残月記については。
僕読みましたけど、表題作だけとりあえず。
3作の短編というか抽象編が入ってるっていう感じですよね。
月にまつわる。
はい。僕は先に表題作だけパッと読んだんですけど、結構本屋対象としてはかなり、
この残月記の表題作だけ読んだ感じだと、非常にハードな設定的な感じで、
若干ちょっと中二病入ってる感じもしましたけど。
世界設定みたいな感じとかがね。
ファンタジーノベルとかの作品の方なので、ある程度世界設定みたいなのを詰めてる人なんだなって印象は受けましたけど。
ただ、この表題作だけ見ると、本屋対象としてはかなりハードな内容だなという。
性的なこととかも結構ガシガシ書いてるし、
今のポリコレ的には、少し勇気のある表現もあったりしてるから。
2作目とかも、3つ入ってるうちの2番目とかも結構中二病臭かったよね。
やっぱり。
世界設定とか、自分と昔をやる世界系的な感じのが少し考えましたよね。
月の魔力によって人生狂わされるというか、動かされる人たちの話っていう共通項があるだけで、
あとは全然違う世界観なので、ちょっとマジックリアリズムっぽい雰囲気もあるし。
そういうところで、エンタメというよりはちょっとまた違うものっていうか、
世で楽しいものという感じは違うので。
違う、確かに。
これは確かにすごく面白いし、表現の仕方とかも独特で、すごいとは思ったけど、
まず表現がめちゃめちゃくどい。
なんて言うんだろう。
飲んでますか?
なんて言うんだろう。詳細?
僕も感じたことと同じような感じなんですけど、
物事がこうなりました。それは実はこういうことでみたいな。
そういう文章の順番が多いんですよ。
12:03
主人公はなんとかしました。実はこの前にこうなりましたみたいな。
説明が後付けっていうのは結構多くて、
それはちょっと読み方としてよしよしあるかもしれないですね。好き嫌いあるかもしれないですけど。
こういうのが本当に年に1回の本屋大賞の本屋大賞になったとして、
それはそれですごい素晴らしいと思うんだけど、
でもこの本屋大賞だから読んでみよっかみたいなライトな人が買うわけじゃないですか。
その時にこれだった時にどう思うのかなとかって思っちゃうんですよね。
けどなんかいいんじゃないですか?
そういういろんな作品に得られることに関しては。
やっぱり今まで追いかけてる方のね。
僕もこれを読んでそう思いましたから、ちょっと雰囲気が違うという。
よくノミネートされたなってぐらいで。
そういうのがありますね。
本にだってオスとメスがありますっていうので。
ありましたね。話題になりましたね。
それはかなり話題になって、大森さんとか豊崎さんとかもすごく絶賛されてたから、
それ以来の作品集ということで、
その前の本にだって読んでた人とかは楽しみにしてただろうし、
そういう意味での投票行動はあったかもしれない。
だいぶけど6年ぶりにしたっけ?
9年ぶりか。
けっこう間空いてましたよね。
そんな感じで、もう作品票にも入ってるという。
これは中二病でくどい渡辺さんは読んだほうがいいんですかね。
そういうまとめるな。なんか言い方がある。
ひどいまとめになってる。
ズバリ私のための本なのかなって今ちょっと思ったんですけど、そんなこともないですかね。
でも読んでみて、自分が判断すればいいですよね。
ちょっと村上流的な感じもするし。
ちょっと待って。
誰か来てる?
何かがやってきちゃいましたね。
でもじゃあ私は読んでみて、また自分でどう思うかっていうのは、
ちょっと今お話聞いて逆に興味を持ちましたね。
なんかそんな感じがしますよね。
直樹賞の候補が発表されたときに、
豊崎由美さんが、この残月期も候補に指すぐらいの、
あれはないのかね文春には、みたいな独説を書かれて。
けっこう絶賛ですね、みなさんね。
そういうとこでは、クロートス人に受けてる小説って感じがしますよね。
ちょっと残月期ばっかりの話になっちゃうんですけど、
設定とか、SF的なディストピアっていうことを書くと、
15:05
やっぱりいろんなもののメタファーを気にしちゃうじゃないですか。
これはこういうことを指してるのとか。
その辺がね、そういう設定が好きな人にとってはたまらないのかもしれない。
考察好きな人には。
まあそういう作品でした。
よくわかりました。ありがとうございます。
今日僕は面白いこれを聞いて、
読みたくなったみたいな。
読みたくなったやつを読んでみようと思って。
僕も2作品しか読んでないんで。
語られるのはこれと黒老状ぐらいしかないんで。
じゃあ黒老状の話しますか。
黒老状いきますか。
もう黒老状は何度も口に出してる感じがして、年末から。
どうですか?三島さん、本屋大賞のメールされて。
年末のミステリー館のときに、これが年末ランキング接見したってことを言いましたけど、
たぶんその結果が出るまでは、
あまり黒老状って読まれてなかったんじゃないかなと私は思ってるんですよ。
書店員さんの中で。
書店員さんの中では。
やっぱり時代物だし。
黒田寛兵衛とかが好きじゃないと職心が動かないかなって感じがするんだけど、
年末にいろいろとランキングも入った。
風太郎賞も取った。
さらに年末だから直地町の候補の発表まで間に合ってるから、
お、直地町候補までなるんだみたいな感じの雰囲気があって、
じゃあ読んでみようかで読んで、
びっくりしたっていう書店員さんが多いんじゃないかなというのが私の予想ですね。
本間さんはまだ読まれてないんですか。
読んでない。
でもこれ今見たら意外と文字組みがスカスカだね。
いやそんなことないよ。
結構行数も多いような。
確かにね。
たぶんページによってはある程度あるけど、結構詰まってる感じがするけどね。
なんかね僕も読んで、前回ミステリー会のときに三島さんが言ってた、
要は暗黒一探偵的な構成の黒田寛明がロゴの中で、
要は羊たちの沈黙を配りに荒木村茂に対してちょっと謎めいたことを言いつつ、
それをヒントに謎解きしていくっていう、戦国ミステリーかなという、表面上そういう紹介じゃないですか。
そうですね。
読んでみるとすごくいろんなものが重なってて、
一番思ったのは、物資ってめんどくせえなっていうのがすごくあって。
そんな感想。
なんかもう本当にやっぱり名誉とか恥を。
そういうの結構テーマですよね。
テーマじゃないですか。
そうすると、本当に荒木村茂が、本とはいえ敗下の武将たちとか、
18:07
あとある程度、仲間というか同盟関係部分でいろんな人たちの間を取りもって調整しながら、
双方の武士たちの名誉、顔に泥を塗らないようにさ、頑張ってやっていく姿がさ、
もう本当に大変だよな、経営者って思いながら見てて。
経営者、経営者目線。
そう、経営者目線で大変だよなと思いつつ。
ビジネスショーとしても楽しめる。
そう、なんかね、やっぱりそういう調整力みたいなのがあって。
そういうのをすごくひしひしと感じて、
ミステリーという形として謎解きも含めて構成とかもあって、
いろんな章によっていろんな事件が起こるんだけど、
本当に何かそういう戦国時代の、非常に武士たちの硬直した思考みたいなのが、
テーマになってるんじゃないかなと思って、
読みながら面白いんだけど、うわ、めんどくせえなこいつらっていうのは、
ありましたね、やっぱりね。
なるほど。
面白かったですよ、だから。
本当ですか。
これ読みたいんだよな。
渡辺さんはどう思いました?読まれました?
はい、すごく引き込まれるように読みまして、
やはりミステリー的な要素もされることながら、
米澤さんのディテールの緻密さっていうか、
自分はやっぱりその時代、歴史好きだったりするので、
さっきのその武士の、といった、
生き物としての武士の特徴とか、
あとあの最下宗の人たちとかも出てくるけど、
なんかそういう、ちょっと頼り気っぽく関わってる人の、
なんかある種のクールさっていうか、
傭兵っぽい感じっていうんですかね。
そうなんですよね。
あと組集とそうじゃないとかっていう。
なんかそういうのが、感じましたな、僕。
あ、なるほど、これが派遣社員で。
派遣社員って。
どこまでも経営者で。
現代的でもあるかもしれない。
生社員、配下である生社員と派遣できてる最下宗とか。
そうですね。
もうちょっとまた話が飛びまくるんですけど、
信長の野望の今度最新作が出るんですけど、
それで組集のシステムが導入されるらしいんですよ。
ずいぶんちょっとめんどくさい方に舵切ったなと思ってるんですけど、
やっぱ国老女を読んだら、
いや組集だよねやっぱりってやっぱりなりますよね、これは。
信長の野望ファンの方はぜひ国老女を読んでいただきたい。
なるほど。
けど戦国時代のそういう、いろんなパワーバランスとか、
人間の序列とか、
物事が動く仕組みみたいなのって、
非常にディティール細かく描いていて、
21:03
それも興味がつきない。
ただの謎解きミステリーで、
犯人誰なの?みたいな推進力ではなくて、
その細かい戦国時代の牢状的なものとかね。
それで言ってやっぱ荒木村茂の一角の人物感と、
それを上回る官兵衛の不気味さっていうか、
そこ知れなさっていうのが、
ツイッターでも書いてあるけどさ、
不勉強で申し訳ないんですが教えてくれっていう非常にいやらしい質問をさ、
官兵衛が村茂に言うシーンとかさ、いやらしい。
全部答えないっていう。
そうそうそうそう。
なんかもう本当に面白かった。
直木賞を勝ってはいたんですけど、
本当に受賞後に読んで、
ああなるほど、そうだよな。
単純な戦国ミステリーじゃたぶん賞は取らないだろうなと。
個人的に私がなんで読んでなかったかっていうと、
完全にこういう時代物に興味がないというかなんですけど、
そういう時代物に興味がない人とかでも全然楽しいですか?
楽しいですよ。
結構ね、周りのキャラクターお付きの精鋭たちとかの方たちのやっぱ侍的な主従関係とか、
キャラを少し妄想立てればかなりいい読み方ができるし、
涙も流せるかもしれない。
私は出たときは実は読んでなくて、
その理由もさっき本間さんと同じで、
私時代物がとにかく苦手なんですよ。
読めないから。
米沢さんは好きなんだけど経営してたっていうところがあって、
年末のランキングがいろいろ入ったから、
とりあえず読んでみようかということで読んで、
面白かったんですけど、ランキングが発表される前に読んだかな。
面白かったんですけど、米沢さんも結構インタビューとかでおっしゃってますけど、
基本はあくまでもミステリーなんですよね。
たまたまミステリーの題材というか、
必要があってこの時代があって、この時代設定があったから、
そこにミステリーの枠組みをはめ込んだっていうのが、
米沢さんの書き方だったっていうことなので、
純時代小説というわけでは正直言うとない。
まあでしょうね。
ただ読むページをめくる推進力はある小説でしたね。
本屋大賞で実は時代物がノミネされるのって、
何年ぶりぐらいなんですよ。
ちょっと調べたら、村上海賊の娘が大賞を取ったとき以来じゃないかな。
もう本当に純粋に時代物っていうのはね。
確かに。
24:01
けど今回どうなんでしょうね。
久々にも時代物っていうのもあるけど、
直木賞を取ってるっていうところでも、
それで今かなり帯付けて売れてるし、
今品切れも増えてるから、
そうすると今は売れてるから、
さらに売りたい本っていう考えもあるけど、
売りたい本っていう本屋大賞も、
もういいもういいってなっちゃう。
直木賞バイアスはだいたい毎年あって、
候補になった後に直木賞を取ったものはどうしても不利になるんですよ。
本当にそれで言うと、
愛坂さんとかは落ちたから、
ここで私たちが入れてやらないとみたいになるから。
カウンターみたいなのもある。
元々ね、そういう関係もあるからさ。
そういうね、直木賞のアンチペースで生まれてるから。
でその直木賞バイアスみたいなものを、
唯一振り切ったのが、
三橋と遠大なのが。
どっちもだもんね、ダブルでしょ。
あれはもうよほどの作品だったってことなんですね。
今回そうなるかどうかっていうのは、一つ注目ポイントではある。
はいはい、そうなんですよ。
一番売りたい本ですもんね、その史実というのが。
今売れちゃってると、
じゃあ別の作品を売りたくなるよねっていうのが書店員の本望じゃないですか。
いやー面白いですね。
これはちょっと注目ですね。
そういう意味でも国労省とか。
そういう小レースの立ち位置っていうのは結構、
特に年度的には最後の最後に本屋大使が来るから。
なんか面白いですよね。
で、あとはもうじゃあ次行ってきますよ。
どんどん行かないとね、もう時間が経つ。
そうですね。
もう30分くらい経ってる。
じゃあ、赤と青とエスキース。
青山みちこさんの本って誰か読まれたことまだ読んでないですか、皆さん。
0.5です。
0.5、今半分ぐらいですか。
うん。
私はまだですね。
僕も読んではいれませんが。
あらし字読むと、メルボルンの若手画家が描いた一枚の絵画、過去エスキース。
日本へ渡って30周年、その絵画は二人の間に奇跡を紡いでいく。
二度読み必死、仕掛けに満ちた傑作連作短編。
ちょっとミステリーっぽい仕掛けがある。
そうですね、なんか仕掛けがあるみたいですね。
そういう作品でしている。
本間さん、つかみ的にどうですか。
まだ全部は語れないと思いますし、あれでしょうけど。
つかみ的にはあんまり。
あんまりだから。
辛口だな、今日。
作品はこのポッドキャスターではしないんじゃないの?
27:02
最初すごい恋愛の話になるから、恋愛から始まるので、恋愛かー、みたいな。
もうなんだ、汚れた人たちばっか。
恋愛はいいかな、みたいになっちゃうけど。
でも多分そういうふうに聞くと、二度読み必死ってことは何かがあるんだろうし。
そうですね。
たぶん、かなり伏線みたいなのが散らめられてるんですか。
そういうふうに聞くと、ちょっと画前、この続き読もう。
なんで僕が。
でもこの前ね、大山さんが本屋大賞にノミネートされたっていうことで、
担当編集の方とスペースを得られてたんですよ。
はいはいはい。
ちょっと聞きました、ソフィア。
私それはずっと聞いてて、そしたらやっぱり大山さんって、
昨年ノミネートしたお探しものは図書室までとかもそうなんですけど、
今までは結構ほっこりした内容のお話が多くて、
死生の人々が生きてるところをほっこりした感じでまとめて、
ちょっと泣けたり笑えたりみたいな作品が多かったってご自分でもおっしゃってられてて、
でも今回はそういう意味では全然違う、
ドストレートに直球勝負みたいなプロットを出させて、
もしかしたらこれ受け入れてもらえないかもって思ったらしいんですよね。
大山さんこういう作風じゃないでしょ、こういうのは誰も求めてませんよって、
もしかしたら言われちゃうかもしれないと思ったけど、
出したら担当編集の人も、今までと全然違う作品持ってきたって、
大山さんこういうのが描きたかったんだ、本気なんだ今回はって思ったっていう、
お二人の話を聞いてて、すごいこれは読まなきゃって思いましたよね。
今読み始めた。
何なのその、下げてんのか上げてんのか。
いやでもすごい期待度は高まったというか。
まだね、まだ。
まだ序盤なんで。
0.5ぐらい。
0.5なんで。
結構ね、この辺。
嵐だけ見ると僕は結構全然、
本当に木を照らす本屋大正的な汚染とは別っていう感じはしませんけどね、予告編というか。
嵐だけ見るとね。
去年ノミネートされて、2位になってるじゃないですか。
だから惜しかったっていうところがあるから、
あるでしょうね。
序盤的には次こそみたいな感じの動きはあるんじゃないかなっていう感じですかね。
僕はまだ読んでない状態で喋ってますけど。
はい。了解です。
このあたりはね、ちょっと。
30:04
前回はポプラ社会ですもんね。今回PHPですもんね。
はい、了解でございます。
次、ガラスの塔の殺人。
これは純粋なミステリー、しかも密室もんですか、これは。
そうですよ。
館物で、特に閉鎖空間で、いわゆるクローズドサークルと呼ばれるやつで、
事件が連続殺人が起こるっていうやつで。
基本的にはお医者さんだから、医療ミステリーが多いんですよ。
医療の知識が織り込まれた、そこにトリックがあったりとかいうのが多いんだけど、
今回は自分も影響を受けたという、あやつじさん以来の新本格のムーブメントを意識して、
そういう世界観にどっぷり使ったものを描きましたということで、勝負作だと本人がおっしゃっていると。
なるほど。
いうところで、ミステリー的にも確かに評価されたっていうことと、
もともとファンが多い、書店員ね。特に書店員にファンが多い。
そうですね。
作家さんだから、ノミネートはされるだろうなっていうのが、私の読みでしたね。
なるほど。これは確実に完全な王道ミステリーなんですか?
完全な王道。
今すごいですね、逆に。
逆に凝りすぎちゃってるから、トリックに認識しちゃったトリックみたいな感じの雰囲気はちょっとするので、
そこをどう思うかっていうのは、ミステリー読みの中でもたぶん、ちょっと好き嫌いはあるかもしれないけど。
まあそのトリックのための。
そうそう、いかにもトリックですよーみたいな感じのトリックが出てきたりするし、
まあ館だから、館というと、どっかが秘密の部屋があったり、どっかが動いたりとかあるでしょうみたいな感じの、
まあ期待値があって、それに対するある程度回答もあるので、
純粋に期待通りの面白さでもあるし、そこがくどいと思うかもしれないし、いうところで、
ミステリーファンだったら楽しめると思いますね。
ちゃんとその辺の、
ちゃんとできてる。
あの目配せがされてる感じの。
その世界の中の人たちに、あとかなり日本のミステリーとかね、結構触れられたりしてるので、
なんか新本格村みたいなんじゃないけど、そういう人たちの中で、ああはいはいわかりますわかりますという感じの世界観は。
じゃあ今回本屋大賞を初めて読んでみたいという時には、エンターテイメントは多分この中では一番高いんですか。
33:00
そうですね、ミステリードは一番高いから、まあまあ楽しいんじゃないですかね。
はい。
わかりました。
はい。
それでは次は、石尾みちさんのスモールワールズ。
はい。
はい。
これは本間さんにまず語ってもらわないと。
はい。
いい。
一言。
これは本当にいいよ。
うん。
石尾さん、さっきの直木賞カウンタームーブメントで言うと、こちらも直木賞落選していらっしゃるので、
はい。
カウンタームーブメントを今ここで巻き起こすべきではないかと思いますよ。
なんかね、でもこれね、私本当にどんな話ですかって、進めるたびに聞かれるんですけど。
聞きたいよ、今。
そう、あのね。
いいしか言ってないからさ。
6つあって、6つ全部違う話なんですよ。
説明できないんですよ。
説明しづらい。
本当にしづらい。
あのね、6つ全部別な作家さんが書きましたって言われても納得するぐらい別々、バラバラ。
連作でもないんだ。連作短編でも。
あのね、実は繋がりは。
そうなの。連作じゃないんだけど、ちょっとずつモチーフが繋がってたりして。
そうなんだ。
そう、憎いところもありつつ。
憎いところもありつつ。
でも全然作風自体、往復書簡形式とかの作品が入ってたり、ミステリーに完全に振ってたりとか、ホラーっぽいやつがあったりとか、全然違うので。
ちょっと面白いのもあったりね、ハネキンのやつとか。
ちょっと面白い。
おー。
今回、ノミネートの作品は一押しにしたいって感じですか、本間さんは。
う、うーん。
どうしたんですか、喉のグリを骨でも。
いや、一押しが3つぐらいある中の一押しです。
なるほど。
はい。
はい、わかりました。
じゃあ次、浅井涼さんの性欲はどうでしょうか。
一押しです。
これさ、あれなんですよ。今回の回で書く本のあらすじを一度目を通そうと思ったんですけど、この性欲だけでないんだよね、あらすじが。
あ、ないんだ。そうかもしれん。
さっきのスモール・ワールズもそうですけど、特設サイト、出版社でも力を入れてるから。性欲もありますよね。
なんだけどさ、なんかコピーはあるんだよ。
コピーはあるんだけどさ、あらすじがどこにもなくてさ、もうあと書店員さんの推薦文とかに飛んじゃってて。
え、どういう話なの?でも僕は業界上、仕事で使ってるJプロの書士情報みたいなのとかしてますけど、なくてですね。
36:10
気迫の書き下ろし長編とかっていうふうに書いてあるぐらいで。
どんな話なんだよっていう。タイトルから見ると、どっちかというと性的なものも含まれたものかなと思いつつも。
含まれたっていうか、もう完全に性的なものの横の話で、でもこの性の字がセクシャルじゃなくて正しい本になってるじゃないですか。
何が性欲として正しいんだっていう話なんですよね。
ぶっちゃけて言うと、これ別に隠してるわけじゃないと思うんで言うと、水に対してセクシャルな感情を抱いてしまうっていう人たちの話なんですよ。
水フェチ?
水フェチ。性欲の対象が水。
で、その水に対してそういう感情を抱いてしまうけど、本当誰にも理解されないわけですよね。
文学だね、それ確実にね。
誰にも理解されないし、なんかあいつちょっと彼女とか作らないけど何?ひょっとしてゲイじゃね?みたいな噂を立てられたりして、
いや本人にしてみたらゲイどころじゃないんだ俺はみたいな。
ゲイだったらまだマシだったかもぐらいに言うんですよね。作中の中で。
なるほどね。性的な思考の。
まあ結構日本の文学ってフェチ系多かったからね。
多いからね、伝統的にね。
あらすじとか本の内容に関してちょっとね、印象みたいなことはどこでも書いてあるんですけど、
どんな話なのかが一切書かれてないんでね。
なかなか書店の人も推薦書いたりするの難しいだろうなと思いつつ。
なるほどね、そういう話なんですね。
そういう話なんですよ。
まあ成人した人間の体重の60%は水分で占めるからね。
そういうことじゃなくてだろ。
赤ちゃんだと90%。
まあいいや。
じゃあ次行きましょう。
次は愛坂東雲さんの同志少女の敵を撃て。どうですか。
これは僕も読んでますけど。
これやっぱり私も読んだほうがいいですか、やっぱり。
まあ、読んだほうがいいじゃないですか。
読みやすいですよ。圧倒的に読みやすい。
圧倒的に読みやすい。
出る前からすごく話題になったし、
独創線を描いてますけど、やっぱりすごくリアリティもあるし、
39:04
ディテールもすごいし、
このデビュー作でこんなすごいのがいきなり出るのかっていうのが、やっぱり驚きでしかない。
そうなんですよ。
ちょうど僕、インタビューもさせていただいてさ、
インタビューのときってたまたま早川書房に行ったときに、
総公会で、これからいろいろ営業かけて書店挨拶まで行くぞみたいな。
なるほど。
そう、中にいたんで。
ちょうど前SFマガジン編集長の塩沢さんもいたんで、いろいろ話してて、
鈴木さんどうでしたかって言うから、
新人にしたら読みやすすぎません?とかって言ってて、
いや確かにね、読みやすいんですよ。
それを気になってもらったんで聞いたら、やっぱりかなりリーダビリティに関しては意識的に設計してるって言ってたんで、
そういうことを設計して書けてしまうってことがすごく、
作品に対して客観的に自分の作品を見ていられる人とかすごいなと思ったんですよ。
ほら、デビュー作って全身全霊を傾けるから、自分の力をありったけ出すんだけど、
コントロールしてるっていうところがすごいですね。
いろいろ話を聞いたら、10年以上やっぱり書き続けてて、
結構いろんなところでボツになったりとか、相手されなかったりっていうのがあって、
書き続けてた人の作品で、たまたま書いた作品が当たっちゃったって感じの人じゃないんですよね、もともとは。
だからそのあたりもすごいやっぱり、必力っていうものが多分相当あるから、
今後もこれだけじゃなくて、面白い作品を作れる人なのかなって僕は思いましたけどね。
ドクト戦の第2次世界大戦の厳しい物語なんだけど、書店の方がみんな読んでて絶賛してて、
結構女性の方もこういう戦記ものを読んでる人が多かったんで。
そうですね。やっぱり女性読者が、特に書店員を中心に多かったのは、今回かなりプラスに働いたんじゃないかな。
どの作品しても、なぜ本屋大賞をノミネートしたのかっていう基準で考えちゃうから、
どのファン層に訴えたかとか、どういう書店員が読んでるかとか、そういうことばっかり考えちゃうんだけど。
これはね、女にウケるよね、はっきり。
女にウケる?
だって女がつらい思いしてる話やからさ。
まあそれもあるけどね。けど僕なんか読んでて初めはさ、前半分、3分の1ぐらいは結構前つばで読んでたわけよ。
なんかキャラクター小説っぽいさ、それぞれの登場人物のキャラクターの息抜きのときのさ、
42:07
アニメ的な絵描き方っていう、キャラ小説的な絵描き方にさ、
これこのままいっちゃうのか、これって思ってさ、そうするとダメだなって思ったんですけど。
それが全くその後暗転するんで、逆にそれがすごい、そのコントラストがすごいはっきりして、
余計に後半、かなり説得力を持てるっていうんで。
で、学校が終わったあたりからってこと?
そうだね、そのあたりからね。でさ、それも聞いたのよ、意図的なのかどうか。
そしたら意図的にやってるっていう。
おおー。
そう、やっぱりそういうギャップを作りたい。
すごいな。
確かに学校と学校出てからの雰囲気って結構変わりましたよね、バラッとね。
やっぱりちょっとオープニングが生産のシーンばっかりなんで、
読んでもらうとすると、それをずっと続くのはさすがにね、しんどいっていうそういう考えもあったみたいだから。
いやー、なんか新人ですよねっていう感じなんですけど。
良かったですね、だからそういうのも含めて。
今回だから、やっぱり本屋大賞の中でも、バリエーションの中では戦国あり、ディストピアあり、家族ものあり、性欲ものあり。
性欲もの。
そして第二世代。
セクシャルマイノリティ。
セクシャルマイノリティものあり。
読んでないんで、よくわからなかったんですけど。
セクシャルマイノリティ的なものとかね、そういうものも含めて。
またね、こういう戦記ものっていうのもいいんじゃないですか。
はい、次。町田園子さんの星を救う。
これは読んだ方は今。これは本間さんでしょ。
うん、読んでる。
いかがでしたか。
いやーこれはね、ほんとしんどい、話的には。
話がしんどいんだ。
しんどい。52Hzのクジラは読みましたか。
私は読んでないですが。
読んでないです。
本屋大賞。
読んでないのか。
読んでないのか。町田園子さんですよ。
52Hzも結構しんどい話なんですけど、それをね、さらにしんどいんですよね。
ここまでしんどくしちゃうと、しんどすぎないかなと思うんですけど。
あまりにもしんどくて、でも途中でも確かにボロボロ泣いたんですよ。
ほんとに何これと思いながら。
母と子の物語?
そう、母と子の物語。複雑すぎる母と子ですけど。
もうダメなんですよ、母と子ってなんか昔さ8日目のセミを読んでさ、こういうの読めんと思って。
読めんのか。
45:00
つらいですよね。普通につらい。
あらすじで母と子とかでさ、ちょっと勘弁してくださいよっていう感じなんだよな。
あ、いいよ。
数少ない小説体験の中でしんどいっていうので今思い浮かんだのが、早見一真さんのイノセントデイズンなんですよ。
それともそういうしんどさって感じですか?
もっとしんどい。
もっとしんどい?
もっとしんどい。
これちょっと日常生活に支障を来すぐらいの影響力。
だってさ、あらすじ見たらさ、小学1年の夏休みに母と2人で旅をした。
その後私は母に捨てられたって言うんだよ。
そう、お母さんね、最後の思い出作りみたいな感じでね、一日一緒に過ごして、その後出てっちゃうんですよね。
もう今それを聞いただけでもしんどい。
しんどいよ。しんどいよ、ちょっとこれは。
やっぱり結局お母さんに捨てられたっていう思いをずっと引きずりながら、この子は大人になるわけですよ。
やっぱりその、アダルトチルドレン的な話になって。
結局自分にその追い目じゃないけど、そういうのがあるから、ろくでもない男に騙されたりとかして。
で、ろくでもない男と結婚して、ろくでもない男をそれを断ち切れずに、めちゃめちゃ暴力も振るわれるし、金も取られるし。
そういう描写もしんどい。
もう俺、つらいね、そういうおじめないと。
それね、惜しいんでやめた。
つらい。
惜しいんでやめた。
何年前ですか。
そういう話に触れるのは。
いやもうほんとつらい。しかもそれで結局そのお母さんと再会するんだけど、お母さん認知症になってる。
つらいね。
そう、責められもしない。
自分のことなんならちょっと忘れかけてる。
つらい。
けどさ、ここ最近の非常にこう、相手に対して怒りを持ちながら、その怒りが原動力でずっと生きてた人たちが、いつか復讐してやろうと思って。
で、いざ復讐の相手に会ったら、もうその人は非常に弱くなっていて。
っていう、そこまで描く作品結構今多いんだよね。映画にしろ物語にしろ。
そういう時にさ、やっぱりその因果とかさ、業みたいなものがさ、どうするんだっていうさ、突きつけられるからさ。
この私のいやり方のない気持ちは超怖ぇーっていう。
で、その人はその怒りのためにずっともうすごい生きてきて、それをある意味支えにしてきたところが最後の最後でさ、それを失う時のさ、っていう話。
そこで許せるのかどうか、その自分のある種自分のアイデンティティだったことが失われてしまう時に、自分はどう生きたらいいのかみたいな。
これだから、ほら。
しんどい。
48:02
しんどいね。
しんどいしんどい。
こういうのをさ、おすすめしますっていうにはかなり勇気のいる方だよね。
そこですよね。
そうなんですよ。
そういうところにノミネートされたってことでもね。
そうそうそうそう。
まあ、読んですごいまあ、いろんな人に感じてほしいっていう。
いや、めちゃめちゃ感動するし、泣けるっていうのはあるけど、あ、これ面白いですかってさって聞かれた時に、いや、面白いっていうかな、みたいにはなる。
本はね、すべて面白い作品が素晴らしいわけではないけど、ちょっとそういう進めるとか売るっていう方向に考えると、かなりこう、進める方も覚悟がいる本だよね、内容的に。
どうし少女とかもやっぱ私的にはそうで、戦争の話だし、すごく辛い描写もあるし、なんか面白いですよって、進めづらいかなとは思うんですよ。
今回だからそういう本が多いのかもしれない、それこそ。
そう、だからなんか全体的にちょっと重いというか、非常に重厚な感じの作品が多いなっていう印象は、そういうとこですよね、結局ね。
わかりました。はい、じゃあ次。西かな子さん、夜が明けるですね。
誰も読んでない。
これは私も読んでない。
なんかある程度、西かな子さんあたりになると、まあとりあえず読んだことあるから後回しするパターンですね、やっぱり。いろんな作品読んでるから。
内容的には、思春期から33歳になるまでの男同士の友情と成長、そして変わりゆく日々を生きる奇跡。
まだ光は見えない、それでも僕たちは夜明けを求めで歩き出す。というふうな感じで。
まあ読んでないからなんとも言えない感じですけどね。
これもかなり重いかどうかわかんないけど。
重そうな感じするかな。
やっぱり成長と、たぶんそこには傷つきもあるだろうし、再生っていうものもあるだろうし。
読んだ人に聞いたら、西かな子さんの「愛」っていう本の、系統的には愛っぽい感じ。
なるほど。
うん。愛も重いもんね。
愛重いね。
まあけど新聞書評とかにはかなりの量の紹介がされているって、そんなに注目はされてる本ではありますけどね。
これは、イノーアワード2021の受賞作品になってますね。
イノー書店の。
私にプロレスの面白さを教えてくれたイノーさんなんですけども。
毎年イノーアワードというのをブログに発表されてまして。
イノーさん文革のうまいですよね。
面白い。
名文がいいですね。
面白い。
51:00
すごい。
西かな子さんは本屋大賞としては常連さんだし、これも商店員にファンが多いっていうところが、今回常連が動いてると思いますよね。
なるほどね。
朝倉明さんの6人の嘘つきな大学生。これはちょっと意外ですか?意外でもないですか?
意外でもない。
話題になってたし。
飯田賞だしね。
飯田賞。
これあれですか、就活系?
就活系です。
朝倉明さんも昔就活本書いてましたけどね。
そう、何者ね。
読んだときまず何者っぽいなと思った。
やっぱりそうなんですね。
就活系のミステリー?
ミステリーで、最終選考で6人残って、最終選考はグループディスカッションをしてくださいってなるんですよ。
で、そのグループディスカッションで、しかも誰か1人を推薦しろって言われるんですよ。
はいはいはい。
僕、自分じゃない誰かをね。
で、そういうなんかいやらしい課題があって、そこで始まるんだけど、
なんかね、それまでのグループディスカッションってどういう内容になるんだろうね、どうしようどうしようみたいな。
その6人が、ちょっと仲良くなって作戦会議とかねって頑張るんだけど、
なんか最終的には誰か1人を推薦しろって言われて、めっちゃみんな仲悪くなるっていうか、雰囲気悪くなるよね。
まあそうですよね。
で、まあその雰囲気悪い中で臨んだら、なんかみんなそれぞれ謎の封筒があって、
で、その謎の封筒を1個開くと、その参加者の1人のちょっと嫌な格好みたいなのが出てくるわけです。
へー。
へー。
で、次は〜さんみたいな。次の人に繋がるヒントみたいなのもあったりして。
うーん。
で、こう、そうそうそうそう。
心理ゲーム。
心理ゲームみたいなのになっていって、
で、え、こんなことかけてしてる人を推薦できるのかどうかみたいな話とか、
うーん。
なんかね、そう。
へー、面白そう。
面白いですよ。
で、結局最後、この封筒をやってたのは誰なんだって話になったりとかは。
あ、ジンジブじゃないんですか。
ジンジブじゃないんですか。
そうなんですか。
そんな面白いジンジブ。
あ、ジンジブじゃないって言っちゃったらまずいかも。
そっか、ジンジブでネタバレになるんですね。
54:02
ネタバレかもしれない。
そういう、そうそうそうそう。
そういう感じの話なんですよ。
へー。
そう、なんか、こいつは実は陰でこんなことやってたやつだぞみたいなことが出てきたりと。
やらしい、人間のやらしい話が好きな人は。
なんか、本間さんがすごく嬉しそうに話をするのが。
なんか初心データとか見ると、あの、なんか、初話の他になんかね、エントリーシートが全部登場してたもんね。
なんかね、それ拡大であったんですよ。
あったんだ。
本当にエントリーシートそのまま。
そうだよね。
そう、なんか、主人公、人たちの旗の称号、埼玉県旭とかって。
へー。
特技趣味とか書いてある。
すごいですね。音楽鑑賞、散歩、名所案内、読書、カメラ、友達作り、デジウチっていうね。
趣味なげー。
なげーっていうかね。
この作品に関して言うと、言い出し方は関係あるかどうかわかんないけど、
実際店頭でも売れたし、文庫なんかもちょっと売れるようになって、
ちょっとプチブレイクしっかかってる感じのタイミングで、
年末にブランチブック大賞かなんかを取って、
その辺でちょっと印象付いた人も多いんじゃないかなっていうのが趣味ですね。
今回のノミネートの中では、おそらく唯一プルーフが作られなかった作品がこれじゃないかっていう噂ですよ。
これは逆にすごい。今なんかプルーフが作られるのすごいっていうのもすごいですけど。
プルーフ作ってなくてノミネートしたっていう。
すごいね。
作品らしいと、僕は角川の某ヘミさんから聞きましたけど。
あ、某ヘミさん。
全部出てる。
あれですよね。ミステリー級ってランキングはその年結構、
実績がつくんじゃないですか。これも見たら、
そう、ありますね。
このミス8位、文春ミステリーで6位、ミステリーが呼びたいで国内8位で、
本格ミステリーベストでも4位って。
おー、なかなかいいとこですね。
非常に評価、ランキングベスト10の全てが県内に入っている作品で、
そういう情報も出ると、手に取って読んでみようかなって人は。
そうですね。
全然ミステリーっぽくは読まなかったけどな、私。
心理ゲーム系?
本当に心理ゲームっていうか、その人間の見ている面だけがその人じゃなくて、裏の面もあるよみたいな。
裏の面もあるよーっていういやらしい側面だけで終わってたら、
嫌な話だったんだけど、そこからさらにあるんですよ。
いいねー。今そこまでないとダメだよね。
57:02
ただ嫌な話だなーぐらいだとね。
なかなか進まないけど。
NHKオーディオドラマ。
あーそうかそうか、やってましたね。
青春アドベンチャーかなんかやってるんだ。
青春アドベンチャーで、全10回。これも面白そうですね。
グループディスカッションだと向いてる感じもする。
ラジオ向きですね。
そうだねー、やっぱりシチュエーションものだし。
この頃想定がちょっと印象的っていうか。
ゆきしたさんが。
ゆきしたさんはね。
同志長女たち。
同志もね。
今年めちゃめちゃ多かったですね。
なんかね、すごい想定多かったですね。
こういうので2作も撮るとさ、他の羽元さんもさ、
玄閣議でさ、今この作品が来てるんだ、みたいなさ。
そういうのありますよね、一時期。
一時期ありましたよね。
ほら、なんだっけ、東川…
徳谷さんの。
それ中村祐介さんだったか。
そうそう中村祐介さん。
中村祐介さんのジャケットもすごい増えましたよね。
流行りがありますよね。
みんなバカだな。
ちょっと私はノーコメントにしておきます。
失礼しました。
ちゃんと皆さん考えてるんですよ、確率問題ですよ。
いやでも、なんかそんなんでいい?いいか。
いいです。
ということで以上10作品、一応ずらずらと話していったんですが。
読みたくなったやつ教えてください、ギャック。
僕はこの中でさっき言ってた読みたいなと思ったのは、
六人のすつきな大学生。
なんかもうほら、残月日もそこそこちょっとハードな作品だったし、
もう少しちょっとワンシチュエーションのシンプルな話が読みたくなったっていうのが、
今この独語感の中ではありますけどね。
そうですね。私もなんかちょっとまた話が飛んじゃって恐縮なんですけど、
今久しぶりにドラマを見てましてですね、
新犯人フラグっていうのを見出したら気になっちゃってですね。
今さら。
今さらなんですけど、考察モノっていうようなドラマのジャンル。
なんかみんなツイッターとかで盛り上がってるんですよね。
あなたの番ですみたいな。
あなたの番ですに続くね。
に続くっていうので、私はあの番とか見てないんですけど、
ちょっとそういう自分なりの考察とかができるようなので言うと、
この中だとやっぱり六人の嘘つきな大学生とかそうなのかなって思って。
多分読者層も若い人を読みやすいと思うんですよ。
特に就活とかさ。
20代とか18歳とかさ、人たちにとっては。
1:00:01
そうですよね。
あとスモールワールドは前々からすごく盛り上がってるなっていうのは、
私ちょっと畳に見えてたんで。
まあ一応読むとしたらこのタイミングかなとかっていう気もしますけどね。
読もうと思うタイミングって結構こういうショーとかでさ、あるよね。
賞受賞とかフェアとかさ、候補作とか。
夏の文化もそうですけど。
ちょっとやっぱりいろいろお話聞けてよかったです、今回。
で、今あれですもんね。
格材まで店頭に並んで買えるということでいいんでしょうか。
まだだね。
うちの店で言うとね、西翼だけ今在庫がない。
それは、ここの出版社はあまりたくさん作らないとね。
出版しないとね。
そういうのありますよね。
また新著家みたいな。
ちょっとノーコメントさせてください。
失礼しました。
視聴者の皆さんは、もし今日聞いたやつ店頭に売ってたら、
そのタイミングで買っといてもいいかもしれないですね。
品薄だったりすることもあるわけですよね。
今ぐらいがまさにそうですか。
逆にすごい品薄なのに、店頭在庫1とかなのに、
私投票するから買わなきゃいけないんですよみたいな。
そういうのがあるんですよ、店長が。
すごい葛藤があるよね。
いいかなーみたいな。
国道場なんかはなおきしを発表されたばっかりだから、
かなり売れてますからね。
売れてますよね。そういうのもあって。
残月記も結構品薄みたいですけど。
残月記はあまり作ってないんですよ。
ふたばしゃ。
ふたばしゃは昔々映ってる。
基本的にはノミネートになったら緊急出版されるので、
もう少したらだいぶ揃ってると思います。
まだ発表されて数日しか経ってませんのでね。
いろいろ市場在庫も見極めつつって感じですかね。
押し本がある書店員さんは、
このノミネート時点で結構押しちゃったりするもんなんですか、売り場でも。
ちょっと置き場所的には。
それはあるんじゃないですか。
並びの中でも一番の場所にあったりとかするんじゃないですか。
優しい猫を摘んだりとかね。
1000年も多いだけど。
でもね、私結構ね、
私何年か前に始めて、
そしたら結構今年他の書店さんでもやられてるみたいなんですけど、
自分はこれに投票したっていう本をあえて展開して一緒に。
1:03:02
いいですよね。
だって別に本屋大賞だけ売るわけじゃないからさ。
もっといろんな本が売れたほうがいいからさ。
僕は毎年毎年本屋大賞に関しては持論があって、
大賞だけが本屋大賞ではないので、
毎年大賞発表のタイミングで、
本の雑誌社が出す公表結果の雑誌があるじゃないですか。
あれを隅から隅まで読むのが本屋大賞だっていうのが僕の持論なので。
見たい。11位以下が見たい。
11位以下ね。
ねー、11位以下見たい。
誰が投票してるのか、どのくらい自分のお気に入りのものが1000人は燃えたけど、
どの辺の位置にあるか。
あとその雑誌は面白いのは、
ランキングは全部基本的に出るから、
一時投票でノミネート10作品はあるけど、
10作品が何位だったかっていうのまで出るんですよ。
だからその後結果が出てまたランキング出るけど、
一時投票の時は8位ぐらいだったのが、
二次投票で2位になってるとか。
注意の変動ね。
みんな読んでなかったけど、読んだらこれ面白いじゃんって言って、
投票者が増えたっていう、
2年ぐらい前のヒトっていうのがありましたけど、
あれなんかまさにそうなんですけどね。
ある意味この投票方式って、
一回目だけ読んで投票すると、
それなりにそのときの思い込みとか思い出とかって左右される。
一回二次投票のときに冷静になって、
一回地鳴らしされてそこからまたゼロスタートっていうと、
読んでない人もいるだろうからね。
しかもその一次はやっぱり自分が面白いっていうことが主軸になるけど、
二次は、じゃあ実際売るなら何とか対象にするなら何っていう目線で考え始めるから。
なるほど。
違うものを選んでしまう可能性がある。
はいはい、それはあるかもね、この候補作からね。
さっき三島さんが言った特集号っていうか、別冊本屋大賞でしたっけ?
これね。
去年のところね。
本屋大賞発表の。
私が載らないやつね。
あれ、載ったことないの?本間さん。
一番最初の年はいきなり4個ぐらい載って、
すげー私って思ったけどその次も次も載ってない。
そう、だからあれ結構自分の名前が載ってる、載ってないをチェックしたりするよね。
あえて載ろうとしてね、他の人が投票しないように。
誰も投票しないように。
一人だけ投票。
僕だと絶対載っちゃうんですよ。
僕結構現役時代は、もう一人同僚が本屋大賞に投票してたんで、
1:06:04
じゃあ僕は翻訳の方だけやるって言って翻訳ばっかりやったら、翻訳はまあ載るんですよ。
そう、少ないからね、投票したら。
ずるいなあ。
というのがありましたけど。
その辺の楽しみもありますしね。
あとは佐賀県がね、佐賀県ずっと一人だったんですけど、
今回私福岡になるんで、佐賀県がゼロになる。
秋田県がね、秋田県がずっとゼロなんだよね。
そういう地域的なものもあったり見れるし。
あと今回ね、一時投票だっけ?622人だっけ?
結構多かったですね。
一時を2番目に投票が多かったっていうんで。
その1回の投票から2回の投票に何人くらいが生き残ってるのかっていうのもありますけど。
だいぶ減ったのかな。
今夜対象サバイバーが始まるんですけど。
けどね、ツイッター見るともうすでに全部読んでたわっていうのが多くて、さすがツアモノども。
ツアモノども。
プルーフがやっぱり多いので、それを読んで、リチキに読んでる方も結構いらっしゃるので。
私なんか全然読んでなかったりするから。
プルーフ法を読んだ人って言ったら、ほぼほぼのみんなとは読んでるって感じになっちゃう。
まあ今そうなっちゃうんだよね。その辺は結構課題ですよね、やっぱりね。
それはそれでいいのかっていうのはちょっと僕は。
よくないぞ。
今夜対象がこれだけ非常に売り上げを取れる表彰になってると、出版社としてはどうしても大きいんで。
取りたいでしょうね。
読んでもらわなきゃいけないとなると、まずプルーフ。
多分投票した人たちをさっきのムックとかである程度洗い出して、投票した人に送るってことも確実にあるしね。
その昔ね、某百田先生がね。
全然某じゃねえ。
書店に挨拶回りをされてて、それはものすごい中の書店まで回ってたんですって。
僕は会わなかったんですけど。
それはなんでかって言ったら、そこの今夜対象の雑貫に載ってた書店を姫打ちして。
やっぱりそうでしょうね。
目じゃん、そんなの。
票集めじゃん。
公職選挙法人じゃん。
そのやり方を多分某先生が見つけてしまって、それが通用するってことが多分半分もわかっちゃったから。
1:09:02
そこで俗に言う作家さんの書店回りっていうのがちょっと流行りだすんですよね。
あと画材とかもね。画材もがっつり。
コメントを書いてもらって。
たくさんの書店員のコメントを拾うやつとかね。
100人のコメント載せましたね。
100票ゲットみたいなね。
出版としては仕事だからさ、別にルール違反でもなければやるのは当たり前なので、
それをやっちゃいけないって誰も言ってないわけですし、それで賞を取ってるっていうのはルール上は問題はないわけですけどね。
プルーフ以外、受け手側がプルーフのみになっちゃうとかなり狭まっちゃうんで。
それは問題だと僕は思ってますね。
個人的には、こんなのあったんだっていうやつに出会いたいよね。
僕はね、結局やっぱり本高いじゃないですか。
書店員が本を買って読むとなると、プルーフってやっぱりただでもらえるんで読みますよね。
僕はね、本題半額ぐらいは誰か接盤して持ってもらうとかね。
投票するにあたってね。領収書とかも含めて。
やっぱり書店員にそういう、ある程度の福利厚生まではいかないけど、
読むための何かしらのものをちゃんと用意したほうが、書店員としても……。
だったら俺書店に戻りたいもんね。
でもさ、プルーフって結局完成品じゃないから、そこからまた直されたりするかもしれないし、
雑本っていうのもやっぱり大事だから、ちゃんとした本で読むのが本当は正しいと思う。
そうですね。
翻訳部門だと、過去にも海外文学担当とかずっとやってたのに、
翻訳大賞作は知らないんだけどっていうのがあったりして、
え、知らないぞっていうのがあって、
それってやっぱりプルーフとかで流れてきてるもので、
翻訳部門って本当に10人、20人ぐらいが投票するとだいたいトップ立ってしまうので、
そのあたりも少し課題なのかなと思います。
いろんな本に出会いたいっていうのもあるから、今回もそうだけど、いろんな対応を……。
SFもそうだし、ミステリーもそうだし、非常に文学的なものもそうだし、
いろんなものが上がってくれたほうが面白い。
こういう作をもっと喋れるようになったらいいなって思います。
ああだこうだね。
ということで、1時間以上も話せないでしたが。
1:12:02
翻訳大賞自体は、2月28日まで書店員さんが全作を読み、全てに感想を書き、
上位3作品を決め投票すると。
4月6日に大賞と発掘部門と翻訳小説部門、発掘部門っていうのもあるんですよね。
そうですね。
3部門の発表がある。今年もたぶんオンラインになるのかな。
まあ今のところ本の雑誌の杉江さんは、ぜひやりたいけどなあどうなんだろうなあみたいな雰囲気の発言をされてるので。
今の状況がちょっと収まらないことにはどうにもならないかなって感じがしますね。
あの場所の雰囲気すごい好きなんだけどなあ。
みんな本読んでて、みんな本を売ることに一生懸命な人たちしかいない幸せな空間だよね。
なんなら変な壺とか買いそうになるぐらい高まるよね。
本当に特殊なんですよ。みんな喜んでるしね。
そうそうそうそう。
みんな嬉しそうな顔をしてるし。
あのね、三島さんが裏で糸を引いてた二次会とかもさ。
なんでそんなに聞いてないじゃん。
あれも関係ない半元さんも。
だからそれがいいなと思って。
受賞した作家さんとその本の半元さんだけがワイワイやってるんじゃなくて、
いろんな半元さんが候補作になった人とか、候補作にも受賞費も上がってないけど、
営業さんが来ちゃったみたいな。
そこでいろんなコミュニケーション取ったりできてさ。
あの空気はすごい良かったからね。
今コロナでできないけど。
あとあそこのシナノマチのプロントもなくなっちゃったからさ。
その昔はシナノマチの駅のジョンマンジロでやってたんですよ。
飲食店もちょっと大変なので。
なかなかリアルでね。
こういうふうに今、佐賀と広島と北関東と京都に収録できていいんですけど、
たまには会っていろいろ話したいって思いますね。
どうですか渡辺くん。読み手も増えましたどんどん。
今年は読むって言ってましたもんね。
やっぱり一作品作品にいろいろコメントもいただけたことでグッと身近になったっていうか。
情報として受け止めてたのがすごいリアルに今。
これは自分好きそうだなとか、これはちょっとわからなそうだなとかも含めて分かりました。
1:15:03
ぜひ一般読者の方にこのポッドキャストを聞いていただけたら本当に嬉しいなと思って。
そうだね、この中から全部読めとかじゃなくてさ、読みたいなと思った本をとりあえず手に取って読んでもらえるとさ、
その一作品しか読んでなくてもさ、今夜大賞の発表の日とかさ、楽しくなると。
そうそうそうそうそう。
自分の推してる本とかがさ、どうなってるのか。
そうですね。
あとはなんか、やっぱりさっきの在庫がしなくするとかいろいろな話もありましたけど、
ネットでも本は買えるし、別にそれは否定はしませんけど、
この本屋大賞のノミネート作品は、実際に本屋の店頭でどういう風な、例えば本の厚みがどうなのかとか、
そういうのも含めてちょっと見たいなって思いました。
今、ホームページで情報を全部見ながらお話ししてたんですけど、ちょっと本そのものも見てみたいなって言いました。
そうだね、国道場とか暑いからね。
そうですね。
暑いなーとか、そういうのも含めてね。
そうですね。だからもう本屋大賞は暑いなと思いましたね。
まとめ?
まとめですよ。
すごいかっこいい。
ダブルミーニングな。
ダブルミーニングな。
交渉のまとめで。
ありがとうございました。
ということで三島さんもそろそろ眠くなってきたと思いますんで。
もう半分寝てるかも。
半分寝てるかも。
もう半分寝てる。
それではですね、またテーマがありましたらお二人にまた聞いていただければと思いますので。
本当楽しかったです。
いつもいつも。
いろいろ教えていただいてありがとうございます。
ありがとうございます。
おかげさまで結構、本職はだいたい月1000視聴ぐらいはされてますんで。
すごい!
すごいじゃないですか。
週200ぐらいは聞かれてますね、なぜか。
それなんか1人が50回ぐらい聞いてるとかじゃないですか。
そうかもしれない。
鈴木さんだけでなんか10回ぐらいは。
あとヤギ太郎さんが20回ぐらい聞いてる。
ヤギ太郎さんも。
ヤギ太郎さんも聞いてるという。
なんかあの、飯田と山中と本間を呼んでくださいよ。
あ、あの、しちゃらか書店員。
そう、あの、自分たちのショーについて語りたいんです。
じゃあいいですね。
それも近々ちょっと企画しますんで。
やったー。
やったー。
しちゃらか書店員たちを呼んで。
おちゃらか、なんだっけ?
おちゃらか書店員。
バラエティー書店員。
バラエティー書店員。
バラエティー書店員。
ということで、あと聞いてる方で、本屋大将のこととかもそうですし、
いろんな質問とか疑問とか悩みとかありましたら送っていただければと思いますので。
1:18:08
それでは今日は三島さん、本間さんありがとうございました。
ありがとうございましたー。
はい、じゃあ本屋大将で一冊面白い本でやっていただければと思います。
ではさようならー。
さようならー。
01:18:33

コメント

スクロール