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2025-07-29 30:54

#110 Forward Deployed Engineer (FDE) って何?AI時代の重要ポジションを徹底紹介【 cipe ×nrryuya 】

新たに募集を開始した注目の新ポジション「FDE(Forward Deployed Engineer)」について、事業責任者・中村とFDEチームのマネージャーのcipeが徹底解説。FDEが担う役割、求められるスキル、そしてこのポジションだからこそ得られる成長機会についてリアルな声をお届けします。

「FDEって何?」「どんなキャリアが描けるの?」という方には必聴の回です。以下もぜひご覧ください。

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サマリー

このエピソードでは、FDE(フォワードデプロイドエンジニア)の役割や重要性、AI LLM事業部での取り組みに深く触れています。特に、FDEが顧客との業務プロセスを理解し、効率化する役割に焦点を当て、パランティアとの関係性も紹介しています。また、FDEのビジネスモデルや必要なスキルについても言及されています。AI時代におけるその重要性や、複雑な業界問題へのアプローチについての洞察が提供されています。さらに、FDEポジションがビジネスとエンジニアリングの両方の観点から顧客やプロダクトにどのように向き合うかについても議論されています。

FDEの紹介
それでは、LayerX NOW!を始めたいと思います。
本日はですね、FDEというAI LLM事業部の新しいポジションに関してお話していければと思います。
私は今、LayerXの執行役員兼AI LLM事業の責任者の中村です。
本日は、このFDEグループのマネージャーというところで、
温田さん、通称Cipeさんに来ていただいております。
Cipeさん、よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
社内だとCipeと呼ばれていて、本名は温田と言います。よろしくお願いします。
よろしくお願いいたします。
Cipeさんは、Podcastの登場はいつ以来ですかね?
そうですね、しゃべる側はすごい久しぶりなんですけど、
この前、このAI LLM事業部にインターンで来てくれていた
高生さんと伊藤さん、2人ともありがたいことに正社員になってくださったんですけど、
インターン制の業務紹介みたいなPodcastのホスト側をやりました。
そうなんですね、なるほど。
その前は我々の事業部の前身であるプライバシー事業時代ですかね?
そうですね。
なるほど、ありがとうございます。
簡単にCipeさんのLayerXの入社からの経緯と、今やっている役割についてお話いただけますか?
ありがとうございます。
今日の話に関係するので、入社前みたいな話もさせていただくと、
まず新卒で証券系のSIRに入社しました。
本当にSIRとしてSESに近いような業務で、ネットワークエンジニアをやっていたんですけど、
データセンターに行ってケーブルをつなぐみたいな業務をしたりとかしてました。
その後は、前職のグループの中で暗号試算を使って新規事業を立ち上げるっていうような会社ができたので、
そこのところでブロックチェーンエンジニアをしていて、
当時LayerXがブロックチェーンをやっていたので、そのブロックチェーンのつながりでLayerXに転職しました。
LayerXに入ってからは、今日のホストの中村さんとずっと一緒に、もう5年以上ですかね、一緒に仕事をしてきていて、
かなり本当にいろんなことをやったのかなって思ってます。
FDEの役割と背後の経緯
最初はブロックチェーンの案件で、中央銀行デジタル通貨みたいなCBDCをやったりですとか、
その後はプライバシーテックで、技術的にはTEとか、あとサブンプライバシーって呼ばれる技術を元に、
業界もかなり医療ですとか不動産、金融みたいな形で、かなり幅広いところのお客さんの業務を聞きながら、
プライバシーテック使ってこんなことできないかみたいなのをすごい検討した5年間だったかなっていうふうに思ってます。
ありがとうございます。
というところで、結構レイアXの創業に近いメンバーというところと、
私のR&Dから事業立ち上げるというグループの中でずっと一緒に働かせていただいたということでございまして、
本当によくたくさんランチに行きましたよねというところと、
個人的には父親よりもサイペさんとランチに行っていただいた方がいいんじゃないかなという気がしますけど。
そうですね、めちゃくちゃ行ったし、人形帳と築地のランチ、すごい足で開拓しているので、
カジュアルランチとか皆さんとする時もおいしいお店知ってるので、
お気軽にカジュアル面談したいですって言ってくれると嬉しいです。
サイペさんが基本リスク取って新しい店行ってますよね。
そうですね、ちょっと今日も携帯を机に置くの禁止みたいなお店に行ってきて、
そういうお店も開拓しております。
厳しいですね、現在において。
ありがとうございます。
というところで、今日FDEという新しいポジションということなんですけど、
そもそもまずFDEっていうのはこれは何の略で、
サイペさんのグループって普段何をやっているのかお話いただけますでしょうか。
まずFDEの略なんですけど、フォワードデプロイドエンジニアっていう名前になります。
フォワードデプロイドっていうところがなかなか耳なじみないかなと思うんですけど、
ここがフォワード、最前線にデプロイドで配置されたみたいなような名前になってます。
なので最前線っていうのがお客様との最前線みたいな形になっていて、
本当にお客さんの業務をまた表層的なところだけじゃなくて、
お客さんってこのドキュメントを扱うときにそのドキュメントがどこから来るのとか、
処理したドキュメントが次どういう部署に行くのかみたいな前後の業務プロセスですとか、
またやはり業界特有の召喚集とかあったりするので、
そういったものを理解した上でお客さんの課題を整理して、
それを我々AIワークホースっていうプロダクトを作ってますけど、
これをAIワークホース上にお客さんの業務を実現できるようなワークフローだったり、
エージェントみたいなものを実装して、
お客さんの業務を効率化するところを実装していくっていうような役割になってます。
なるほど、なるほど。
ちょっと今、FDEとはっていうところで、
個人的にはこのFDEとは何ですかっていうのは大喜利っぽく、
なんか面白い話がたくさんしたかったなと思ったんですけど、
昨日から考えて何も思いつかずに今日を迎えております。
なのでこのまま行こうと思います。
このFDEですね、最近結構日本語圏のTwitterでもすごく注目されていて、
その発端の一つはサイペさんのブログ記事もあったんじゃないかなと思うんですけれども、
ちょっと個人的に経営目線の背景も少しお話をしますと、
パランティアというアメリカの会社がFDEというポジションに関しては代表的に採用して、
広めたのかなと思ってます。
ReaX、もともと創業からブロックチェーンだったりプライバシーだったりAIだったりというので、
エンタープライズ向けにこういう新しいテクノロジーで何かをするというのをやってたこともあって、
パランティアは結構参考に創業時からしてたんですよね。
このAIRM事業に関してもかなりパランティアは研究しながら見てきたというところで、
このサイペさんのグループの役割に関してはもともと結構FDEだよねというか、
FDEを参考にしながら設計していた部分があったんですが、
いかんせん日本で知名度がほとんどなかったので、
FDEというJDを出そうという何回か議論があったんですけど、
ちょっとFDEって出しても人来るかなというのでなかなか来なかったんですが、
いよいよ改めて役割を考えていくと、
FDEというのが本質的に近いというところで、
FDEという名前で出したという感じですね。
なので知名度がないというのを恐れずに、
むしろ我々が日本でこういうのを盛り上げていこうという感じで出したところはありますので、
今回少しずつでありますけれども、
広まって盛り上がってすごく嬉しいなというそんな感じでございます。
FDEとしての課題
というところでFDEなんですけれども、
結構ですね、個人的にはFDE、広まってほしいなというところと、
ちょっと言い方悪いですけど、なんちゃってFDEみたいな、
FDEっぽいけれども実際ちょっと全然違うみたいなものが増えるんじゃないかなと思っていますし、
アメリカでパランティアを真似してFDEというのを採用を始めて、
ちょっと全然違う方にいっているというのは結構議論があるみたいなんですけれども、
この辺りは要注意かなと思っているんですが、
FDEとは何でないのかという、逆にFDEとは何かというよりは何でないのかというのを聞いてみたいなと思うんですが、
斎藤さんのあたりいかがですか。
ありがとうございます。
そうですね、今のお話だとまさにパランティアの研究はめちゃくちゃしていて、
パランティアのCTOの方のインタビュー記事とかそういうのを読みたりとか、
CTOの方がすごい10年以上前にTEDに出てたりしたんですけど、
そういうのを聞いたりというレベルで研究しているんですけど、
今回募集するにあたっても、パランティアのこのFDEのポジションのジョブディスクリプションというのはすごい参考にしたところもあったりします。
その上でやはりパランティアもFDE、海外でも流行っているけど、
単純に真似するとアンチパターンに入るというか、
単純に真似するだけだとパランティア自身も自分たちのとこ来れないよみたいな話はかなり強くいろんなところで発信しているかなというふうに思っています。
そこでちょっと日本の文脈みたいにすると、単なる住宅開発みたいなところとはかなり違いがあるのかなというふうに感じています。
なるほど。結構パランティア出身の人とかパランティア勤めてる人が最近FDEとは何かみたいなブログを結構出していて、
その中でもわりとそのあたりの住宅とは違うぞとかこれこれとは違うぞって結構話出てますよね。
そうですね。やはりお客さんに言われたものを単にそのまま言われた通り作ると、
よくエンジニア界隈で顧客が本当に求めていたものみたいなブランコの風刺のミームがあると思うんですけど、
まさにああいうちょっと違うものが作られちゃったりするし、お客さん自身がそもそも課題に気づけていない。
やはり業務を回せてしまっている分、なかなか本当にこのAI時代最適な業務な形になっていないということもあるので、
我々AI LLM、AI LLM 事業部という名前掲げているので、その AI LLM にしっかりプロフェッショナルとして責任を持っているので、
そのポジションからしっかりこういう業務があるべき姿ですっていうのもお伝えして、前後の業務の調整とかも含めてサポートしながら進めていくというところが一つ大きな違いかなと。
あともう一つ違うかなっていうところで言うと、我々 AI マークウォースってプロダクトがあるので、
その自宅開発でお客さんに言われた機能をプロダクトにそのまま作るというよりは、本当にいろいろなお客様に使っていただけるプロダクト、本当に必要な機能っていうのを見極めて、
厳しいところだとこの機能は作りませんっていうような、でも本当にAI 業務ってこういう形なのでその機能って本当に必要ですかっていうところも含めて、
しっかりお客様と寄り添いながらちょっとハードな交渉みたいなところも含めてやっていく職種なのかなというふうに思っています。
さやぺさんとはいろんなプロジェクトに入ったりとか、さやぺさんの取り組みいろいろ内部で見たりしてますけど、
本当にこうミーティング終わるたびにいろんなことを持ち帰りつつ、それを咀嚼していろいろ考えることにかなり時間を使ってますよね。
そうですね、もう本当に。やはり使っていただくとお客様からもいろいろな要望をいただけたりするので、
その目の前のお客様のことだけを考えると確かにそれは言われた通りなんだけど、
過去のデータの広報互換性だったりとか、他のお客様にとってはその機能画面とかが嬉しいものじゃない、逆に分かりづらくなってしまうみたいなものもあったりするので、
そういうすごい繊細なバランスをどうとっていくのかっていうのがすごく難しいし、
だからCoscoのFDEってすごい価値を提供できる職種なんじゃないかなと思ってます。
難しいって今コメントありましたけど大変ですか?
いやーかなり大変ですよね。
やはりこうなんていうんですかね、我々はさっきAIとかLLMの専門家みたいな話もしたんですけど、
お客様もこれだけAIとかが流行っていると全く何も知らないみたいなことはなくて、
やはりお客様自身がすごく勉強されているので、その上で、業務はもちろんお客さんが一番詳しい、
我々普通に素人だったりするので、そこの中で自分がいる意味って何だろうみたいなのは常に向き合うというか、
しっかり勉強していかないといけないなと思うところですね。
なるほど。
私もパランティア知人がいたりとかして、とにかくFDEとはっていうのはよく議論したりするんですけど、
一つ肝かなと思うのは、意図的に難しいほうがいいじゃないですけど、難しくあるべき役割なのかなと思っていて、
製品を届けるっていうことに対して一定の複雑性とかクリエイティビティがあるからこういうモデルがいいのかなというか、
逆になんていうんですかね、FDE的な役割なくてどんどん売れる、大半の方はそうだと思うんですけど、それでいいならそれでいいと思うんですよね。
FDEのビジネスモデルの再検討
逆に言うとそれが単に難しいっていうだけじゃなくて、その難しさを突破するとじゃあどんな良いことがあるのか。
その難しいっていうのがありつつも、それをクリアすると本当に高いインパクト、お客様の経営にバシッと響くような規模の大きいものができるから、
その苦労をしてまであえてやるビジネスかっていうのは結構大きいのかなと思っていて、
FDEっていうものに注目されて採用を検討される企業も増えると思うんですけれども、
そもそもビジネスモデルとして製品としてそういうものなのかっていうのはまず一つ見直しが必要かなっていうのはありますし、
その中で製品のジャンルとして、エアワークホースとかパランティアって業種業界特に絞ってなくて、
いろんな業務、いろんな業界にFDEがいろいろ難しいセットアップとチューニングをして届けていくっていうモデルですけど、
ある種こういう何か一定プラットフォーム性があるような製品の方が一緒にいいのかなっていう気はしますね。
そうですね、業界ですとか業種みたいなところが複雑な方がやはりそもそも問題が難しいので、
AIとかソフトウェア的な複雑性に起因するものじゃなくて、業務とかドメインに起因する複雑性があるようなところだと、
すごく解決した時の価値っていうのも大きくなるのかなっていうふうには感じています。
ちなみにサイペさんはそんな感じで今AL事業部においてFDEを代表する存在になってるわけですけど、
どんな感じで今に至ったのかというか、特に前職とレイヤーXってどんな違いがあったのかとか、
レイヤーXの中でどんな取り組みをしながら今に至ったんですか。
そうですね、前職からレイヤーX来てちょっと怒られたじゃないですけど、
自分の心に残っているフィードバックで言うと、
ずっと新卒からエンジニアとして働いていたので、
技術的にこれはできるのかできないのかみたいなところをしっかり判断できるみたいなところに責任を持っているなというふうに思っていたんですけど、
ちょっとお客様目線があんまりない、これはできます、できませんみたいな感じで終わっちゃうところが多かったので、
特にARM事業部に来てお客様との商談とかに出る中で、
営業のメンバーからもらったフィードバックとしては、
ちょっとそれだとこれもう導入できない、商談終わりですみたいになっちゃうから、
ちょっと言い方直した方がいいよみたいなことは言われて、
そういうお客様目線をしっかり持っていくっていうところを一つ、
このARM事業部で得たかなというふうに思います。
あともう一つは結構プライマシティック事業部の経験がかなり効いているかなというふうに思っていて、
本当に先ほどもちょっとありましたけど不動産とか医療とか、
あとネット投票とかクレジットカードとかいろいろやって、
その業界の法律を見たりとか、
あと大体国がワーキンググループみたいなのを開催しているので、
そこの議事録は全部見ますみたいな感じで、
そのドメインをひたすらキャッチアップ、早くキャッチアップするみたいなのをすごいやっていたので、
全然知らないドメインであっても、
最速でキャッチアップしてお客さんと同じ土俵で議論できるようになろうみたいなところは、
プライマシティック事態に鍛えられたのかなというふうに思っています。
なるほどですね。
社内外に非常に誤解を恐れない発言をBotgyouさんであえてすると、
プライバシーに比べるとLLM、今のところ結構簡単なところもありますよね。
そうですね。プライバシーの方は、
ちょっと我々も本気で、すごく本気で考え抜いた分野ではあるんですけど、
なかなかアカデミアではすごい発展している分野なんですけど、
アカデミアで解こうとしているイシューと、実際の実を応用するイシューが違かったりするので、
実際に技術的に解決するものがビジネス上欲しいものじゃないので、
無理やり技術をアピールして売ろうとしてしまった。
でもそれは別にお客様が求めているものではなかった、
みたいなのが強くあったのかなという反省ですかね。
我々一緒に数年頑張った。
技術が圧倒的に、ブロックチェーンもプライバシティックも、
今のLLMに比べると未成熟。
それは実装レベルでまずパッと動かないというものが多かったですし、
まず理論面に立ち入らないと必要的にならないというのもありましたし、
あとは攻めと守りの両方が最適化する対象にあるので、
それを両方やらなくちゃいけないというのもあるし、
さっきの法律みたいな話もあって、
その一個一個の制約条件を知るために、
お客様のヒアリングだけじゃなくて、
そういう業界とか法律のルールとかも、
まだ未策定なものも含めて見ていく人もありましたよね。
そうですね。
あとプライバシティックだと、
業務自体がデータを外部に販売したいみたいなお客様が多かったりしたので、
まだやってない業務を対象にしていて、
LLM事業部でやっているこのエアワーコストは、
常にやっている業務をどう効率化しますか、
もっといい形ないですかという議論なので、
ちょっとスタート地点も違うのかなというふうに思いますね。
新卒の広い目でSIの会社というのは、
今振り返ってやっぱり良かったなという選択という感じですか。
そうですね。
すごく金融という分野で、
すごく信頼性、高い信頼性を求められる分野で、
それがどういう仕組みの下で担保されているのかというのを、
生で体験できたのはすごい良かったなと思います。
当時はこんな煩雑な手続きすごく面倒くさいみたいに思っていたんですけど、
実際に過去に起こしたインシデントとか、
事故、ヒアリハット等を含めて、
チェックリストみたいなもの代表かもしれないですけど、
そういうのを一歩ずつ積み重ねて、
ああいうプロセスが出来上がってきたんだなというのを感じて、
そこら辺はすごく勉強になったし、
自分の価値観の礎にもなっているところかなと思います。
勝手ながらサイブさんがFDに至った経緯として、
あえて外側からの視点で思っているのは、
いろんな技術で似たようなFD的な役割があったというのが一つあるのかなと思っていて、
AI、プライバシー、あと最初ネットワークのところ、ブロックシェアのところというので、
一方、根本的にはそういう未成熟な技術で、
社会的にインフラ性の高いドメインに適応していくというのを繰り返したことによって、
特定の技術に起因するものなのか、
これは全般的にこういうスタートアップでそういうのをやることに起因するものなのかみたいな、
結構メタ的な方法論とか振り返りをされてたかなと思うんですけど、
その辺りはどうですかね。
そうですね、確かに前職の時はちょっと自分自身が若かったのもあって、
そこまでできなかったんですけど、
やはり30超えたぐらいからはかなりメタ認知みたいなものが自分の中に育ってきて、
今取り組んでいるものとか、
ぶち当たった異種みたいなものが、
本質的にはどういう異種なんだろうっていうのを意識的に考えるようになったかなっていうのはありますね。
なるほど、ありがとうございます。
ちょっと今そういう話が出たので、
次のトピックに移るんですけど、
FDEにおいて根本的に必要な能力って何だろうとか、
FDEでもがくことによってどういうスキルとか人材に伸びていくんだろうとかっていう、
FDEに必要な力みたいなところについて話したいなと思うんですけど、
ちょっとまずサイプさんにいきなり聞いちゃいますけど、
FDE、必要な能力何ですかって言われたら何を挙げますか。
そうですね、本当にお客さんの業務、何が正解なんだろうっていうのを考え抜くところと、
それを早く仮説検証できるように技術的なことにも明るいみたいなところですかね。
なるほど。
一つ多分、FDEをキャリアとして考えてる人が気になるのは、
ビジネス面とエンジニアリング面、それぞれどれぐらい必要なんですかとか、
どういうものを経験するといいんですかってなると思うんですけど、
それぞれどういう実績とか、どこまでを知ればいいのかとかってありますか。
そうですね、まず技術的な方からいくと、
技術でいうと、エンジニアの方だとすごい体験してるかなって思うんですけど、
LMが出てきて、エンジニアの在り方みたいなのがすごい時代が変わるタイミングであるかなと思います。
今までだと丸々言語に詳しいです、みたいなのとかがすごく価値発揮しやすかったし、
すごい詳しくなくても、ちょっと言い方あれですけど、
かじったことあると仕事があった時代だったと思うんですけど、
そこがLMに聞いてしまえばいいじゃんとか、
コーディングツール、クロードコードとかありますけど、
そういうのがコード生成してくれるので、動くものできちゃうみたいなのがあったりするので、
少しプログラミングスキルっていう専門性がコモディティ化していったのかなっていうのは思います。
これからどういう技術が来るとか、
LMが得意な言語とか出てくる可能性はすごいあるかなって思うんですけど、
今時点だとまだそういうのが分からないので、
LMしっかり使ってビジネス課題解決するみたいなところは、
今後価値が出てくるポイントなのかなって思っています。
ビジネスの方はなかなか一言で答えるの難しいんですけど、
やはり、ちょっと前半の繰り返しにはなっちゃいますけど、
表面的な課題をすぐ便利化するみたいなのが、
ここもコモディティ化していってしまうので、
一個の業務っていうのをすごく深く深く潜って、
先ほどの前後の業務みたいなのも含めて、
俯瞰してどこがボトルネックになっているのかっていうのを特定して、
それを解決していくみたいな、
ここずつ本当にひたすら実装していくみたいなところをやれる力っていうのは、
かなり大事なのかなっていうふうに思います。
クライアントワークの重要性
その辺り、業務理解してボトルネック特定とかは、
その業務に近いようなことをどれくらいやったことがあったかとか、
ある種の想像力とか、その辺りは行って経験とか、
そういうのを改善するっていうことはやりそうですね。
金融にいたので、金融で法律に縛られて、
こういうことはやっちゃいけないみたいな制約とかすごいあったりするので、
そういうのをしっかり理解しないと、
表層的なボトルネックしか見えなかったりするので、
しっかりとその法律、召喚衆、
あとその会社の中でのルールだったりとか、
隣の部署との力学みたいなのも含めて理解しないと、
本質的な課題にたどり着くっていうこと自体が難しいのかなと思います。
ビジネス的な要素って意味だと、
そういった業務とかビジネスに対する改造と知識っていうもの以外に、
お客さんとコラボレーションするクライアントワーク力みたいなところっていうのも
結構FDにおいてはポイントかなと思うんですけど、
さっきまさに斎部さんも単に技術的にできるできませんっていうのを
白黒で回答する人から進化していったみたいな話があったかなと思うんですけど、
クライアントワーク力に関してはどれぐらいのとか、
どういうステップを踏むといいとかってありますか?
そうですね、実践しているところだと、
やはりお客さんの質問にしっかり正面からちゃんと真摯に答える
みたいなところから始められると、
やっぱり自分が分からないところとかってちょっとごまかしてしまうところあるんですけど、
分からないところは分からない、分からないけどこういう仮説を持ってます
っていうことを伝えたりっていうところからスタートして、
そうすると自分ここら辺分かってなかったんだ、
もっと勉強しようみたいになったりすると思うので、
資質的なところかもしれないんですけど、
ちゃんと本気で考えて失敗するみたいなところですかね。
FDEの重要性
自分に言い訳ができる失敗しないみたいなパーソナリティとかあると、
どの分野でもすごい伸びていく可能性はあるんじゃないかなと思います。
あんな質疑応答の次のステップっていうのは何があるんですか?
そうですね、周りのビジネス側で社内で強いメンバーとかを見ていると、
前後の業務をどんどん聞いたりとか、
より違う人の紹介とかをしてもらうとか、
先を見据えたアクションを少し遠慮してしまいがちなところをしっかり
問うていくというか依頼していくみたいなところを
もう遠慮しないでどんどん行くっていうところで、
自分も見習わなきゃ。
そうですね、お願いできるかっていう社外の人に。
そこは何か今まさにさっき挙がりましたけど、
新卒の2名がFD頑張って日々トライされてますけど、
そこはちょっとステップなのかなと思いましたね。
そうですね。
ありがとうございます。
というわけで今、AILM事業部において
Ai WorkforceのFDポジションっていうのが
新たに定義されたわけですけれども、
改めて今Ai Workforceという文脈で
なぜ改めてFDが重要なのか、いかがでしょうか。
そうですね、本当にパランティア含めてずっと研究してきて、
FDという名前自体は本当にずっと知ってた単語ではあった
っていう感じなんですけど、
なかなかジョブディスクリプション出すときに
出してもこれあまり日本じゃ有名じゃないから
なかなか受け入れられないかなと思うのがあったんですけど、
改めてこのAi Workforceがどんどん大きくなっていく段階で、
我々こそがこのFDEを盛り上げるんだみたいな気持ちで
今回出しましたっていうのがまずあります。
その上でAi Workforceが今どんどん新しいお客様ですとか
新しいソリューションみたいなものを展開していっているんですけど、
このプロダクトとお客様のところに
しっかり向き合うみたいな両方の軸がやっぱり必要なので、
このポジションっていうのを今回オープンして
改めて皆さんに認知して
ちょっと先行とか受けていただきたいなというふうに思っています。
FDEポジションの特性
ありがとうございます。
今採用枠っていう意味では
シニアな方ももちろん類似の経験を積まれている方っていうのもそうですし、
さっきも挙がりましたけど、
少しキャリア的にはまだ短めの方で、
これからFDE的に伸ばしていきたいっていう方も両方とも
ウェルカムというそんな感じですかね。
そうですね。なので、
今まで腕っぷし一本エンジニアでやってきました、
これからクライアントワークやっていきたいですみたいな方もそうですし、
その逆っていうのもあって、
なかなか両方のクライアントワーク力と
エンジニアリング力両方ある方っていうのも
なかなか少なかったりすると思うので、
今後そこをまさに伸ばしていきたいみたいな方も
ぜひ猛攻叩いてほしいなって思っています。
個人的には結構将来起業したいみたいな人もいいと思うんですよね。
ある意味お客さんの課題を理解して、
自分で解決策を実装して、
それを導入して試して改善してっていう、
そのサイクルをすごくいろんなドメインでたくさん回せる
という形になるので、
そのプロダクトを作って届け切るみたいなところに
近い体験っていうのをかなり高い頻度で
たくさんできるのかなという意味でいいんじゃないかなと。
その時にやっぱりゼロから自分で起業して
プロダクトを作るってなると、
どうしてもそのコストも高くて、
1回のトライにかかる時間って長いですけど、
FDEの特徴として汎用性が高くて、
複雑性もあるけれども、
土台のあるプラットフォーム系の製品の上で
それをやるっていうことによって、
ちょっとそういう打席の数を増やしやすいのかなっていう
そんな気はしますね。
そうですね、まさにパランティアもジョブディスクリプションを見ると
FDEっていうのは小さいスタートアップのCTOみたいなものだ
みたいなことが出るので、
まさに企業とかの経験になると思いますし、
あと我々ありがたいことに
すごい大きなエンタープライズの企業様と一緒に
お仕事させていただいていて、
実際に案件入ると
そんな業務この世の中にはあったんだみたいな
こういう人たちが裏を支えてくださってたんだ
っていうのがあったりするので、
実際の現場でやっている業務みたいなのを
すごく解像度高く知れる機械っていうのも
個人的にはすごい興味を持ってというか
知的好奇心が満たされるなと思いながら
働いているポイントで
情報が集まりやすいポジションですよね
そうですね、なかなかインターネットに出てこない情報が
多いかなと思いますね。
プロジェクトごとのCTO兼CPUみたいな感じですかね
そうですね、まさに
そうあるべきだと思うので
背筋伸ばしてそうなっていこうという意思が
いるなと思いますね、自分たちのチームに対して
ありがとうございます
というところで、そろそろお時間かなと思いますので
締めに向かっていきたいなと思います
最後、さゆべさん何かリスナーの方に向けて
一言あればお願いします
そうですね、あのFDEっていうポジションを
オープンさせていただいて
すごく反響もいろいろいただいていて
すごく嬉しいなって思っているところと
今日もちょっとご紹介したんですけど
すっごく難しいポジションというか
難易度の高いことをやろうとしている事業部でもありますし
その中でもかなりハイスキルを求める職種でもあるので
そういうちょっとチャレンジングなことを
したいって思っている方は
ぜひカジュアル面談ですとか
あとちょっと今企画中なんですけど
FDEの向けのイベントみたいなのも
やりたいなって思っているので
そういうところにも足を運んでいただけると嬉しいです
ありがとうございました
個人的にはちょっと今回
すごく真面目な回になってしまいましてですね
ちょっと若干心残り感があるんですけれども
逆にFDEに関しては
しっかりされたんじゃないかなという風に思っております
サイプさんにこういう話聞いてみたいという方は
ぜひカジュアル面談を覚えていただければと思いますし
私のカジュアル面談もオープンしてますので
ぜひともお話しできればという風に思います
それでは今回のLinux Nowはこちらで以上になります
ご清聴ありがとうございました
ありがとうございました
30:54

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