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宇佐美悟のサラリーマン起業戦略室
ポッドキャストサラリーマン起業戦略室は、LAT英会話の創業者宇佐美悟が、
自身の体験をもとに、起業に必要な知識やノウハウをリスナーの皆様と交流をしながらお伝えしていく番組です。
スパルタ式オンライン英会話LATの提供でお送りいたします。
皆さんこんにちは、LAT英会話トレーニングを運営するH&K株式会社代表の宇佐美です。
今回は、いきなり具体的なタイトルを付けさせていただきました。
法人名義での車購入のメリット
車を法人名義で購入するメリットについてお話をさせていただきたいと思います。
実は、経営者には車好きな方も多いようなのですが、
実際のところ、経営者が客先に行ったり、取引先との接待ゴルフに行ったりするときに車を使うことは多いと思います。
その車が10年以上所有している見た目もボロボロの車だったら、取引先にはどんな印象を与えるでしょうか?
この人、儲かってないのかな?
儲かってないということは、お客さんに十分な価値を提供できていないのではないかな?
この人と取引して大丈夫だろうか?
こんな印象を与えてしまうかもしれません。
そんなことにならないようにするためには、少なくとも顧客と会うときに車を使う可能性があるなら、
ある程度見栄えの良い車に乗っておくことも、営業成績を上げる上で大切かもしれません。
そしてその時に考えるのが、個人所有の車として購入するのか、
自分が経営している会社名義で車を購入するのかということです。
サラリーマンであれば、当然のことながら個人で購入するしか方法はありませんが、
起業して法人登記した方であれば、会社所有の車として購入することができます。
そして会社所有で車を購入すると、どういうメリットがあるかというと、
税引き前の利益から原価消却分の費用を経費計上することができるということです。
ちょっとわかりづらいかもしれないので、具体的な金額を含めてお話をさせていただきたいと思います。
すでにあなたが起業して、事業が安定してきて、
年間200万円ほどの税引き前利益を生み出せるようになったとします。
中小企業の法人税は約23%となっています。
計算が難しくなるので、今回の話の中では税率を25%としてざっくりとした数字でお話させてください。
そして会社が200万円の利益を出せるようになった場合、
決算を迎えると、この会社が納めなければならない法人税は200万円の約25%である50万円ということになります。
例えば4年前に初期登録された中古の自動車を年度始めに200万円で購入した場合、
なんとこの200万円が全額経費として計上されるため、利益が0円、つまり納税する法人税額も0円となります。
この時点で200万円の車を購入したことで50万円節税できたことになります。
50万円の支出を軽減できたわけです。
これだけでも会社名義で車を購入するメリットはありますが、実はそのメリット、これだけでは止まりません。
税金の節約と営業成績
翌年になってこの200万円で購入した車を、つまり1年乗って150万円で売却できたとすると、
なんと50万円節約した上に手元には150万円入ってくることになり、実質的にはタダで1年間200万円の車を乗ったことになってしまいます。
ただここには当然落とし穴もありまして、この150万円は単純に会社の利益となって乗ってきます。
営業外収益という形になりますね。
この会社が前年と同様に普通に行けば200万円の利益を出せるという会社の場合、トータルで350万円の利益となり、
法人税は90万円弱、実際には87万円ぐらいですかね、の金額となります。
つまりここでそのまま法人税を支払えば前年に節税したもののほとんどをここで吐き出すことになります。
もしかすると賢い皆様はすでにお気づきかもしれませんが、この法人税をさらに節税するためには今度は350万円の車に乗り換えればいいわけです。
そしてまた翌年この車を300万円弱で売却できたから、さらにその次の年は500万円の車を。
と続いていくと本業が生み出す利益が変わらなくても、実質無料でどんどん車のグレードを上げていくことができてしまうというわけなんです。
このようなことができてしまうからこそ成功している経営者は良い車に乗ってますし、結果ビジネスもどんどん上向きになっていくわけです。
どうでしょうか。車が好きな方であれば企業に対して夢が広がるのではないでしょうか。
サラリーマンが個人で車を購入する場合は社会保険料や所得税、住民税などが差し引かれた後のお金で購入することになるため、このようなスキームを作ることはできませんけれども、
会社名義で車を購入すると業績は変わらなくてもどんどん車のグレードを上げていくということも夢ではなくなります。
今回のお話はかなりざっくりとした内容となってまして、実際のところは原価消却のルールをよく理解した上で、
経営者の方とも相談して進める必要があります。
企業をスタートにはそんな可能性もあるんだ、くらいに受け取っていただければ幸いです。
今回の話も聞いていただいた上で、企業を目指してみたいという方が少しでも増えてチャレンジする方が出てきていただければ私としてはとても嬉しく思います。
今回は企業をすることに対してちょっとした夢のようなお話をさせていただきましたが、いかがでしたでしょうか。
この番組では企業を目指すサラリーマンの方に私自身の経験を踏まえて有益な情報を発信していきたいと思います。
少しでも面白そうだなと思ってくださった方は高評価とフォローをお願いします。
それではまた次回お会いしましょう。さようなら。
今回のポッドキャストはいかがでしたか。
番組では宇佐美さとるへの質問をお待ちしています。
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番組のフォローやレビュー、コメントもお待ちしています。
それではまた次回もお聞きください。ご機嫌よう。さようなら。
この番組は提供スパルタ式オンライン英会話LAT
プロデュース宇佐美さとる
ナレーション馬車がお届けしました。
