宇佐美悟のサラリーマン起業戦略室。 サラリーマン起業戦略室は、
スパルタ式オンライン英会話LATの提供でお送りいたします。 皆さんこんにちは、LAT英会話トレーニングを運営するH&K株式会社代表の宇佐美です。
この番組はですね、 IBMで20年サラリーマンをやった後、起業して10年を超える実績を残してきた、
私が普段感じていることや考えていることなんかをシェアして、 今後サラリーマン起業家として頑張っていこうとされている方々のヒントを少しでもお出しできればなというふうに思っております。
今回は法人設立のやり方についてお話をさせていただければと思います。
最初の頃はですね、もしかしたら個人事業主でスタートすればいいやっていう方もいらっしゃるかもしれません。
もちろんそれはそれで考え方なのでそれでいいと思うんですけれども、 僕は圧倒的に法人設立をすることをお勧めをしております。
これは多分以前にもお話をしたと思うんですけれども、 本当に法人設立をすることによるメリットはかなり多くて、
逆に個人事業主で継続してやっていくデメリットは かなりそれも裏返しなので大きいかなと思います。
なので今日のお話をする前に、 まずは法人設立をするメリットについていくつかお話をさせていただければと思います。
まず一つ目はですね、周りからの見られ方が変わるっていうことなんですね。
個人事業主として事業をやってるっていうのと、 法人として事業をやってるっていうのを、
ご自身としては何も変わらないわけだから別に関係ないだろうというふうに 思われると思うんですけれども、
周りからの見られ方がやはり個人事業主と株式会社なり 合同会社を持っている方っていうのとでは見られ方が圧倒的に変わってきて、
そういう法人を持っている方であればしっかりビジネスに 取り組んでいる方なんだなっていう印象を与えることができるっていうのは
非常に大きい部分かなというふうに思います。
そういった意味でまず一つ目のメリットは、 社会的な信頼を得やすいっていうところが一つですね。
もう一つ、これも結構大きいポイントなんですけれども、 有志でかなり有利な条件を引き出すことができるっていうところなんですね。
例えば日本政策金融高校さんからお金を借りるとき、 創業者有志っていう仕組みがあるんですけれども、
その創業者有志の枠組みの中で、 無担保無保証人でお金を借りることができるっていう、
そういう制度があるんですね。
これ例えば個人事業主としてお金を借りた場合、 無担保無保証人でお願いしますって言ってもですね、
結局借りてる本人が個人なわけですから、 その個人がもう事業がうまくいかなくなってお金返せないってなっても、
返済する義務は当然その個人には残るわけなんですよね。
一方で法人としてこの無担保無保証人で お金を借りることができたとすると、
法人は一つの、自分とは別の人格なわけですから、
その法人が借りたお金を個人である私たちが 返済する義務を負わないっていうことなんですね。
逆にそこの返済する義務を負うということは どういうことかというと、
法人が借りたお金の保証人として、 私なら私、宇佐美悟が保証人として立ちますよという契約をすることによって、
法人が返済ができなくなった場合も、 この宇佐美悟個人が返済を続ける義務が発生するという、
そういう内容になっています。
つまり、法人を設立して無担保無保証人で借りられるということは、
法人が潰れてしまうと返済する義務がなくなるっていうところで、
非常に融資を得る上では有利な条件になってくるんではないかなというふうに思います。
そういったところが主な私の考える 法人設立のメリットなんですけれども、
もう一つ、裏メニューとして、 最初にお話ししたところの裏メニューとしてあるのは、
結局自分の覚悟が決まるっていうところも あるんではないかなと思います。
個人事業主だと、なんとなく副業みたいな考え方の 癖が残ってしまっていて、
本気で事業に取り組まない、 うまくいかなかったとしたら畳もうみたいな、
なんとなくちょっと甘い考え方が そこには存在するんではないかなと思うんですけれども、
法人にすることによって覚悟が決まる というところはあると思います。
結果として、結局周りの人が法人設立している人の方を ビジネスパーソンとして信頼するっていうのは、
結局そういうところが見え隠れするからっていうところも あるかもしれないというふうには思います。
そういった意味で法人を設立して、 法人として事業を行うっていうことは、
僕はメリットばかりかなというふうに思っています。
デミリットとして唯一あるとしたら、 均等割とかの事業税が必ずかかってくるとか、
最初の法人設立するためのお金がかかってくるとか、 そういったところになってくるのかなと思うんですけれども、
やはり先ほどのところに結びつくと思うんですけれども、
そういうお金を払ってでも事業をやろうという 覚悟が決まっている人と、
そのお金をけちって何とか安く上げて 得しようと思っている人と、
どっちとビジネスをやりたいかというと、
やはり前者の、そういう税金を払ったりとかしても やっていきたいと思う方と組みたいと思うのが、
人の気持ちではないかなというふうに思います。
とはいえ、じゃあ法人を設立するために 何百万もお金をかけるかっていうと、
僕はそこも節約できるとこは精一杯 節約したほうがいいかなというふうに思います。
最初、サラリーマンで例えば退職金を得て、
その退職金をもとに法人設立して 新しい事業をつくってなんて思うと、
なんとなくその事業のための資本金として、
気前よくお金使っちゃえみたいな感じに なっちゃうかもしれないんですけれども、
やはりとにかく事業を始めるとき、
できる限り使うお金は減らしたほうがいいんですよね。
そういった意味で私が法人設立で使ったのは、
ウェブサイトで一人でできるもんっていう ウェブサイトがあるんですけれども、
ぜひ検索もしてみていただいたらと思うんですが、
そこのウェブサイトを使って 法人設立をするっていうのをやりました。
そうすると一般的には、
おそらく専門家の方に頼むと 数十万円の手数料はかかると思うんですけれども、
その中で、合同会社を選ぶのか、
株式会社を選ぶのかっていう話もあるんですけれども、
前にもこれもお話ししたかもしれませんが、
私は最終的には株式会社をお勧めしています。
僕自身、一番最初は合同会社で作ったんですけれども、
結果、株式会社に途中から組織変更をしています。
結局、合同会社の方がもろもろと安いんですよね。
安いんですけれども、いろんな人に聞かれます。
何で合同会社なのって。
その時に安かったからって答えなきゃいけなくなるんですよね。
実際そうなので、選んでる理由が。
そうすると、安いから合同会社を選んだっていう人と、
社会的な信頼が厚いから株式会社、
多少お金はたくさんかかるんだけど 株式会社を選びましたっていう人と、
やっぱりこれもどっちとビジネスと一緒にやりたいですかっていうところかなというふうに思います。
大企業で声優さんとかシスコシステムさんとかGoogleさんとかが
合同会社で設立してるっていうのと、
僕たちサラリーマン企業家が合同会社で設立するっていうのは、
全くの大違いな部分があるかなと思います。
僕自身最初合同会社で設立した時は、
そういった会社だって合同会社なんだからなんていうことを言ってましたけれども、
やっぱり社会の見られ方っていうのは非常に大事になってくるかなと思いますので、
私としては可能な限り最初から株式会社で設立するっていうのを
お勧めしたいなというふうに今となっては思っております。
今回は会社の設立の仕方っていうことについて、
フォーカスを置いてお話をさせていただきましたが、いかがだったでしょうか。
この番組は私が20年サラリーマンをIBMでやった後、
企業して10年を超える経験を積んできた、
その中で普段から感じてることや考えてることを皆さんとシェアして、
今後企業を目指すサラリーマンの方の少しでもお役に立てればなというふうに思って、
番組を運営しております。
もしこの番組を聞いていただいて、興味のある内容だったなとか、
役に立ったなとか少しでも思っていただけるようであれば、
ぜひフォローしていただいて、
継続的に話を聞いていただければというふうに思っております。
それではまた次回お会いしましょう。さようなら。
今回のポッドキャストはいかがでしたか。
番組では宇佐美さとるへの質問をお待ちしています。
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番組のフォローやレビュー、コメントもお待ちしています。
それではまた次回もお聞きください。ご機嫌よう。さようなら。
この番組は提供スパルタ式オンライン英会話LAT
プロデュース宇佐美さとる
ナレーション馬車がお届けしました。