経営者交流会の目的
宇佐美悟のサラリーマン起業戦略室
ポッドキャスト、サラリーマン起業戦略室は、
LAT英会話の創業者、宇佐美悟が、自身の体験をもとに、
起業に必要な知識やノウハウをリスナーの皆様と交流をしながらお伝えしていく番組です。
スパルタ式オンライン英会話LATの提供でお送りいたします。
皆さんこんにちは、LAT英会話トレーニングを運営するH&K株式会社代表の宇佐美です。
今回はですね、私が経営者交流会をどのように活用しているのかというお話をさせていただければと思っています。
経営者の交流会というと、皆さんどういうイメージをお持ちでしょうか?
サラリーマン時代だと確かに僕も経営者交流会っていうとイメージつかなかったかなというふうに思います。
今僕がメインで活動しているのがBNIという名前の、
全世界で70カ国以上、会員数32万人ぐらいいるそういった会に所属して活動しておるんですけれども、
そもそも僕がこのBNIに入会した当初の目的というのは、
考えてみるとコンサルタントの仕事をしていた時に、
どうやって新しいお客様を獲得したらいいか全くわからないというところでですね、
このBNIに入ることによっていろんな紹介をもらえそうだ、
新しいお客様を発見するいい機会になりそうだというような形で入会したことを覚えています。
実際問題、経営者の交流会を使う方のほとんどの方の目的がそういう形なんではないかなというふうに思います。
当然のことながらその目的で入ることも当然間違いではないですし、
実際私もたくさんのお客様を紹介していただいて、
BNIを経由した売り上げというのもかなり上がっているのも事実です。
ただ僕としてはですね、このBNI以外もそうかもしれないですけれども、
こういった経営者の交流会をその直接的な売上目的だけで使うというのはちょっともったいないのかなというふうに思っています。
その目的だけでこの経営者交流会に入ってしまうとどういうことが起きるかというとですね、
自分の売りたい商品やサービスがあって、
それを買ってくれるお客様を見つけるために経営者の交流会に入りましたというふうになると、
最初から紹介がどんどん生まれてくるという形になってくるといいのかもしれないんですけれども、
なかなかその紹介が生まれないというケースは十分に発生し得る状況だと思うんですね。
そういうことが起きたときにともすると、
自分の商材、商品やサービスを買ってくれるそういうお客さんがここにはいないんだとかですね、
この経営者の交流会が私の商品やサービスに合ってないんだとか、
そういう環境のせいに持っていってしまうというところが得てしてあるのではないかなというふうに思っています。
私はこういう形で経営者の交流会をもう諦めて他に行くしかないみたいな感じになって、
経営者交流会の渡り鳥になってしまっているような方が時々いらっしゃるんですけれども、
それはとってももったいない使い方だなというふうに思っています。
エジソンの失敗から学ぶ
特にこのBNIという集まりは本当に経営者のレベル感というのも様々で、
まさにビジネスをスタートしたばかりの個人事業主の方もいらっしゃれば、
それこそ副業でビジネスをやっているような方すらいらっしゃるんですけれども、
一方で売上規模がもうすでに100億円近いような、そういった経営者もこのBNIの中にはいらっしゃったりします。
そういった意味で、この中で実はBNIという環境を使えないということにおいて、
BNIが悪いというふうに考えるのではなくて、
私はこの交流会、BNIって言っているのは僕がBNIを使っているからなんですけれども、
それ以外の交流会も含めて、そこでうまく成果が出ないときに、
その交流会のせいにするのではなくて、
自分の商品やサービスを見直すきっかけにしたらいいんではないかなというふうにも思っています。
皆さんもよくご存じだと思うんですけれども、
エジソンが電球を開発するとき、やり方を変えながら1万回以上トライしてやっと成功したという話は聞いたことあると思うんですね。
そのときにまだ成功する前の段階で記者からインタビューされたエジソンがこう答えたことがあるらしいんですね。
まず質問がですね、なぜあなたはそんなに失敗しているのに続けてるんですかっていうところを聞いたときに、
エジソンが回答したのは、私は失敗を繰り返しているのではなくて、
うまくいかない方法を発見しているんだと。
なので常にそこには発見があって前進しているんだっていうような回答をしたそうなんですね。
経営者の交流会の僕の最も効果的だなと思う使い方はまさにこのやり方だと思うんです。
自分の商品やサービスがどうやったら周りの人にとって魅力的に映るんだろうか。
自分がターゲットとしているお客さんにとって魅力的に映るんだろうか。
そういったところを適宜チェックをしながら自分の商品サービスをブラッシュアップしていけば、
そういうふうに考えていただくのがいいんではないかなというふうに思っています。
なのでどんな経営者交流会に行ったとしても、
おそらく自分がターゲットとしたいようなお客様に出会うことはきっとあると思うんですね。
そういったお客様と自分の商品サービスの話をしたときに、
先方が興味を持ってくれるのか持ってくれないのか、
それを試すことができると思います。
それでもしも商品に興味を持ってもらえなかった場合、
この人が良くなかったなって思ってしまうのか、
こういう人にどうやったら自分の商品やサービスを変えていけば興味を持っていただけるんだろうか、
そういった発想で自分の商品やサービスをブラッシュアップしていくっていう、
そういうチャンスの場として経営者の交流会を使っていくといいと思います。
起業家としての心構え
私は今このLATという英会話スクールを2017年にスタートして、
すでにもう丸7年、8年目ですかね。
それぐらいになっていくような状況になってるんですが、
未だに常にブラッシュアップしています。
まさに私のこの英会話のプログラムに興味を持っていただけない方が、
もちろんたくさんいらっしゃったときに、
その方が何を気にして興味を持っていただけないのか、
そこに対してどういうメッセージを伝えていったらいいのか、
そういったところを常に交流会を通して出会った人からのフィードバックを得て、
ブラッシュアップをし続ける、
そういったところが必要なんではないかなというふうに思っています。
得てして、自分の商品やサービスは100%絶対に素晴らしいものであるという立場に立ったまま、
その商品やサービスを理解してくれる人をずっと探し求めるというケースがあると思うんですけれども、
実際のところ、素晴らしい商品やサービスが売れるわけではなくて、
誤解を招くかもしれないですけれども、
実は売れる商品やサービスがいい商品やサービスであるという考え方もできると思います。
そういったところをトライ&エラーしながら作り上げていく、
そういった機会に交流会を活用していただくといいかなというふうに思います。
サラリーマンの方が起業すると、なかなか最初から思うようには売れないと思います。
とてもいいアイデアを思いついて、そのアイデアをもとにビジネスをスタートしたところで、
それが実際にお客様のニーズに合っているかどうかというのは、
実はやってみないとわからないというところはどうしてもあるんですね。
それで、売れないにもかかわらず自分のやり方は変えないということをやっているとすれば、
アインシュタインの言葉を借りて言うならば、
それは狂気の沙汰でしかないというようなことも言えるかなというふうに思います。
うまくいかない場合、他人や環境を変えるというよりも、
自分や自分の商品、サービスが変わっていく、
そういったところを勇気を持ってトライできる方っていうのが、
起業にも向いているのかなというふうに思います。
この番組では、起業を目指すサラリーマンの方に、
私自身の経験を踏まえて有益な情報を発信していきたいと思います。
少しでも面白そうだなと思ってくださった方は、高評価とフォローをお願いします。
それではまた次回お会いしましょう。
今回のポッドキャストはいかがでしたか。
番組では宇佐美サトルへの質問をお待ちしています。
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番組のフォローやレビュー、コメントもお待ちしています。
それではまた次回もお聞きください。
ごきげんよう、さようなら。
この番組は提供スパルタ式オンライン英会話LAT
プロデュース宇佐美サトル
ナレーション馬車がお届けしました。
