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宇佐美悟のサラリーマン起業戦略室
ポッドキャストサラリーマン起業戦略室は、
LAT英会話の創業者宇佐美悟が、自身の体験をもとに、
起業に必要な知識やノウハウをリスナーの皆様と交流をしながらお伝えしていく番組です。
スパルタ式オンライン英会話LATの提供でお送りいたします。
皆さんこんにちは。 LAT英会話トレーニングを運営するH&K株式会社代表の宇佐美です。
ChatGPTの利便性
トートスですが皆さん、ChatGPT使ってらっしゃいますか?
実は、私も恥ずかしながらつい最近使い始めました。
そして、いろんな気づきがこのChatGPTを使う中で出てきたので、
今日はその私が気づいたこと、ChatGPTを使いこなすにあたっての
考慮点についてもお話ができればなと思っています。
ChatGPTの結論として私が思ったのは、
これは欧米人にとってすごく使いやすいツールになっているなと思いました。
なぜ欧米人にとってなのかというと、
これは言語の文化の違いがあるんですね。
皆さんももしかしたら聞いたことがあるかもしれないんですけれども、
言語には大きくハイコンテクストな言語とローコンテクストな言語というのがあります。
実は日本語というのはハイコンテクストな言語になっていて、
ハイコンテクストな言語の特徴としてはどういうことがあるかというと、
ある一つの言葉の中にいろんな意味が含まれる、
そういう要素がある言語がハイコンテクスト言語というふうに言われています。
例えば、よろしくお願いしますっていう言葉ってなかなか欧米の言葉にはないんですよね。
よろしくお願いしますという言葉を使った場合、
その言葉を発信した側、受ける側、それぞれに自由度が持たされているっていうのが、
ハイコンテクスト言語の特徴かなというふうに思います。
つまりその言語を受け取った聞き手の解釈の幅がとても広いという特徴があります。
一方でローコンテクスト言語っていうのは、
英語を代表とされるように非常にシンプルで明快な言語構成になっていて、
聞き手が解釈を入れる余地というのがあまりないんですね。
例えば、この文化のもとに出来上がっている日本人のコミュニケーションにおいて、
ありがちなパターンとしてあるのが、
会社の中で上司の方が、おいお前、そこにゴミ落ちてるぞっていうふうに言うと、
日本人の場合、すみません、片付けますって言ってゴミをゴミ箱に捨てるという行動を、
聞き手がその言葉から勝手に解釈をして行動を起こすっていうことが普通に起こり得ると思います。
ただ、欧米で同じことをしたところで、全くそういう行動を期待することはできません。
おい、ゴミ落ちてるぞ。ゴミ落ちてますね。以上。
っていうコミュニケーションになる可能性が非常に高いです。
こういった時に、我々日本人は、こいつなんて空気読めない奴なんだっていうふうに思うかもしれませんけれども、
それは文化の違いなのであって、それがいいとも悪いとも、私たちの価値観で決めつけることはできません。
で、チャットGPTの話に戻るんですけれども、
実はこのチャットGPT、やはり欧米のローコンテクスト言語でコミュニケーションをすることによって、
期待した通りの結果が得やすくなるなというふうに感じました。
日本人が普段使うコミュニケーションの感覚で、聞き手が解釈を入れられる、
そういう指示の出し方をチャットGPTにすると、
ほぼほぼ間違いなく自分が期待するような結果が返ってこないということがあるんですね。
で、それに対してローコンテクストなコミュニケーションを心がけて、
聞き手の解釈を入れる隙がないような形で相手に伝えていくと、
かなり自分の期待した結果に近づいた回答が得られる、そういう傾向があるなというふうに思いました。
そしてそうやって使いこなしていくと、本当にこのチャットGPTは、
ビジネス、仕事を進めていく上で効率を上げていく強力なツールになるなというふうに思いました。
新たな仕事のあり方
一部の方が恐れているように、
もしかすると一部の仕事をチャットGPTが奪ってしまうということは確かにあるかもしれないなというふうに思います。
しかし考え方を変えると、
よりこれまで以上に高い価値を生み出す人によりその人の価値が高まっていく、
そういう時代になるんではないかなというふうに思いました。
チャットGPTを活用することによって、
例えばサラリーマンで例えると入社1年目、2年目の人に頼むような雑事というところを、
かなりの部分チャットGPTがやってくれるようになると思います。
この資料についてまとめておいてとか、
今日のミーティングの議事録書いておいてとか、
そういうですね、本当に新入社員にお願いするようなレベルの仕事内容、
こういったところはかなりの部分チャットGPTがやってくれるようになるんではないかなというふうに思います。
逆に言うと、私が若干恐れを抱くのは、
そういう新入社員、入社1年目、2年目の人が育つ環境というのが、
育つチャンスですかね、がもしかしたら薄れていく可能性があるのかなというふうに思いました。
そういったところの観点で言うと、
実はより能力の高い人というのは、
チャットGPTを活用することによって、
よりハイクオリティなアウトプットを出せるようになっていく時代が来るなというふうに思っています。
ぜひですね、今後企業を考える皆様においては、
当然のことながら、一般の人たちと同じレベルのアウトプットを出す段階では、
起業しても絶対うまくいきませんので、
ぜひぜひチャットGPTを今から活用してみてですね、
うまくこのチャットGPTを活用しきれるようなコミュニケーションのスキルを自分の中で磨いていって、
チャットGPTを最大限に活用して、
自分のビジネスの成果をどんどん拡大していくことができるような、そんなふうに持っていければいいと思います。
そしてチャットGPTを使いこなせれば、もしかすると新しいビジネスモデルも生まれてくるのではないかなというふうに思っています。
そんな新しいビジネスモデルを生み出すような、
高付加価値なビジネスを皆さんと一緒に開発していくことができればなというふうに思っております。
この番組では、企業を目指すサラリーマンの方に、私自身の経験を踏まえて有益な情報を発信していきたいと思います。
少しでも面白そうだなと思ってくださった方は、ぜひフォローをお願いします。
それではまた次回お会いしましょう。
今回のポッドキャストはいかがでしたか。
番組では、宇佐美さとるへの質問をお待ちしています。
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URLは、LAT-INTERNATIONAL.COMです。
番組のフォローやレビュー、コメントもお待ちしています。
それではまた次回もお聞きください。
ごきげんよう、さようなら。
この番組は、提供スパルタ式オンライン英会話LAT
プロデュース宇佐美さとる
ナレーションバシャがお届けしました。