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それでは放送を始めます。進行は私、刺身ちゃんです。どうもよろしくお願いします。
2025年1月6日22時18分、当直室から生配信です。
皆さんはいかがお過ごしでしょうか。
当直室の暖房をガンガンかけていて、ちょっとその空調の音がずっとノイズとして入っているかもしれません。すいません。
これは減らせなそうです。
天邸どうも。
先生こんばんは、どうもこんばんはです。1号さんどうも。
こんばんは先生、インフルで元旦から寝込んでいました。2号さんどうも。
なんか流行ってるみたいですよね。
お疲れ様です。
どこで感染してもおかしくない状況ですよね。
働きすぎです。
毎週月曜は普通に当直なんだよね。
さすがにもう何が何だかっていう感じで。
疲れすぎて何も考えたくないんだが。
明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。おじあいください。
3号さんどうもです。よろしくどうぞ。
とりあえず今日も当直室からで、僕は幸い特に何も感染せず、ただ疲労感だけがね。
年末年始当直を入れすぎたせいで今だいぶ疲れてます。
こんばんは働きすぎ。そうですね。もう絶対に年末年始働かないというふうに決めました。
あと疲れてる理由がもう一つあって。
去年の年末、母方のおばあちゃんが結局骨折しまして。
何だったんだろう。紙棚か何をやってたんだっけ。忘れたな。
でもなんか高いところに手伸ばして台の上に乗っかったら台から落っこちて
骨折したっていう。ご承知の通りうちはだいぶややこしい感じの家庭で。
母とおばと祖母、全員仲悪いので。全員何かしら問題をかなりの欠陥を抱えている人たちで。
そこにある種の爆弾が投下されたような感じですね。
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結局それで母親もなんかギャンギャン言うし、おばもおばでまた言い返すし。
そこの今度姉妹の喧嘩に発展して、毎晩のように母親が僕に電話をしてくるという状態になっています。
さすがに相手してられないので、もうちょっとそれはどうにかしてよっていう感じで突き放してはいるんですけど。
でも突き放したら突き放したで、もうこちら側に罪悪感を植え付けてくるっていういつものね。
これも一体何十年この人は続けてるんだろうなっていう感じなんですが、いつもの上等手段に切り替わり。
僕としてはなんかちょっと面倒くさいなっていう感じで今に至ります。
クラスターだった病院でもらってこないでよかったです。
まあ病院で感染することはまずないと思います。
病院内が一番安全だと思います。
むしろそこら辺のなんか電車の中とかバスの中の方がよほど危険ですね。
おばあちゃんね、そうおばあちゃんもややこしいんですよ。
で、骨折してで、おばにね、こうぶってもらって病院まで連れてってもらったんだから、
ありがとうの一言も言えばいいのにさ、あれしてくれなかった、これしてくれなかったって。
祖母もまたなんかこういろいろ言うんですよ。
なんかおぶってもらった時すごい痛かったとかさ、っていうのをまた母親に言うんだよね。
そうするとそれを聞きつけた母親が、なんでもっと優しくおぶってあげないのとかっていうふうに言うもんだから、
またそこでおばがブチギレて、っていう感じ。
これはね、もう長いんです、この家庭は。
多分こういうことをこの人たちは40年間ぐらいやってるんですよ。
だからもう今更なんだけどね。
そうなんですよね。
お母さんそんなに文句言うならおばあちゃん引き取ればいいのにってイラッとした。
僕もそう思います。
だからこの場合はね、結構僕母親あんまり良くないなと思ってさっきちょっと苦言を呈したんですよ。
そのおばの文句を言うのはちょっと違うんじゃないか。
キーパーソンはおばなわけで、祖母のキーパーソンはおばなわけで。
おばは確かに性格に難はあるんだが、それなりにおぶってちゃんといきなり年始早々に、
元日早々に救急病院まで運んでってくれてるわけだから、
そこは感謝しなきゃなんじゃないのっていう。
僕は結構母親にちょっと釘を刺しましたね、さっきは。
そしたらもうお前はそうやってお母さんの話を聞いてくれないんだっていう感じのいつものパターンですね。
もう作戦変更ですよ。
分かってもらえないと分かった瞬間に、そういう感じであんたはもう私の話聞いてくれないんだ。
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精神科医のくせに何も人の心もわからないんだみたいな感じで攻めてくるわけ。
だから僕はもうちょっとそういう罪悪感攻撃は勘弁してくれっていう感じで、
そう伝えて一旦電話を切りましたけれどもね。
しかも到着中だし。
こういう感じなんです。
こうやってどんどんどんどん周囲を精神汚染していく、非常に家庭環境が悪いんです。
今僕は自分が精神科医だから何が起こっているか分かるんだけど、
これが僕が子供の頃は結構辛かったですね。
何が起きているのか分からなかったから。
だからすごいどうしていいのか分からなくて辛かったです。
今僕がむしゃくしゃして人に当たったり、皆さんに当たっちゃうってことはまずないですけど。
ただいい加減これが一体いつまで続くんだろうなっていう感じで、
なかなか人の心はそう簡単には変わらないみたいですよ。
こんばんはどうもこんばんはです。
ごぼうさんどうもです。
面倒見てくれないガイアが口を出しちゃダメなのでは。そうなんだよね。
母親も毎回毎回心配になって、実家に帰ってとかっていう風に何かさも心配してって言うんだけど、
なんかいろいろ爆弾を投下して帰ってきてるようにも見えるんですよ。
大喧嘩して、本当に最悪あのね、
おばあはもう人格障害で本当にあのキチガイでとか言ってまた俺にバーっと吹き込んでくるんだけど、
今回はこんなこと言われたんだけどとか言ってまたそれを録音して俺に聞かせてくるんですよね。
どう思う?これ精神科で診断してよとか言ってさ。
キチガイでしょ。爆発性、完結性、人格障害でしょとか言われて。
そんな病名はないんですけど。
なんかさも物的証拠を今回はつかんだみたいな感じで毎回毎回俺に聞かせてくるんですよね。
なのでまあそういう感じでもうどうしようもない。
全員死なないと治らない病気なんじゃないかっていう感じがしてならないんですが。
疲れちゃいますね。
お母さん実家方面行きましょう。
母親が行くとこれまた大玄関になるんですよ。
おばもおばでもういちいちあのお姉ちゃん来なくていいからっていう感じになってるし。
どうしようもないんですよね。
でもうおばあちゃんももう90歳かな。
今年91とかだったような気がする。
もうだいぶ高齢なんですよね。
だからもう骨折って言ってもそんな大腿骨、軽部骨折みたいな大きい話じゃなくて。
なんかかかとの骨が欠けたような感じらしいんですけど。
腰が痛い痛いで。
なんか今歩けない状態になってるみたいで。
多分こう脊椎の圧迫骨折。
まあ脊椎とかおそらく腰椎のあたりの圧迫骨折なんだと思うんですが。
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そこらへんはまだ診断ついてないみたいです。
だから母としては早く連れてってあげてお母さんをとなるもんだからまたおばあがブチ切れてね。
そうっていうことを永遠に繰り返している。
で対応しないおばあってひどくない。人格障害でしょっていう同意を僕に求めてくる。
まあおそらくだけど弟の方にも行っちゃってるんじゃないかな。
今ね就活でこれからっていう時になんか本当に外役だなと思いますね。
自分は被害者だみたいな顔してくるわけですよ。
でも実際やってることは僕の仕事の邪魔をしたり弟の就活の邪魔をしてるだけですからね。
長女なんだったらもう少しちゃんとどっしりと構えててくれよと思うんですが。
相変わらず母親はそんな感じで時間が解決してくれる部分もあるんですが。
根本的にはねその自己ルールというか人間の信念みたいなものはなかなか変わらないんですよね。
特に親子とか兄弟とか身内のことが絡んでくるとこれは10年経っても20年経ってもこの切れ方は変わらないし、
解決しようっていうふうに本腰を入れない限りは変わらないですね。
大体の人がもしかしたらうちのね母親とかおばあとかみたいに何も解決しないまんま寿命が尽きて死んでいくのかもしれない。
でも死ぬその直前までなんか二人は喧嘩してるような気がしますね。
でまた母親が僕に対してブチギレてくるような気がします。
もう完全に僕はとばっちりなんだけど。
そういう感じなんですよ。
根本的には何も解決していない。
これは母親の問題だと思います。
まあおばもおばで確かに難はありなんだけども。
でも母親が結局そうやって周囲に巻き散らす。
あるいは自分は被害者なんだから周りを巻き散らして当然。
周りが心配してくれて当然っていうやっぱり尊大な態度。
っていうのはやっぱり人を怒らせがちですよね。
結果的には長期的に見れば本人は孤立していくので。
そこは母親の課題だなっていうふうには僕常々思ってるんですけれども。
実家方面。
自分の感情のゴミ箱。
まあね結局それをコントロールする術がないんですよね基本的に。
僕もその術が元々なかったし。
僕も結構やっぱり大変ですよね。
そういうものをぶつけられて。
なんかありがとうの一言も結局ないですからね。
いろいろなんか例えば3,40分くらい話聞いて。
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結局なんかガチャって切って何のありがとうもないですからね。
本当にただただ時間が奪われて。
まあ嫌な気持ちはしますよね。
こういう時にやっぱ構造化したいなと思うんですがやっぱLINEみたいなね。
頭の悪い人がLINEみたいなのを持つとやっぱりガチャガチャかけてくるからね。
これはすごく精神衛生上良くないなと思います。
スマホなんて取り上げた方がいいと思う。
スマホを使う資格はないですよ。
家族を辞めたいと友達に口に出してみた時に気持ちが楽になった時があった。
まあ毒親論とかアダルトチルドレンっていう論がそれに近いですよね。
でもねそれは一瞬心が晴れるんですが長期的に見ると別にあんまり解決になってないんですよね。
なので傷ついてる人が一瞬元気出すのにはいい方便だと思います。
私もそれに頼ってた時期がね10代の後半ぐらいにありましたね。
自分の母親と重ねて、まあね。
すいませんね。なんか僕が今度皆さんに撒き散らすような形で。
なんかあんまりこういうなんか親がこうであでっていうのを言うつもりはなかったんだけど、
ついついちょっとさっき、ついさっきの出来事だったんでね。ごめんなさいね。
最近ねそう疲れる理由とかまああといろいろやったんですよ。
なんか映画も見たし。
映画も何本か見て。
新宿駅の近くにあるテアトル新宿っていうなんかちっちゃいシアターがあるんですね。
シアターが一つしかない。
であの基本的になんかマイナーなB級映画しか使ってない劇場があるんですよ。
でそこでねなんかどうすれば良かったかどうすれば良かったかっていうタイトルの
なんかドキュメンタリー映画を見たんですよ。
これはあのみんな皆さんも見てくださいって意味じゃないですよ。
全然見なくていいと思うんだけど。
それも見てちょっと疲れちゃったっていうのがあります。
どういう物語かっていうのを一応解説しておくと
あらすじだけ言うと
あのこの映画を作った監督さん自身のご家庭を
ずっと20年とか30年間くらいかな。
30年間くらいか。
あのビデオに取りためたものを編集して映画にした。
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この監督さんのお姉さんが統合失調症だって。
両親がいて。
っていう物語なんだけれども
統合失調症であることを両親はずっと隠し通してきて
治療が遅れてしまった。
その結果姉はとてつもなく土地狂ってしまって
大変なことになっちゃった。
っていうのが本当ただただ何の救いもなく
節々とフィルムに収められていて
貴重な統合失調症の人がどのように発症して
どのように悪化していくかっていうのしかも無治療でね。
全く無治療で薬が入らない状態で20年間とか
全く無治療のまま経過していく様子が
時系列に並んでいるんで
精神科医としては結構1回は見るべき映画なのかな
というふうに思いましたけども
皆さんが見るべきものではないかもしれないね。
ああいうのを見るとどの家庭もやっぱり爆弾を抱えてるんだな
っていうのは思いましたけどもね。
形は違うけれどもある種みんなで共犯して隠してるようなところはありますからね。
世間からなるべく目立たないように。
そういうちょっと各家庭の闇みたいなものを
映し出した作品ですよね。
こんばんはどうも。下からちょっと読み上げていきます。
最近母親が子供を3人殺害してしまったニュースがありましたが
どんな精神状態であったんでしょうね。
そのニュースは全然知らなくて
どんな感じだったんですかね。
糖質は遺伝する。糖合失調症か。
糖合失調症は遺伝する。
糖合失調症は遺伝的な封印はあるでしょうね。
家計図とか書くとあるからね。
でも精神科って不思議なんだけど糖合失調症だけじゃないんですよ。
糖合失調症の人の家計図を作っていくと
うつ病とか僧侶性障害とか
発達障害みたいな人が結構いるんですよね。
だからもしかしたらそういうのって
実は別々の疾患じゃなくて
似たような原因で発症しているものなのかもしれないなとか
興味深い家計図ですよね。
しかもメンデルの遺伝法則みたいな
常染色対有性遺伝みたいなものではなくて
親戚のおじさんが自殺してたりとか
離れたところにいたりするんですよね。
なのでちょっと不思議です。
その事件になった過程は子供の感触と不登校で悩んでいた。
どういう状況だったんだろうね。
先生の吐き出しは自分だけじゃないって
18:01
勇気をくれるのでありなんです。
僕もただね、こんなひどいこんな世界はしねえみたいな
ただの感情の発露になると皆さん嫌な思いになっちゃうんで
それなりに何かこうね
意味のある感じで語りたいなと思ってるんですけど
登校失調症のその映画
どうすればよかったか
その映画の家庭の親って両親ともに医師だったんでしょう?
なぜ隠そうとしたのか
えっとね、旦那さん、旦那さんというかお父さんが医者
だけど基礎研究の方の医者ですね。臨床医はしてない。
で、お母さんの方は医学部かどうかわからないですけども
そうですね、PHDを取って薬理学系の研究を共にしていた。
両方とも頭いいですよね。理系で。
でも逆にエリートだったからなんじゃないですか。
自分たちの子供が、昔風に言うと基地外ですよね。
自分の子供が基地外を発症したっていうのを
誰かに悟られてはならない。
最終的に自宅感知、私宅感知してましたよね。
映画の中で鍵、家の玄関にぐるぐる巻きにチェーンを巻き付けて
娘が飛び出ないようにしている様子とか
そういうのも全部フィルムに収められていて
そうやってガチガチに玄関に鍵をかけて逃げないようにしたりとか
やっぱりそこまでしてなるべく見せたくなかったんじゃないですかね。
今みたいな当時インターネットもなかったから
統合出張証っていうものが何なのかっていうのを知る機会もなかったでしょうし
とにかく何かこう見せちゃいけないものっていう感じで
匿ってたんじゃないですかね。
こんばんはどうも。
こんばんはどうもこんばんはです。
門松。門松どうも。
映画の娘さんも優秀な方で
そうですね。
その統合出張証を発祥した監督、ディレクターさんの姉も
当時医学部に所属していたそうですね。
在学中に統合出張証をおそらく発祥し
何とかギリギリ医学部は卒業できたんだけれども
医師国家試験に合格できなかった。
それは単純に点数が足りなくて。
卒業してから10年20年かけて
何か分かんないけどお父さんはこう
毎年毎年医師国家試験の過去文を買ってきて
娘にやらせて何とか合格させたかったみたいですけどね。
でも結局その夢は叶わず
公開するきっかけになったのが
21:04
結局その発祥された娘さんが
全く別に肺癌を発祥されて亡くなったんですよね。
コロナ禍の前に。
コロナ禍中だったのか分かんないですが
この2020年とかそのぐらい確か亡くなったんですよね。
それがきっかけでこのフィルムが公開になったっていう。
何か割と重めな映画で
重い映画だろうなと思ってたけどやっぱり重かった。
エンタメとかもない。
あと特に劇中BGMの音楽とかも流れない。
ずっと何かただのフィルムをつなげ合わせていく感じの
映画だったんで結構それも辛かったですね。
癒しのメロディーも流れてこない。
ただただ重い映画。
親のプライドによる虐待。
僕なんかその映画の中で一番印象的だったのが
監督の息子さんがご両親にインタビューするんですよね。
多分そのインタビューは20年ぐらいずれてるんですけど
最初発症してしばらくして母親にインタビューしてね
これは絶対に分裂病だから
当時統合失調症って名称ではなかったんで取材当時は
これはいわゆる分裂病だから絶対に病院に連れてかないとダメだよ
お母さんっていう風に言うんだけども
いやこれは違いますって。
最初に見せた医者が違うって言ってたんで
これは断じて違います。
ただちょっと変わり者なんだ。
ただしたいことをしたいんだから
母親は抵抗するんですよね。
でもそれでも取材当時監督さんは食い下がるんですよね。
いやこれは治療じゃないと治らないよ。
目覚ましてお母さんとかって言って。
最終的に母親は何て言ったかって言った。
それはね、お父さんは許さないと思うよ。
お父さんは、お父さんが最後の壁なの。
私がいいって言ってもお父さんは絶対にいいって言わないわよ。
かけてもいいからみたいなことを言うんですよね。
で、映画がもう終わる最後。
最後の最後。
実はもうそのお母様は途中で認知症発症されて
その後すぐ亡くなっちゃうんですけども
その後お父さんがよぼよぼになってね
20年後ぐらいにまた同じような質問があるんですよね。
結局どうすればよかったのかって。
今度お父さんに20年ずれぐらいに同じ質問したら
やっぱりお母さんが良くなかったんだよみたいなことを言うんですよ。
やっぱりね、あの時お母さんは納得しなかったと思うよって言って。
24:02
自分はなんかやっぱり薄々病気かなと思ったんだけど
でもお母さんはそういう感じじゃなかったから
もう俺は言い出さなかったんだよって言ったんですよね。
って言ってで結局それってじゃあどうすればよかったのかっていう
タイトルの伏線回収に繋がるんですけど
両親はお互い結局、面と向かっては言わなかったんだけど
お互いがお互いのせいにして終わるっていう。
お父さんが最後の壁なんだよっていう。
お母さんは言うしお父さんは
いやお母さんはそれ許さなかったと思うよっていう。
結局お互いがお互いになすりつけて終わるっていう
すごくなんかリアルなんだけども
後味が悪い。
だから結局どうして病院に連れて行かなかったのと。
お父さんも今になってみれば連れて行ってあげてもよかったのかなとかって言うんだけど
でもあの時はやっぱお母さんが許さなかったと思うよって。
これはね僕結構その映画であんまりそこにフィーチャーされてなかったんだけど
僕結構その発言が衝撃的だったね。
お父さんとお母さんのしかも20年ぐらい差があるんですけどね。
発症当時の母親ともう肺がんで亡くなった後の
よぼよぼになったお父さんのインタビューで
結局お互いのせいにしてるっていう。
他人事みたいにね。
でもこれは貴重な映像だと思いますよ。
みんなそうやってお互いのパートナーのせいにしたり
自分はやろうと思ってたんだけど
あいつがダメだって言うから辞めようと思ったんだって
みんな他人のせいにするんですよね。
自分は悪くないんだって。
そんな感じだったみたいです。
すごく面白かったのは発症未治療のまま20年が経過して
もう最後死理滅裂になって
全く疎通が測れなくなっちゃったんだけど
でもその後まあいろいろあって
結局最後折れてね
ちゃんと医療保護入院になったんですよ。
精神科で何処方されたのかまで
症状線は映ってなかったんだけど
結局メジャーが入って
きちっと意思疎通が測れるようになって
自分で料理までできるようになったって
要素も全部フィルムに収められていて
やっぱ薬って大事なんだなっていうのを
そういうところからもやっぱり確認できますよね。
それで家庭の時間がまあ束の間なんですけど
結局その後肺がんですぐなくなっちゃうんだけど
まあ失われた時間を取り戻すかのように
家族の時間をそこでちょっと作ることができたっていうのは
結果的には良かったですけども
でももっと早く通院して
もっと早く薬飲んでれば
まああんな風にはならなかったと思うんだよね
変わり果てた
27:00
髪も伸び放題で
ゴミ屋敷みたいになってましたからね
そうちょっと悲しいなという感じですねあれは
娘さんが遺体に出たなら
周囲が気がつかないのかなと悲しくなった
いや当時は多分分裂病とかって
分かってなかったんだと思うんですよ
認知度があまりにも低くて
精神科医しかも知らないっていう状態だったと思うんですよ
だって当時うつ病とかもまだ多分一般的ではなかったので
90年代って
うつ病って言われるのって
99年とか2000年代ぐらいからなんですよ
メディアに初めて出てくるのが
でうつ病ってあるの初めて知りましたっていうのが
多分2000年代の初頭ぐらいからなんですよね
90年代って本当に闇の時代というか
まだ心の病気とか脳の病気っていうのが
全く何も認知されていない時代だったので
みんな隠したんですよね
なんかやばいことが起きてるって
こんばんはどうもこんばんはです
なのでね情報ってやっぱ大事だなっていうのも感じましたね
こうやって今の家庭の在り方を
発信していくっていうのはそれなりに意味があることなのかもしれん
僕もある意味ドキュメンタリーみたいにね
うちの家庭内の様子をなんかこうベラベラ喋ってますけど
何の鋭利目的でもなく
何かに促されるかのように
病気を認めてくれない
救いようのない
エリート家系でもなんでもないくせに病気じゃないと言って隠したがる
プライドですかね
他人事みたいにお互い夫婦で処理していくっていう
なんか問題が発覚すると人間って
いや私も初めはそう思ったんだよとかってみんな嘘をつくんだよね
そういうのを思い出す思い出しバイアスって言いますけど
みんな自分が悪くないように記憶を改変するんですよね
ジャニーズの問題とかもそうだけどさ
みんな本当は知ってたんだけど
いや自分もおかしいと思ってたけど言い出せませんでしたってみんな嘘をつくじゃない
そうやって記憶って塗り替わっちゃうんですよね簡単に
非常に難しい問題です
だからどうすればよかったのかっていうタイトルはまさにその通りだよね
僕もずっとあれを見ながらどうしようもないなって感じでしたね
僕もあの場面で監督さんみたいなね
次男というか弟で
姉が統合失調症発症して両親が全く理解しないっていう状態も結構罪に近いよね
積んでますよね
30:06
薬を飲んでれば娘の人生は変えられた
肺癌で死ぬストーリーは変えられなかったかもしれないけど
もしかしたら普通に医師免許を取って仕事までできてた可能性も全然あったと思う
早期治療できてればね
なのでちょっと大変なことです
こんばんはどうも身内にいたので見ようかどうかすごく悩んでたんですが
あれあんまりやってる映画館ないですよね
僕も探したら都内だといくつかあったんで
たまたま新宿にいたんでね見ちゃいましたけど
テアトル新宿っていう
花園神社の通りの向かい側にあるあたりの映画館です
最近なんかまたビックリドンキーが復活したみたいですね
コロナ禍に潰れちゃったんだけどまた回転したみたいです
まあまあ人の最大の不幸は親が子供を見ずに世間の方を向いていることがほとんどだということだと思っています
ただね僕の語り方で言うとそういう理解になるんだけど
じゃあその両親はそれで幸せだったかというとめちゃめちゃ苦労してるんですよね
もう意思疎通が測れないその尻滅裂になっちゃうと日本語が話せなくなっちゃうんですよ統合失調症って
にもかかわらずなんかもう
もう両親もどうしていいのかわかんないけどそうだよねそうだよねうん辛いよねとかって言ってなんか頑張ってなだめようとしてたりとか
急にバーンってこうなんか物を叩いたりとか
なんかこう急に飲んでるビールに手を突っ込んじゃったりとか明らかに機械な行動してるんだけども親はもうそうだよね辛いよねとかって言ってなんかこうなだめようとしてるんですよね
これを見てるとやっぱちょっとすごい強依存というかね
親ももうどうしようもないしっていう感じでなんか諦めてる感じだった
あーなっちゃうんだなと思ってリアルでしたねすごい
親も最終的にだからなんかもう神頼みするしかないみたいな神棚になんか拝んでたりとか悪霊退散みたいな感じになってて
ちょっとね
だから親も親でまあ辛かったんだろうなと思います
33:01
先生こんばんはどうもです
なのでなんかあの映画を見るとちゃんと僕は精神科医としてね
医学の正しい知識を伝えることでもしかしたらああいうご家庭が救われるかもしれないってちょっと思いましたね
だから統合出張症って何って聞かれたらちゃんと答えようと思いましたね
それだけで救える命もあるんじゃないかって
少なくともその統合出張症の周りの人は救われそうだよね
そこまで行くと入院ですか間違いないですね
だって夜通し叫んでたり窓をね開けて2階から脱出しようとしたりとかもう全くまとまらないですもん行動が
ずーっと壁叩いちゃったりしてもう親も全然寝れてないみたいな映像も映ってたし
あれは精神科病院でもそうなんですよずーっと隔離室内でずーっと壁叩いてる患者さんとかもいますしね
その旧正規の患者さんってあれがやっぱご家庭で何かねあれをしかも無知
薬物とか使わずに何か管理しようとしたらまあもう本当に脳色腺になっちゃいますよね
ほぼ不可能だなとなのでまあなんか純粋な医学的な質問だったら割とちゃんと答えようと思いました
なんか全く関係ない僕に関する質問だったらねするでいいかなと思うんだけど
医学のことに関してはなんかちゃんと一つずつ丁寧に教えなきゃなって思いましたね
えっと医師に医師に見てもらった方がいいと聞いてみたんですものねとそう
結局両親もなんか両親の証言だとなんかおかしいなと思いながらも
でもまあこういうちょっともともとこういう変わった子だったかもみたいな感じで数年間見てたんだけど
そのなんか10年10数年経った時にある時がくんと悪くなったらしいんですよ
突然もなんか人の言葉をしゃべれなくなってさすがになんかこれおかしいんじゃないかっていう風に
なんか両親がびっくりしたみたいな証言があるんですよね
そこら辺でやっぱりがくんと個人格水準が落ちていて
まあ統合出張症でいうところのその残余状態というかね
かなり人格水準が交配して人の言葉もしゃべれなくなってしまって
もう残余状態ですね
典型的な脳の中の神経が燃え尽きたような状態
1日中ずっと壁を見てたりとかかと思ったら突然なんかバンバンバンバン壁叩いたりとか
36:06
当事者からしたら地獄で
あれを全く何の知識もない状態で扱うのは大変ですよね
だって精神科の医師とか看護師がやっぱり治療に当たってても大変だなと思うんだもん
プロでもそう思うわけだから
発症するきっかけはあったんでしょうか?
多分ないね
きっかけは多分ないです
親が先なのか娘さんの生まれ持ったものなのか
それはもう娘さんの生まれ持ったものだと思いますよ
それは間違いなくですね
どんなにおかしい家庭でも
幻聴とか統合出張症発症したりとかしないからね
そういう素因が素質がもともと本人の中にないと
特に問題のある家庭でもなかったと思います
むしろ両親ね
医学博士で
エリートですよね
でそのまま子供たちは医者になるだろう
どっちかというとかなり裕福でエリートで
IQも高い人たちだと思うんですよね
勉強にもおそらくそんなに苦労はなさらなかっただろうし
両親が特に仲悪いっていう感じでもなく
割と幸せそうな
クリスマスの時の映像が残ってたり
アルバムがたくさん残ってたりするところを見ると
結構いい家庭だったんじゃないかなと思う
その仲も良い
仲も良くて頭も良くてお金もあってっていう
割と恵まれた風に見えましたけどね
たくさんアルバムが出てくるっていうのが
まず特徴的だよね
僕の家庭にアルバムないですから
僕がどんな子供だったのかも
もう歴史をたどれないんですよね
仲悪かったんで両親
そういう意味でも多分
親にあんまり原因があったわけではないんじゃないかなと思います
やっぱ脳の変性ですからね
ある種の脳の慢性変性疾患なので
統合失調症って
単純にそのやっぱり脳の病気に翻弄された方達
っていうことなんでしょうね
で治療が遅れてしまった
元に戻せるのですか
戻せないです
ただその病的な進行を遅らせることはできると思います
早めに薬が入ればね
39:06
1990年代ってまだそんな時代だったんですねと
いやでもびっくりするかもしれないけど
普通に2010年代の半ばでも
未だにこの玄関にチェーンぐるぐる巻きにして
閉じ込めている人とか
まだ多分日本に結構いると思いますよ
僕も研修医の時
そういう方実は見ましたしね
30年間発症してから未治療の患者さんとか
見たことがあります
やっぱりもう言葉が通じなくなっちゃってて
かわいそうでしたね
実は結構まだいると思いますよ
ああやって閉じ込められてる人達って
みんな言わないからね
仲悪かったけど遊園地は行ってたんですよね
茶番でした
うちもね
小学校ぐらいまで
だから僕は
中の途中までアメリカにいたんだけど
小学生の頃の写真
学校で撮った小学校の写真とか
残ってますよね体育祭とか
でもそのぐらいからもう歴史が途絶えてる
僕の記憶も定かではない
やっぱそっから黒歴史に入るので
なんか僕の記憶も曖昧です結構
写真も残ってない
そっからストレスで太り始めるんで
ほにゃほにゃに憑依現象ってあるんですか
憑依現象とは
治療につながっているのはまだ良い方なんですね
そう
今はネットで調べれば
例えば幻聴とかさ
独り言とかで検索すると
まず間違いなく統合出張症って出てくると思うので
それだけでも大した進歩ですよね
だからこれは
ちゃんと治療できる病気なんだっていう風に
まあ普通に調べれば出てくるので
でもそれでも各種闘争っていう人がまあ
やっぱどっかにいると思いますね
かわいそうなんだけど
中学からアルバム持っていないです
家を出ている期間に父が捨てました
理由は不明です
謎です
42:25
その映画って都会に行かないと見れなそうです
確かに
この映画は
一般的な映画館でやってないB級映画なんで
たぶんDVDにもならないし
TSUTAYAに並ぶこともないです
別にそんなに一生懸命見なくていいですよ
僕はつまらない映画とか本を
面白く紹介する才能があるので
僕が言ってるからって言って見ると
後悔すると思います
僕ちょっと特殊な人間なので
何でも盛り上げちゃう方なんで
僕がオススメしている本とか
読んだ本とか別に買う必要もないし
買ってみるとつまらないと思います
面白くする才能がある
天才じゃん
さりげなく天才じゃんそれ
っていう映画を見ましたね
あとネットフリックスとか
アマゾンとかでちょろちょろ見てるんですけど
ニーズのある才能
家庭は牢獄だよね
おばあちゃんも地獄みたいだし
お母さんが引き取ればいいのに
45:11
と思ったけど先生に負担がかかりそうなので
取り消します
おばあちゃんは確かにかわいそうではあるんだが
こんな姉妹に囲まれて
娘たちに囲まれ
元を正すと
おばあちゃんの旦那さんは
アルコール依存症だったんですよね
アル中だったんです
しょっちゅう家庭内暴力を受けていたんですよね
僕が生まれた時には死んでました
仏壇があった
こんばんはどうもこんばんはです
19号さんどうも
僕は父から聞かされたのは
おじいちゃんは自殺だったっていう話なんだけど
でも母親は自殺じゃなくて
体の病気だったって言ってるんで
真実はよくわからないです
自殺じゃなくてって言ってないね
おじいちゃんの死因について訪ねたら
普通に体の病気で死んだんだって言ってたんで
そこらへんの証言が食い違ってるところも
僕としては確かめようがないね
とにかくアル中だったっていうことは間違いないみたいですね
そこの証言は一致していて
おばあちゃんも一致してる
おばあちゃんも結婚しなければよかったんだって
僕と会うたんびに言ってくる
結婚するの間違えたって
おばあちゃん一回離婚してるんですよね
出会った人と再婚して
その人がアル中だった
そこから二人の娘が生まれて
その長女から僕が生まれてくるんですけど
こんばんはどうも
だから僕がおばあちゃんと会うたんびにね
お酒あんまり飲まないんですよねって話をすると
すごく喜ぶんですよね
いやお酒なんか絶対飲まない方がいいよって
僕は言われる前からあんまりね
この間死にかかったぐらい
お酒あんまり強い方じゃないんで
その話をするとおばあちゃんすごく喜びますね
お酒なんかいいことないよ何一つって
僕もそう思います
角松さんこプレゼントどうも
その本当のことが知りたい
うちもアル中で死因が不明なんです
でもアル中でうつ病発症して自殺っていうのは
48:02
結構割とよくあるパターンですよ
首吊り自殺は
アル中とうつ病ってかなり強い相関があるので
あとは別にうつで死ななくても
普通に肝硬変
その後大動脈流の破裂
で普通に即死っていうパターンもよくありますよね
血を大量に吐いて死ぬ
凸血して死ぬっていうパターンも
全然よくある
角松プレゼントどうも
アルコール依存症の家族って
一番ハードなやつではないですか
結構上位に入ってきそうですよね
そういう旦那か
先にある意味死んでくれてね
おばあちゃん良かったかなと思いきや
まるで亡霊のように
今度は娘2人たちから
ある種の虐待みたいな感じで
ギャンギャン言われて
おばあちゃんは監獄の中に
ずっと今もいるんですよね
なので僕はもうね
可哀想だし不運だなと思うんだけど
そういう定めの人なんだなって
僕はちょっと
冷静に見てますね
僕もどうしようもないしさ
これはもうどうしようもない
誰にもどうしようもない
誰も悪くないし
僕が生まれてきた時には
もうこうなってたんで
僕の責任でもないしね
僕が精神科医だからといって
何かしてあげられることは
もう多分何もない
こういう辛い人もいるんだなって
思いながら
それを見届けるしかないですよね
アルコールは体に良くないんですね
体とあとメンタルにあまり良くないですね
お酒を飲んだ瞬間は
ちょっと陽気になったり
盛り上がるんだけど
翌朝は結構気分が落ちちゃうことって
あるんですよ
僕はだからアルコールって
元気の前借りだと思ってるんですけども
先にもらっちゃうんで
後で返さないといけない
それがきっかけで
鬱になっちゃう人もいますね
そろそろお休みども
なので本質的には
アルコールは何も解決には
導いてくれないので
やっぱりちゃんと解決に向けてね
治療していくべきだと思いますけど
私はあなたが育てた
あなたの娘ですよって
モザイクを見るときの
細めた目でばあちゃんを見ています
話終わるようで申し訳ないですが
別にいいですよ
51:00
増殖性障害は
年をとるにつれて
ひどくなっていくものですか
それとも緩やかになっていきますか
私は10代、20代の時ひどくて
年をとって穏やかになりました
増殖性障害は
基本的に結構横ばいなのかな
って思ってます
統合主張症って最後ね
言葉が話せなくなって
もう人の生活ができなくなってっていう
ちょっとこう滑り台みたいに
滑り降りていくイメージですが
増殖性障害ってあんまりそうやって
人格水準が崩れてる人
あんまり見たことがないので
そういう意味では横ばい
なんじゃないですかね
あなたが穏やかになったのは
もしかしたら何か周りの人と出会って
あなたの人生が変わったのかもしれないし
そういう要素が絡んできてるのかな
と思いますね
あなたが経済的にちょっと
余裕ができてきたりとか
あるいは周りの人に恵まれて
途中から人生が軌道に乗ってきたりとか
そういう要素が絡んでくるんじゃないかな
あとは薬がうまくはまったりとか
いいお医者さんと出会えばね
治療もうまくいくだろうし
増殖性障害で全然ね
50代60代でも落ち着いてない人は
結構たくさんいますよ
だから年齢によって
予防が良くなるっていうのは
僕は結構信じられないですね
悪い人もだいぶ見てきてるので
こんばんはどうもこんばんはです
22号さんどうも
環境って大切な要因なんでしょうか
そうですね
例えば認知症の患者さんでも
やっぱり周りが穏やかに接してるか
周りが虐待みたいに辛く接してるかで
全然認知機能って変わってくるからね
だから生態内の変化
病的な進行もあるんだけれども
やっぱ環境も大事だと思うんですよ
それによって全然認知機能が変わってくる
だからどっちが原因かって
脳が原因なのか環境が原因なのかっていう
二分法ではなくて
やっぱり両方大事なんだと思いますね
ひどい認知症でも周りが穏やかに接してれば
本人もなんか笑顔になるしさ
発達障害とかもそうですよね
周りが本人に対して失責したり
なんでできないんだって怒鳴りつけてると
やっぱりすごく悪くなるし適応が
周りがなんか面白おかしくいじってあげればさ
アカシア様みたいに
本人はなんかゲロっとするし
周りも和むしね
やっぱ環境も大事なんじゃないですかね
精神科医は何にもしてあげられないんだけど
54:14
結構その経済的な環境とか
金融資本って結構大事なんじゃないかなと思うね
やっぱお金がなくなって貧乏になると
すごく心も貧しくなってくるし
お互いガミガミするしね
なんか節約しようとか
契約しようとかすると
心がギスギスしてくるじゃない
値札見ずに買った方が絶対に気持ちが楽じゃん
なのでそういう精神学の外側にも
いろんな問題というか
影響があるのかなと思いますね
お金といい伴侶や友達
あとその政治的な状況とかね
ウクライナとかガザ地区とかで
生まれ育っちゃうと結構大変だと思うんですよ
いくら良心がいい人でもね
そういう意味で政治的な安定
治安
あとそういう食べ物とか
上下水道の整備とか
そういうものも全部やっぱり
人の心に影響してると思います
日本はかなり恵まれてる方だと思いますね
アメリカだと水道水の蛇口をひねって
水飲んだらお腹下しますからね
日本は本当に水が清潔なんだなって
いつも驚かされます
本番は私は東郷市長賞です
よろしくお願いいたします
どうもです
東郷市長賞の方がテーマになっている
ドキュメンタリー映画の話をしてました
どうすればよかったか
どうすれば
どうすればよかったか
どうすればよかったかかな
ちょっとごめんなさい
何か間違ってるかもしれないけど
確かそういう映画のタイトルだった気がします
よかったかか
よかったのかだったか
ちょっと忘れた
よかったかでした
じゃあ合ってたね
57:00
東郷市長賞は遺伝ですか
遺伝の部分もあると思います
でもさっきも言ったように
親が東郷市長賞だから
子供に必ず遺伝する
みたいなものではないです
だから常染色帯
有性遺伝みたいなものじゃないと思う
もっと単因子疾患だと思います
単因子遺伝子疾患だと思います
数十あるいは数百の遺伝子が絡んできた
単因子疾患だと思いますね
そうなんですね
感知はないと言われました
どっちかというと
というか間違いなく
付き合っていくタイプの病気ですよね
一型糖尿病もそうだけどさ
世の中感知しない病気って
結構あるじゃないですか
あと高血圧とかも
感知しないですよね
付き合っていく系の病気です
そうなんですね
感知を目指そうとすると
辛くなるから
これを持ちながら
どういう風に人生を豊かにできるか
っていう風に考えた方が
前向きに生きられると思いますね
あなたが持っているリソース
つまり体とか頭脳とか境遇
それを変えることって
かなり難しいけど
その中で
いい選択をし続ける
ってことじゃないかな
最善死を打ち続ける
生まれながらに
全部装備が揃っている
勇者みたいな人も
いるかもしれないですけど
それと我々は違いますからね
そこと比べると
辛いだけなんで
比べる必要はないと思います
あと自分で糖合症症と
認識している人と
していない方の
違いって何ですかね
すごくいい質問だね
これは病識があるかないかとか
どれぐらいあるか
っていう話なんですけども
すっごく難しいし
僕もね
ちょっとうまく説明できないかも
例えば
私は今
幻聴がありますっていう
糖合症症症の患者さんが
いるとするじゃない
でもその幻聴がある
っていう風に言うのは
1:00:00
周りがそれを幻聴だと
言ってるからだよね
これって自分は今
聞こえてるけど
周りが聞こえてない声
これを世の中的には
幻聴って言うんだ
なるほどみたいに
肯定的に学んだことですよね
先生が言うから
間違いないなとかさ
あのね
ネッシーに話を聞いてくれた
先生も言ってたし
ネットで調べたら
それでできたから
やっぱりこれって幻聴って言うんだ
なるほどみたいに
そうやって本人が
自覚はしないんだけども
学んでいくんじゃないですかね
そう
だって幻聴って
言われてるものって
多分僕らが今
こうやって普通に
自分の声を聞いたり
他人の声を聞いてるのと
あんま変わんないじゃないですか
体験としては
だから本人は
幻聴じゃないと思ってるんですよ
本当の声だと思ってるんですよ
でも周りを見ると
聞こえてないから
あ、これってやっぱり幻聴なんだ
っていう風に
学ぶんですよね
で、これを幻聴っていう風に
先生に伝えたり
周りに伝えると
うまく聞こえない
周りに伝えると
うまくいくというか
周りもそうだよね
って納得してくれるから
その表情を見たりしながら
勉強していくんじゃないですかね
だから統合視聴者の患者さんにとって
幻聴はあくまで
本物の声だと思いますよ
病識って久しぶりに聞いた
あと不思議なんだけど
結構リスペリドンとか
エビリファイとか
メジャーが入ると
本人の中での
その確信度が落ちてくる
これ絶対にガチでマジで声なんですよ
本当にこれ間違いない声なんです
っていう風に言ってた人が
もしかしたら
誰かが言ってたのかもしれないですけど
みたいに
なんかちょっと確信度が落ちるんですよね
薬を入れると
だから確かに先生の言うように
幻聴って言われてる奴なのかもしれない
みたいな気持ちになってくる
薬が入るとね
なんかその強度というか
精神症状と自分との間に
少し距離が置けるような感じになるのかな
私も学びました
変わらないですよね
一応精神科の授業で習った
違うな
医学部で習った説明だと
耳で聞こえる声か
内側から響いてくる声かっていうのは
多少の差はあるみたいですけどね
例えば僕らが本を読む時と
新聞を読む時に目読するじゃないですか
1:03:01
あれってどこから聞こえてきますかって言われると
耳じゃないよね
なんか体の中央のあたりから響いてきますよね
幻聴ってのはおそらくそういう感じで
聞こえてくるんですよね
目読みたいな感じで
でもそれはほとんど周りの声と変わらない
だから本人は普通の声と
普通は区別しないですね
区別するって発想さえない
しかも自分に話しかけてくるわけ
こうこうこうだよね
ああだよね
僕もなんか
統合視聴者の患者さんと話してると
たまに急にギラギラ笑い出すんですよ
その患者さんが
なんか僕今おかしいこと言いましたかって聞くと
いや大丈夫ですなんでもないですって言って
すごく取り繕うんだけど
絶対に幻聴なんだよね
多分僕の悪口を言ってるんですよ
その幻聴が
多分そのツッコミに思わず
吹き出しちゃうんですよね
すっごくなんか楽しそうに笑うんで
僕もその幻聴聞いてみたら
すごい笑い出しちゃうんで
なんか楽しそうに笑うんで
僕もその幻聴聞いてみたいなって
いつも思うんですけど
そんな楽しいものだったら
ちょっと聞かせてよと思うんですけどね
幻聴が幻してわかることがすごいですね
これは結構奇跡に近いですよね
僕らも例えば普通に人を見てたりとかさ
新宿駅とか渋谷駅を歩いていて
人を見ていてさ
そこに普通の人がいると思うじゃないですか
でもよくよく聞いてみたら
周りの人はその人見えてなかったり
ってことがあるかもしれないじゃない
でもそんなの夢にも思わないわけですよね
確かめてないから
普段言われることもないし
でもそうやって多分ね
統合出張所のお患者さんたちも
言われるまで
普通にあるもんだと思ってた
っていう感じなんだと思うんですよね
あるいは言われてからも
いやそこにあるじゃないっていう感じで
信じられないと思う
だから不思議だよね
やっぱそういう脳の病気なんだなって思うんですけど
見えないものが見えちゃったりとか
不思議だよね
だからすごく難しいんですよ
薬を飲ませる時
今日も一人病棟に患者さんがいて
多分その人は専門なんですけど
高齢の方でね
術後のリハビリで
今入院してるんだけど
なんか夜間になると
やっぱ専門って言って
意識障害が起きて
殺すぞっていう風に
1:06:00
怒鳴られたんですよ
とかって言うんだよね
しかも別の棟から
この建物じゃなくて
隣の建物から
お前殺すぞっていう風に
俺に向かって言ってくるんで
俺もそういう風に言われたら
やっぱり自分を守らなくちゃいけないから
殺すとなんだ
お前を殺すぞこの野郎
って叫んだんですって言ってて
それって幻覚じゃないですか
幻聴というか
幻視も含めて
でも当然そんなことはないんですよね
例えば僕は仮にそれで
いやこれ実は別棟って
今おっしゃったんですけど
実はこの病院って
この建物しかないんですよ
とかって現実を言っても
なんか不審がられちゃうわけ
先生何言ってるのって
あるんですよそういう別棟が
って言って喧嘩になっちゃったり
あるいは僕の言うことは
あんま聞いてくれなくなっちゃうのね
僕はどうしたかっていうと
ちょっとその別棟確認してきます
そうしてね
一応確認してきて
今後ないようにはしたんですけども
今後また叫ぶこともあるかもしれないので
その時教えてください
ってとりあえず伝えたんです
でもう一個
これはリスペリドンの内容液って
液体のタイプなんだけれども
私たちが別棟の患者さんを黙らせる間
なんとかさんの気分を落ち着かせるために
この薬飲んでほしいんです
そうじゃないと
殺すぞって言われて
穏やかな人はなかなかいないですから
申し訳ないんですけど
この薬飲んでちょっと気分を落ち着かせてください
でその殺すぞの患者の方は
私の方がきつく言っとくので
お願いしますって言って
そしたらあ分かりましたって言って
そのリスペリドンを飲んでくれるようになったんですよね
で多分それを飲んでくれれば
実際にその殺すぞって声は
多分聞こえてこないと思います
こういう形で
なんかこう二枚舌というか
患者さんが生きている内界の世界に
現実の世界と
現実の世界を織り混ぜながら
精神界は薬を飲んでもらうように
仕向けるわけですよね
別胸の殺すぞっていう患者さんの方は
私たち医師とか看護師で対応するんで
とりあえずあなたは
心を落ち着かせるために
この薬飲んでくださいって
眠くなってきたので寝ます
どうぞ寝てください
この人騙してるって先生は疑ってしまいそうで
でもねそこは信頼関係
だからそういうのを飲んでもらうために
普段から趣味の話とかね
なんとかさん意外とこういうのをやってたんですね
とかっていう趣味の時間が大事なわけ
向こうには一応信頼してもらうわけ
悪いことするやつじゃなさそうだなっていうふうに
信用してもらわないといけない
そういうのうまそうですね
だからあなたはそれ幻聴なんで
1:09:12
薬飲んでねって言うと
飲まないんですよね患者さんって
そこが難しいんですよ
それは幻聴です
だから飲んでくださいって言って
飲む患者さんなんかいないです
まず病気だって意識がないからね
だからちょっと頭使いますよね
別胸の患者さんはいる
というのを扱い
いるっていうことを共有しつつ
認めつつも
でもそれとは別問題で
気持ちを落ち着かせるために
お薬飲んでねっていうふうに
伝えるべきところは伝えないといけない
糖質症症はそういう感じで
薬さえ入ってくれればね
あるいは専門もそうですけども
ある程度こっちのもんというか
それでもう症状収まっちゃうので
話は早いんですよね
問題なのは
薬で何ともならない
うちの家庭みたいな問題です
お互いがお互いをいがみ合って
でまたその傷つけられたっていう
エピソードを周囲に巻き散らしてね
私は辛いんだって言って
で僕が話聞かないと
あんたはそういうやつだったんだね
お母さんのこと何とも思ってないんだね
っていうふうに言ってくる
こういうタイプはね
どんな薬を飲ましても治りません
難しい問題だね
今日はいろいろ家庭について
今まで話してきた内容の総集編みたいな感じですけどね
家庭について改めて
根が深いなって
1:12:02
どうしようもないんだよなって
そうですよね
どうしようもないんだよなって
つける薬もないし
精神科医になったってできることは何もない
認知行動療法をやろうにも
やっぱ怒りはどうしようもない
説得できない
そう説得は難しいね
僕が何かを言うと
あんたはそうやって話を聞いてくれないんだ
っていう筋書きになっちゃうので
だからひたすら話を聞き続けて
お母さん大変だったね辛かったね
よく頑張ったねっていうふうに
お母さんみたいにずっと同調し続けるか
あるいはもう悪者にされるかの二択ですね
どっちにしろいい未来は待ってなさそうだね
これが前話した家庭のルールですよ
家庭で生き延びるためのサバイブ術ですね
ひたすら耐えるか
ひたすらもうそうだねそうだねっていう
共感のマシーンみたいになる
なることで自分を犠牲にするっていう形で
サバイブした人っていうのは
社会に出た時に自分を犠牲にしがちですよね
学校のプリントを隣の人に簡単に渡しちゃう
この例があんまり良くなかったみたいでさ
プリントぐらい渡すよとか言われちゃったから
退職金の3000万円を
よく知らない人に渡しちゃうにしますかみたいな
そこのうまい例が見つからなかった
そうやって自己犠牲のスキーマができちゃうと
社会で不適を起こすよってことが
要するに言いたかったわけですよ
プリントぐらいだったら
あげちゃいますって言われたから
僕はなんかあげたくなかったけどね
皆さん結構寛大なんだね
僕は真面目だったんであんまりプリント渡したくなかった
関係が逆転してて
プリントは分かりやすかったんですけどね
まあまあ身近な例で
気づきの更新について教えてください
私はうつ病です
最近病識なのか悟りみたいな
感覚があります
1:15:01
何ですかそれは
逆に教えてくださいよ
何ですか気づきの更新って
与えられたものが本当に必要かな
そうですね
だから僕はそれを棚卸しっていう風に
前に表現しましたが
家庭内で身につけたサバイブ術とか
自己ルール
自分が生きるためのルールってあるじゃないですか
人にはこう接しようとか
こういう時はこうしようっていう
もうルールだねプログラムですね
それを10代の後半とか
あるいは結構若い時期にやっぱり
一旦破綻するというか
社会でこれ通用しないんだ
学校でこれ通用しないんだ
ってなって
一旦引きこもる破綻して
うつ病発症するっていうのって
やっぱり必要なんじゃないかなと思う
ある程度ぐちゃぐちゃな家庭で育った人
っていうのは
そこで一旦ルールを棚卸しして
どのあたりがどう悪いのか
不具合が起こしてるのかっていう
自分のやっぱり
こう自己検証が必要ですよね
何にも考えずに
スーッと生きていけちゃう人はいいんですよ
それはもう親から
プレゼントをもらったと思って
感謝しながら生きていけばいいと思うんだけど
残念ながら
昨日不全家庭みたいなとこに
生み落とされちゃった人っていうのは
やっぱどっか一回
ルールが間違ってるんじゃないかって
自分を疑うフェーズが必要ですよね
これ自己犠牲になっている限り
幸せになっていけない
幸せになれないんじゃないかとかさ
自分がこれ当たり前のように
当たり前のようにやってることって
これって実は周りの人
誰もやってなかったんじゃないかとか
そういうのを僕結構17歳とか18歳ぐらいの時に
気づいたんですよね
あれこれってもしかして俺だけなんじゃないかって
なんかおかしいんじゃないかこれって
なんか世界が全部ね
地球が天と地がひっくり返ったんですよね
何だこれって
そうやって一旦破綻を期待して
うつ病発症することは
むしろ必要なことなんじゃないかな
っていう気もします
だからトラウマの人が
一旦人生が破綻するっていうのは
僕結構大事だと思うんだよね
そこで死なないように
もちろんサポートは必要ですが
でもなんか今後長い人生生きていく上で
一旦その破綻って大事なんじゃないかなって
そこでいろいろ周りの人との価値観を擦り合わせて
何だこんなに頑張らなくていいんだとかさ
手を抜くことを覚えたりとか
あるいはちょっと悪い遊びを覚えたりとか
別に法律を多少守らなくてもいいんだとかさ
そのぐらいいい加減でもいいんだとかさ
ちょっときつかったネジを緩めるみたいな作業は
必要ですよね
自分が与えられたものとか
植え付けられたものが
本当にこれ合ってんのかっていうのを
一旦全部荷卸しする
必要なものはもう一回サルベージして
いらないものは全部手放す
1:18:01
親に反抗するっていうのも大事だし
あるいは親以外の
他者に対して反抗してみたり
そういう状況が起きて
そういう状況が起きて
そういう状況が起きて
親以外の他者に対して
反抗してみるみたいなのも
やっぱ若い時期は必要なんだろうな
と思いますね
私の鬱もリセットに必要だったんですね
なんか救われる
その後も何回も何回もリセットを
繰り返さなくちゃいけないぐらい
なかなかそのルールの修正がね
難しい人もいますけど
でもそれはある種の定めみたいなものだね
君のせいでもないし
だから誰か別の魂が
その家庭で生まれても
きっとそうなってたんじゃないかな
そういう難しいプランなんじゃない
プランというか
人生コースなんじゃないですかね
人生ゲームでいう
ハードモードだね
ちょっとスピリチュアルも入ってます
精神科医のくせに
多少ちょっとスピリチュアルにも
通じてるんで
覚えがあるので腕に
少しスピってます
親に対する反抗期
何人についお金を貸してしまって
あまり帰ってこないので
食べるものがなくなって
しまいます
金銭管理ができないことに
なるんでしょうか
なぜか入院を勧められています
金銭管理ができない理由は
なんか結構山ほど思いついちゃうので
ちょっと何とも言えないです
単純に例えば認知症でもあり得るし
ADHDでもあり得るし
物病でもあり得るしね
統合失調症でもあり得るので
ちょっと27号さんが
どういう状況かは
分かりかねますが
入院を勧めてくれてる人の
言うことは聞いてみるのはどうですか
意外と自分のこと
自分でよく分からなかったりするんで
入院するしないわ
結局医者が決めるからね
まずは医者に診察を受けるっていうのは
結構大事かなと思います
あともう10分以内に終わりますね
もう少しで1時間半になっちゃう
1:21:02
僕がずっと見てた
危ないなって言ってた患者さん
実は昨日亡くなったんですよね
この方ももう長年の
元気の入った統合失調症の
子孫の患者さんで
本当にずっとどの薬を入れても
幻聴がなかなか取れない
かなり大変な方だったんですよね
だから僕は
人が亡くなることっていうのは
基本的に悲しいことなんだけども
でもあの方が
忌々しい幻聴から
あれで解放されたんだなって思うと
すごくなんか
良かったなとも思うんですよね
亡くなったのは結局
後延性肺炎を繰り返して
亡くなったんですけども
もうおしっこも出なくなっちゃってね
なかなか大変な方だったんですが
ただまあ
結果はどうであれ
忌々しい幻聴から逃れられたっていうのは
良かったなって思うんですよね
僕はなんかすごく
肩の荷垣を折りましたね
ずっと辛い辛いと
もう24時間ずっと幻聴が聞こえてきて
もう本当に
うわーって唸るんですよね
それをこの人は何十年と
多分もう本当に
50年近くずっと
そんな生活をしてきたんじゃないかと思うんですが
想像を絶する時間の経過ですよね
で、メジャーをさ
抗精神病薬を増やしていくと
後延性肺炎を繰り返すって
すごく難しい感じだったんですよ
僕もなんかこういう治療
すごく嫌だなと思いながらね
本当は精神療法とか
精神分析とかやりたくて
精神科になったのに
なんでこんな後延性肺炎の治療を
してるんだろうっていう
すごく嫌になるくらい
すっごい厳しい患者さんだったんだけど
身体的に
いろいろなんか僕も肩の荷垣が降りて
ちょっと楽になりましたね
あっちの世界ではね
なんかこう健やかに
穏やかに
暮らしてくれたら嬉しいなって思いますね
えーっと統合出張所の2級で
どうも
門松さん子どうも
人のせいって平等ではない
まあ全く平等ではないですよね
まあそれぞれに
それぞれの辛さがあるんでしょうけれども
なかなか比べられるものではないですが
それぞれ不幸だと思います
門松さん子
治療を若いうちに受ける方が
楽そうですね
暇になってよかったのかもです
現状がね
なんかクスクス笑えるものだったら
穏やかでいいんですが
だいたい現状ってやっぱり
1:24:01
かなり被害妄想と結びついていて
本人にとっては辛い言葉なんですよね
ずっと自分のことを詐欺すんでくる
誹謗中傷が常に頭の中に思い浮かんじゃうような
ものだったりとか
あとまあ非常に不可解なんですが
その現状が聞こえ始めると
その現状を口ずさんでしまうんですね
毒語って言うんですけれども
だから僕はその方と疎通が取れたこと
あんまりないんですよね
すっごくそのリスペリドンが
言ってくれて
リスペリドンがうまくはまった日は
すごく健やかにね
目がぱっちり開いたのが
数日間あって
亡くなるたぶん
一月前ぐらいだったんですけど
その瞬間僕はじめて
その人と目が合ったんですよね
その時にすごく健やかで穏やかで
今日は調子がいいですっていう風に
なんかはっきりと言ったのが
印象的でしたね
ああいう感じでね
死後の世界があったら
本当に素敵だなと思いますね
死に抜いたっていう感じの
よく頑張ったなって感じの人ですね
いろいろあったんですよ
年末年始
その方も亡くなったりとか
いろんな疲れの中にはいろいろあります
僕の家庭の問題もあるし
病棟のいろんな患者さんの苦悩もあるし
絵的に怖いね
ずっとなんかもうよく分からないこと
口ずさんでた人が
毒語がピタッと止まって目が合って
今日は調子がいいですって
一瞬だけね
数十年間の間で
本当に一瞬だけ
毒語は収まったんじゃないかな
毒語と現状が
先生も長い間治療に携わり
そうですね
あと看護師さんがやっぱ大変だったと思います
丹野急院とかずっとやってたからね
本当にお疲れ様って言いたいですね
さあ
じゃあぼちぼち終わりますか
えーと明日
うん
だいたい当直明けの火曜って
あんまり配信しないんですよね
たぶん明日は配信はないかと思います
たぶんもう帰ったら疲れてすぐ寝ちゃうからね
現状ではなく
映像が次から次に頭に浮かんできて
止まらないことがあった
1:27:00
これも統合失調症の可能性ありですか
うーんそういう症状もあるのかもしれないですが
典型的には
えーまあそういう音声でね
聴覚のモダリティの障害が
統合失調症には多いです
あんまり視覚や耳が
そういう障害が及ばないのが特徴なんだよね
不思議なんだけど
だからおそらく即登用の異常なんだと思うけど
すごく気づきがありました
どうもお疲れ様でした
お送りしましたのは
さしみちゃんでした
はいでは失礼いたします
お疲れ様です