それでは今回話をさせていただきますタイトルはこちら。
カフェインはどれくらいで母乳へ移行するのか、ということで今回はカフェインと母乳で話をさせていただきます。
まず早速ですけども食べ物や飲み物でカフェインを摂取してどれくらいで母乳へ移行していくのかと言いますと、
だいたい10分15分後ぐらいには母乳へ移行し始めます。そしてカフェイン摂取後30分後ぐらいには母乳の中のカフェイン濃度が最高濃度になると言われております。
カフェインが母乳の中に移ってから母乳の中のカフェインだんだんと除去されていきまして減っていきますけども、
カフェインの濃度が濃い状態はどれぐらい続くのかというとだいたい2時間ぐらいは続くようと言われております。
なのでカフェインを摂取してから2時間ぐらいは母乳を避けてくださいねと言われたりすることはよくあります。
ただ赤ちゃんへ母乳をあげるタイミングというのは頻繁であったり、なかなか2時間避けてというのは難しかったりもします。
2時間あげるつもりですけども、突然赤ちゃんがお腹を空かせてしまうそんなこともあったりします。
そういったことを考慮してデカフェコーヒーなどが最近好まれる系統があります。
デカフェコーヒー、カフェインの大半を除去されたコーヒー、若干カフェインが残りますけども通常のコーヒーに比べるとカフェイン量を90%以上除去。
メーカーさんによっては通常のコーヒーに比べて3%しかカフェイン入ってないですよなんていう風に宣伝しているところもあります。
なのでカフェインの量をかなり抑えられているコーヒーがデカフェコーヒーでして、これであれば摂取していても母乳をあげるのは安全だよと言われたりもしております。
これだけカフェインの量が少なくなれば母乳へ移行しても赤ちゃんへ与える影響は微々たるものと言われております。
ただデカフェコーヒーとかがないよう普通のコーヒーを飲んでしまった、でも母乳をあげるタイミングが来てしまった、どうしようそんなこともあると思います。
こういった時、例えばコーヒーを1杯2杯くらいであれば母乳をあげても大丈夫とも言われております。
その理由としましては基本的には母親がカフェインを摂取しました。
母乳へ移行するカフェインの量というものは摂取した量の1%くらいと言われております。
母親が100カフェインを取ったら母乳に移るのは1くらいです。
そのためコーヒー1杯2杯くらいであれば母乳に入るカフェインの量も微々たるもので大丈夫だよとも言われております。
なのでコーヒーを1杯飲んでしまった、でも赤ちゃんがお腹空かせるどうしよう母乳をあげられないかなという時でも
コーヒー1杯くらいとかであれば母乳をあげてもらっても大丈夫だったりもします。
でもそれならカフェインのことを意識しすぎなくてもいいじゃないか。
コーヒーとかでカフェインガンガン摂取しても大丈夫じゃないかと思われるかもしれませんけども実際にはそうでもなかったりする面もあります。
カフェインをやはり取り過ぎるのは危険だよという面もあったりします。
赤ちゃんは大人に比べてカフェインが体に蓄積しやすいです。
大人であれば体内に入ったカフェインをだんだんと効果のないものに変えていく、いわゆる代謝機能というものがよく発達しているんですけども
赤ちゃんはカフェインを代謝する機能が大人に比べて未熟だったりします。
なのでカフェインがなかなか除去されない、体に残りやすかったりします。
大体大人に比べて10倍から20倍はカフェインが体に残りやすいと言われます。
時間とかで言いますと、例えば大人の場合はカフェインを摂取しました。
その後5、6時間後ぐらい経った時には体内のカフェイン量が半分ぐらいになるよと言われております。
一方赤ちゃんの場合はこの体内のカフェイン量が半分になるまでには50時間から60時間、場合によっては100時間ぐらいかかるよなんて言われたりもします。
なので母親がカフェインを摂取した後母乳をあげていますと大人はカフェインが体の中から数時間でなくなっていくんですけども
赤ちゃんはだんだん蓄積していくのでだんだん溜まっていく。それによって様々な症状を引き起こすことがあったりします。
また赤ちゃんと大人ではそもそも体の大きさも違ったりするので赤ちゃんの方がカフェインの影響も受けやすいよなんて言われたりもしますので
カフェインを積極的に摂取するのはやはり危険だったりもします。
カフェインが赤ちゃんにどう影響していくのかと言いますと、カフェインというものは交換神経を刺激することで眠りにくくなります。
よくコーヒーとかで飲むと眠気覚ましになるよというのもこの理由だったりします。
自立神経のうち活動担当する交換神経とリラックスを担当する副交換神経、そのうち活動担当の交換神経がカフェインで刺激されるので目覚めやすくなります。
これは裏を返せば眠りにくくなるということでもございます。
なのでカフェインを摂取した母乳をあげていますとなかなか赤ちゃんが寝付けなくなるよというのがあります。
また交換神経活動担当する神経が刺激されることで興奮しやすくなるということもあったりしますし眠れなくてイライラもしやすくなるといった悪循環にも陥りやすいです。
この興奮作用とまた眠れないのでイライラしやすいとも語らないまして赤ちゃんが眠れないしイライラするというのが繰り返し起きやすくなったりします。
またカフェインが胃腸へ刺激を起こしてしまいまして下痢を繰り返ししやすくなるようそんな報告もあったりします。
ということで母体のカフェイン摂取取りすぎはやはり気をつけた方がいいよなんて言われております。