おはよう、こんにちは、こんばんは。
薬と健康に関するラジオ、略してくすけんラジオのうっちーです。
このラジオでは、薬剤師、やる私、うっちーが薬のことや健康のことなどで、
ラジオを機の方や患者様からの質問などを紹介しながら、
質問に答えたり、薬や健康についての話をしていくというラジオです。
どうぞよろしくお願いしまーす。
今回、前回に引き続きまして、TH様よりテーマをいただきました、
マクドナルドでございます。
TH様から前回のテーマは、
16時間断食ダイエットの難しさのテーマをいただきました。
その説もマクドナルドでございました。
そのテーマをいただきまして、
配信前にこんな感じで16時間断食ダイエットのことを話しますね、
というのをメールで送らせていただきました。
前回配信分のざっとしたおさらいにもなりますけども、
16時間断食ダイエットは、1日のうちに8時間の間、
例えば朝8時から夕方16時までの8時間の間でしか食事をしないようで、
その16時から翌朝8時までの16時間、
この期間、食事をしない時間を作るダイエット方法です。
ただこのダイエット方法、16時間食事をしなかった、
それが明けての最初の食事、
この時の食事が太りやすくなりますよとか、
このダイエット方法、そもそも筋肉が落ちやすくなるようなので、
注意が必要ですよということを話させていただきましたし、
その旨をTH様にメールで送らせていただきました。
そこに対してTH様から返信として、
筋肉が落ちて太りやすくなるということは、
スポーツ選手が引退後に激太りするのも、
筋肉が落ちるからでしょうか?という返信をいただきまして、
そこから今回話をさせていただきます。
ということで今回のタイトルはこちら。
スポーツ選手が引退後に激太りするのはなぜ?
ということで今回、スポーツ選手が引退後に太る人が多いのはなぜか?
ということで話をさせていただきます。
よくテレビとかで引退したスポーツ選手が出てきますけども、
現役時代より太っている方が結構いらっしゃいます。
現役時代よりも運動減るから仕方ないんですけども、
それにしても急激に太る方も多かったりします。
なぜ急激に太るのか?
特に太りやすいスポーツの方とかいらっしゃるのか?
という話を今回させていただきます。
今回主に3点、食事量の問題、睡眠時間の乱れ、
筋肉の衰えのこの3点で話をさせていただきます。
まず1点目、食事量の問題。
スポーツの種類にもよりますけども、
スポーツによっては体を大きくした方が有利というスポーツも多いです。
体を大きくする、筋肉をしっかりつけるとか、
体格を良くした方がいい、そんなスポーツも多いです。
そういったスポーツの場合は、
トレーニングに加えて食事をたくさん摂る必要があります。
タンパク質とか糖質などで筋肉をつけるための食事をすることで、
筋肉をつけやすくなります。
で、体を大きくすることでパフォーマンスを上げるよということで、
パフォーマンスを上げるためにも食事は重要だったりします。
で、現役中であれば運動をしてエネルギー消費をするとか、
筋肉がそもそもあるので、
代謝が良いから太りにくい、こういったのもあります。
ただ、引退をして運動が減ってしまえばエネルギーの消費が減ります。
そこで現役中と同じように食事をしていれば当然太りやすくなってしまいます。
ですがこの点なんですけども、
引退後に食事量が減っていれば太ることは少ないです。
むしろ現役時代に必要以上に食事を頑張りすぎていた方とかですと、
引退後に食事量が減るので痩せたりもします。
例えば相撲鳥の方、相撲鳥の方はどうしても体を大きくした方が有利ということで、
体を大きくするためにたくさん食べるのを現役中心がけます。
ですが引退をして食事量をそんなにとらなくてもいいよとなれば自然と体重が減っていきます。
他にも野球選手、サッカー選手とかでも特に日本代表クラスの方でも
引退後には痩せたという人は意外といたりします。
例えば野球選手で言えばジージー佐藤選手であるとか、
サッカー選手で言えばディフェンダーの安田選手、フォワードの大久保選手などが有名な例かなと思います。
体を大きくする必要がなくなったので、
無理をして食事しなくてもいいよということで痩せる方もいますけども、
ただ現役時代と同じように食べていれば当然そのまま太ってしまいますというのがあります。
なので筋肉が増えれば増えるほど血液の中の糖を筋肉に蓄えることができます。
よく糖尿病対策には運動がいいよと言いますのも、
運動によってエネルギーを消費するということ以外にも、
糖を筋肉に蓄えさせることができるからという利点もあるからです。
ここでスポーツ選手に話を戻しますと、引退をして筋肉が衰えます。
そうしますと今まで筋肉で蓄えていた糖を蓄えきれなくなるので、
その糖が血液中に放出されてしまいます。
そのため血液の中の糖が増えて糖尿病のように血糖値が高めの状態になります。
よくスポーツ選手なんかで引退後に糖尿病になるとか血糖値が高くなるというのも、
こういったのが理由だったりもします。
血液の中で増えた糖、これを下げるためにインスリンが体内で働きますけども、
その際には糖を脂肪に変えて脂肪の中に糖を隠すという性質がインスリンにあります。
なので血液の中の糖が増えますと脂肪が増えやすくなります。
それが結果的に太りやすくなります。
こういった点から引退後にスポーツをやめますと筋肉が衰えて糖が増えて太りやすくなります。
どのスポーツでもこの傾向はあるんですけども、
筋肉の種類で側筋と直筋、瞬発力を必要とするときに重要なのが側筋、
持続力を必要とするときに重要なのが直筋なんて言われますけども、
この側筋は糖をエネルギー源とするのに対して直筋は糖や脂肪酸素などをエネルギーとしております。
糖だけをエネルギーとしている側筋はより糖を蓄えやすいです。
よく側筋は食事とかトレーニングで肥大しやすくて筋は肥大しにくいと言いますのも様々な要因がありますけども、
側筋の方がエネルギー源が絞られているからこそ大きくするのが簡単だという点もあったりします。
ただ肥大しやすい、大きくなりやすいからこそ側筋は衰えるのも早いです。
トレーニングとかをあまりしなくなりますとこの側筋はすぐに衰えていきます。
引退後にはこの側筋が衰えやすく、そして側筋は糖も蓄えやすいです。
側筋が衰えることで糖も放出されやすいです。
そのため側筋、瞬発力を重要とするスポーツ選手は引退後に特に太りやすいと言われます。
例えば陸上で言えば短距離走や遠敵パワーリフティング、格闘技では相撲やレスリング、球技では野球など、
こういった瞬発力を重要とするスポーツ選手は引退後特に太りやすい傾向にあると言われております。
といったところで食事量や睡眠筋肉の太りなどがスポーツ選手が引退後に太りやすくなる要因ということで今回話をさせていただきました。