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2025-01-06 08:17

第227回「大人でも体の大きさによって、薬の量は変わるの❓」

今回はぴーとまさん

(http://x.com/@JUL51s14g6ow7Il )

からテーマをいただきまして「体の大きさによって薬の量が変わるのか❓」について話しております‼️


今回のエピソードと関連したエピソードはこちら第220回「疲れ目が回復しても視力が回復しないのはなぜ❓」/「養命酒は子供が飲んでも大丈夫❓」

→ https://x.gd/ux3Oo


今回の内容

・規定量の1/2から2倍まで‼️「適宜増減」とは❓

・大人でも、症状や体格、内臓の状態で薬の量は調節必要‼️

・体重によって飲む量が変わる薬「ゾフルーザ」

・抗がん剤は身長と体重で飲む量を決めている⁉️



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おはよう、こんにちは、こんばんは。薬と健康に関するラジオ、略してくすけんラジオのうっちーです。
このラジオでは、薬剤師である私、うっちーが、薬のことや健康のことなので、ラジオ機の方や患者様からの質問等を紹介しながら、質問に答えたり、薬や健康についての話をしていくというラジオです。どうぞよろしくお願いしまーす。
今回のテーマは、リスナー様から頂きました、まことにありがとうございます。
今回、テーマを頂きましたのは、ピートマ牛乳お供に頑張るさんからでございます、まことにありがとうございます。
ピートマさんからは、過去にもいくつもテーマを頂いておりますし、先日もインフルエンザの薬の使い分けのテーマを頂きました。その質問、まことにありがとうございました。
ピートマさんからは、今回ですけども、先日この番組で配信させて頂きました、第220回、その中で、妖明酒は子供が飲んでも大丈夫か、という話に関連したテーマを頂きました。
今回、頂きましたメッセージ、早速読ませて頂きますと、
ウッチーさん、先週質問したばかりなのに、今日の配信聞いて、また疑問がすみません。小児科行ったら、体重で薬の量違ったりしますよね。
同じ大人でも、すっごく大きい人と、すっごく軽い人いるけど、同じ服薬量で効き目一緒なんでしょうか。
というメッセージを頂きました、まことにありがとうございます。
妖明酒の時、妖明酒にアルコール入っているけども、子供のアルコール許容量とかを計算すれば、飲みすぎなければ、妖明酒、子供が飲んでも大丈夫という話をさせて頂きました。
これは薬の場合、大人と子供には体重であるとか、年齢とか様々な事情もありまして、体の大きさとかで量を変えたりしているんですけども、
同じ大人の中でも、体の大きい人と小さい人では、薬の量を変える必要があるのかという質問を頂きました。
ということで、今回のタイトルはこちら。
体の大きさによって薬の量は変わるの?
ピートマさん、めちゃくちゃ助かる質問ありがとうございます。
220回の配信の時ですと、ここら辺の方が分かりにくいなという話をしてしまったので、その補足という形で話はできます。本当にありがとうございます。
今回、ピートマさんがご指摘されている通りなんですけども、体が大きい人と小さい人、体重で言えば重い方と軽い方、薬の効き目が変わること実はあります。
なので、薬の量を変えたりしますよという話をさせて頂くんですけども、とは言いましても、基本的には薬は世に出す前の試験段階で、
体重軽い人であるとか、重い人であるとか、男性であるとか、女性であるとか、年齢が若い方であるとか、高齢の方であるとか、様々な方に対して幅広く試しておりまして、
それで安定して効果が出るとか、副作用がどうなのか、そういうのを研究した上で、確認した上で薬は量が設定されて世に出ております。
そういったこともありまして、多くの薬は発売された用法通りであれば、体重や性別とか問わず、安定して効果が出てくれるよというはずで、量が設定されております。
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なので、薬の用法、用量の欄とかを薬ごとに見てみますと、体重ごとに細かく薬の量を変えたりするという記載はないものが圧倒的に多いです。
ただ、この体重が何キロだったらこの量で、何キロだったらこの量でという記載はないにしても、薬の用法、用量のところには、状態とかによっては薬の量を調節してもいいよという文言が入っております。
適宜増減という形の文言が入っております。
この適宜増減という文言をもう少し詳しく話させていただきますと、その方の状態であるとか、体の大きさであるとか、年齢であるとか、肝臓や腎臓の機能が弱くなっている方とか、
そういったその方に合わせて薬の量を調節していいよという時に入っている文言でございます。
例えば薬の量を多めでもいいよ、少なめでもいいよという時に入っているんですけども、この文言が入っておりますと、薬の量を規定の量を半分から2倍くらいまではその方の状態に合わせて調節してもいいということになっております。
半分から2倍までという表現がわかりにくいですので、もう少しその点を例を挙げて話させていただきますと、ある薬が適正な量が1回100mgという薬があったとします。
この薬に適宜増減の文言が入っていた場合ですと、100mgの半分の50mgから100mgの倍の200mgまでの範囲で調節していいよとなっております。
なのでその方の状態であるとか体の大きさであるとか様々な状態を加味して50mgから200mgまでの間、かなり幅がありますけどもこの間で薬の量を調節していいよということでこの文言が入っております。
といったこともありまして薬の量は体の大きさとかによって量を変えたりしております。
これ身近な例としますと、例えばメジコンという咳止め、デキストロメトルファンという成分名で市販薬の中にも入っていたりするんですけども、このメジコン、子供から大人まで飲めるように子供用としては粉薬とかシロップ剤とかもありますし、
それで1回に4mg分とか1回に8mg分という風に子供用で調節することもできますし、
大人としましてもメジコン15mgという状態があるんですけども、この15mgを1回1錠で飲むか1回2錠で飲むかなどは症状の程度であるとか体格によって量を調節したりします。
またこういった適宜増減のことだけではなくて、はっきりと体重とかによって薬の量を変えるという薬もあります。
例えばゾフルザというインフルエンザの薬、この薬は子供の場合は体重が10kgから20kg、20kgから40kg、40kg以上の細かく体重ごとに段階が分かれて飲む薬の量が変わったりしておりますし、
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このゾフルザ、大人の場合でも体重が80kgあるかどうかで飲む量が変わったりもします。
まさに体重によって調節が必要な薬の有名なものでございます。
また他の例としまして抗がん剤、抗がん剤の場合は副作用が出やすいということもありまして、身長と体重のバランスによって薬を飲む量、細かく設定されているものが多いです。
身長と体重を掛け合わせた体表面積を出しまして、それによって薬の量を細かく設定しております。
例えばある薬を1回に1カプセル、体が小さい人であれば1回1カプセルですけども、次の段階では1回2カプセル、その上では1回3カプセルなど細かく設定されております。
こういったように大人の場合でも薬の量は変えなければいけないよということは多く、症状であるとか薬の効き方を考えていることもあるんですけども、体格によって薬の量を変えているというものはあったりします。
実際、ドクターによっては体が大きめの人かどうかで薬の量を変えている方もいらっしゃったりします。
ということで、大体の場合はメーカーが設定している基本的な用法・要領通りで問題ないんですけども、体格など必要に応じて量を調節する必要はあるよという話でございました。
今回はこんな感じです。改めましてピーとまとまテーマをいただきまして誠にありがとうございました。
今回は薬の量と体格ということでテーマをいただきました。
実際、薬の量については体格や症状など様々な条件で量の調節いたしますし、市販の薬とかでは量が少なめであったりしたこともありまして、
実際には症状がつらい時には市販の薬多めに飲んでもいいよというものも多かったりします。
なので、もしも薬の量とかでも気になることがあればいつでもご連絡お待ちしております。
今回も最後までお聞きいただきまして誠にありがとうございました。
また次回も聞いていただけると大変嬉しいです。それではまたお会いしましょう。
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