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おはよう、こんにちは、こんばんは。薬と健康に関するラジオ、略してくすけんラジオのうっちーです。このラジオでは、薬剤師である私、うっちーが薬のことや健康のことなどで、ラジオを機能方や患者様からの質問等を紹介しながら、質問に答えたり、薬や健康についての話をしていくというラジオです。どうぞよろしくお願いしまーす。
2025年最初の配信でございます。本年も皆様どうぞよろしくお願いします。新年最初の配信と言いましても、配信内容としてはいつも通り通常の配信と言いますか、リスナー様からいただきましたテーマで話をさせていただきますし、特に新年ぽいとか、冬ならではという感じでもなく、普通の配信をさせていただきます。
今回テーマをいただきましたのは、けいじさん。まことにありがとうございます。けいじさんからは、ここにもいくつものテーマをいただいておりますし、ほんと毎度ありがとうございます。早速と言いますか、今回けいじ様からいただきましたメッセージを読ませていただきますと、ご無沙汰しています。また、うっちーさんのご意見を聞かせていただきたくメッセージさせていただきます。
画像のツイートを拝見し、毎日プロテインを摂取しているものとして一行しております。うっちーさんはどう考えてますでしょうか、というメッセージをいただきました。今回、画像のツイートというもので、けいじ様からいただきましたメッセージに関係するXのある方のポストについて、リンク先を概要欄に貼らせていただきます。
とはいえ、そのある方の投稿内容を読ませていただきますと、市販のプロテインは飲むな。ガチで危険。ホエイやカゼインは発願性バリバリで大臓にエグいダメージを与えて病気の引き金に。天然由来でも人工的に作られた成分たっぷり。マジで避けろ。人工甘味料や添加物がガイや味覚障害のリスクを増長させ、老化を促進。市販のプロテインはマジで手を出すな。という内容でございます。
で、けいじ様からいただきましたテーマとしてましては、このツイートのように市販のプロテインってそんなに危険なのか飲まない方がいいのかということでございます。ということで今回のタイトルはこちら。市販のプロテインが危険というのは本当か。
改めましてけいじ様いつもご質問ありがとうございます。今回話をするにあたりまして僕なりの意見を先に述べさせていただくんですけども、今回この投稿内容ですね市販のプロテインの危険だよという投稿内容なんですけども、書いてることが100%間違いではないけども極論すぎるから気にしなくてもいいよというのが僕の意見でございます。
ホエイやプロテインの危険性とかの研究をされたりもしてますし、人工甘味料での発願性というのも全くの嘘ではないんですけども、さすがにちょっと極論すぎる投稿なので気にしなくてもいいというのが僕の意見でございます。ここら辺を詳しく今回話をさせていただくんですけども、その前にホエイやカゼインってどういうものなのかということを簡単に話させていただきますと、
カゼインは乳製品に多く含まれるタンパク質でして、特に牛乳に含まれるタンパク質のうち8割ぐらいはカゼインだよと言われております。このカゼインにはカルシウムの吸収を助けてくれるそういった作用があったりします。
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また、ホエイは牛乳とか乳製品に含まれる液体部分で、カゼインとか乳脂成分、牛乳の油ですね、そういったのを除いた液体でございます。
よくヨーグルトを開けた時に出てくる液体、あれもホエイだったりします。ホエイの中のタンパク質はアミノ酸スコアが高くて、鉄分と一緒に取ったりすると体の中に吸収されやすいという特徴もあったりします。
また、ホエイには腸内の善玉菌であるビフィズス菌を増やす、こういった働きもあるので、聴覚にもいいよなんて言われたりもしています。
そのホエイやカゼインなんですけども、ホエイやカゼインに関して発願性とかの研究はされておりますが、現状ホエイやカゼインに関しての発願性は気にしなくてもいいと言われております。
実際、カゼインでの発願性を調べる実験や研究が行われているんですけども、確かにあるガンの発症確率を上げそうという研究結果もあることはありますが、一方で別のガンの発症確率を下げるという研究データも出ておりますし、また違った研究データによっては発願性は全然関係ないよというデータもあったりします。
なので、カゼインとかの発願性に関しては研究結果が信頼性とか信憑性が薄いものになっております。
なので、カゼインでの発願性については気にしなくてもいいな、関係ないなというのが現在の主流の考えです。
また、もしもカゼインに発願性があるというのであれば、カゼインは牛乳とか乳製品にも多く入っているんですけども、じゃあ牛乳に発願性があるのかということになりますけども、やはり牛乳での発願性といった研究結果は全くないので、じゃあやっぱりカゼインでの発願性は問題ないだろうと言われております。
じゃあカゼインやホエイって全く注意が必要じゃないね、安全だねというと、それでもやっぱり気をつけなきゃいけないということもあったりします。
それは牛乳とかが体質的に合わないという方です。たまにいらっしゃいますが、牛乳飲んですぐにお腹をくらす方とかいらっしゃるんですけども、そういった方はやはり注意が必要だったりもします。
と言いましても、ホエイに腸の働きを良くする効果もあるので、牛乳を飲むと便通が良くなるよということはよくあります。
ですが、カゼインとかホエイが体質に合わない方ですと、そういった牛製品を飲みますと明らかにひどい下痢をしてしまう、そういった方がいらっしゃいます。
これはカゼインやホエイが体に合わず腸を荒らしてしまっています。それによってお腹をくらしているという状態なんですけども、腸を荒らしてしまう炎症を起こしてしまいますと、それはやはりがんを含めて様々な病気の原因になることがあります。
なので、牛乳とかプロテインとかを飲んで明らかにお腹の調子を崩すという方、こういった方に関してはホエイやカゼインは気をつけた方がいい面もあったりします。
ということで、基本的にはホエイやカゼインに関しては発がん性とかは全く気にしなくてもいいと言われているんですけども、体質的に合わないという方は気をつけた方がいいという面もあったりします。
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なので極論ではあるけども全くの嘘というわけでもないという現状でございます。
また、プロテイン内の人工甘味料について、確かに人工甘味料を摂りすぎるとがんのリスクを上げるなんて言われますし、体に対して良くないようなデータもあるんですけども、
人工甘味料をどれくらい摂ればがんなどのリスクを上げるのかと言いますと、1日あたりに摂取する量が体重1キロあたり40ミリグラム、体重70キロの方ですと2800ミリグラムという量が必要になるようなんて言われます。
人工甘味料の種類によっても変わりますけども、今回はプロテイン1食分に入っている量と言われる人工甘味料、例としてアスパルテイムで話をさせていただきますけども、
この40ミリグラムの量とか体重70キロの方2800ミリグラムとかですと、プロテインでどれくらい必要なのかと言いますと、
ウェープロテイン1食分で人工甘味料は15ミリグラムぐらいと言われております。
人工甘味料の多いプロテインとかがあってよく飲みにくいからすごい甘みをつけているというプロテインもありますけども、
それでも1食分500とか1000ミリグラムは到底いかないです。
多くても100ミリグラムも入ってないというプロテインが圧倒的多いです。
むしろ1食15ミリグラムより少ないものもあるそうです。
1食あたり15ミリグラム、体重70キロの人で2800ミリグラム、50キロの人で2000ミリグラムとか取らないといけないところに対して、
1食分15ミリグラムとなるとやはり桁が違うと言ってもいいと思います。
プロテインを多少取りすぎたところでも、プロテインで発汗性とか様々なリスクが生じることは正直ありえない量だったりもします。
1日に200食分とかの膨大な量のプロテインとかを取れる量であれば、それはそれで話が変わってくるんですけども、
毎食1日3回プロテインを取っているとか、それに加えて運動した後にも取っているとかであって、
1日例えば5、6食以内とかであれば、プロテインでの人工甘味料の発汗性は全く気にしなくてもいいです。
それこそプロテインを1日に何十食とか100食以上とか取るような感じでなければ、人工甘味料のリスクというのはもう気にしなくてもいいよと言われております。
こういった具合に今回の投稿内容でも、人工甘味料の発汗性は全く嘘ではないんですけども、表現が極端すぎますし、気にしなくてもいいと思われます。
またおまけという形なんですけども、今回の投稿のように、ホウェイとか風邪に気をつけた方がいいよという方、大体オーガニックプロテインとかが体にいいからそっちを勧めた方がいいよという方が多いんですけども、
こういったオーガニックプロテインはプロテインで胃腸に負担をかけやすいというデメリットもありますし、それは全くの安全というわけではないので気をつけた方がいい面もあったりします。
プロテインに関しては、ご自身が飲んでて体調悪くないとか、お腹の調子が明らかに悪くなるとか、そういうのでなければ味の好みとかも好きに選んでいいと思われます。
今回はこんな感じです。改めまして刑事様の提案をいただきまして誠にありがとうございました。
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今回プロテインの発願性とかそういったところからは健康に関するネタでの話がありましたけども、割と健康に関する話っていうのは色々な投稿内容が極論が多いという投稿も多かったりもします。
なのでそういった感じもあって混乱を招きやすい、どうしても強い言葉というのは目立ちやすいなというのを感じるので、やっぱり色々と不安になることもあるんじゃないかなと思います。
今回のような健康に関するネタでこれどうなのかといったネタもいつでもお待ちしておりますので、何かありましたらお気軽に皆様ご連絡くださいませ。
改めまして2025年皆様今年もどうぞよろしくお願いいたします。
今回も最後までお聞きいただきまして誠にありがとうございました。また次回も聞いていただけると大変嬉しいです。それではまたお会いしましょう。
このラジオで話す内容はあくまで一つの説であったり一つの例です。
医師の方針や患者様それぞれの状態で治療方針は違うので、自身がかかっている医師や看護師、薬剤師などの話を優先するようお願いいたします。
