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2022-11-14 12:39

第3回「今年はインフルエンザ、本当に流行するの?」/「感染症の時期!免疫には腸はチョウ大事!?」

今回の内容
・インフルエンザが流行するかも!?でも、本当に医療機関は準備してるの?
・今年こそは流行する!?過去2年と変わった事は?
・市販薬に頼っても良い!腸はチョウ大事にしましょう!
・「お腹冷やすなよ」の一言は本当に重要だった!?

気になる事、ご意見やご感想などお待ちしております!!
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おはよう、こんにちは、こんばんは。薬と健康に関するラジオ、略してくすけんラジオのうっちーこと内田です。
このラジオでは、現役薬剤師で薬局を経営している私、うっちーが、薬のことや健康のことなど、ラジオをお聞きになっていただいた方からの質問や、
日々の業務で患者様からいただいた質問なども紹介しながら、質問に答えたり、薬や健康についての話をしていくというラジオです。どうぞ皆様、よろしくお願いいたします。
かなり寒くなってきました。もう本当少し前まで異常な暑さだなーとか、熱中症がーとか言われていたことが嘘のような状況になりました。
本当これからの時期は寒さ、乾燥、もう本当風邪など感染症にかかりやすくなるのが心配ですし、皆様本当に体調管理をお気を付けください。
それで最近テレビで話題になっていることから、患者様からこういった質問が増えてきたよというのを紹介しようかと思います。
それでは本日の質問はこちら。
今年はインフルエンザ本当に流行るの?
テレビなのでこの冬はインフルエンザが流行する、あとコロナの大発覇も起こって両方とも大流行するぞと言われていることも大変多いです。
患者様からはよくインフルエンザ流行するのかどうかということをよく聞かれます。
実際のところ本当に流行するのかというのはやっぱりこの冬を越えてみないとわからないですし、それでもなぜこんなにインフルエンザが流行するかもと言われているのをお話ししようかなと思います。
が、とはいえマスクや手洗い、うがいなどを徹底していれば感染リスクが下がりますし、今でも人の多いところでマスクの着用、手洗いや消毒、うがい、そういったのを多くの人が守っています。
数年前、コロナが流行する前ですけれども、インフルエンザの感染者が毎年1000万人と出ておりました。
当時もマスクをしましょう、手洗いやうがいをしっかりしましょうと言われていましたけれども、それでも今のコロナ流行後に比べれば徹底できていなかったなと思います。
コロナ以前、インフルエンザが毎年大流行していた頃に比べれば、今はもう消毒やマスク、手洗いを徹底されているので、以前のような年間1000万人と言ったことはないと思います。
実際のところ、医薬品の卸業者様、またインフルエンザの薬の製造メーカーの方にも話を聞いたんですけれども、
2022年11月現在、多くの医療機関でインフルエンザの薬を準備をしていない、あんまりしていないという雰囲気だそうです。
なんで医療機関は準備していないんだというのは理由があります。
この2年ほど本当に感染者が少ない状況でした。
2020年の秋から冬にかけて、2021年の春先までにかけてのシーズンが、日本全体で14,000人。
同じように2021年から2022年にかけてが3,000人と言われておりました。
年間1000万人感染していた状況に比べるとかなり少ない、文字通り桁違いの状況が続いていました。
去年の今頃もインフルエンザの流行を気をつけてということをテレビで放送されていたり、厚労省の方でも注意を促しておりましたので、その効果もあったんだとは思われます。
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そういった過去のこともありまして、実際にそんなに流行しないんじゃないか、今年も大丈夫じゃないかという空気があるのも事実です。
医療機関でインフルエンザ流行したときに備えて準備しておけよと言われるかもしれませんが、やはり医療機関にも備蓄などの限界があります。
そんなにインフルエンザ流行しなさそうならば、その備蓄の分をコロナのために使用するとか、定期的に来ていただける患者様のために準備したいと思いがありまして、
しっかり準備をしていないという状況があります。
とはいえ、去年までどうか変わってきたところもありまして、油断しないようにしましょう。
インフルエンザ、もしかしたら流行りますよという意味も込めて、なぜ流行するかもしれないのかという話をさせていただきます。
インフルエンザが流行するかもしれない主な要因としては、人の流れが増えたということです。
コロナが流行し始めた当初、それこそ緊急事態宣言なので人の流れを少なくしていました。
無用の外出は避けてくださいねといったことはよく聞かれたかなと思われます。
人の流れが増えるということは、それだけ多くの人にあったり、感染しやすい場所へ行く可能性が高いので、
当然感染のしやすさは広がりますよねということにつながります。
また、ウイルスが海外から運ばれてくるのではないかということもあります。
よく言う水際対策の緩和などもありまして、海外との行き来がだんだん増えております。
インフルエンザは日本だけでなく海外でも流行する可能性がありますので、
もしも海外で感染爆発を起こしたとしたら、そのインフルエンザのウイルスが日本へ入り込むようという可能性もあります。
ただ海外でもここ1から2年は本当にインフルエンザの感染者が減っていました。
コロナが流行る以前に比べて、この1、2年はインフルエンザの感染者数が海外でも50分の1から100分の1になったそうで本当に減っていました。
が、日本よりも早くダスマスクでのイベントなどをしている海外では、コロナだけでなくインフルエンザなど他の感染症が一緒に爆発するんじゃないかと言われております。
いわゆるツインデミックの心配がされております。
ツインが2つですね。2つの感染症でパンデミックを起こすということでツインデミックと言われるそうです。
コロナまたインフルエンザに感染した場合、体力が落ちやすくなりますよね。
そうすると他の感染症にも感染しやすくなります。
そういったことは怖いですし、また発熱をした場合、コロナかな、インフルエンザかなという診断で混乱をしてしまったり、それに対処が遅れて重症化してしまう。
また感染を広げてしまうかもしれない。そういったことが懸念されております。
ちなみにの話になりますが、アメリカではこのコロナ以前、コロナが流行り始める前ですね。
年間で900万人から4100万人、かなり幅がある数字で申し上げないんですけども、本当に多くの方がインフルエンザに感染していたそうでして、
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もしも例年並み、この900万人から4100万人という例年並みの感染者数が出た場合、かなりの混乱が起きるんじゃないかと言われております。
海外でも脱マスクだけでなく、日本でも最近脱マスクという流れになっておりますよね。
マスクはもちろん外から、他のところから自分にかからないように、外からの感染対策という意味もあるんですけども、
実際には自分から人に写さないという見合いが強いと言われております。
だから無症状で大丈夫だ、元気だよという人がマスクをしていないことで、他の人に写してしまうよという可能性が高まります。
ただ、もちろんもうマスクしたくないよという気持ち、大変わかります。
ですが、せめて人が多いところなどでは、インフルエンザとコロナ、両方の対策としてマスク着用をもう少し頑張っていただければなと考えております。
このように、過去2年間に比べればマスクを外しても良いよという流れがあること、
人の動きや流れが活発になってきたこと、
そして、ここにインフルエンザが蔓延してないよという油断などもありまして、
改めてインフルエンザを注意しましょうよという話をよくされています。
また、コロナの大発覇が起こり、そしてインフルエンザの大流行となった場合、
コロナの処置をするべきか、インフルエンザの処置をするべきか、迷うことが生じます。
そして、その分人手が足りなくなってしまうよという恐れもありまして、医療現場での混乱が予想されます。
その混乱を起こさないためにも、あえてインフルエンザを十分に気を付けましょうと言われております。
今回は感染症の話をさせていただきました。
本日のワンポイント、それにつながる話をさせていただこうと思います。
では本日のワンポイントはこちら。
感染症の時期、免疫には帳が超大事。
くだらない親父ギャグで本当にすみません。
でも本当に帳は大事ですよ。
帳を大事にすることは精神的な安定とか太りにくいためにも大事だよというのが聞いたことがある方も多いんじゃないかなと思います。
帳を大事にすることは本当に多くのことに対して超大事です。
ただその中でも有名なことなんですけども、帳は体の免疫にとって重要な役割があります。
体の中の免疫細胞、いわゆる免疫のために働いてくれる細胞の6から7割は帳内に存在すると言われております。
この免疫細胞が体の中に入ってきたウイルスや菌などに対抗してくれるので、体は守られていますよという。
帳内環境が良好ですと、この免疫細胞のサポーターになってくれる全生菌が活発になりやすいです。
最近では乳酸菌など腸に良いと言われる飲み物などが増えていますよね。
そういった形で帳を大事にしようという流れがあります。
帳を大事にしようと思って食物繊維を取って便を出しやすくなる、そういうのも大事だと言われております。
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また、腸には食物繊維や乳酸菌だけでなくビタミンとか緑茶、偏った食事をしないなどが大事と言われています。
が、やっぱり普段忙しい方の方にはちょっと難しいかなぁということもあると思います。
そういった方は市販の成長剤を取るのも良いかもしれません。
乳酸菌が多い食事というのは最近よく多いんですけども、それで乳酸菌は十分取れているよ、だけども他の菌が足りていない方というのも実際いらっしゃいます。
そういった方はあえて乳酸菌以外の成長剤を飲むようにすると、腸の調子が良くなるということもよくあります。
なので、ドラッグストアや薬局で成長剤を買おうかなと思った時に、今いつも自分で合っているという成長剤を買うのが一番なんですけども、ちょっと変えてみようかなと。
乳酸菌の食事とかよく取っているけども、それでもちょっと調子が悪いなという時は、あえて違う種類の成長剤を買ってみるというのも良かったりしますよ。
実際、薬局やドラッグストアには成長剤がいろいろ販売されているんですけども、種類がいくつかあります。
補充する菌の種類が違っています。自分に合う成長剤はどれかな?いつもと違う菌はどれかな?などを試してみると良いかもしれません。
それと免疫と腸の話になりますが、お腹冷やすの良くないよというのを皆様聞いたことがあるんではないでしょうか。
小さい頃とかは、お母さんお父さんとか、それこそおじいちゃんおばあちゃんからよくお腹冷やすなよと言われたことが多いんじゃないでしょうか。
お腹出したりして寝たら、お腹冷やして風邪をひいたり、お腹を壊したことがある。実際そういう方もいらっしゃるんではないでしょうか。
体の免疫細胞というのは、体温が高い方が実は働きやすいです。
36.5℃ぐらいが免疫にとってちょうど良い体温と言われているんですけども、
例えばここから体温が1℃上がって37.5℃になると、免疫の働きが5倍にもなるそうです。
これは菌とかが入ってきたとき、よく風邪をひいたときに熱が出ますよね。
あれは体の中の免疫が頑張ってくれている証拠ということです。
また体温が低くなると免疫の働きが悪くなります。
先ほども話しましたけども、お腹とか腸ですね。また免疫細胞が多いです。
なのでお腹を冷やすと免疫の働きが悪くなりやすいです。
なので風邪とかをひきやすくなりますので、お腹を冷やさないよう十分お気を付けください。
今回はこんな感じです。
このラジオ、現在は毎週月曜日と木曜日の配信を心がけております。
もっと頻繁に配信しないの?という質問というか、意見を知り合いの薬剤師の先生とかからいただきましたが、
今後配信頻度が増えるか、僕のラジオの編集技術が伸びていくのかということと、話す内容のネタが増えるかということです。
ラジオの編集技術はもちろん頑張りますが、ラジオのためにも気になることや質問などがあれば、
ツイッターやインスタグラムなど、そういった方でいつでも質問をお待ちしております。
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また質問だけでなく、ラジオをこうした方がいいというご意見なども、ぜひともお待ちしております。
では皆様、ラジオを最後までお聞きいただき、誠にありがとうございました。
また次回も聞いていただけると大変嬉しいです。
では次回またお会いしましょう。
このラジオで話す内容はあくまで一つの説であったり、一つの例です。
医師の方針や患者様それぞれの状態で治療方針は違いますので、
自身がかかっている医師や看護師、薬剤師などの話を優先するようお願いいたします。
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