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2022-11-17 14:58

第4回「自律神経の乱れって何?」/「自律神経を乱さないためには?」

今回の内容
・自律神経ってそもそも何?
・自律神経が乱れると、なんであちこち不調が出るの?
・気温差が自律神経を乱す!?でもなんで?
・気温差対策にはエアコンより衣類が良い?

気になる事、ご意見やご感想などお待ちしております!!
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おはよう、こんにちは、こんばんは。薬と健康に関するラジオ、略してくすけんラジオのうっちーです。
このラジオでは、現役薬剤師で薬業を経営している私、うっちーが、薬のことや健康のことなど、
ラジオをお気になっていただく方の質問や、日々の業務で患者様からいただいた質問などを紹介しながら、
質問に答えたり、薬や健康についての話をしていくというラジオです。どうぞ皆様、よろしくお願い致します。
今回は第4回となりました。ほんと少しずつですけど、皆様からの反応をいただいております。本当にありがとうございます。
とはいえ、やっぱりまだ聞いてくださっている方は身内も多いですし、ラジオに対しての質問とかもまだあまりいただけていないんですけども、
ぜひともなんとか頑張っていこうと、宣伝の方も頑張っていこうと思っております。
なので、皆様、ツイッターやインスタの方で色々コメントとかいただけると本当に嬉しいです。どうぞよろしくお願い致します。
さて、もう本当に寒い日が増えてきました。気温が高い日もまだありまして、気温差の激しい日なんてのも増えているかなと思います。
気温差があると風邪を引きやすいとか、気温差で咳が出やすい方、全速度の症状が出やすい方とか、
あと鼻に来て鼻炎、鼻水がだらだら出るような、そういったいろんな方がいらっしゃいますね。
体調が本当に崩しやすい時期だと、本当に皆様、体調をご自愛くださいませ。
薬局に来られる方でも、気温差が原因でなりやすい体調不良という方の質問が多くなってきております。
そのうちの一つをご紹介させていただこうかなと思っております。
それでは本日の質問はこちら。
自立神経の乱れって何?
健康番組とか最近ではワイドショー、ニュースでも扱われることをよく目にしますが、自立神経失調症とか、自立神経の乱れという言葉を聞いたことがありますでしょうか?
体の中には神経がいくつもありまして、そのうちの自立神経というものもあるんですよという話なんですけども、
まず簡単に神経、いろいろありますよという話をしていこうかと思います。
例えば脳や脊髄、こういったのが体に命令を出すような中枢神経と言われるもの。
他には筋肉を動かしたりするのに重要な運動神経。
あとは味や匂いなど、感覚に重要な視覚神経と呼ばれるものがありまして、
こういったもの以外に自立神経と呼ばれるものがありますよ。
この自立神経、漢字で書くと、自分の自と立するという漢字を書きます。
自立神経。
この自立神経というのはよくわからないという話があるんですけども、
自立神経、自分の意志で働かせない臓器の動きをコントロールしています。
例えば心臓とか血管、膀胱とかですね。
自分の意志で働かせないというのは、なんとなくちょっとイメージがつかないかなと思うかもしれませんが、
例えばですけども脳とかの中枢神経は、自分で考えたことを他の臓器に伝えるということで自分の意志で動かせます。
運動神経も自分の考えで筋肉を動かすということで自分の考えが関与しますよ。
視覚神経は漢字のものなのでちょっと難しいところではあるんですけども、
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自分の意志があるか微妙ってところもあるんですけども、
例えば自ら感じた味や匂い、そういうのを脳に伝えるということで自分の意志が伝わる。
ちょっと反映されますよね。ということで自立神経のように自分の意志で働かせないというわけではないです。
じゃあ今話をした自分の意志で働かせない臓器の動きをコントロールしている自立神経。
これ自立神経って何なの?って思いますか。
例えば心臓とか血管、膀胱などの人間が生きてくる必要な機能。
もう少し言いますと、例えば自分の意志で動かせてはすごい大変なところですね。
心臓の動き、皆さん例えばどんな風に今動いているかとかイメージがつきますでしょうか。
というより自分の意志で今こういう風に心臓を動かそうとかされてますかということですね。
いちいちやっぱりその心臓の動き、今こう動いているからじゃあもう少しこうしなきゃ、ああしなきゃ、
今もう早くなっているからじゃあ抑えなきゃ。
自分の考えでやろうとしていたら、もうそれはそれで生活不便ですよね。
もうそれでいっぱいいっぱいになっちゃいますよね。
例えば血管の流れとか、今血管ここがこう流れているから、
じゃあ次はこういう風に考えてなんてしてたらもうとてもじゃないですけど生きていけないですよね。
それはもう生活に不便ですよね。
そういったのね、今生きていくの上でもう必要最低限のものはもう無意識のうちにコントロールしてくれます。
これが自立神経です。
この自立神経、今話したように生命維持に必要なところをコントロールしてくれます。
この自立神経、今神経が無意識のうちにコントロールしているという話をしましたけれども、
その無意識に生命維持に必要なことをしてくれてますよ。
例えば体温のコントロール、血液の流れとかを調節することで、
自分の本来であれば全身を一定にしてくれますよ。
これが乱れたりすると例えば足先だけ冷えちゃうとかあります。
膀胱の働き、やはり膀胱も自分の意志でいちいち膨らませようとか縮み込ませようとかしてないですよね。
実際トイレに行ったら行行から尿を出すのですっきりとかしぼんだりはしますけども、
ただ体の中でトイレに行かないときには膀胱がもう少し膨らめとかそういうふうに自分の考えでコントロールできないです。
膀胱の働きが乱れると例えばトイレの回数が増えちゃうとか、
あとはトイレ行ってもすっきりしない感じが残ったりします。
やはり大事な心臓とかにも関わって、心臓、例えば何もしてないでも動機があるなとか、
自律神経が乱れてくると動機がしやすいとか、そういう不調が起こりやすくなりますよ。
こういうふうに自律神経の乱れというのは全身どこにでも起こり得ますよというのが自律神経の乱れというものですね。
はっきり言ってしまえば、例えばよく風邪をひいたら咳や鼻水、熱などそういうわかりやすい症状があるんですけども、
自律神経の乱れと言われると神経は体中、足腰になりますので、どんな症状が出るかというのは人によって様々だったりします。
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薬局でも患者様から、先生から、ドクターから動機がするのは自律神経の乱れかなとか、
微調の調子が良くないけど、これ自律神経から来てるかもしれないよという医師から説明されたんだけど、
自律神経の乱れってそんなに色々起こっちゃうの?というふうに質問されるんですけども、
神経があちこちにあるので、そういう風に色んな症状が起こっちゃう可能性がありますよということです。
これはもう本当個人差があるので、何が出るかはもう本当に体質とか個人差が本当にあるので、ちょっとはっきりしないところではあります。
この自律神経、もう少し話していこうかなと思うんですけど、自律神経、自律神経と言われてもなんだ?となってくると、
テレビや漫画とか色んなところでリラックスしているときは副交換神経が働いてとか聞いたことはありません。
実は副交換神経ともう少しセットで交換神経というのがよく出るんですけども、
この交換神経と副交換神経をまとめて自律神経系という話をします。
つまりこの自律神経の乱れというのは、交換神経とか副交換神経の調子が良くないよということです。
この自律神経、例えば交換神経が、これさっき副交換神経がリラックス担当と話したものに対して、交換神経は刺激担当と言われています。
例えば夜寝ているときって、少し眠いなというときによだれが少したらっとします。水っぽくなりませんか。
あれ副交換神経の働きで、例えばよだれが水っぽくなっています。
逆に緊張しているとき、口がパッサパタになったりしませんか。あと唾液がちょっと寝ちゃってしませんか。
あれは交換神経が活発になっているときに、逆に唾液の方を、水っぽくなると逆の働きを交換神経がすることで口が乾いたりとか、そういうふうに起こりますよ。
交換神経と副交換神経というのは逆の動きをすることが多いんですけども、体の中でそういうふうにバランスをとってくれる。
お互いに逆の動きをすることで、今はこっち、違うときがじゃあ逆か担当しようというふうに、いろいろ体のバランスをとっている状況です。
例えばなんですけども、自律神経の見合いで、例えばなんか夜眠れないことがあるとかあるのと、本来であれば、人間朝起きたときにパーンって体を元気づけるために交換神経、刺激の方が活発になりますよ。
だんだん夜になりついて、副交換神経の方がだんだん上になっていきます。
優位になっていくと表現するんですけども、優位になっていきますよ。
夜に寝るときは副交換神経が活発になっているのでリラックスしやすい、だから眠りやすくなるんですけども、これが乱れている状態、
例えば夜に交換神経が活発になっちゃっていると、なんか眠れないな、不眠があるなというふうになってしまいます。
体のバランスをとっていく上では、交換神経と副交換神経とは大事なんですけども、そのバランスが乱れている状態は、そういうふうに不眠に出たりとか、いろいろ起こっちゃう可能性があります。
なんでこれ自律神経の乱れってなっているのか、これちょっと後でワンポイントの話につながるので、ここではさらっとだけ話させていただきますと、
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例えばストレスがかかりすぎている状況。
さっき交換神経はストレス担当って話をしましたよね。
ずっとストレスがかかっている状態だと交換神経がずっと優位になっている状態なので、副交換神経がなかなか上回れない。
そうすると、例えば夜にも交換神経が活発になっちゃっているから、例えばさっき見た不眠が起きるとか。
交換神経ばかり働いちゃうと交換神経が使えちゃいますよね。
そうすると、例えば朝起きたときに交換神経がパッと切り替わらない。
交換神経が弱いので副交換神経のほうがちょっと強くなっちゃってる。
だからなんとなくやる気が出ないというふうになっちゃいます。
これに逆で、今度は副交換神経が有利になっている状態。
今話しましたけれども、例えば朝起きたときに交換神経がいける。
でも副交換神経が上回っている状態だと、日中でも体のスイッチが入らない状態。
リラックスしているというのは良いことではあるんですけど、それは反面逆にだるさが続くというような感じになってしまう。
それでやる気が出ないとかそういうふうになってしまう。
やっぱり人間スイッチ、体の切り替えスイッチが大事でして、日中は交換神経。
夜になるにつれて副交換神経で、やっぱりそのバランスっていうのは非常に大事だなと思います。
今話してきたようにストレスがかかりすぎちゃうと、交換神経ばかり働いて交換神経が疲れちゃう。
逆に休みすぎて交換神経が働きすぎちゃうと、今度は副交換神経が疲れてしまうということもあります。
寝すぎたら寝れなくなるとかそんなにイメージを持っていただければいいんですけども、
ずっと寝てると生活続けられないですよね。
寝てたら寝てたで、副交換神経は寝るための神経が疲れちゃうので、
それが副交換神経が疲れちゃって、今度は不眠につながりやすい。
ストレスがかかりすぎるのは良くないんですけども、
休みすぎても実は良くないですよって何事もほどほどが肝心ですので、
その点もご注意いただければと思っています。
といった感じで、自律神経の乱れというのは交換神経、副交換神経の乱れですよ。
この流れになりますが、本日のワンポイントはこちら。
自律神経を乱さないためには、そもそも冒頭で気温差でなりやすいと言われますし、
テレビ番組とかによく気温差の時期は自律神経乱れますよと言われますよね。
じゃあなんで自律神経が気温差で乱れやすいかと言いますと、
先ほどもちょっと話しましたけど、体温の調節するの自律神経なんですよね。
体温のコントロールですね。さっきの交換神経、交換神経の乱れということでね。
先ほどもちらっと話したかもしれませんけど、うまくいかない時、足先が冷えちゃう人いますよねっていう風に。
基本的には体温調節してるんですけども、この気温差が続く。
その気温差に対抗するため、体温調節を頑張ろうと自律神経が働きます。
で、あまりにも働きすぎて自律神経が疲れてしまい不調になりやすくなります。
ので、自律神経の乱れっていうのはこういう気温差ですごい起きやすいです。
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とはいえ気温を自分でコントロールするのはもちろんできませんよね。
だから室温とかをなるべく一定にした方がいいとも言われてます。
室温とかが一定であれば自律神経もある程度は安定してるだろうってことなんですけども、
これそういう風にうまくもいかず、たぶん家の外と家の中の気温差が大きすぎると、
例えば外に出た時、気温差がすごいですよね。
そうすると神経が一気に調節をしなきゃいけないというので疲れてしまうんです。
家の外の気温と室内の気温差っていうのも離れすぎないように調節するっていうのはすごい大事です。
こういったことを踏まえて実は室内をエアコンで調節するよりは、
衣類、着てるものですね、とかでカバーをしたり、気温差ですね、気温差をカバーしたり、
あとは暖かい飲み物とかを飲んで体を温めておくことで、
なるべくそういうエアコンとかで気温差の調節をやらないようにするのが大事と言われています。
部屋の中を暑くしすぎないようにする工夫がこれからの時期、実は大事と言われています。
特に着るもの、衣類で気温差をカバーするのは、
外出した場合でも外出先でも職場とか、どこのお店に入った時でもコントロールしやすいですよね。
脱いだりとか着たりで調節できるので、すごいしやすい、大事と言われています。
それと、暖かい飲み物。
暖かい飲み物、例えばお湯とかだけでは体が温まらないなってそういう方もいらっしゃるんですけども、
今も既にそうですけど、例えば薬局とかドラッグストアで、
体を温めやすい生姜があるとか漢方があるっていうのも見たことありませんか?
ああいうのをとって体を温めるようにしておくと、
例えば室内をそこまで暑くしすぎないでも済みますよね。
そうすると外の気温差をそこまで離さないようにしますよ。
また先ほども話しましたけども、体を休ませすぎたら休ませたらで、
副好感神経が疲れてしまいます。
それは結果的には自立神経の乱れを起こしやすくなるので、
適度な運動をするのかも大事です。
特に運動することは体を温めるっていう点でも大事ですので、
結局のところは適度な運動や適度な食事、それが大事になるんですけども、
調子を崩しやすい時期だからこそ、基本が大事と思っていただけるといいかなと思っております。
今回はこんな感じです。
このラジオ、現在は毎週月曜日と木曜日の配信を心がけております。
気になることや質問などあれば、TwitterやInstagramなどの方でいつでもお待ちしております。
また質問だけでなく、ラジオをこうした方がいいよというご意見なども
是非ともお待ちしております。
では皆様、ラジオ最後までお聞きいただき誠にありがとうございました。
また次回も聞いていただけると大変嬉しいです。
ではまた次回お会いしましょう。
このラジオで話す内容はあくまで一つの説であったり一つの例です。
医師の方針や患者様それぞれの状態で治療方針は違いますので、
自身がかかっている医師や看護師、薬剤師などの話を優先するようお願いいたします。
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