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おはよう、こんにちは、こんばんは。
薬と健康に関するラジオ、略してくすけんラジオのうっちーこと内田です。
このラジオでは、現役薬剤師で薬局を経営している私、うっちーが、薬のことや健康のことなどで、
ラジオを聴きになっていただいた方の質問や、日々の業務で患者様からいただいた質問などを紹介しながら、
質問に答えたり、薬や健康についての話をしていくというラジオです。
どうぞ皆様よろしくお願いいたします。
第2回迎えられました。と言ってもまだ第1回、前回も配信してから日も浅いですし、
聴いていただいたという方の方もまだ反応も薄いです。
なので現在手探りで進めている状態です。
もっとこうした方がいいよといったご意見やご感想、心よりお待ちしております。
さて、だいぶ気候が変わってきたかなと。
暑さが和らいできまして、朝晩は肌寒いという日も本当に出てきております。
これからの時期、朝夕での気温差で体調乱しやすいよという方、
自立神経乱しやすいという方が大変増えていきます。
もっと寒くなるとそれこそ風邪をひいたり、コロナやインフルエンザがまた怖い時期がやってきます。
皆様、体調管理には十分ご注意くださいませ。
夏休みシーズン、シルバーウィークも終わりまして、それこそ人の動きが変わってきたこともありまして、
コロナの感染者数も盆の時期に比べて少し落ち着いてきたかなと感じます。
なのでコロナに感染しないようにどうすればいいのかといった質問は正直減ってきました。
それでもやっぱり最近患者様からよくあるなという質問、やっぱり今でも多いなという質問、コロナに関するものなんですけれども紹介しようと思います。
それでは今回の質問はこちら。
コロナの後遺症って実際どうなの?どんな症状があるの?どれくらいの期間続くの?
昨今のコロナのこの状況、やはりというか薬局でもコロナの話題が大変多いです。
第7波での感染爆発。この夏は本当に多くの方がコロナに感染されたなと思っております。
実際、うちの薬局に来ていただいている患者様、そのご家族、また知り合いの薬剤師などなど、知っている方でもコロナに感染したよという話はよく耳にしました。
幸いその後回復したよという方が大変多いんですけれども、熱や咳とかひどい時に比べて落ち着いているんだけれども、
何か症状が残っているよ、後遺症のようなものがあるよという方、そういったこともよく耳にします。
これ海外での報告になるんですけれども、コロナに感染したという診断をされてから2ヶ月後、あるいは感染をして入院になりました。
その後、退院などをしてから1ヶ月後、退院から1ヶ月、診断されてから2ヶ月後の方とは、そういった患者様の72.5%が何らかの症状を訴えていたという報告があります。
また別の海外の報告になりますが、コロナによる感染症の診断を受けてから入院をして、退院した後6ヶ月、診断をしてから6ヶ月と、入院をして、退院をしてから6ヶ月ですね。
そういったある程度の長い期間が経っているという方、そういう方でも何らかの症状があるよという方、54%もいらっしゃると報告されております。
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これは海外だけではありません。国内でも多くの報告がされております。
東京都のデータになるんですけども、コロナのオミクロン株、感染後に後遺症として責義がある方、38.6%、倦怠感、いわゆるだるさですね、34%もあるそうです。
また味覚障害や嗅覚障害、味がおかしい、匂いがおかしい、そういった感じですね。
10%ほどそれぞれいるそうです。
こういった後遺症、1週間くらいで治る方もいれば、1ヶ月以上続く方もいらっしゃいます。
実際にうちの薬局を利用されている方でも、コロナに感染してから2ヶ月くらい経ったんですけども、何かしらの後遺症が残っているという方は大変多いです。
この後遺症ですけども、男女差や年齢の差、実はあんまりないです。
感染した方は全般的に見られます。
若いからコロナに感染しても、中場側の心配は少ないよとか、死亡率は高くないんだと思っている方も大変多いんですけども、
後遺症が出る方は若い人にも多いので、やはりコロナの危険性が高いなぁと感じております。
今回のワンポイント、コロナの後遺症に効果あり、補充液糖って何?
皆様、補充液糖という漢方を聞いたことがありますでしょうか?
病院などから処方される漢方薬ですが、ドラッグストアや薬局などで購入することもできる漢方です。
漢字で5文字の名前なのですが、補は補足とか補うとかの補、中は常中下の中、
液は利益とか損益の液、人の役に立つという意味の液です。
気は気力とか体力の気力の気、糖はお湯の湯です。
漢方はお湯で煎じて飲んだりすることが多いので、こういう糖、湯という漢字が最後に付くことが大変多いです。
よく言うカッコン糖なんかも多いですね。
この補中液糖という名前、中は消化器とか胃とか腸を表します。
体の中心にある臓器というイメージですね。
この中が弱っているのを補うことで体力を回復させましょう。
そして気力を回復させていきましょう。
回復が今回の先の液ですね。
こういう意味の名称となります。
この漢方、食事が取れていない方とか体力が弱っている方に対してよく使う漢方で、胃腸の動きを良くすることで食事を取りやすくする。
それで弱った体力を補ってくれるという漢方なんです。
風邪をひいた方、胃腸の調子が弱い方などに使われることが多い漢方。
また日中に元気を取り戻すことで活動的になります。
そして夜にはその分疲れやすくなって眠りやすくなる。
そうすることで睡眠の質が高まったりするということもあります。
睡眠の質を高めたり気力を補うということで神経の働きを整える方とかが期待できまして、
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実質神経が乱れやすい方に使われることも多い漢方です。
実際の医療現場でコロナ感染後に体力が落ちている方、だるさが続いている方などの不調が続く方で、
医師からこのホチュウエットが処方されているというケースを時折よく見かけます。
またこの漢方ですが、体力を補うという意味で妊娠をするための体力を整えるということで、
女性の不妊治療に使われたりもするので有名な漢方です。
そのため無人家でも目にすることのある漢方です。
が、この漢方、服用した男性の精子の動きが良くなるというデータもありまして、
最近では実際の医療現場にて男性の不妊治療にも使われたりするケースが見られるようになってきております。
コロナ、またこれから流行するインフルエンザ、高熱を出すということが大変多いです。
高熱は男性の精子の数を減らすというリスクがあります。
そのため、そういった感染症などの高熱による精子の数の減少、
その対策になるのではないかということで注目されております。
今回はコロナの後遺症対策という点からでも話を主にさせていただきましたが、
コロナに関係なくても体調不良の方によく使われる漢方なので、
コロナに関係ない点でも、そうでなくても何か最近疲れている、
特に腸の調子が良くないという方は試してみるのもいいかもしれないですね。
今回はこんな感じです。
前回がお水を飲んだ方がいいよといった感じで、
生活のことで話させていただいたので、
今回はあえて薬のことで話をさせていただきました。
今後もワンポイントでは、前回のような水分というのが大事だよ、
今回のように薬のことなど話していければなと思っております。
また、ラジオを聞いていただきまして、気になること、質問、ご意見などなど、
ツイッターの方でいつでもお待ちしております。
では皆様、ラジオ最後までお聞きいただきまして誠にありがとうございました。
また次回も聞いていただけると大変嬉しいです。
ではまた次回お会いしましょう。
このラジオで話す内容はあくまで一つの説であったり一つの例です。
医師の方針や患者様それぞれの状態で治療方針は違いますので、
自身がかかっている医師や看護師、薬剤師などの話を優先するようお願いいたします。