食事後に走ると胃が荒れたりしますか?
食後に走ると胃の調子が悪くなる気がします。
という質問をいただきました。
食後の運動、脇腹痛めるとかありますよね。
それとは別で、今回は食後に走るのは胃が荒れたりするのかどうかということで話をさせていただきます。
それでは今回話をさせていただきますタイトルはこちら。
食後の運動で胃が荒れるのはなぜ?
食後に急に動きすぎるのは良くないよとかよく言われたりもします。
実際、食後に急な運動をしますと胃が荒れたりすることがあるんですけども、
実はこれ、走って脇腹が痛くなるのと理由は似ていたりもします。
なぜ今回は食後の運動で胃を荒らすのかということで話をさせていただきます。
今回、食後の運動で胃が荒れる理由3つ紹介させていただきますと、
まず1つ目としましては、消化に必要な血液が筋肉に回ってしまう。
激しい運動をしますと筋肉を使います。
筋肉を使っている筋肉に酸素であるとか栄養を送るために血液が運動で使っている筋肉の方に回っていきます。
そうなりますと胃とかへの血液の量が減ります。
食事をした後であれば胃酸を増やして食べ物を消化するとか、
消化した食べ物を胃から腸に動かしたりというのをしたいんですけども、
運動によりまして胃への血液が減ることで胃に回る栄養とかが減ります。
その結果胃酸を出しにくくなりまして消化がうまくできない。
胃から腸へ食べ物を送るのも難しくなりますし、食べ物が胃の中に留まりやすくなります。
今胃酸が出にくくなると話しました。
運動によって血液の量が減って胃酸が出にくくなるよと話はしたんですけども、
胃酸というものは食事を取り始めてすぐから出始めます。
なので食事をしましたで運動を始めますよとその間でも胃酸は結構出たりもしています。
ただ一方で胃への血液が運動によって減ることで胃の粘膜、
胃酸が胃を守るための胃の粘膜を作りにくくなったりもします。
胃酸は増えているけれども守るべき胃の粘膜とかは減っている状態なので、
胃が荒れやすくなってしまいます。
食後に運動しますと胃酸は増えているけれども粘膜が作りにくいとか
それにもありまして胃が荒れやすくなります。
これが一つ目の理由でして、次に食後に運動して胃が悪くなるよという理由の2つ目としましては、
食事によって胃が膨らむこと、胃の中に物が留まってしまうこと、これが原因だったりもします。
食後、食事をしていますとどうしても食事をしたものによって胃が膨らみます。
その状態で走ったり運動しますと運動とかの衝撃とか揺れとかが胃に負担になります。
胃の中のものが動きますようで胃の中のものが胃を傷つけるというのもありますけれども
胃が膨らんでいる胃が大きくなっている状態で動くことで
膨れた胃を支えている部分の胃の筋肉ここにも負担がかかってきます。
胃に物が入っているよう膨れているよう大きくなっているようその状態で支えようとしている
しかも運動によって揺れているということで胃の筋肉で負担がかかってそこが炎症を起こしてしまうようなことがあったりします。
それによって胃が悪くなりやすいというのもあります。
ちなみに食後の運動で脇腹とかが痛くなるような理由としましょう。
今話してきました2点と理由が同じでして
食事中には消化のために胃腸へ血液を集められます。
ただそこに運動が加わることで筋肉にも血液が必要になります。
そうしますと膝という血液を貯めている臓器
ここが普段貯めている血液を送り込みます。
消化のためにということで胃に血液を送るためということで膝を頑張ってたんですけど
さらに運動をしなければということで今度は全身の筋肉に血液を送らなければということで
膝が貯め込んでいる血液を贈ろう贈ろうとして頑張ります。
その贈ろうという強くギューッと収縮すること
これが急激な痛みとして感じますよ。だから脇腹の痛みとして感じられます。
特に左側の脇腹痛くなるという方はこの状況だったりもします。
また食事が入っている胃とかの臓器ここが揺れますと
大きくなった胃が揺れ動くことで他の臓器にもその衝撃が行き渡りますし
また運動することでの他の臓器の動きとも連動して
内臓全体が大きく動いたりもします。
例えば運動した時とかは肺で呼吸特に走った時とかですね
肺で呼吸するときに横隔膜という筋肉を使って呼吸しますけども
よく走ることで横隔膜をしっかり働かせます。
この横隔膜と胃というのは似たところにあります。
近いところにあってしかも胃は膨れてます。膨れた胃が動いてます。
横隔膜を大きく動かさなきゃいけないということで
お腹全体の内臓とか臓器が大きく動いているもの
胃とか横隔膜に押しやられますよ。圧迫されますよというのもありまして
それが痛みとして感じたりもします。
というように食後の運動でお腹痛くなりますよという方は
こういったように食後の運動で胃に血液が減ってしまっているにも関わらず
全身の筋肉のために血液を送り出さなければいけないということが
理由で痛みがあったりだとか
大きく膨れた胃が動くことで他を圧迫させるので
こういった理由で食後の運動でお腹が痛くなったりもします。
ここで食後の運動で胃が荒れやすいことの理由に戻させていただきますと
食後に運動で胃が荒れる理由の3つ目としましては
胃酸が逆流しやすくなる。胃だけでなく食道も荒れやすくなってしまうというのが理由だったりもします。
食後に運動しますと胃が食事で膨れているんですけども
他の筋肉を動かすことで腕や足もですけども肺とかも動かします。
それと他の臓器の動き。横隔膜とかよく動かしようとかで胃が体の中で圧迫されます。
他の臓器に胃が押しやられるという形ですね。
そうしますと胃が膨れている食べ物で膨れている状態で他の臓器から圧迫されますので
それだけでも胃が苦しくなるんですけども
さらに圧迫されることでよって胃の中に入っている胃酸
これが胃につながっている食道
喉とか上の方ですね上の方とかにつながっている食道の方に胃酸が逆流するようになります。
胃が大きく膨れましたので胃酸も入っていますよ。
その胃酸が運動で他の臓器に押しやられて胃よりも上の方に胃酸を押し出そう押し出そうとなってしまいます。
よく言う逆流性食道炎というものですね。これは起きやすくなります。
それによりまして食道とかも荒れやすくなりますよ。
食道が荒れることで食道の炎症を抑えるようなことで体のリソースも割かれてしまいます。
胃を守るための力とかも食道を守るために使われる。食道の炎症を抑えるために使われてあります。
食道が荒れるというのもそれはそれで良くないんですけども、
食道が荒れることで胃の粘膜も弱ったりすることがあるので胃が荒れやすくもなります。
なので食後に走ると胃が荒れやすくなるという3つ目でして、それが胃酸が逆流しやすくなることでございました。
ということで今回食後に走ると胃が荒れやすくなるということで主に3点。
消化に必要な血液が他にもあってしまうこと、食事によって胃が膨れること、胃酸が逆流しやすくなることを挙げさせていただきました。
胃酸は食後1時間から3時間くらいがピークでございます。
食事が消化されれば胃のスペースも減りますので胃が小さくなることで運動しても負担が減ります。
なので食後3時間以上経ってからの運動が胃には負担がかからないと言われております。
今回はこんな感じです。
改めまして白犬さんさんのテーマをいただきまして誠にありがとうございました。
今回のテーマは食後すぐ動くのは良くないよと言われる理由であったりします。
運動は体に良いことなんですけどもやはりタイミングとかも大事かなと思われます。
なのでこういった食事とか運動のこととかでも何か気になることがありましたらいつでもご連絡お待ちしております。
今回も最後にお聞きいただきまして誠にありがとうございました。
また次回も聞いていただけると大変嬉しいです。
それではまたお会いしましょう。
このラジオで話す内容はあくまで一つの説であったり一つの例です。
医師の方針や患者様それぞれの状態で治療方針は違うので
自身がかかっている医師や看護師薬剤師などの話を優先するようお願いいたします。