ではこれが2点目のお知らせでして、今回の内容にここから入らせていただくんですけども、今回話をさせていただきますテーマは医療関係者とかで今年本当話題になっております。
この時期とても注意喚起が必要だなということもありまして、組合とか地域の医療関係者の集まりとかでもよく本当話題になっております。
急遽このテーマで話をさせていただこうということになりました。本来281回で話をするテーマをいただきましたリスナー様にはあらかじめこの旨をお伝えしておりますけれども、順番変更となりまして申し訳ございません。
それでは今回話をさせていただきますタイトルはこちら。
熱中症の時期性患者にはご注意を。先日Xの方でも投稿させていただいたんですけども、熱中症になっている方が今年多いです。
昨年が過去最高の熱中症の患者様の数だったんですけども、それを上回るフェースで今年も熱中症の患者様が増えております。
ちなみに昨年の2024年5月から9月にかけて日本全国で97,578人が熱中症で救急搬送されております。
今年2025年は7月6日の段階で28,181人だそうです。
気候とかによって多少のズレはあるんですけども、これはもう過去最高のペースで熱中症の方が増えております。
また6月30日から4月6日の1週間に絞って熱中症で救急搬送された方がどれくらいかと言いますと、この1週間で日本全国で10,048人と1万人を超える方が救急搬送されております。
本当に熱中症で搬送される方は増えております。熱中症がどういうものかについては以前192回とかでも触れさせていただいておりまして、
今回リンク先も貼らせていただきます。もしよろしければそちらもお聞きいただけるととても嬉しいです。
なので熱中症というのはどういうものかっていうのは192回でも話しておりますので、今回ざっくりとだけ話させていただきますと、
本来人間体温は36度から37度くらいですけども気温が高くなりまして、さらに洋服とかでもありまして熱がこもりやすくなってしまいますよ。
そうすると体の中の温度よりも外の温度とかが高くなりまして、それに影響されて体温とかも上がりやすくなります。
また体を動かすと筋肉を動かすときに筋肉が熱を発生させますので、それでまた体内の熱が上がったりもします。
そういった高まった熱によりまして脳や神経にダメージが出てしまうとか、体内の熱を下げるためにしっかり汗をかくんですけども、
汗をかきすぎたことで体の中のミネラルが減ってしまって筋肉の動きに異常が出てしまうとか、筋肉痛が起きやすくなったりもしますし、
また内臓も筋肉なので内臓の動きにも異常が出てしまう。それによって嘔吐とかが起きてしまうとか、そんな足こちの異常が出やすくなります。
熱中症法といいますと、体中に異常をきたしまして、脳や神経のダメージ具合によっては命の危険にも関わってきます。
対策としましては、例えば部屋の温度を下げるためにエアコンとかを使うとか、
あとは水分や塩分を摂取する、水分を取ることで水分自体が細胞の熱を取ってくれるというのもありまして、体を冷やしてくれますし、また汗をかきやすくなります。
汗をかいた時には、その汗が表面に出た時に蒸発します。その蒸発する時に周囲の熱を奪います。
気化熱と言われたりもしますね。そういった効果もありまして、汗をかくことによって体の熱を下げることができます。
今、汗の話とか熱中症の話を触れさせていただきましたけれども、今年はもう国内全体としても例年以上のペースで熱中症の方が増えていますけれども、
ここらへんの話は薬局でもよく患者様にさせていただきます。
静寒剤を渡しする患者様とかに使いすぎると汗かかないようになって熱中症になりやすくなるので注意してくださいねとかそんな話はよくさせていただきます。
ただこういった説明をした際に患者様から言われることとしては
じゃあ静寒剤は使わない方がいいの?とかどこだったら使っていいの?こういった質問をよくされます。
こういった質問にまとめて答える形になりますけども
静寒剤、汗を止める薬はだいたいが液化、脇に使うということで医師から指示が出ております。
そもそもで脇汗を止めるためということで開発された薬だったりもします。
実際よく処方薬として最近出るクロックゲルという薬におきましては
これはもう脇、先ほども触れました原発性液化多感症という脇部分の多感症、汗をよくかくことで悩んでいる方に使う薬ということで
それ以外特に脇以外の部分に関しては触れてなかったりするんですよ
あくまで脇専用といった書かれ方をしております。
でこれ脇以外使っても別に効果ないのかと言いますとそういうわけでもないです。
脇以外例えば手とか首とかに使ってもそれはそれで効果出ると思います。
じゃあなぜ口納のところに脇とだけ書かれているのかと言いますと
脇部分の汗は抑えても熱中症へのリスクにはあまり影響がないからです。
もちろん脇画とかで脇のことをそもそも気にしている方が多いということで
皆さんは汗を止めるのはどこだとしたら皆さんは脇を気にする方も多いっていうのもあるんですけども
首とか腕とかに比べますと脇部分は汗を抑えても熱中症になりにくいというのはやはりこの特徴も大きいと思います。
汗をかいて確かに熱が下がります。
ただ主に汗が蒸発するときに気化するときに周辺部分の熱を奪いまして
皮膚とかの熱が奪われることで体の表面の熱とかも下がりますので涼しくなります。
体内の温度が下がっていきます。
なので汗が蒸発しやすいかどうかというのは結構なポイントだったりします。
で脇の部分と言いますのは肌でも密着しやすい部分で湿度が高くなりやすいです。
そういった部分はやっぱり熱とか湿気がこもりやすいので蒸発しにくいです。
こういった蒸発しにくいからこそ熱や水分汗がこもりやすいからこそ
臭いのもとになるというのもあるのでそれはそれでやっぱり脇がとかの問題は大変なんですけども
汗が蒸発しにくい体温を下げる効果も薄いということで熱中症へのリスクがあまり影響がないです。
全くないわけではないんですけども他の部分の汗を抑えるのに比べたら体の熱を下げにくいですし
HKTのこととかもありますので脇部分の汗を抑えるのはいろいろと効果的であったりします。
そういった部分もありまして実際処方される薬としても脇の部分を汗を抑えてもいいじゃんということで行動とかも取られております。
またこれと同様と言いますか足の裏、足の裏部分も靴下とか靴とかもありまして湿度とか熱がこもりやすいので汗をかいても蒸発しにくいです。
なので足裏の汗に関しても抑えたとしても熱中症へのリスクに影響が少ないと言われておりますし
また足裏の汗放置しますと湿度を上げることになりますしそうすると水虫とかも生息しやすくなります。
なので足裏の汗も抑えてもいいよねなんて言われております。
というように熱中症へのリスクの面とかHKT面水虫とかも考慮すると脇部分とか足裏は汗を積極的に抑えても問題ないかなと言われております。
ただ首とか腕のように汗を蒸発させやすい部分こういった部分で汗を止めてしまいますと体内の熱を下げにくくなります。
なので熱中症のリスクが上がったりします。