おはよう、こんにちは、こんばんは。
薬と健康に関するラジオ、略してくすけんラジオのうっちーです。
このラジオでは、薬剤師である私、うっちーが、薬のことや健康のことなので、
ラジオを聴きの方や患者様からの質問等を紹介しながら、
質問に答えたり、薬や健康についての話をしていくというラジオです。
どうぞよろしくお願いしまーす。
今回お二人の方からテーマをいただきました、誠にありがとうございます。
テーマをいただきましたのは、水城誠さんと澄成さんです。誠にありがとうございます。
今回お二人からいただきましたテーマ、経緯としましては、
先日、水城誠さんのおしかつ二次元ライフラジオに、
僕、ゲストで出演させていただきました。
誠にありがとうございました。
このおしかつ二次元ライフラジオさん、
こちらの番組は、オタクによるオタクのための番組をモットーにしておりまして、
漫画やゲーム、アニメやネットなどを中心に、様々なオタクな話をされております。
最近のアニメや漫画、どういうのが流行っているのかなといった話や、
または、様々なゲストを呼びしまして、
ゲストの方を深掘りしていくという配信をされております。
そのゲスト配信の中で、僕、出演させていただきまして、
その際のエピソード、概要欄に載せさせていただきますので、
よろしければ、まだ聞いていない方はお聞きくださいませ。
僕、水城さんの番組に出演させていただいた際に、
そのおしかつ二次元ライフラジオさんに出演させていただいた際に、
僕、ビタミンDを推しているという話をさせていただきました。
ビタミンD、骨にいいよと言われるビタミンですけども、
それだけじゃなくて、免疫にもいい、糖尿病にもいいとか、
また、医師の中では、大量に飲んでおくと、
がんにもいいんだという話をされる方もいます。
そんなビタミンDですけども、日光にあたると、
体内で作られたりするビタミンでもあったりします。
そのことを踏まえまして、
僕がおしかつ二次元ライフラジオさんに出演させていただいた際のエピソード、
それをスミナリオさんにお聞きいただきました。
誠にありがとうございます。
スミナリオさんからその際に感想メッセージがありまして、
それを読ませていただきますと、
前後編通して拝聴、うっちーさんの本性を暴かれてますね。
お金は大切ですよね。稼げ方は多少…だとしても。
ビタミンD、日焼け止め塗っていても生成されるのかしら。
強い日焼け止めだと生成阻害されると聞いたこともあるのですが。
というメッセージをいただきまして、
その後のメッセージをやり取りさせていただきまして、
水代さんとスミナリオさんから今回のテーマをいただきました。
誠にありがとうございます。
今回話をさせていただきますタイトルはこちら。
日焼け止めを塗るとビタミンDは作られにくくなるの?
ビタミンD、良いビタミンだよということは最近知られてきておりますけども、
それと並行してと言いますか、
日光を浴びて体内で作られるビタミンということも知られるようになってきました。
ただ、このビタミンDですけども、作るには紫外線、
特にUVBを浴びることで体内で作られるんですけども、
日焼け止めを塗ったら作りにくくなってしまうんじゃないかということは、
日焼け止めって塗らない方がいいのかという話を今回させていただきます。
結論から先に話をしますと、
確かに日焼け止めを使うとビタミンDを作りにくくなります。
ただ、よく日を浴びる方は日焼け止めを使わない方が体のデメリット非常にあるので、
日焼け止めを使った方がいいと僕は思っております。
ここらへんもう少し話をさせていただきますと、
日焼け止めは紫外線が肌に吸収されるのを防ぎます。
そもそも日焼け止めを使うとなぜ日焼けしにくくなるかと言いますと、
日焼け止めに含まれている紫外線吸収効果であるとか、紫外線散乱効果というものがあります。
吸収は物を吸収するとか吸い込むという意味の吸収です。
散乱は散るに乱れるで、あちこちに散らばめるよという意味での散乱ですね。
紫外線吸収効果は日焼け止めが紫外線を吸収してくれる、
塗った薬が紫外線を吸収してくれると、
それによって肌には紫外線が到達しないよという効果が期待できますし、
紫外線散乱効果は薬が紫外線を弾いてくれるという効果でありまして、
紫外線を弾くことで肌まで紫外線を到達させないという効果が期待できます。
紫外線吸収剤の方が汗で流れにくいけど肌を乾燥させやすいよとか、
紫外線散乱剤は肌への乾燥などの刺激は少ないですけども、
汗で流れやすいんだとかいろいろ言われますけども、
いずれにしろ日焼け止めは紫外線を肌まで到達させないというのが期待できます。
そして体内でビタミンDを作るには紫外線が肌から吸収される必要があります。
なので日焼け止めで紫外線を肌まで到達させないようとなりますと、
体内でビタミンDを作りにくくなります。
なのでビタミンDを作るためには日焼け止め確かに塗らない方がいいんですけども、
日焼けは肌へのダメージがかなりあります。
紫外線UVAとかUVBなどの種類が有名ですけども、
UVAは肌の奥深くまで入り込みまして肌の奥の方にあるコラーゲンなどを攻撃します。
そのコラーゲンが破壊されたことによって肌をみずみずしく保つのが難しくなったりだとか、
肌の張りを保ちにくくなります。
それによってシワもできやすくなりますよと言われます。
またUVBは肌の表面近くで反応を起こしまして、
肌のメラノサイトというメラニンを作る部分を刺激します。
それによってメラニンが増えてシミができやすくなりますし、
またUVBは皮膚のDNAを傷つけてしまいます。
皮膚の細胞が壊れてしまったりしますよと、
それによって細胞が壊れて肌で炎症を起こしてしまう。
それが火傷のような症状を起こしたりします。
さらに皮膚細胞のDNAが壊れても時間をかけて治っていけばいいんですけども、
何度も日焼けを繰り返すことで皮膚のDNAを破壊し続けてしまいますと、
そのDNAの修復がうまくいかなくなってしまって異常を起こします。
それによってその異常が皮膚がんの原因になったりすることもあります。
なので日焼けは肌にとって様々なデメリットを起こします。
そういったことを考えると、外に出る機会の多い方は特に日焼け止めを使うことをお勧めいたします。
ビタミンDが困るようであればサプリメントを摂取していただければなぁなんて思っております。
今回はこんな感じです。
改めまして水曜マコトさん、すみなよさん誠にありがとうございました。
もう夏です。日焼けへのケアは本当に注意が必要な時期だなと思っております。
多少日焼けした方が健康的とよく言われますけども、
やっぱり過度にやってしまいますと肌を炎症させるという、やけどを起こすということになりますので、
やっぱり過度にやりすぎるのもあまり体に良くないんだなぁというところがあったりします。
ビタミンD、食事でも摂取しようと思えば摂取できると言われておりまして、
魚介類とかキノコとか卵類とかをよく摂っているとビタミンD意外と足りてくるなんて言われますので、
サプリメントに改めて手を伸ばすものなという方は、そういった食事も気をつけていただけると良いんじゃないかなと思います。
夏場は本当に紫外線も強いですので、先ほどのデータでもありましたけども、
北海道でも5分くらいの日光浴で十分ビタミンDは作ることができるなんて言われておりますし、
そこまで日を浴びないなっていう方も、少しぐらいビタミンDを作るためにも日光浴をしていただければなと思いますし、
また日光浴は気持ちを落ち着かせるセロトニンであるとか、睡眠リズムを整えるメラトニンを作るのにも重要だと言われております。
確かに紫外線を浴びた方、こういったセロトニンとかメラトニンも作られやすいという話もあるんですけども、
ただ、セロトニンとかメラトニンに関しましては目に光が入ってくるこれが大事だとも言われておりまして、
日焼け止めとかを塗っていても、日の光を浴びてセロトニンとかメラトニンは大きくは体内で作られる量を減少しないとも言われております。
また、車高のサングラスとか使っててもそこまで大きな変化もないとも言われておりまして、
セロトニンやメラトニンに関しましては光を浴びるということでスイッチが入ったりするので、
日焼け止めを塗っても浴びた方がいいよと言われる理由の一つでもあったりします。
ビタミンD、サプリメントで摂ればいいや、肉は甘浴びなくてもいいやと思われるかもしれませんけども、
そういったセロトニンであるとかメラトニンのためにも日焼け止めを塗って多少でも光を浴びた方がいいと言われます。
そういった意味でも長時間でなくてもいいんですけども、1日2,30分とか日の光を浴びることはやっぱり健康上とても大事だと言われております。
皆様、夏の暑い時期、日焼け止めとかしっかり肌を守りながら、肌を守りながら日を浴びてみることをお勧めいたします。
また何かこういった日光浴であるとか、セロトニン、メラトニンやビタミンDのことであるとか、日焼けのことなど気になることがありましたらいつでもご連絡お待ちしております。
今回も最後まで聞いていただきまして誠にありがとうございました。また次回も聞いていただけると大変嬉しいです。それではまたお会いしましょう。
このラジオで話す内容はあくまで一つの説であったり一つの例です。
医師の方針や患者様それぞれの状態で治療方針は違うので、自身がかかっている医師や看護師、薬剤師などの話を優先するようお願いいたします。