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2024-09-19 11:57

第196回「ビタミン剤を2倍量飲むのはアリですか❓」

テーマをいただきました空のひしゃく(ゆかか)さん(https://twitter.com/@sora_no_hishaku)、「おじさんアウトプット」白根山さん(https://twitter.com@ojisan_outputs )本当にありがとうございました😭


おじさんのアウトプットはこちらから聴けます

→ https://x.gd/8Iujm


今回のポイント

・ビタミン剤は2倍飲んでも良い⁉️

・ビタミンの1日量は低めの設定⁉️

・水溶性ビタミンは蓄積しないからいくら飲んでも良い⁉️

・ビタミンB6は要注意‼️でも2倍くらいは問題ない⁉️

・蓄積しやすい脂溶性のビタミンでもかなり多めで大丈夫⁉️


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おはよう、こんにちは、こんばんは。薬と健康に関するラジオ、略してくすけんラジオのうっちーです。このラジオでは、薬剤師である私、うっちーが、薬のことや健康のことなどで、ラジオを機の方や患者様からの質問などを紹介しながら、質問に答えたり、薬や健康についての話をしていくというラジオです。どうぞよろしくお願いしまーす。
今回のテーマですけども、お二人の方から頂きました。テーマ頂きましたのは、そらの秘釈、ゆかか様と、ポッドキャスト番組おじさんのアウトプットのしらねさんさんから頂きました。誠にありがとうございます。
お二人からテーマを頂いたというのは、どういうことなのかという話に入る前に、まずはタイトルコールさせて頂きまして、テーマを頂きました経緯とその内容に入らせて頂きます。
それでは今回のタイトルはこちら。ビタミン剤を2倍量飲むのはアリですか?
今回テーマを頂きました経緯としましては、先日こちらの番組で配信させて頂きました第191回のお肌に良いものはありますか?の配信。
こちらはゆかかさんから頂きましたテーマでして、こちらの配信についてXにて感想コメントをまず、おじさんのアウトプットのしらねさんさんから頂きました。
そのコメントを読ませて頂きますと、ゆかかさんナイステーマですね。そして人類保湿計画懐かしいです。
ビタミンBの下りで8000mの山を登る方に、肌綺麗ですけど顔の頭症どうやって治してます?って聞いたら、チョコラBB醸剤を容量の2倍飲んでるって言ってたのを思い出しました。
早速人参パプリカナッツでACE補給します。というコメント頂きました。誠にありがとうございます。
そこからと言いますか、テーマを頂きましたゆかかさんとしらねさんさんで、ビタミン剤の2倍量を飲むのはありなのか?という話をされておりまして、
そこで僕も入りまして、僕は医師とかによっては5倍量で飲むこともありますよというね、特にビタミンBやビタミンCに関しては2,3倍くらい飲む人は多いよという話をさせて頂きました。
お二人から僕にサプリメント2倍量飲むのはありなのか?というテーマを頂きまして、今回話をさせて頂きます。お二人とも本当にありがとうございました。
ということで今回はお二人とのメッセージのやり取りから生まれたテーマでして、サプリメントの飲む量について、特に多めに飲んでもいいんだよという話をさせて頂きます。
まず結論から話をさせて頂きますと、一部の例外はありますけれども、大抵のサプリメントはパッケージなどに記載されている1日料理よりも多く飲んでいいです。
なんだか2,3倍の量で飲んでも全然大丈夫というものが多いです。これなぜかと言いますと、よく言われる1日に必要なビタミンなどの量、これは低めに設定されているからです。
例えばの例としまして、厚生労働省で定めている1日に必要なビタミンCは、成人男性も成人女性も100mgは摂りましょう。ビタミンB1であれば1日1.2mgは摂りましょう。
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などと、各ビタミンとかいろいろな栄養素について、厚生労働省からこれくらい摂ってねというのを定めておりまして、食事についてのアドバイスが書かれている書籍であるとか、健康番組台とかでもこういった数字がよく目にされるようになっています。
で、自然と皆様これくらいビタミンを摂ろう、足りなければサプリメントを摂ろうという風になるんですけども、厚生労働省が定めている数値というものは低めの設定だったりします。
各種ビタミンとか栄養素、これは体内で入った際にそれぞれ様々な働きをします。
例えばビタミンB1であれば体内で糖をエネルギーに変えるように働くとか、皮膚の健康とか脳神経のサポートをしますよといったこともありますし、ビタミンCであれば肌の調子を整える、免疫に良い働きをする、活性酸素の働きを邪魔するなど働きや様々なものがあります。
そういった様々な栄養素が体の中で働くにしても、体を健康に動かしてくれる最低限の量というものがあります。
この世を下回ると健康に良くないよという量が定められていまして、せめてこれぐらいは摂ってくださいねという風に定められている後、この最低限の量というものが厚生労働省に定められている必要な栄養素だったりします。
それが先ほども挙げました例で言いますと、ビタミンB1で言えば1.2mg、ビタミンCで言えば100mgなどですね。
この量に足りてないよとなりますと、例えばビタミンB1不足すると皮膚とか脳神経の働きが鈍くなるかもしれない、肌荒れしやすくなるかもしれない、イライラしやすくなるかもしれないとかね、ビタミンCであれば免疫をして風邪をひきやすくなるよ、肌荒れが起きやすくなりますよといった感じになります。
なので体調を崩さないようにこの量は必要最低限取ってくれというのが量と定められているんですけども、ではこれ量が多い分はどうなるかと言いますと、様々なビタミンとかの栄養素、体内に溢れているとなると基本的にはそれだけ体内を健康に保ってくれるという傾向になります。
細胞を元気にしてくれるとかそういう状態になりますね。なのでむしろビタミンとかが多い分には体調はむしろ良くなったりしますのでサプリメントを多めに摂取するのは良かったりもします。
原理、栄養素において先ほど話してきましたビタミンB1とかビタミンC、これは必要最低限の量、加減の量ですけども、上限の量というのはどうなっているのかと言いますと、ビタミンB1に関してもビタミンCに関しても定まった上限の量というものはないです。
なので摂れるのであればいくらでも摂っていいということになっております。それは1日のうちに例えば2,3日分でも5日分でも多めに摂取してもらって構わないよというふうな基準になっています。
これは特に水溶性のビタミン、ビタミンBとかビタミンCのような水溶性のビタミンでこの傾向はよく見られます。
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水溶性のビタミンと言いますと体内の水分とか血液とか今溶けやすく馴染みやすくてすぐに体の外に出て行ってしまいます。
体内で蓄積しにくいということもあるので多めに飲んだとしてもすぐに体の外に出て行くので副作用の心配もなかったりします。
ただここで体の外にすぐ出て行ってしまうだったら大量に摂っても意味ないじゃないかと思われるかもしれませんけども、
もちろん摂ってから体内に留まっている時間の間、この間にでもビタミンは各種細胞とかに働きかけますので、
大量に飲めばそれだけ細胞を元気にして体調を良くしますよという効果が現れてくれます。
ただ水溶性のビタミンの場合は体の中に長く留まらないので、多く摂りたいよというのであれば基本的に毎日多めに摂らなきゃいけないというので、
飲む手間であるとかコストには注意が必要だったりもします。
それと注意点として挙げさせていただくところでありまして、ビタミンB群の中でも実はビタミンB6こちらに関しては長期何ヶ月にもたって
高容量を摂り続けると神経に良くないという報告があるので注意が必要だったりもします。
なのでビタミンB6とかが例に挙げられまして、ビタミンとかも大量に飲み続けるのは良くないですよという例は確かによく出されます。
ただビタミンB6どれぐらいの量を飲んだらいけないのかとなりますと、
まずビタミンB61日にこれだけは摂ってくださいねと言われる最低限の量、これは1.5ミリグラム前後ぐらいが厚生労働省から定められているんですけども、
じゃあこれ以上の量を超えないでねっていうのはどれぐらいかと言いますと100ミリグラムです。
この100ミリグラムの量を何ヶ月にも渡って摂り続けると神経が良くないよと言われるんですけども、
1.5ミリが最低限のところに対して上限の量は100ミリという形でかなりの差があります。
ビタミンB6のサプリと言いますと1日量が10ミリから20ミリグラムというものもあれば1日量が40ミリグラムというものもあったりします。
40ミリグラムでも結構多めのものだったりもします。
ただこの40ミリグラムのものでも2倍量飲んでも1日量80ミリグラムということになりまして、
100ミリグラムまではまだ余裕があるよという状態だったりします。
なので2倍量ぐらいだったら全然飲んでもらって構わないよというのが水溶性のビタミンの特徴かなと思われます。
今挙げてきましたのは体の中で蓄積しにくい水溶性のビタミンの話でした。
では体の中でも溜まりやすい、使用性のビタミンではどうなのかという話をさせていただきますと、
使用性のビタミンの場合は上限の量とかが定まったりもしています。
体の中で蓄積しやすいのであんまり取りすぎちゃダメですよという量が確かに定まったりはしています。
ただこういった使用性のビタミン、下限の量に比べてかなり幅広く許容量が設定されたりもしております。
例えばビタミンAですと1日に最低必要な量は600マイクログラムぐらいと言われているんですけども、
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じゃあこれに対して上限量はどれぐらいかと言いますと2700マイクログラム、下限の量からして4.5倍くらいの許容量が認められています。
他にもビタミンDの場合は最低限の量が2.5マイクログラムに対して上限は20倍の50マイクログラム、
ビタミンEの場合は最低量が10ミリグラムに対してこちらは900ミリグラム、90倍まで許容されております。
というように使用性のビタミンでもかなり上限までの量は幅広く許容されたりもしております。
こういった面もありまして、ビタミンのサプリメントとか2倍とか3倍ぐらいであればもう飲んでも問題ないよというものが多いですし、
むしろ許容範囲内で十分足りますし、体調整えやすいという面もあったりします。
そういったことからもある程度多めにとっておいた方が体調整えやすいということで、
医師の中でもビタミン剤2倍量飲むのはありだよとか3倍量ぐらいだったら問題ないよという方も多かったりします。
今回はこんな感じです。改めましてしらねさんさんゆかかさんどうもありがとうございました。
ちなみに実はこのやりとりの中でしらねさんさんの相方であるドスコイさんも、しらねさんさんに向けてメッセージを送られておりまして読ませていただきますと、
トレーニーはビーグンをいただとりますね。私も例に漏れず水溶性ビタミンは水少量の2倍を朝晩に分けて飲んでいます。
身近にいたねしらねさんというメッセージもありました。確かに筋トレされている方はビタミンB群よく飲んでいるなぁと、ビタミンB群は筋肉の剛性であるとか、
疲労回復に効果的と言われておりますので、やはりビタミン剤多めに飲む方は多いなぁと思います。
またこれは別のビタミンになるんですけども、よくテレビで見るような医師の中ではビタミンDは5倍くらいは毎日飲んでいるよう、むしろそれぐらいの方が健康にいいんだよということも話をしたりもしております。
多めにビタミン剤を取るのはいいかなという面が多かったりします。ただサプリメント、多めの量で毎日飲むというのは結構コストもかかりますし、
あくまで食事とかで足りないビタミンとかを補給するのがサプリメントの目的というのがあります。
食事バランスが充実していればサプリメントがいらないっていうのはあるんですけども、忙しい現代社会、サプリメントとかも必要な時が多いと思いますので、こういったサプリメントとうまく付き合うのもいいかなと思います。
また何かサプリメントなんでも気になることなどあればいつでもご連絡お待ちしております。
今回も最後までお聞きいただきまして誠にありがとうございました。また次回も聞いていただけると大変嬉しいです。それではまたお会いしましょう。
このラジオで話す内容はあくまで一つの説であったり一つの例です。
医師の方針や患者様それぞれの状態で治療方針は違いますので、自身がかかっている医師や看護師、薬剤師などの話を優先するようお願いいたします。
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