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こんにちは、秋本くりこです。大変お久しぶりの更新になってしまいました。 今までちょっとテーマを決めてお話しさせていただいてたんですけれども、そうするとやっぱりなかなか更新をするのが難しいというか、更新のハードルが結構上がってしまうので、これからもう少し自由に思いついたことをお話ししていくという形にしていきたいと思います。
今日お話しさせていただきたいのが、スレッツで見た投稿で、私が考えたことをもう少しお話しさせていただきたいなと思います。
その投稿の内容なんですけれども、ある農家さんが野菜を売り場に並べていたところをお客さんからもう少し安くしたらと言われたそうなんですね。
農家さんがガソリン代や資材代が上がっているので、これが最低価格ですというふうに伝えたら、そのお客さんから大変なら辞めればとか、買ってくれる人に感謝してということで言われたそうです。
これを聞いて皆さんはどう思われるでしょうか。
一つは、これ文字だけの情報でその場で聞いたわけではないので、もしかしたらこの農家さんがガソリン代や資材代が上がっているので、これが最低価格ですという言い方がきつかったというか、あまり感じの良くない言い方をしたので、
お客さんも大変なら辞めればということで、売り言葉に買い言葉ではないですけれども、そういうリアクションをしたという可能性はもしかしたらあるのかなと思います。
ただ、もしその農家さんが普通のトーンで、こちらにも事情があるんですという話をただお客さんに伝えただけだとしたら、それに対してお客さんの方から大変なら辞めればとか、買ってくれる人に感謝してというのはちょっと違うんじゃないかなと私は思いました。
これって日本だけなのかわからないですけれども、お客様は神様だという文化がありますよね。
お客様は神様というのは一方では正しい、お客様あっての商売という意味では正しいとは思うんですけれども、それをお客様の方が主張してしまうというのはちょっとやっぱり違うかなと私は思っています。
あくまでも生産者の方と消費者の方というのは対等な関係であるべきで、消費している方が偉いというのはおかしいですよね。
作ってくださる方があるからこそ消費できるということを考えたら、お客さんの方が買ってくれる人に感謝してというのはだいぶお客様は神様だということを吐き違えているのかなというふうに私は感じました。
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これって多分こういった農業の農家さんからお野菜を買うという場面以外にもいろんなところでお客さん側が自分の方が偉いということを主張する。
お客さんなんだからこれこれしてもらえて当たり前みたいなそういう態度を取るというのが結構、特に日本はサービス大国だからこそ多いのかなと思います。
私はこれを見ていて思いました。
私がトマジョダオに入って思ったのは、トマジョダオって農家さんと農家さんじゃないメンバーが売り手側と買い手側という関係ではなくて、フラットな関係でコミュニケーションを取れるのがとてもいいなと思っています。
例えば八百屋さんとかに行ったら、もう何て言うんですかね、それこそ立場が売る側と買う側、商売している側とお客様っていう関係になってしまうと思うんですよね。
ただトマジョダオではあくまでも一人のメンバーとしてたまたま売る役割の人と買う役割の人がいる。
農家さんも消費者側になることももちろんあるし、その関係がとてもフラットですよね。
この関係が今作っているECサイトとかでも維持できたらいいなっていうのはすごく思っているところです。
じゃあどうやってそれを実現するのかっていうのは、まだ私の中では答えが出ていないところではあるんですけれども、
今のトマジョダオの農作物宿売所だと出品者の農家さんで、普段活動されている方で、どんなパーソナリティの方なのかっていうのが分かっている状態でみんな買うので、
もちろん関係がフラットなままで購入っていう行動ができるんですけれども、
それがダオと切り離されたECサイトで、ダオに入っていない方がパッと見て買うっていうことになると、やっぱりそこは自分はお客さんだと思って買うっていうことになるんだと思うんですよね。
それは私も別のECサイトに行ったら、多分そういうマインドで、自分はお客様だと思って購入をするという行動をすると思うんです。
でもそれをそうじゃない文化にしていくっていうのが理想かなと私の中では思っています。
お互いにリスペクトできる関係っていうのをどうやって作れるかっていうのが今後の課題なのかなと。
友達とダオがやっているのは農業、野菜を売る、たとえ農作物を売るっていうことで、そういうフラットな関係を築こうとしていますけれども、
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他のサービスでも全てにこれを当てはまることだと思っていて、自分はお客様だから何をやっても許される、何をやっても許されるっていうところまではいかなくても、
自分はお客様だから自分の方が偉いよねみたいな感覚で購入行動をするっていうのがなくなればいいなと。
お互いに一人の人間対人間としてサービスを提供する側のことをリスペクトした上で物を買うっていうのが人としてあるべき姿って言ってしまうとちょっときついかもしれないですけれども、
それが一番いいなって思います。
それを今のダオの中であれば実現できるんですけれども、ECサイトっていう場合になるとどうなるのかなと。
できればフラットな関係、フラットな関係っていう友情ダオの文化をそのままECサイトに持ち込めたらいいなと思います。
じゃあどうするんだっていう話なんですけど、それはこれから皆さんと一緒に考えていけたらいいなと思います。
それでは今日はこの辺でさよなら。