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2025-02-08 09:52

人が減る未来では「対価の払い方」で差がつく件

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おはようございます。皆さんは、日本の地方を駆けるフリーランス個人事業主ということで、私は都内から島で領収をしている坂井郎吾をお届けしてまいります。
今日のテーマは、人が減る世の中においては、対価の払い方で差がつくというテーマでお話をしていこうかなと思います。
対価の払い方、お金の払い、金払いの良さみたいなところももちろんそうなんですけれども、
ありとあらゆるものを使って対価を払えるかどうかということが、すごくこれから大事になってくるよという話をしていこうかなと思います。
何回か前の土曜日に、これから起きるのは需要不足ではなく供給不足だという話をしたと思うんですね。
それを聞いていない方は、まずそちらを聞いていただきたいなと思うんですけど、
簡単にまとめると、地方ってこれから人がどんどん減っていくじゃないですか。
むしろ日本全体でもどんどんどんどん人が減っていくと。
新しいサービス、新しい商品を作ったり、誰かの事業を引き継いだりしても、
人が減っていくんだから十分なニーズがないじゃないか。
十分な需要がないんじゃないか。
サービスって成り立たないんじゃないか。
商品を作っても売れないんじゃないか。
こういう風に考える人が結構多いんですけど、逆なんですよね。
作り手の方が先に減っていくんですよ。
作り手の方が先に減るので、
良い商品とか良いサービスを作る人っていうのはこれからぐんぐんぐんぐん減っていくんですね。
なのでそういう良いもの、良いサービスを提供する側になってしまえば、
どちらかというと、少ない需要、独占に近い形でゲットしやすい。
だからあんまり需要が減っていくっていうことは過度に気にする必要はなくて、
むしろどこにどのぐらいの需要が残っているのか、
そこに供給する人が足りているのか足りていないのか、
足りていなければチャンスだよっていうことだと思います。
ただですね、そういう例えば自分自身が供給する側になるときに、
例えばサカリの場合はヒジキ漁師ですけど、
ヒジキを取って収穫して加工する人って今、島の中でもほとんどいなくなっているんですね。
みたいなことが、例えば山口県の中ですごく良いデザインだって、
良いイラストを描いてくれる人っていうのもすごく限られていたりするし、
あるいは例えばそうだな、家を作れる大工さん、
砂漢の人っていうのもものすごい減っているし、
それから船の修理をできる鉄工所の人っていうのも、
これからもうほとんどいなくなっていくだろうし、
そういう技術を持っている人の価値っていうのはより上がっていくんですね。
自分自身がサービスや商品を提供していく上では、
そういう人たちの力がないとやっていけないわけですし、
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家も建てる人がいなかったら暮らしていけないわけですし、
メンテナンスをする人がいなかったら暮らしていけない。
これと同じことがありとあらゆることで起きていく。
っていうことはやっぱり物の値段が上がっていくっていうことでもあると思うんですけど、
その時にきちんとその相手のサービスや商品の価値を理解して、
しっかりとした対価を払う。
ここからが今日の本題なんですけど、
対価を払うっていうのはきちんとしたお金を払うってことはもちろんそうなんですよ。
もちろんそう。
そういうことが決まりよくできる人っていうのが、
これからいいサービス商品っていうのをきちんと優先的に受けることができて、
そして自分自身のサービスとか商品提供にもいい影響を及ぼしていくっていうことだと思うんですけど、
一方でそれだけ供給が減る。
つまりいいサービスや商品を作る人の方が先に減っていく。
先に減っていくと何が起きるかというと、
お金があってもいい商品やサービスを提供してもらえない可能性がある。
例えばデザインとかイラストの仕事なんかは、
坂井がいつもお願いしてる人なんかね、
もう仕事パンパンなんですよ、いつも。
もうあの人じゃなきゃ嫌だみたいな感じで、
結構みんなそういう風になっていくんですよね。
いいデザイナーさん、いいイラストレーターさんっていうね。
っていうことであったり、
例えば船の手入れなんかも、
今持っているお客さんたちでももう手一杯だから、
もう新しい人、従事者の人が船手に入れたって言っても、
ちょっと目の見切れやよっていうようになってしまったりすると。
左官さんも左官が足りないから工事がどんどん後ろ倒れになったりするということがあったりする。
これと同じことが各地で起きていくと思うんですね。
なのでそういう時にやっぱりどうあるべきかというとですね、
対価の払い方っていうのは三つあります。
一つ目が、適切な対価、お金を支払うということ。
あんまり安く買い叩こうとしないということですね。
二つ目がですね、これ意外と盲点だと思うんですけど、
その人自身がいい人かどうか、一生懸命頑張っているかどうか、
そして周りのためになることをやっているかどうかということだと思います。
サービスを提供する側であっても人間なんですよね。
人間だから優先順位をつけるし、気持ちよくやり取りできるかということを考えるし、
その人がどんな人かっていうのはやっぱり見るわけですよ。
自分が本当に手一杯でありとあらゆるところからいろんな仕事を頼まれている状況で、
上から目線でお願いするような人であったり、
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周りとの関係を大切にしないような人に、
その限られた時間を全力で提供しようかというとそうならないんですよね。
だからどうしたって後回しにされてしまったりする。
そうならないためにはどうすればいいかというと、
もちろん自分自身が普段からいいやつであるみたいなことは大事なんですけど、
より提供されるサービスとか商品の裏側を知ろうとする。
ある程度知っているその大変さであったり、
プロじゃなきゃできないことを知っておくということですね。
例えば左官工事であればこういうところが大変だよね。
自分で例えばボルタルぐらい塗ったことがあって、
こういうところが大変なんだよなっていうので、
相手の作業工程にちょっと感動できるかどうかっていうところも結構大きかったりすると思いますね。
船の修理なんかも、例えば自分で船をメンテナンスすることはできる。
丸投げじゃなくて、ある程度自分自身にも知識があって、
知識があるっていうことはプロの仕事がいかに、
自分自身でやろうとしたらものすごい検査の時間がかかって大変かっていうことをわかっている。
だからお願いの仕方にも差がつくわけなんですよね。
デザインなんかもそうですよね。
例えばラフって言って下書きみたいなのを提供してもらうときに、
下書きを提供してもらえるのももちろんコストがかかるし、
そこまでの過程っていうのもすごく大変なものがあると。
ラフのイメージから一気にごそっと変わってしまうと、
もう作業自体が1からというかゼロからまたやり直しになってしまうみたいなことっていうのを
自分自身が知っていたらすごく頼み方であったり、
お願いの仕方に差がつくわけなんですよね。
この人私たちの仕事の仕方をわかってくれていると。
どこに手間がかかって、どういう注文の仕方をしたら嫌がられるかっていうのをわかってくれている。
そう思ってもらえるだけで結構仕事ってまた受けてもらえたりするんですね。
なのでそういう意味では2つ目が、
いいやつであることっていうのは相手の立場をきちんと分かること。
分かろうとすること。全部分からないじゃないですか。
全部分からないけど分かろうとすること。
こっちもだからしきちんと勉強したい。
どういうふうにサービスや商品の生産過程をしっかりすることっていうのがすごく大事なんじゃないかなっていうことですね。
3つ目がいいやつの延長にあるんですけど、
その人自身が一生懸命生きているか、一生懸命周りのために何かやっているかっていうことだったりすると思います。
これも自分のことばっかり考えている人だと、
2つ目の相手のために考えながら注文であったり、
オーダーをしていくみたいなことっていうのができなかったりすると思うんですね。
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それからやっぱり周りからの評判みたいなのがやっぱりあるわけですよ。
狭い世界だったね。
なのでそういうことっていうのがこれからすごく大事になっていくし、
野菜を作る人、海産物を提供する人、それのみならず、
お店を営む人、それからサービスを提供する人もすべからく、
働く人自体の減りが、人全体が減ってくるので圧倒的に早いはずなんですね。
そういう世の中に備えるためには、先ほど申し上げたようなことが必要になってくる。
そういうことをすることで自分自身も事業者として長く生き残っていけるんじゃないかという話でございました。
はい、ということで今日はこんなところで終わりにします。
それでは三谷さん、良い週末を。
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