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こんにちは、遠藤勝也です。久野勝也の労務の未来、CK PRODUCTIONです。よろしくお願いいたします。
さあ、ということで、今日は前回に続きまして、社長のキャッシュ最大化戦略ということで、5分の2を前回やりましたので、残りのところ3ついきたいと思います。
いきなり言うのもあれですが、今回社長のキャッシュ最大化は、社長にお金をいっぱい持たせるという目的というよりも、
そこが上がってこないと、社員さんたちの給与が上がっていかないので、そのためにも、ちゃんと社長の対策をやりましょうということで、ご紹介ということですよね。
そうですね。これから大企業はお金、どんどん給与を上げていっているので、中小企業はそこについていかないと、絶対に社員が辞めていったりとか、いい経営ができていかないと思うので、
そこをちょっと心配して、社長をまずキャッシュ最大化して、社員にとにかく払っていくと。もちろん生産性とか、それが一番事業が大事なんですけど、ちょっと社老死の知識でできることを紹介したいなというところがコセプトです。
前回はね、小規模教材と、もう一つが社長の労災の特別関与ということでご紹介しましたが、今日1個目は3つ目と言った方がいいんですかね。何になりますか?
3つ目は、経営セーフティー教材。
なるほど。やっぱり、税理士の先生との境界線の話な感じですね。
そうですね。一般的に倒産防止教材とも言うと思うんですけど、これもたぶん勧められたと思うんですけど、税理士さんとかに。
これどういうものかっていうと、取引先が事業倒産したときに連鎖倒産を防ぐために、最大、加減額今すぐ出てこないんですけど、マックス月額20万円まで、5000円か3000円かだったと思うんですけど、下は。
毎月掛け金かけられまして、年間に240万円までお金を積み立てられるよと。ただここはちょっと上限がありまして、最大800万円までですかね、積み立てができるよみたいな感じですね。
なので240万円なので、3年半ぐらいで積み上がっちゃう感じでしたかね。
これはどちらかというと小規模教材とか特別加入で個人の方だったと思うんですけど、こっちは会社としてやっていくって形になりますね。
これが何で社長の安全につながるのかって話だと思うんですけど、会社って基本的にはキャッシュがなくなると会社潰れますんで、
取引先の倒産とかには備えて動かないといけないよねっていうところから、仮に取引先が倒産すると、預けてるお金の10倍まで無利子無担保、保証人不要でお金貸してくれるんで、
仮にKFT教材に800万円預けておけば、8000万円まで緊急融資が受けられるんですね、取引先の倒産とかで会社がやばいってことになれば。
セーフティー教材って前回の小規模教材じゃないですが、そういったいざっていう時の貸付保証みたいなものがあるんですね。
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そうなんですよね。決してこれ税金を回避するために入るものじゃない。
セーフティー教材ってこれは言っちゃいけないキーワードかもしれないですけど、節税対策商品って思ってしまう傾向があるんで、目的から考えるとそうなはずがないんですが、こういうところにそういった条件があるんですね。
そうですね。
1000万無理し無担保って。
すごいですよね。そういう意味では安心につながるよねっていうところと、800万円のマックスなんですけど、もし仮に経営者が若いんだったら800万円貯まった時点で設備投資とか仕掛けてもいいのかなと思いますし。
吐き出してしまう。
吐き出してですね。
もう一回で枠が空いたらその分使えますもんね。
そうですね。なんかあれですね、法改正でちょっと入るのが少し制限が。
そうですね。2024年の税制改正で大綱から出ておりますんでね。2年間ぐらい入れなくなるみたいな話があったと思うんで、そちらは私で言うと大久保経済の財務頭を鍛えるラジオマネトレの方の番組でちょっとだけ税制大綱触れてますので、セーフティーの税制大綱の話が興味ある方そちら聞いていただくといいかなと思います。
本当はゼリーさんがやることだと思うんですね。
ここでポイントかなと思ってて、安心という意味ではやっといた方がいいよというところと、あとちょっとマニアックになるんですけど、税務の処理とかもちょっと気をつけるといいかなというところがありまして、
ケースセーフティー協賛ってお金をどんどんどんどん国に積み立てていくんですけど、税金が安くなるという観点だと、結構費用という形で計上して税金だけ安くするパターンってあるんですけど、
バランスシート、これゼリーさんに言えばやってくれると思うんですけど、言わないと多分やってくれないと思うんですけど、バランスシートをBSに資産の分の保険積み立て金にケースセーフティー協賛入れてくれっていう風に言うとですね、
決算書上800万円が会社にあるってことがわかるんですよ。
おだしょー その駅決算書の借り方としての費用計上ではなくて、BSのほうでの借り方の資産計上にしたほうが良いんじゃないかということですね。
バランスシート そう、そうしないと忘れちゃうんですよ、意外と。だいぶ前にやってるとか返題がやってたとかになると。
おだしょー 積み立っていかないでね、経費で消えていってるように見えてこないですからね、決算書上に。
バランスシート そうしたほうが決算書も綺麗に見えるんで、その辺りもやっておくといいかなと思って。
おだしょー 税務上の処理として経費計上できるけど、会計上の処理としてちゃんとBSに乗っけておいたほうがいいよねという視点ってことですね。
バランスシート そうですね、税金だけ安くして保険を積み立て金にしておくと。積み立て金として経費計上していくっていうのは、経理計上していくっていうのが大事かなと思います。
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おだしょー なるほど。シャロー氏と税理士の境目みたいな話になってきましたね。ちょっと安田さん呼んだほうがいいのかなくらいの感じですかね。
バランスシート そうですね、若干ちょっと間に合った方が。
おだしょー 隠れ目研究になってきましたね。で、これが一つの三つ目のセーフティー教材と。
バランスシート そうですね、はい。
おだしょー ということですかね。
バランスシート はい、ここまでやっておこうと思いますね。
おだしょー 次は四つ目いきますか。
バランスシート 四つ目、はい。
おだしょー 何だ?
バランスシート 自然確定届出給与っていうのの、社会保険の適正化っていうので、これはね、吉原氏いろいろあると思うんで、知識としてそうなんだぐらいの形でやっていただくといいのかなというふうには思っています。
おだしょー 自然確定給与は一般的な認識は、経営者のための消費っていうイメージがあるような気がするんですけど。
バランスシート そうですよね、もともと役員報酬って機の途中で買いちゃいけないとか、役員の消費って例えば儲かってるから出すっていう話になると、会社損失で税金安くするような形になると思うんで、必ず経営者っていうのは1年間、いつどのタイミングで役員に給与、消費を払うかっていうのを決めておかなきゃいけなくて。
おだしょー 自然確定届出給与っていうのは、消費を出すときもですね、税務署に決算終わって2ヶ月以内に、何月何日に消費を500万払いますとか100万払いますとかっていうのを届けなきゃいけないよみたいな、そういうふうにフル活用すると、実は会社のキャッシュが増えるんです。
おだしょー ロジックがあるってことですね。
おだしょー これ3ピありますけど、1ヶ月仮に10万円にして、お給料の月額を。で、全額1080万円残りを、省油で出してみると。
おだしょー あ、なるほどね。残りを自然確定給与で出すと。
おだしょー なかなか表とかないと難しいんですけど、普通、社会保険料ってお給料に対して15%かかってくるんですね。
おだしょー もちろん省油に関しても社会保険料かかってくるんですけど、省油に関しては法律の変なところだなと思うんですけど、例えば1080万円省油払ったときに健康保険に関しては年間の累計で573万円にしか保険料かけないよと。
おだしょー なるほど。
おだしょー で、厚生年金に関しては月額150万円にしか保険料かけないよというルールがあるんです。
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おだしょー はいはいはい。
おだしょー そうすると、1080万円省油払ってるのに573万円分にしか保険料かかんないし、健康保険はですね。
厚生年金150万円分しかかけないので、簡単に言うとですね、だいたいさっきの月額100万円ずつお給料払っていくとですね、社会保険の年間大体140万円ぐらいかかってくるんですね。
おだしょー なるほど。1200万円そのままもらうと140万円ぐらいの社会保険料と。
おだしょー はい。で、これが毎月10万円お給料にして、残り1080万円省油にするとですね、だいたい保険料がですね、64万円ぐらいになると。
おだしょー おぉ。差額?
おだしょー 差額でいくと80万近くぐらい。もちろんこれ所得税の問題とかいろいろあるんで、手取りはもうちょっと80万円ぐらい保険料が少なくなるんですよ。
おだしょー 社保という観点だけで見ると。
おだしょー で、会社もその分だけ80万円キャッシュが出てくるんで。
おだしょー 会社負担分と。そっちも減るってことですね。
おだしょー そうですね。ただこれ別に私、社会保険料減らすことってあんまり良いことでしたって実は思ってなくて、年金も減るので、決してめちゃくちゃお勧めしてるわけではないと思うんで。
おだしょー なくて。
おだしょー 戦略上、キャッシュ最大化するかとか、もしくはこれ逆にやっちゃうと年金下がってくるんで、かなり慎重にやらなきゃいけないと思うんですけど。
おだしょー こんな方法も知識としてあるよって覚えておくといいかなみたいなところがあります。
おだしょー なるほどね。要は年間の役員報酬額は変わらない、結果的に変わらないけど払い方、制度を使った払い方次第で、社法へのインパクトが約80万ぐらいの差が出るというようなことが起きるんですよという知識ですね。
おだしょー そうですね。だから会社って色々な良い時も悪い時もあるので、どの道消費はドーンと出てくるので、キャッシュのインとアウトのコントロールっていうのはより難しくなる可能性があると思うんですよ。
おだしょー そうですよね。流していくものを年間でいきなりステムアウトさせるわけですからね。
おだしょー でも全くやっぱり知識がないっていうよりは、知識はあったほうがいいのかなっていうところと、あと少し車道士的な話をもう一回させていただくと、高額療養費ってあるじゃないですか。
おだしょー はいはい。
おだしょー 高額療養費って日本ですごい制度だなと思うんですけど、数百万の手術を受けたとしても、例えばお給料が28万円から50万円ぐらいの方だって月額が、だいたい8万100円前後に治療費が収まるっていう制度は聞いたことありますか?
おだしょー いやーちょっと私の知識不足で、私自身はないですけど。
おだしょー そう、高額療養費っていう制度がありまして、日本ですごいんですよ。本当に200万300万の手術を受けてもですね、だいたい事後負担っていうのが月額の収入によってほぼ一定なんですよ。
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おだしょー 例えばですけど、高額療養費ってネットで検索してもらうと、区分アーとかイーとかウーとかエーとかオーとか出てくるんですけど、年収高い人って区分アーっていうところで、だいたい手術なんか受けると25万円前後でお給料が決まるんですよ。
おだしょー なるほど。
おだしょー それが一応さっきの事前確定みたいなの使うとですね、区分が下がるんですよね。だからお給料とかが下がるんで。
おだしょー あーなるほど。所得が減ってるからってことですね。
おだしょー そうなんですね。月額の給料が減るだけで。なので治療中の社長とか、そういう病気を患いながらやっていくようなパターンとかっていうのは、こういった選択肢ももしかしてあるのかなみたいなことはあります。
おだしょー このあたりは知識として知ってるだけで、得する云々とかっていう話よりも、必要に応じてそういうことも盛り込んで戦略的にいくといいかもしれないというような話ですよね。
おだしょー そうですね。ただ原理原則はやっぱり社会保険、老後の年金を絶対貯めていった方がいいと思うし、あと会社ってどうしても経費平準化した方が僕は経営やりやすいと思うので、私自身は実はやってないんですよ。
おだしょー なるほど。
おだしょー 人には言うものの、ただ知らないと知ってるか、知っててやらないっていうのと全く知らないというのは全然世界が違うなと思うので、知識としてこんなのあるよって話はさせていただくんですけど、知っておいてもいいんじゃないかなっていうところはある。
おだしょー なるほど。勧めというよりも、知識として知った上でやるやらないの選択肢の選択の幅を広げようという感じですかね。残り余すところ、最後1個になりましたが。
おだしょー 残りちょっといつも話してるんですけど、確定教室年金ですね。
おだしょー ここは今日は詳細は課題させていただいて。
おだしょー そうですね。これは遠藤さんにも今。
おだしょー 加入させていただきましたけど、一旦ちょっとやめようかなと思ったら恐ろしい営業トークで入らない理由がないというロジックを。
おだしょー 結果出るの10年後ぐらいだと思ってますけど、多分感謝してもらえると思ってます。
おだしょー 一度、久野先生ないし東海さんの営業トーク聞いていただくと、そんなに秀逸な営業するんだなというのもわかりますので、ぜひ問い合わせていただくことをお勧めいたします。
おだしょー 確定教室年金は本当に自信があるというか、特に確定教室年金、社長ももちろんいいんですけど、社員の方にぜひやってほしいなというか、兄さんとか出てくると思うんですけど。
おだしょー 兄さんってどっちかというと税金払った後のお金でやるんだと思うんですけど、確定教室年金で税金払う前のお金でやれるので、老後の資金貯めるってことに関しては兄さんよりは絶対優秀かなと思ってるので、
おだしょー もちろん兄さんもやりながら確定教室年金も一部やっていただくといいなと思うので、ちょっと今日細かいところまでは話せないし、前のほう少し確定教室年金触れてると思うんですけど。
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おだしょー 45回のところで確定教室年金は社員の自立性を育てるという切り口でもやってますので、また改めてやっていきたいと思いますけれども、そちらのほうも聞いていただいてフォローしてもらえればと思っております。
ということで2回にわたる社長の給与のアップの仕方ということでやりましたが、最後総括どうでしょうか。
おだしょー これから大手が賃上げがすごい進んでいるので、どうしても新聞とか見ると大手はすごいなーで終わっていっちゃうんですけど、おそらくついていかなきゃいけなくなってくると思うので、
今の正直この2回のところはテクニカルな部分で本当は会社の精査をしてあげるというところが最も重要だと思うんですけど、ついていくという意識を持って普段経費していくというのはすごい大事だなと思いますので、
そんなところを一緒にポッドキャストとか、いろいろなセミナーの場とかも作っていこうと思ってますから、そういうのでやっていきたいなというふうには思っています。
こういうことでね、共に成長していきたいなと思っておりますので、何かありましたらぜひ質問いただけたらと思います。終わりましょう、久野先生。ありがとうございました。
ありがとうございました。
本日の番組はいかがでしたか。この番組では久野雅也の質問を受け付けております。
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