00:02
こんにちは、遠藤克樹です。久野勝也の「労務の未来」久野先生よろしくお願いいたします。
お願いします。
さあ、ということで、今週も行きたいと思うんですが、前回、法改正のお話をいただいて覚えていると思うんですが、
60時間を超える残業代のところが、今まで1.25倍、1.5倍に割りまして、賃金が変わっていくという話とか、
育児休業もね、1000人を超えるですか?1001人からですか?
そうですね、1000人を超える。
休業に関しては、取得公表していかなきゃいけないというような話とか、どんどん変わっていっているという話の中で、
やっぱり、社労士の先生とバックヤード側との連携で、いろいろ法改正があったり、実務周りをアナログだと対応しきれないよねと、
DX化していかなきゃいけないよねという、ここがすごく問題になってきそうだなという中で、
社労士業務におけるDX化って一体何像や?という全体像を1回今日やりたいなと思うんですが。
はい、お願いします。
さて、どこからいきましょうかね。
ロームのHRテクとか、そういった形で今、割と人事評価周りとか、
休業周りとか、
いろいろ多分、分野が分かれると思うんですけど、
ですよね。
一般的にロームのテクでいうと、大きく分けると勤怠、
勤怠、
休業計算、
休業計算、
あとは社会保険の手続き、
社保手続き、
この辺りが社労士業務に関わりつつ、
あとローム担当と言われるような中小企業、大企業もいると思うんですけど、
そのメンバーが主に扱うソフトっていうのはこの辺かなと思うんです。
なるほど。勤怠、休業計算、社保手続き関連。
はい。
で、結構出てるんですか?この辺のサース系の。
サース系はすごい多いですね、今ね。
うちもたくさんのものに手を付け、
いいとこ悪いとこいろいろ見てますけど。
社労士業界の方と、
くの先生とお仕事させてこうやって番組やるようになってからやっぱりお話を結構聞くんですけど、
その辺のDX周りのやつはやっぱり東海。
みんな言いますもんね。
東海さんですよね、みたいな。
なんか調べたときにすごい先走ってやっててすごかったんですよ、みたいなのをすごい聞くんで。
そうですか。
これ本当に聞きますね。
そんな中でどういうふうにいけばいいんですか?
社労士側が対応していく。
でも企業側も導入していくんですよね。
今大きな流れとしては、もともと社会社労士の仕事って、
社会保険の手続きとか給与計算とかであると思うんですけど、
普通これって別に自分たちの企業でもできることなんですよね。
03:01
確かに大企業やってますもんね。
大企業やってますよね。
なのでこれを、例えば自社の社内でやるか、
社労士に出すかみたいな、どっちかの流れしか大きくないわけなんですけど。
なるほど。
これを、例えば社労士のニーズとして今2種類ざっくりありまして、
本当に単純で自社内でやりたいんだと。
でも結構設定が複雑なんですよ。
その設定を手伝ってほしいっていうのと、
設定間違うと結構恐ろしいことになりまして、
例えば勤退の集計が違ってたと。
あとは給与計算の設定が間違ってれば見笑い残業出てたみたいなことになるんで、
内製化したいんだけど設定手伝ってほしいっていうニーズと、
もう1個は、僕らで実はサーズ系のソフト、クラウドソフト出たときに、
社労士の仕事なくなるぞって言われてたんですけど、
そうですよね。
全く今そんなことなくて、
もうクラウドで共有できるんだったら、
社内で専門人材抱えるとか、
そういったことよりも、
むしろアウトソーシングが。
そうなんですよ。
クラウド使ってサーズ使ってアウトソーシングしようみたいなニーズがあって、
社労士でやってくれっていうのがあって、
このどっちかになるというところです。
ただその時に使うソフトっていうのは別に、
内製だろうが社労士外注だろうが、
何かしらソフトを使わないといけないので、
なのでやることはそんなに変わらないんですけど、
導入支援をするのか、外注で受けるのかみたいなところの、
そこが大きな流れになりましたね。
内製化においての導入支援のニーズと、
なくなると思ってたはずのものが、
むしろ内製化やめて、
クラウドかけるアウトソーシングっていう形で、
ニーズ増えてるっていう状況になってると。
そうですね。
なんとなく気持ちも分かって、
1つは雇用の流動化っていうのはすごく大きいなと思ってて、
専門人材がロームで結構深いんですよね。
確かに。
やめるとめちゃくちゃ、
特に1000人もいる会社だったら、
2,3人バックアップいると思うんですけど、
100人未満の会社って多くて2人とか、
下手すると1人ぐらいでやってるので50人未満の会社。
この人いなくなったら何も分からなくなっちゃうので、
これは怖いよねっていうところと、
思いのほか行政手続き複雑なので、
これを教育してっていうところよりは、
企業も優秀な人材取れば、
どっちかと言えば外に向けて使っていきたいというか。
確かにね。
生産性を上げていくというか、
攻めていく側のほうに投入したいというか。
そうですね。
関節部門の中でも、
例えば採用とか教育のほうが結構大変なので、
そっちで給与計算とかは社路市、
社会保険手続きの社路市にも任せて、
データ共有した方がいいんじゃないのみたいな、
発想が増えてきたなっていう感じです。
なるほど。
今、業界の全体像見えてきましたね。
そんな中で今、どうなんですか?
06:02
DX周りが。
まず大きく分けると、
近代給与社会保険手続きで、
大きく言うとまだ社会保険手続きなんかは、
割と大きく変わったなと思ってるんですけど、
一般的に今の流行りはですね、
社会保険の手続きシステムを、
これは内製であれ外注であれそうだと思うんですけど、
例えば入社から必ず会社って始まりますよね、
従業員との関係って。
入社前に従業員の方にメールを飛ばして、
スマートフォンで社員情報を自分で入力してもらうんですよ。
これ昔は人事担当の人が、
入社当日に紙書いてもらってたものを、
入社前に年金番号、マイナンバー入れてもらって、
クラウドにあげていただくと。
入社日に社会保険手続きを、
そのシステムで電子申請するみたいな、
そういったところのテクが主流になっているというところですね。
給与の方は本当にシンプルなんですけど、
給与計算をクラウド上でやって、
昔だと社会保険の給与計算って、
社道支部署ってPDFとかで納品してたと思うんですよ。
よく記憶してますね。
それをクラウドでお客様と共有するみたいな。
そういうところで、
データはお客様が自由に足し入れできるみたいな。
これもう既に導入している人からすると、
当たり前すぎて、
もう何言ってんだよって話なのかもしれませんけど、
給与計算は打刻のところから全部連動して組むんですか?
そうです。
給与計算ソフトと勤怠システムを連携させてるんですね。
だから勤怠システムからクラウド上のデータを引っ張ってきて、
給与計算をして、
完了したら経営者の方に、
こういうデータになりましたらお願いしますって確認してOKだったら、
従業員に給与明細をウェブで配信するみたいな。
そういうテクノロジーになっている。
補足すると勤怠がまた結構面白くてですね。
勤怠は今までやっぱりガチャっていう打刻してたじゃないですか。
なかなかそんなのも数十年前かもしれないですけど。
あれですね。
ガチャってあれはあれですごいんですけど。
やっぱり今すごいのはクラウドで、
日時で瞬時に勤怠が確認できるので従業員。
昨日何時間ぐらい残業したかとか、
今あの人がいるかいないかとかですね。
有給どれぐらい取れてるかとかですね。
逆にアラームみたいなのも鳴らすこともできる。
何時間で働きすぎてますよとか。
そんなこともできるようになってて。
そういったものを3つ組み合わせると、
結構スムーズにロームが動いていくっていうのが、
ロームのテックの基本っていうかなっていうところですね。
これってこの間どこだったっけ。
09:03
地方の福井とか徳山とかあっちの方の話だった。
国立地方の話だった記憶があるんですけど。
そっちの地域にデイリー市の先生で、
クラウド会計を扱える先生が1人しかいないとか言う。
絶対嘘だろうと思うんですけど。
そんなことないと思うんですけど。
いなくて困ってるっていうのを、
要は経営者側が探してる。
同じようなことが社動資業界にも今聞いてて
起きそうだなと思ったんですけど。
本当にここは結構僕らもビジネス気を付けなきゃいけないんですけど、
もともと10年前にはこういうサワー付けの会社ってあんまりなくて。
多分6、7年前だと思うんですけど。
そういうサワー付けのところが急に出てきてですね。
僕らの感覚って、
社動資事務所ってやっぱりまだまだダメだなっていう感じのところは、
なんとなく後発で社動資事務所が社会保険の手続きとか、
給与計算の代行業務になってるっていう、
そういう自負があるんですけど。
現実的にお客様のニーズは全く逆で、
社動資にやってほしいっていうよりは、
このテックを使って、
このサーズのソフトを使ってやってほしいっていうのが、
お客様のニーズなんです。
だから、例えば今スマートHRとかマネーフォワードとか、
武業シリーズとかいっぱいあるんですけど、
これを使える社動資を探してるってのは現実なんです。
サーズのサービスが確定してて、
これ使われていませんかっていう探し方ってことですか?
そうです。
スマートHR、スペース、社動資、スペース、
自分の地域みたいな。
そうですね。
これ使ってやってくれる社動資さんじゃないと付き合いませんみたいな。
昔は社動資さんと付き合って、
開けてみたらこれ使ってたみたいな。
社動資の先生が提案してもらったソフトを使うっていう感じでしたよね。
そうですね。
それがスタンダードだったんですけど、
ちょっと変わってきちゃったなって。
それって何でなんですか?
向こう側がもうこのソフトは使いたいっていうのが
先に営業化されてて決まってて。
そうですね。
プロモーションがすごく上手なので、
そこはやっぱり大きいですよね。
大きな広告を引っ掛けてる。
そういう意味か。
要はサーズ企業の方が、
今、社動資業界の事務所よりもパワーバランスが変わってきたってことですね。
そう、完全に変わってますね。
そういうことね。
それって結構皆さん気づかれてるんですよね、当然。
気づいてると思いますけど、
逆に言うと本当にそういうサーズとかを一切使ってない事務所なんかだと、
お客様のニーズとか世間の感覚とずれてきちゃってるので、
12:02
そういうところの事務所は、
割と突然変わられちゃったりとかってこともあるんじゃないかなっていうのはありますよね。
なるほど。
そうなんですね。
そんな大きなね、金貸、給与計算、社保手続きというところに対して
サーズの仕組みが企業ニーズとしてグワッと押し寄せてきてるというところに対応していかなきゃいけないのが
内製化支援できるのか、
それともアウトソーシングとしてガバッと受け入れるのかというような状態になってきてるというところですかね。
どの目線で聞くかによって相当感覚が違いますね。
そうですね、全然違いますね。
そうなんですね。
今後、個別に今出てた武教シリーズ、スマート1Rとか色々聞きますが、
これを使って何かああだ、こうだっていう質問も出てきそうですので、
ここから先、個別具体の質問もしありましたら、それはそれでぜひお寄せいただけたらなと思っております。
よろしくお願いします。
終わりましょう。
ありがとうございました。
ありがとうございました。