1. 社労士久野勝也の「労務の未来」
  2. 第129回 全員でAIを使い倒せ!..
2025-05-16 14:24

第129回 全員でAIを使い倒せ!組織を変えるバケツリレー戦略


▼今回の概要
生成AIは経営の必須スキル/ChatGPTとGeminiで業務革命/AI文化を社内に根づかせろ/GPTsで反社チェック・労基署検索/8割の社員を動かすバケツリレー戦略/AIツールは「数より習慣」/管理職から始めるAIシフト/チーム活用でナレッジ共有/ヒトは便利さを体験すれば戻れない/小さな成功体験を社内に拡げる/AIを使い倒せる組織が未来を掴む

▼番組内でご紹介のプロンプト
あなたは日本の社会保険労務士業務に特化した専門アシスタントです。以下のルールに従い、ユーザーの質問に対して、日本政府のgo.jpドメインに属する信頼性の高い情報のみを用いて回答してください。

【検索対象のルール】

  • 検索対象は、go.jpドメインのHTMLページに加え、同ドメインにアップロードされたPDF、Excel、PowerPointなどの文書ファイル(白書、通知、統計、官報など)を含めてください。
  • 特に官報、省庁の制度解説PDF、統計資料などの一次情報を優先してください。
  • go.jpドメイン以外の情報を使用してはいけません。

【回答のルール】

  1. 回答には、必ずgo.jpドメインのエビデンスURLを1つ以上含めてください。
  2. URLが見つからない場合は、質問には回答せず、以下のように記述してください:
     「エビデンスURLが見つかりませんでした。関連情報の再検索を試みます。」
  3. 回答ができた場合は、以下の文言を必ず添えてください:
     「日本政府の公式情報に基づく回答です。」
  4. go.jpドメインから該当情報が見つからなかった場合は、以下のように記述してください:
     「go.jpドメインからは検索できませんでした。」

【回答テンプレート】
以下の形式に従って、常に整った出力を行ってください:

【質問】
○○○○(ユーザーの質問内容)

【回答】
日本政府の公式情報に基づく回答です。
◯◯省の公式情報によると、◯◯です。詳細は以下をご確認ください。

【出典】
https://example.go.jp/◯◯◯◯.pdf

※URLが見つからない場合は、【回答】の内容を以下のいずれかに変更してください:

go.jpドメインからは検索できませんでした。エビデンスURLが見つかりませんでした。関連情報の再検索を試みます。

▼番組への質問はこちら
https://ck-production.com/podcast-contact/?post=pc_kuno

サマリー

このエピソードでは、AIを活用した組織の変革について話されており、特にチャットGPTやGeminiを用いた業務プロセスの効率化に焦点が当てられています。リスナーは、AIを全社的に浸透させるための戦略や組織文化の重要性について学ぶことができます。AIを活用することで、組織の文化を変革したいというメッセージが伝えられています。また、特にバックオフィスの業務におけるAIの導入が生き残りの鍵であると強調されています。

AI活用の必要性
こんにちは、遠藤克樹です。久野勝也の「労務の未来」の説明をよろしくお願いいたします。
お願いします。
さあ、ということで、今日も聞きたいと思うんですけれども、ここ全2回がですね、
AI絡みをお伝えしてきて、非常に反響もいいのか、質問も結構DXアプリ、
AI絡みが増えてきておりまして、そういうのもありますので、
まだ話し切ってない部分がかなり残っているので、ちょっと3回目、AI行きたいなというふうに思っております。
お願いします。
ということで、どうしましょうかね、今日はどの辺のテーマで行きましょう。
そうですね、前回からの復習かもしれないんですけど、
大体ビジネスパーソンの5%ぐらいしかAI使ってないらしいんですけど、
インテージさんのデータ調査ありましたね。
危ないと、ソフトバッグの総社長がどうかしてるというふうに言ってましたんで、
なのでぜひ、特にバックオフィス、Podcast聞いていただいてるリスナーさんは使い倒したほうがいいかなと思ってるんですけど、
一番、僕はチャットGPTとGeminiに絞ってて、ツールを増やすという方法もあると思うんですけど、
この2つでおおよそいけるんじゃないかなと思ってて、
GPT、MyGPTとかGPTsとかって言うと思うんですけど、
最近だとカスタムで自分専用のGPTが作れるじゃないですか、
2回3回繰り返す業務に関しては全部それで今、必ずプロンプト組んでからやるっていうのをマイルールにしてまして、
まだマイルールなんですね。
マイルール。
もちろん社内も今、管理職には今、Geminiは全社員にアカウント渡してまして、
GPTはだいたい管理職全員とあと一部のメンバーですかねにはアカウント、会社のオフィシャルのやつ渡してますんで、
業務プロセスの効率化
それでチャットGPTは今チームっていうの作れるので、
それも少し前に少し遅れたかもしれないですけど、それで作ったものを共有するってやってます。
要はMyGPT開発に勤しんで繰り返したりするようなものをどんどん作っていっているってことですね。
そうですね。
例えばですけど反射チェックとか。
反射チェック今GPTでやるんですか?
GPTでちょっと作ってみて。
すごい簡単なプロンプトですけど、
X開いて、S開いて、リンクで開いてみたいな。
チャンネル開いて、名前の紹介といたら出してくれと。
それを見て、悪い書き込みがあったらネガティブ。
良い書き込みがあったらポジティブみたいな感じでやると。
地方新聞のそういう。
地方新聞って意外とね、ローカルの企業引っかかりますもんね。
そうなんですよ。
確かに。
それでなんかこう、ちょっと在勤の体能があったとか、会社名出てきたりするので、
そういうのも意外と。
これ社長は知らないんだけど、社員は結構やってたりするんで、
このお客さん嫌だなとか思った時にネット検索してると。
時間もったいないので。
社員がやってそうなこととかをどんどんそういったものに落としたりだとか。
仕事から反射チェックって必ず一定入れますもんね。
そうですね。
それを今GPTに置き換えて、もちろんアナログの部分も残ってるかもしれないですけど、
とにかくそういうのをどんどん落としていってるってことですか。
そうですね。
他は?
この前もプロンプト貼ったと思うんですが、
例えば労働基準監督署とか年金事務所とかの検索とかってよくやるんですよ。
タブロック協定って出す時にどこの管轄だったかなみたいな感じでやるんですよ。
ああ、なるほど。
ああいうのみんなネットで入れてるじゃないですか。
グーグれば出ますしね。
出ます。
そういうのも労働基準監督署の検索システムみたいなのを作って、
こういうのを要は全社員に展開するんですよ。
作ったMyGPTOをみんなに展開するんです。
必ずこれを使って検索しなさいってルールにしてるんですね。
そういうものに関して。
そういうふうにしていくとどんどんカルチャーも広がっていくし。
なるほどね。
効率的だからっていうだけじゃなくて、
一旦社内カルチャーとしてAIをどんどん普及させていく、
組織文化の変革
慣れさせるっていうのも含めてあえてその体制を取ってるってことですか。
そうなんですよ。だからAIの壁って何かっていうと、
まず興味がある人は興味があってどんどん前に進んでいくんですけど。
確かにね。
ただ会社の生産性を上げようと思うと2割の人はやりたいんですけど、
8割の人がやりたくなかったらですね。
パレートになりますよね。
生産性大したら上がらないので。
全体の生産性を上げようと思うとルール化して全員使わせると。
それで5分下がると100人いる会社であれば80人の5分が下がるわけなんで。
そういった生産性を上げていく形なので、
とにかく前に進んでいる人がひたすら前に進んでいくことも大事なんだけど、
進んでいく中で、
ちゃんとバケツリレーで後ろに送っていくと。
送っていくと。これが多分今大事なんだろうなと。
全体で戦っていこうっていう姿勢ですね。
そうなんです。人間は便利さには勝てないから、
一回覚えたらもう戻れないんで。
甘い蜜とか甘い蜜を吸って便利って認識さえみんなが分かれば
使い出しますというところまで持っていこうとしているわけですね。
そうですね。
これやってるとこでやってないとこね。
2、3年後気づいたら絶対に追いつけないとこまで行っちゃいますもんね。
そうなんですよ。本当にクレーム報告書とかも
AIで書いていいとは言わないけど、
AIで書いた方がいいと思いますし、
お詫び状もAIで書いた方がいいと思いますし、
GPTでクレーム報告書作成を作っているのもアリなのかなと思いながら、
そういうことも思いますけど、
とにかく繰り返しやるものに関しては作ってますし、
あともう1個面白いのが、
よくプロンプト書くのが大変だって言うんですけど、
うちの総務がやっててなるほどなと思ったんですけど、
契約書もチェックしてくれって言うんですよ。
もちろん大手の今SaaSのシステムとかで契約書チェックしてるツールあると思うんですけど、
コモンベイコスさんもいるので、
コモンベイコスさんにレビューお願いするんです。
ただその前に社内でもリスク洗い出した方がいいだろうってところで、
契約書のチェックやってってお願いすると、
契約書のチェックをしたいからプロンプト組んでくださいって言うと、
もうAIが作ってくれるんですよ。
プロンプト作りをAIに任せるってことね。
それをGPTに貼っ付けて毎回使えるやつにするんで、
だから結構ね、
AIにお願いすることがいいなと思っているのは1.5次チェックというか、
例えばうちだと契約書のフローで言うと、
総務がチェックして弁護士さんにお願いするって話ね。
その間の1.5のところを、
1次チェックが総務だとして2次チェックが弁護士さんだとすると、
1.5のところをAIにお願いするとか、
そういう発想でやっていくと、
結構使い道っていっぱいあるなと思う。
なるほど。
弁護士の先生からしてもね、
やべ、ここまでやってくれてるっていうプレッシャー使うでしょうね。
そう。
なんか危なそうなところをピックアップしてくる。
今までは弁護士も結構迷惑なんですよ。
もう無防備な状態で。
丸投げでね。
丸投げされるよりは、
ここの期間の日数が少ない気がしますけど、
先生どう思われますかって言うと、
弁護士の先生もめちゃくちゃ答えやすいし、
これ上司と部下の関係もそうだなと思ってて、
なんでもかんでも聞いてくる人いるじゃないですか。
はいはい。
そこに一回AI入れてから、
上司にチェック入れてもらうとかっていうのだと。
なるほど。
今の話ちょっと怖いのは、
そのうち上司より使えるな、
こっちの方が当てないと。
そこは儀式としてね。
儀式。
人間が残るのは儀式のみみたいなね。
ありそうですね。
ちょっと話は戻りつつですか。
そうですね。
とにかくGPTに、
実務相談とかっていうチャットも作ってるんですよ。
実務相談?
社老司業務の実務を、
これとかも別にあれなのかな。
なんでもプロンプト上げます。
実務相談のGPTとかも作ってまして、
どうやって作ったかっていうと、
もうめちゃくちゃシンプルでして、
そもそも社老司業務の実務相談ってどういう意味ですか。
社員の方々が日頃仕事をしていることに関して、
教えて欲しいとかっていう相談ってことですか。
AIの導入の重要性
例えば助成金がどうなっているかとか、
あと、
症病手当金がいくらぐらいもらえるのかとか。
社老司業務じゃないですか。
そうです。
社老司業務いっぱいあって、
答えがないって思ってたんですよ。
お客さんから来る。
これ聞いてもわからないから。
あともう一個は、
判断が要るものって結構あるんですよね。
裁判例から考えなきゃいけない。
これもちょっとAIに任せていいかどうかって微妙かもしれないんですけど。
社老司業務の中であるのが答えが明確にあるやつがあるんですね。
症病手当金がいつからいつまでもらえるかみたいなこととか。
そういうのは結構簡単で、
GPTにユーザーの質問に対して、
日本政府のGOって、
go.jpっていうドベンがついてるやつある。
あれ。
government.jpですね。
そうですね。
government.jpのサイトのみから検索して、
信頼性の高い情報をもとに回答を作成してくださいみたいなのがいいんです。
これプロンプトンの指示書ですか。
はい。
回答には必ず信頼性のあるエビデンスURLを出力に含めてくださいと。
URLが見つからなかったら、
見つかりませんでしたと期待して、
関連情報を再検索してくださいというふうに。
はい。
検索対象はウェブベースの他に、
サイト内によく、最近厚労省とかにアップロードされている。
ありますね。だいたいPDFに飛びますよね。
そのPDFとかも、
書類として含めてくださいと。
信頼性の高い官報とか、特定省庁のホームページとか、
統計データとか、政策関連のPDF等を優先して、
最新情報を含めてくださいって言うんですね。
なるほど。
回答ができた場合も、
日本政府の公式情報に基づく回答ですと、
一言添えてくださいとか。
逆にgeo.jpドメインから回答が得られない場合は、
geo.jpのドメインからは検索できませんでしたと答えてください、
みたいな形で。
シンプルですね。
要はめちゃくちゃシンプルなんですよ。
よくめちゃくちゃすごいの作ろうと思うかもしれないんだけど、
手作りでこのレベルで作れば、
だいたいのことは出てきます。
先生、これ貼っていいですか?
これ貼っていいです。
ありがとうございます。
あとで送ります。
皆さんに開放いたしますので。
この先生あれですね。
本当に出しますよね。
いやいや、ここにも書いてありますよ。
本当に出しますよね。
ということで概要欄には今のやつ貼っておくので、
一旦それで入れてみてやってみると、
どのくらいの使い勝手がいいかというのは分かると思いますが。
細かいところに入りすぎましたけど、
こういうのをひたすら一生懸命作っていくということを。
どんどん作っているということですね、こういうの。
そうですそうです。
で、やるとみんなで使えるじゃないですか。
で、とにかくそれで楽だなって感じてもらうところから、
社内のカルチャーを変えていって、
どこよりもAIを使いこなす社同士事務所みたいな形にしたいなと思います。
実はこの番組始める前には、
今ね、ロームの未来ってやってますけど、
ロームDXっていう番組でやろうっていう方針もね、
提案させていただいたり話していたんですけど、
まさにロームの未来がロームDXになってきましたね。
そんな感じですね。
今ワダンでチャットGPTチームを使って、
繰り返し業務に関しては基本的にとにかくMyGPTを作って落としていって、
社内開放して、先にリードしている人たちがどんどんみんなにシェアしていくという、
社内シェアリングシステムをちゃんと構築しながら今進んでいるという体制なわけですね。
そうですね。それで本当にQKさんとかもそういうのでやったりとか、
そういうのをやってますので。
そういうのを一生懸命今やろうかなと思っていますね。
最後にどうですか?ちょっとギュッとまとめていただきまして。
やはり使うっていうのはすごい大事かなと思っていまして、
繰り返しになりますが、人は便利さには勝てないので、
社内もいろいろな人がいて、AIの可能性に気づいている人もいれば、
危ないと思っている人もいると思うんですけど、
とにかくみんなで使うと決めるようになって、
会社の生き残りの最低条件なんじゃないかなと思っています。
僕に冒頭にありましたけど、バックヤードの方々は、
特に使った方がいいですよという話をしてくださいましたけど、
それはどういった背景からですか?
いや、本当に単純業務がAIに変わっていくので、
イメージはバックオフィスの人は人ではなくて
AIに依頼していくというような時代になってくると思うので、
バックオフィスの人が仕事を失わないためにという形かなと思います。
生き残りのためにも、待ったなしで使うべきだということですね。
全体設計する人は絶対いるので、そこの人材になるということですね。
だからとにかく業務全体を俯瞰的に見て、
どこがAIにリプレイスできるかできないか、
むしろ、するために何が必要かというところを考えるような、
そういうところに仕事を変えていかなきゃいけないんじゃないかなと思います。
こういうことですね。
どれだけAI推しなんだという感じかもしれませんが、
それだけ現場で使っていて、
もう待ったなしという肌感があるということで何度もやらせていただいていますので、
一旦今日のところ終わりたいと思います。
具体的な実践方法
ぜひ、いろいろ質問がある方はいただけたら、
工藤先生はプロンプトも開放してくださいますので、
お声をおごいいただけたらと思います。
ということで、終わりましょう。ありがとうございました。
ありがとうございました。
本日の番組は以上で、
ありがとうございました。
本日の番組はいかがでしたか。
この番組では、
くのまさやの質問を受け付けております。
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質問フォームにご入力ください。
たくさんのご質問お待ちしております。
14:24

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