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2023-04-14 16:49

第20回 「労働集約型ビジネス」は「固定残業代」が有効!?

【毎週金曜日/朝8時配信】
社会保険労務士の久野勝也が、混迷を極める「労務分野」について、経営者と労働者のどちらの立場にも立ち切り、どちらの立場にも囚われずに、フラットな視点でお届けする番組です。

●番組への質問はこちら
https://ck-production.com/kuno_q/

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こんにちは、遠藤克紀です。久野勝也の「労務の未来」 久野先生、よろしくお願いいたします。
お願いいたします。
さあ、ということで、前回から続きまして 質問者が3時間のセミナーをちょっと話してほしいというテーマだったので
15分じゃ当然できなかったので 今日も引き続きいきたいと思いますが
簡単に言うと労働集約型ビジネスにおいて どのように労働時間とか
どういう休暇とかをデザインしていくのかという テーマでやっていきたいと思うんですが
前回の労働集約型ビジネスの概念論的なところを 簡単にダイジェストお願いできないでしょうか。
はい、お願いします。
まず、労働集約型のビジネスの定義というか 基本的には時間を使ってお金を稼ぐビジネス。
今回、質問者の方は治療院、折骨院、折骨院、折骨院とか
というと、施術をして初めてお金をもらえるというような ビジネスというのが労働集約型で
それと対局にあるのが機械製造とか 製造業より一番分かりやすいと思うんですけど
機械が、例えば逆に言うと製造業最近 日中、マシニングという機械にかける準備をして
夜中に機械かけて朝チェックするみたいなのが いっぱいと種類になっておりますけど
そういう機械がお金を稼ぐっていう この2つがあるよね、ところで。
労働集約型の主な特徴は、やっぱりどうしても 労働時間が長くなる、休みが取りづらい、給与が上がらない
っていうところから、すごくお客さんに感謝されて すごくやりがいもあるんだけど
年齢と30代半ばになると、意外と製造業に 転職していくっていうのが多いよねと。
そこは前回させてもらって、ここでの ポイント何になるのって、やっぱり
労働時間、あえて計測することが大事だよ ということをすごく言って
一丁目一番値がね、労働時間の管理だというね。 一番やりたくないことを一丁目一番値に置いてましたね。
結局、時間使ってお金稼いでるわけなんで
時間使った結果、いくら稼いでるかを とにかく計算しろと。
これを店舗ごと、時間帯ごととか、あとメニューごとが 大事だよって話を前回させてもらって
そうすると、やっぱり儲かってるメニューを とにかく、せっかくお客さん来たのに
安い、人気もない、儲からないメニュー売れば 時間だけ無駄に使ったことになるので。
で、反対にやっぱり、治療院なんかで言うと メニューが多すぎるよって前回させてもらったんだけど
なんでメニューが多いとダメかっていうと、 従業員に教える時間がさらに増えるし
逆に言うと、どのメニューが売りかも決まらないから
お客さんも迷っちゃってまた時間がかかるし。
反対に儲かりもしないメニューが いっぱい残ってるってことか
メニュー見直したりだとか。
あとは、一番サービスとしていいのが、 例えばお客さんが来やすい時間が一番いいので
一般的には18時の予約枠っていうのが最もいいので
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その時間帯に人いっぱい集めとかできないよね みたいな話を前回させてもらった。
それを前提とした時に、じゃあ具体的に どっちからいきましょうかね。
残業の方がいいのかな? 一般的にはまず残業ですか?
そうですね。
残業をどのように管理していくのか このあたりの労働時間の管理のところですかね。
どう提案されてるんですか?
これは企業のフェーズにもよるんですけど、 基本的には労働集約型のところは
固定残業っていうのを割と僕が入れてた方が いいかなと思ってますね。
そうなんですね。
例えば160時間月額所定労働時間で働けますと これ残業ついてない状態で
あんまり固定残業増やさないほうが いいと思うって言われますけど
例えば30時間固定残業入れますと。
そうすると190時間働けますよね。
企業員はやっちゃいがちなのが それで200時間、300時間働けば
250時間働かせようとしちゃうんですけど 意地でも固定残業入れたら
その時間内で終わるっていう 努力するんですよ。
意地でも?
意地でも。
で、その190時間使って売り上げいくら 上げてほしいかを決めるんです。
先に?
先に。
そうすると絶対経営合うはずなんで。
確かに。計算上はね、まず。
そうなんです。
で、計測していくじゃないですか。
でもたまにやっぱり100、200時間とか 働いちゃうときあるんで
10時間はちゃんと金払うと。
結構業界的に払わない人多いんですけど
これ絶対払ったほうが良くて。
払うと何が生まれるかっていうと
これ払ってまで残業させる意味あったのかって 振り返りが初めてできるんで。
経営者が。
そうですね。
だから、もちろん固定残業はいろいろ 注意点があるので
ちょっとそこは社長先生と補助しながらですけど
固定残業入れる。
で、計測のところ、またその後で話しますけど
デジタルで実感計測したほうがいいと思うんで
デジタルで計測して。
それ余計なコースを減らすためって意味ですか?
そうですね。あと客観的に分かりやすくするためですかね。
親はお互い向き合うというか。
なるほど。
労働主役にありがちなのは
持ちつもたれずみたいなのが結構あるんですよ。
経営側と労働者側が?
そう。なんか
なるほどね。
分かりますよね。
頑張ってくれてるし、長く働いてるから
お互い細かい労働事業のことは言うんだよ、やめようみたいな
親子兄弟みたいなのを一旦経営的には捨てなきゃいけなくて
いつもありがとうなんて、いや大丈夫ですよって言うんだけど
成り立っちゃってるってやつ
でもそれはやっぱり疲労も不満
働いてる本人は結構大丈夫なんですよ。僕らサービス業見てるから
家族は不満が溜まってるんで
なるほど。
お父さん帰ってこないね、休みもいないねとかいうところに
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そうですね。だからやっぱりお互いデジタルで
この時間に択捕して
現実を向き合うためのデジタルツールとして
残業時間を管理すると。
で、160時間プラス固定残業
20で言ったら180だと思うんですけど
180で目標の売り上げ稼げたのか稼げなかったのか
稼げなかったとすると
これここでまた考えがちなのが本人が悪いって話になるんだけど
やっぱり仕組みが悪いんで
どうしたら稼げるかっていう教育とか
集客とかやり方っていうのを見直していくと
生産性も上がるし
未払い残業の問題も解決されるじゃないですか
これを意外とやらずにしてるところが多いんで
とにかく僕はこれやった方がいいよと
ただとはいえいきなり
お金生産し始めるの怖いんで経営者の方
いいかどうか別の問題は置いといて
一旦計測だけしましょうと
どのくらい残業代出そうか計測したらって話をさせてもらって
これやってでも良くなった地方員結構いて
実績そんな多くないですよ
6社ぐらいは今もうピン頭の中で
みんな業績上がって
上がってます
時間測って
何より安心して経営ができるようになったってこと
あとさっき持ち積もった列がなくなるんで
言いたいことちゃんと言えるようになった
見えない不満不平みたいのがたまったものが
ちゃんとなくなっていくんですかね
出すことによって
そうですね
だから時間はちゃんと綺麗にやってるよねと
その上で稼ぎが足りないよって初めて言うじゃないですか
なるほど
稼ぎ足りないんだけど
長いく頑張ってるからいいやみたいな話になっちゃう
持ち積もたれちゃってますからね
逆にこっちも言えないみたいな
ちなみになんですけど
それで言うと今生活委員の方からのご質問なんで
そうやって実際に実態としても
実績上がってる経営の業績上がってるところも
あるって話もしたけど
これご質問者の通り
労働集約型ビジネスっていう意味においては
例えば市会員だったり
クリニック系のところもそうだし
社老子事務所全員
社老子事務所そうですね
御社そうですよね
市業系なんて全部そうじゃないですか
市業はもう超労働集約
超労働集約ですかね
考えていくとどうなんですか
ちょっと業界をまたいだ
違う業界の労働集約型も
やっぱり時間計測によって
業績変わっていくっていうのは
全く一緒だと思いますけどね
きっと今のロジックだと
生活委員だけのわけじゃないですよね
社老子事務所全く一緒ですよ
正直同業者の人には悪いんですけど
やってない事務所多いなと思うんですけど
それでも面白いですよね
それを成り割りにしてるけどやってない
お客さんごとの売り
労働生産
要は婚恩先5万円もらってる先が
これ10時間でやってるのか
5時間でやってるかによって
お客さんごとに全然違うじゃないですか
その分析データ持ってないという
事務所結構あります
逆に言ったら
普通持ってないんじゃないですか
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でも確かに生活委員の話聞いてたら
やらなきゃ当たり前じゃんって思うのに
実写になった瞬間にやってないですね
売上例えば給与計算というメニューがあって
これに対して何時間の労働投入してるのか
社会保険手続き何時間の労働投入してるのか
例えば相談顧問ってあるんですよ
労働投入少ないんです実際は
でもこの商品伸ばせるかというと
社道事務所伸ばせないんです
何でかというと教育コストとセンスがいるので
あんまり伸びないんですよね
だから一人事務所の先生とか得意としてるんです
なるほどね
カリスマ的にそこだけ稼げちゃうというか
そうなんですそういう事務所だから
一人で多分3000万4000万稼ぐ先生とか
出てくると思うんだけど
例えば向井弁護士とかすごく相談したいじゃないですか
ブランディングを言うしかないんだけど
手続とか給与っていうのは
そういう意味ではやりやすいよねって言うんだけど
でも意外と給与計算って本当に儲かってるのって言ったら
儲かってますかって言うと
審議みたいな感じしてる
記憶があるあるなんですねこれは
やっぱり時間と売上
原則にあらりって言うんですけど
あらりと時間を紐付けられなきゃ
労働主役型のビジネスってのは合う
でもその通りですよね
そんな中でちょっとまた話を戻りまして
時間管理の話になりましたけど
なのでデジタルツール使って
しっかりと管理する云々ありましたが
ここまで来たんで一回
ちょっと有給休暇ね
これまた次回行かなきゃ無理かなと思うんですけど
時間管理を労働主役型ビジネスがする上で
具体的にこのツール使ったらいいよみたいな話とかできたりするもんですか
そうですね私たちはキングオブタイムっていう
いろんな多分ね
商品出ましたね
とにかくデジタルがいいよって話と
あと規模が大きいところだと
武業シリーズ
使ってやって
この2つで大体
ただこれは別に他の近代ツールが悪いというかじゃなくて
これもさっきのメニューの話なんですけど
ツールが増えると
社内教育の時間が増えるんで
確かに
だからこれは社の事務所の生産性を上げるための
論理も大きいかなと思います
ただこの厳選した結果この2つはすごくいいなと思って
武業シリーズとキングオブタイム
そこを
そうですねそれを入れつつ
でもポイントね近代めちゃくちゃあるんですよ
全然これからまだ
これからもう
例えばですけど治療院業界とかだと
まず自分たちが今やってるモデルを
とにかく近代に計測してほしいと思うじゃないですか
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それが結構間違いだよって話をさせてもらってて
ほうほうほう
どういうことですか
例えばですけど
朝9時から始まりますと
みんな7時半ぐらいに来てますみたいな話になると
1時半ぐらいに来てるから
じゃあ
1時半ぐらいに来てるんだけど
時間は9時から取れるようにやってくれみたいなこともできるんですね
できるけど実態としては正しくないじゃないですか
でも日常行われてそうな話ですね
そういうふうに思って
とにかく近代システムで今の状態を何とかしようと思うんだけど
逆で本来その法律に近いものとか
そういったものを始めに
近代システムってこう
マニュアル通りやっていくのが一番いいんですけど
近代システムが普通に使えるような状態に
意味を合わせていくみたいなことを始めにやった方がいいんですよ
今のでいくと具体的にどういうことですか
7時半とかもやめさせて9時にちゃんと
例えばオペレーションとして
9時からだったら8時45分までに
出社してくださいねみたいな感じで
15分は断行つけちゃうとか
そういうふうに決めを作るんですね
そうするとお互い分かりやすいじゃないですか
どこにルール設定していいと思うんですけど
15分のところから計測しますねみたいな感じで
法律に近づけてシステムも自然に近づけて
みたいなことを一個一個やっていくんです
例えばもう一個あるのは近代システムの置く場所とかも決めるんですね
細かっ置く場所
例えば着替えが労働時間がどうかって言ったらちょっと置いといて
ただでも治療院の着替えなんて
特に男性なんかそうなんですけど着て
薄い羽織だけなんですね
労働時間がなくてもそんなに耐性にいかないと思うんですけど
ただ曖昧な会社とかだと
入り口に勤怠が置いてあってピッて押してから
ダラダラ喋ったりするんで
出社して着替えてある部屋に入る瞬間に
業務スタートだよみたいな感じで
置く場所決めるんですよね
さすがシャロー氏実務やってるだけだって
細部のイメージすごい
人の流れに合わせて勤怠をして業務に入ってババってやって
出た瞬間にすぐに業務辞めてるってことになれば
かなりグレーな労働時間が減っていくじゃないですか
こういうことやらずにシステムだけ入れちゃうと
結構身払い残業って思われるような時間が出てきたりしちゃう
明らかにそれ雑談だろみたいな時間から
カウント30分
実はされててみたいなことが平気で起きちゃう
それを何とか
こいつらは遊んでるからよく会話する
ここは消してくれとか
次の締めで消したりするんだけど
お互いなんかもやもやするんで
そうじゃないよと
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30分前に来てほしいなら30分前に来いと
こういう仕事やれって決めて
そこから労働時間継続するとか
それを決めていくんですね
それは従業員から頂いてる時間なので
その時間を使ってこれだけの売上を決めれば
必ずうまくいくので
前週の冒頭の基本的な経営の考え方を組んだ上で
禁断システム入れないと
ここが調整おかしくなりますけど
それがあった上でどれだけ働いてほしいか
今回190の中でそれを管理して
ルール化してやってもらうと
実務ですね
実務大事ですね
実務がその概念を作り上げてるわけですからね
さてそんなことを言いながらね
労働時間の管理どうするか
キングオブタイムと武業シリーズという名前まで出てしまいましたけど
他のシリーズが決して良い悪いの話ではなくて
推奨としてくの先生が今の時点で
言っているということで受け止めてもらえればなと思うんですが
さらにこうなってくると
有給を労働主役型ビジネスどうやって扱うのか
ちょっとしていかなきゃいけませんので
次週は有給いきましょうかね
一つキーワードあったりしますか
有給を考える上で
有給はですね
感情のコントロールだよっていう話
このキーワードだけ置いて
来週やりましょうかね
有給休暇は感情のコントロール
楽しみにしていただけたらと思います
ありがとうございました
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