2024-01-28 09:44

みにくい魚のお話。

クリスタルボウルで音浴・くじもぐらのお話、第一回目は「みにくい魚」です。深海にすむ魚とクジラのお話。そこから人生について、また時には哲学してみたり、一緒に想像の世界に旅立ちましょう。

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はい、こんにちは。クリスタルボウルで聞く癒しのエッセイ物語、語り手はひとみです。
私、つばさ通信教育というね、小学校受験の会社を経営したりとかですね、教材、小学校受験の教材を作ったり、絵画を教えたり、またあのくじもぐらっていうドラムとキーボードのユニットで作詞作曲をして、そこでキーボード、そしてボーカルです。歌を歌ったりしております。
またですね、あの元日経新聞で広告のイラストを書いていたこともあって、絵も書いたりね、現在もしております。そんな活動をしていますが、このリッスン初めてでですね、あのすごくどんなコンテンツにしようかなってね、ワクワクしながら考えてたんですけど、記念すべき1回目。
見にくい魚という物語をお届けできたらなぁと思っております。実は小学校受験の方ではネットラジオという形で配信をさせていただいているんですけども、またそれとは違って物語とかエッセイとか、そんな感じでちょっとこう癒しの時間をお届けできたらと思っているんですけども、実はこの見にくい魚というね、この今日お話しするのは、
このクジモグラのバンドのMCでも語っている内容になります。ということは、そう歌も実はあるんですね。今日はちょっと歌をお届けしないんですけども、いずれはこのリッスンで皆様に聞いていただけたら嬉しいなと思っておりますけど、このクリスタルボールね、めちゃくちゃいい音で、この音浴も楽しんでほしいなって思ってるんですね。
めっちゃ綺麗な楽器で、お仏壇の輪みたいな、こう言ってしまうとなんか、ちょっと待って、どんなのってなるかもしれないんだけど、だけどね、鐘じゃないんですよ、クリスタルでできていてね。
小さい方はね、鐘でできているんですけれども、あの小さい方も鳴らす時もあれば、このクリスタルボールだけの時もあったりとか、またちょっとねパーカッションも入ったりとかする回もあってもいいかなとは思っております。
そしてこのクリスタルボール、クジモグラの相方です、kbirdさんが演奏しております。もう個人的にはね、その音の力とか言霊とかめちゃくちゃ大切に思っていてね、特にもうこのクリスタルボールの周波数めちゃくちゃ癒しの効果があるとも言われておりますので、楽しんでいただければなと思っております。
そしてこの醜い魚お話を聞いていただいて、最後に少し思うところですね、あとがきをお話しできたらなと思っておりますので、では物語の方、楽しんでください。
見にくい魚。僕はニュージーランド沖の水深600メートルから2800メートルの深海に住むカジカの仲間で、ブロブフィッシュという冷たい海の底で、チョウチンアンコウやダイオウイカと暮らしていた。
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水温は4度。この深さになるとあまり天敵となるものもいない。何もないが静かな海の底で家族と一緒に暮らしていた。僕はお父さんだった。
そんな海の底で近年仲間がいなくなるという事件が相次いでいた。僕は子供たちに毎日のように注意を促した。ある日僕はエサを探し求めに家族と少し離れた場所で泳いでいた。
それは一瞬だった。僕は何かに凄まじいスピードで引き上げられた。みるみる上昇し水圧の変化に僕は耐えられなくなった。体中を覆っていたゼラチンは溶け出し、体や顔が膨れ上がった。
いよいよと意識を失い僕は最後に思った。どうか子供たちが元気に生きていけますように。そして重力に耐えられなくなったブロブフィッシュはカニなどと一緒に底引き網の漁師の船に乗った。
その後ブロブフィッシュは人間界で世界一ブサイクで可愛い魚に選ばれることになる。その後ブロブフィッシュはブサカワと呼ばれて人気が出ることになる。本当のことは誰も知らない。
その時大きなクジラが現れた。漁師の船は揺れた。ブロブフィッシュの魂はクジラが持っていった。
クジラは言った。君のことは僕が知っている。君は本当に家族思いで美しい魚だ。誰かの基準で決める必要はないんだよ。
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はい、ということでありがとうございました。ここからは後書きのお話になりますけれども、この醜い魚ですね、もうストレートに言っちゃうと自分の美しさをね認識するとか人と比べないとかそういうことを伝えしたくて書いた作品になりますが、実はその冒頭にもお話ししました歌バージョン。
こちらちょっと内容が違っているんですよ。歌ではこの今の話ではなくなってしまうというちょっと悲しい結末になっているんですが、歌ではそんなことなくって、醜い魚がひっそりと自分なんか醜いと思っているところに大きなクジラが現れて世界の見方を変えていくっていう内容になっているんですね。
私思うんですけども、そういう出会いって必ず誰にもあって、私もあります。あの人がいたからあの生き方変わったなとかね。
そう、世界観が変わったとかね。で、あの、ただそれにはやっぱね、素直さが必要だなって思うし、自分自身もそれめちゃくちゃ気をつけていることなんだけど、この歌バージョンではね、クジラがこう言うんですよ。
クジラは言った。君はまだきっとわかってないよ。こう醜い魚は言われるんですね。これ聞いて、そっかって海を見つめられるのか、それともなんだよってね、思うのか。
もうこの心の働きで変わってくるかなって。だって君はまだわかってないよって言われるんですからね。で、なんか人にはこの心のチャンネルみたいなのがあって、やっぱりこの負の言葉ってありますよね。
嫌だなーって言葉だったりとか、悪口だったり。そういう言葉にチャンネルを合わせると、もうなんかあの人がどうとかね、腹立たしいとかなるんだけど、できたら、こっちがいい言葉の響きにチャンネルを合わせていきたいなって。
そうした時に世界は一歩、自分がね、進み出すんじゃないかって。これもいつも私は気をつけてるところなんですよ。やっぱり自分自身もかなり気をつけてないと。弱い生き物ですからね。
いい言葉聞いて、人に感謝しようって思った時に、人の言葉がすっと入って、自分も変わっていけるってね。そういう連鎖になるのかなっていう風にね、思っております。ということで、このリスン1回目の投稿最後まで聞いてくれてありがとうございました。
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また、クリスタルボールで聞くお話やエッセイ、またくじもぐらの歌もこのラジオでね、お届けできたらと思いますので、ぜひ寝る前とかね、そういう時の癒しの時間にして、私自身もエッセイを書く中で、自分自身のセリだったりとか、一緒に考える時間にしていけたらなっていう風に思っております。
ということで、ありがとうございました。また遊びに来てくださいね。
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