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おはようございます。杉山けいたです。 S&Cコーチをしたり、YouTubeをしたりしています。
今日のテーマは、自己満の優しさほどタチの悪いものはない、というテーマでお送りしたいと思います。
これは、最近僕が経験した話なんですけど、 結論から言うと、
自分が相手にとっていいと思って、
自分は優しさだからと思ってやってることが、相手にとっては優しさではなかったりするっていう、
でも自分は優しさだと思ってやってるから、何の罪悪感もなくやってしまっていて、それって一番タチが悪いなぁと思ったので、その話をしたいと思います。
この前、日本に12年ぐらい住んでいるアメリカ人の方と
ご飯を食べて、ちょっとお話をさせてもらってたんですけど、 彼女は
日本語が話せないんですね。 簡単な定員さんとのやりとりとか、決まったフレーズはさすがに12年も住んでいるので、
ある程度覚えて、軽いやりとりはできるんですけど、いわゆるフリートークであったり、
普通の話はできないっていうふうに言ってました。
で、それがなんでだろうなっていうふうに、僕が思った時に、
僕がこの前までアメリカに行ってたんですけど、その時に感じてたことと、
彼女の言語にまつわる悩みがバッチリはまった瞬間があって、
それは何かっていうと、 アメリカとか行くと向こうの人たちはものすごい勢いで英語で僕らにしゃべりかけてくるんですね。
どこ出身かとか関係なく、英語でひたすら話してきて、 日本のことが好きとか日本語をちょっと勉強してる人は、
なんかちょくちょく日本語を混ぜたりしながら話してくるんですけど、それ以外はもう普通に英語だけ。
でも日本に外国人の人が来てたら、僕らって英語で話そうとするじゃないですか。
なんかそれ、 日本に来てるのにわざわざ英語で話しかける。
これは日本人特有の相手に合わせてあげようっていう思いやりでもあるとは思うんですけど、
でも僕らがよく英語を学ぶには外国に行った方が早いって言われるのは、 向こうで現地の人たちが英語でずっとしゃべりかけてくれるからであって、
向こうが僕らに合わせて日本語でしゃべりかけてたら、多分きっと僕らの英語って伸びないと思うんですよね。
でもそれを僕らは気づかずに、外国人には英語で話しかけるのが優しさだと思い込んでしまって、
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日本にいる外国人に対してずっと英語で話してしまう。
全員がそうではないと思うんですけど、少なからず彼らは日本にいるっていうことは、日本語を覚えて損はない人たちだと思うので、
多少なりとも日本語で話しかけてあげたりとか、 全部が全部日本語だとそれは向こうもわからないこともあると思うので、
うまいこと日本語と英語を織り混ぜながら話せたら一番いいんじゃないかなというふうに思いました。
それもでも日本人は相手は英語の方が分かりやすいからっていう、本来別に誰もわざと日本語を教えないために英語で話しかけてる人はほぼゼロだと思うんですけど、
でもそれが、さすがに向こうが12年も住む人とかっていうことも知らないで話すってのもあると思うんですけど、
やっぱり日本語である程度話しかけてあげることで、日本語を上達する手助けになってあげれるっていうことになるんだろうなと思いました。
ましてや日本人は英語を話す機会っていうのは特にないので、外国から来た人を見つけると自分の英語の話すチャンスだと思って、僕も含めてなんですけど、
英語で話しかけようとしてしまうことが多いと思うんですけど、
それもうまくバランスをとりながら、自分ばっかり英語を話してるとただのテイカーになってしまうので、
向こうが少なからず日本語を学びたいとかそういう気持ちがあるのであれば、
やっぱり日本語を教えてあげるっていうギブの精神も忘れちゃいけないなと思ったという話でございました。
まあでもこれは別にそういう言語の話だけではなくて、例えば誰かに何かをアドバイスだったり、
何かをしてあげるってなった時に、自分は相手のためを思ってやってあげていることでも、
それが相手にとっては全然ためになってなかったり、むしろマイナス効果になってたりすることがあるなと。
ただ、それをやっている側としては優しさだからっていう理由で、
自分の罪を疑う機会がないと思うので、ただ自分が優しさでやってあげてるっていうことも相手にとって本当はどうなのか、
もう一度考え直す必要があるなと思ったので、このテーマを今日はお話しさせていただきました。
というわけで、今日のテーマは、自己満の優しさが一番タチが悪いというテーマでお送りしました。
今日も皆さん素敵な一日をお過ごしください。杉山圭太でした。またねー。
