1. KRYPTO RADIO
  2. #3 NEMTUS理事長 後藤博之さん

NPO法人NEM技術普及推進会NEMTUS理事長、後藤博之さんに、NEMTUSの活動や、シンボルチェーンの魅力について伺いました。

サマリー

この番組は、京都のとある地下にあるWEB3会員制BAR、BAR KRYPTOに集まる人々のストーリーを、カウンター越しに語り合うポッドキャストです。NPO法人NEM技術普及推進会NEMTUSの理事長である後藤さんが、NEMやSymbolについて話しています。

00:06
近藤淳也
この番組は、京都のとある地下にあるWEB3会員制BAR、
後藤博之
BAR KRYPTOに集まる人々のストーリーを、カウンター越しに語り合うポッドキャストです。
大丈夫ですか?
はじめまして。
はじめまして。
お名前をお願いします。
自己紹介
後藤博之
NPO法人NEM技術普及推進会NEMTUSという、
NEMTUSの方の理事長をしております、後藤と申します。
近藤淳也
理事長の後藤さん。
後藤博之
今回、ハッカソンの審査員で来ております。
後藤さんが後藤さんですね。
どうもはじめまして、後藤と申します。
近藤淳也
よろしくお願いします。
ちょっと解説をすると、
明日からハッカソンが行われるということで、
今日は前夜祭の会場に、
クリプトがなっているので、
それで今日からお越しということですね。
はい、そうです。
どうもそれはようこそいらっしゃいました。
前のIBSの教頭があった時にも、
後藤博之
1回こちらに来て、
そうですか。
今日2回目になります。
そうですか。
近藤淳也
それは失礼しました。
後藤博之
いいえ、とりあえず。
近藤淳也
じゃあ、あの時も来られて、今回も東京から?
そうですね。
そうですか。
東京からはるばる。
後藤博之
素敵な場で。
近藤淳也
ありがとうございます。
フードNFTコンソーシアムについて
近藤淳也
普段どんな活動をしているかとか、
ちょっと教えていただいてもいいでしょうか。
後藤博之
普段もNPO法人もやりつつ、
自分の会社でもブロックチェーン関係の事業をやったりとか、
しながらやっていて、
あとはフードNFTコンソーシアムというのを作っていまして、
その名のごとくフード系のNFTをいろいろ作って運用していこうと。
フード系のNFT。
何ですかそれは。
近藤淳也
話すとちょっと長くなりそうなので、
ちょっと短くすると。
後藤博之
食べ物ってことですよね。
食べ物関係で、
味の数値化を図る技術がありまして、
味を数値化するという、
味を数値化してデータ化して、
それをNFTにして味を運用しようと。
近藤淳也
味を数値化してNFTに。
後藤博之
そんなことを今進めております。
これでイメージしやすいのは、
例えば老舗の料理店の味が後継者がいないとか、
失われそうだとかいうときに味を数値化してデータ化して、
NFTにしておけば継承ができると。
近藤淳也
なるほど。
でもそうやって最終形態の食べ物の味であって、
作り方は分からないわけですよね。
後藤博之
レシピも含めて、レシピデータと味データと両方をNFTにするんですよね。
近藤淳也
レシピデータと味データをNFTに閉じ込められるってことですか。
再現性もしっかりと確保できているので、
後藤博之
こんなことをしております。
近藤淳也
そうなんですね。
そうやってブロックチェーンに乗っちゃったら、
後藤博之
逆に誰でも見れちゃうってことじゃないですか。
誰でも見れるようにもできるし、
柿を持っている人しか見れないようにもできます。
近藤淳也
なるほど、なるほど。
数値化したとして再現はできるものなんですか。
後藤博之
できます。
近藤淳也
できるんですか。
できます。
後藤博之
そこまでの技術がありまして、
近藤淳也
もう既にあるってことですね。
後藤博之
それとNFTを組み合わせているという感じですね。
近藤淳也
それがNPOじゃなくて会社の。
後藤博之
それはまだ別ですね。
会社とコンソーシアムを作っていまして、
共同事業体の形でそちらは進めています。
近藤淳也
そうなんですね。
それはシンボルとか使ってますか。
後藤博之
シンボル使ってます。
近藤淳也
なるほど。
それは結構もう既に使われてるんですか。
後藤博之
もう何種類かNFTはできていまして、
これからどんどんとそれを活用していく動きのフェーズになってきています。
近藤淳也
何種類かできている。
それはその新鮮なお店とかそういう味ですか。
後藤博之
新鮮なお店はまだなくてですね。
例えばフード関係のメーカーさんとかが参入したり来ていますね。
あとお店関係も少しずつ今入ってきていて、
ちょっとその辺も今準備をしているところです。
近藤淳也
じゃあ実際その本当にその味を継承したいっていうニーズで、
後藤博之
実際にそういう会社さんとかが使い始めてる。
近藤淳也
簡単な言い方をすると味のフランチャイズ化ができるんですよね。
後藤博之
普通ですとコンビニエンスストアとかそういうお店自体のフランチャイズっていうのが
フランチャイズ展開っていうのがありますけども、
そういう形じゃなくて味をいろんなところに
この味をうちで使いたいとか作りたいとかいうことが実現できる。
そういうのを世界中でできるようにしていこうというところもモグルの一つでありますね。
ネムシンボルの普及活動
近藤淳也
その味が欲しかったらそのNFTを購入して権利として使えるようにするっていう。
それはどういう、何ていう名前ですか。
フードNFTコンソーシアムというのを作っていて、
後藤博之
そのままわかりやすいやつ。
商標も登録しまして。
近藤淳也
なるほど、フードNFTですね。
それは一社でやっているというよりはコンソーシアムに。
後藤博之
もう事業体の共同事業体何社か集まってやってますね。
近藤淳也
それはお父さんが立ち上げられたんですか。
後藤博之
私だけではないですけども、私はその共同会長という形でもう一人会長がいるんですけど。
近藤淳也
なるほど。面白いですね。
後藤博之
私がブロックチェーン関係でもう一人は味とかレシピの分析の会社の方がもう一人います。
近藤淳也
もともとそういうブロックチェーンのご専門だったんでしょうか。
後藤博之
私はもうブロックチェーン関係は結構長い長年伝わってますね。
近藤淳也
シンボルとの関わりはどういう風に。
後藤博之
シンボルとの関わりはもともとそのシンボルの前身のネムというのがあって、そちらからの流れで使っていますね。
近藤淳也
じゃあもうかなり日本の初期から。
後藤博之
そうですね、私個人的な話で言うともうビットコインが登場した時からも注目をしていろいろ研究したりしながらしてきていますね。
近藤淳也
そのネムタスの活動っていうのは。
後藤博之
ネムタスの活動はいろいろあるんですけども、基本的にはネムシンボルというブロックチェーンを中心に世の中に使われるように普及推進を図っていこうということをしていまして。
今年は特に外部のイベントに出展をして外側の人たちに知っていただこう、触れていただこうということを今進めています。
近藤淳也
今回の来ていただいているのもそういう一環で。
後藤博之
そうですね、あと今年で言うとオープンソースカンファレンスというイベントがほぼ毎月のように日本の各地で行われていまして、そこに出展して。
オープンソースカンファレンスなので全然違う畑のエンジン屋さんとかもいっぱいいるんですけども、そういった方たちに知っていただいて伝えていって、
では触ってみますっていうことに意外となるものでして、そういう活動をしていますね。
近藤淳也
じゃあそのカンファレンスとか出て行って、シンボル触ってみませんかみたいな普及活動をされている。
後藤博之
そんなNPO法人でございます。
近藤淳也
そういう時の口説き文句というか、そのシンボルの良さというのはどういうところになりますか。
後藤博之
使いやすい、ユーザーフレンドリーなところでしょうかね。
普通の、例えば有名なイーサリアムとかですと独自のプログラミング言語を学んで使わないといけないんですけども、
近藤淳也
トリリティーを使う必要がなくて、汎用的な言語でシンボルを使うところからすぐ始めることができるというところが特徴なので。
具体的には何で書くんですか。
後藤博之
意外と何でもできるんですけども、
今非常に、実は今年の5月に技術書店という技術書の即売会のイベントがありまして、そこで初めてNEMTASで本を作って出展したんですけども。
近藤淳也
NEMTASで本を作って。
後藤博之
技術書を作ってたりしたんですね。
Symbolの特徴と敷居の低さ
後藤博之
その5種類作ったんですけど、そのうちの即習シンボルというシンボルを素早く学んで使っていけますよっていう本がありまして、
そのJavaScript版が1つあって、これが結構売れていまして、
これが結構JavaScriptが使えれば、書ければシンボルを使うことができるという、このくらいの簡単さがあるということですね。
近藤淳也
それはだいぶ敷居が低いですね。JavaScriptだったらさすがにそれなりに誰か、それなりに触ったことがある人が。
後藤博之
なのでウェブの知識があると結構使えますよっていうところが結構売りかもしれないですね。
近藤淳也
JavaScriptだけじゃなくていろいろなものが動くっていう。
後藤博之
そうですね。Cシャープでも使えますし、Cシャープ版も出してます。即習シンボル。
それはスマートコントラクト的なものが書ける。
スマートコントラクトはそのプログラミング言語を使って、自分でまず書いて、それを使ったアプリケーションを作ってっていうこの2段階を経ないとなかなか使えないんですけども、
スマートコントラクトを書かなくていいっていうところがありまして、ここで必要になりそうな機能がもうシンボルに実装されていまして、
必要そうなところをあとはもう使うだけでいいっていうブロックチェーンになってるんです。
近藤淳也
なるほど。じゃあその各種言語で書くのはコントラクトではなくて、それを使うアプリケーション的なところをいろんな言語で書けるっていうことなんですね。
後藤博之
そんな感じですね。
近藤淳也
そこの敷居が低いっていうのが特徴になるんですかね。
今どうですか。日本ではコミュニティの大きさとか。
後藤博之
大きさで言うとまだまだ小さいなとは思っているんですけども、ただ今そのコミュニティにいる方々の熱量は非常に厚いので、
それを活かしながら外側にどんどん発信を進めているところですね。
近藤淳也
今どれぐらいの方が。
後藤博之
どのくらいなんでしょう。なかなか人数正確に把握するのが難しいんですけど。
3000人とかそのぐらいでしょうか。
分からないですけど正確には何とも言えないですね。
近藤淳也
プロジェクトの数で言うとどうですか。
後藤博之
プロジェクトの数もなかなか難しいところがありますが、
私が関わっているプロジェクトで言うともう4つ5つぐらいはありますね。
近藤淳也
なるほどなるほど。どういうプロジェクトとかどういう人が。
NEMTASの活動とプロジェクト
後藤博之
いろいろあるんですが、
一つは農業関係のトレーサビリティ。農作物とかのトレーサビリティを進めている内容があって、
トレーサビリティなどでブロックチェーンに農作物が育っていって輸送されるところとかをしっかりとブロックチェーンに刻んでいって。
近藤淳也
どこから来た作物かっていうのがずっと。
後藤博之
誰がどこでいつ作って育てていってどういう段階を終えてどういうルートで届いたのかっていうところをしっかりと刻んでいくっていうことを今進めていますね。
近藤淳也
なるほど。それもどっかの事業会社さんがシンボルを使って実装を進められてるってことですかね。
なるほどね。
一番メジャーなプロジェクトっていうのはあるんですか。
後藤博之
メジャーなプロジェクト。
近藤淳也
利用者が多いとか。
後藤博之
それでいうとなかなかシンボルというものが2021年にローンチ、春にローンチされて、まだちょっと年数が浅いところがありますので、ようやく実装され始めたというところがあるので。
近藤淳也
2021年ですか。
そうなんです。
かなり最近なんですね。
後藤博之
そうなんです。
開発が始まってから結構何年もかけて作っていまして、ようやく2021年にローンチされたというところがありまして。
これから広がっていくと良いなということで今推進しているところですね。
近藤淳也
なるほど。
分かりました。ちなみにどなたがどういう目的で作ったんですか。最初は。
後藤博之
どなたが。どなたがって言うと難しいですね。
それで言うと、コア開発者というのが3名元々いまして、1人抜けてまた新しい人が1人入っているんですけども。
元々の発祥から言うと、最初このビットコインが登場して、ビットコイン関係のコミュニティがあって、そこでもっと良いブロックチェーン作れるよねっていう話になってきて、そこからビットコイン2.0的なものをちょっと作っていこうというところから生まれたのがNEMなんですね。
NEMが登場して、その後しばらくしてからさらにこれをアップデートしようという動きが始まって、そこから何年かかけて作って生まれたのがシンボルなんですね。
今NEMも動いていて、シンボルも稼働していると。
近藤淳也
チームは一緒で。
一緒ですね。
後藤博之
2個チェーンがあるって感じですかね。
2個チェーンがある感じですね。
近藤淳也
コアの方々は一緒なんですか。
後藤博之
一緒ですね。
近藤淳也
そこは日本人の方?
後藤博之
日本人ではないですね。
近藤淳也
入ってないんですか。
後藤博之
で、一人の方は、新しく加わった一人の方は、もう顔もしれてる、顔出ししてるんですけども、残りの元々いたお二人は顔出しもせず、本名も預かさずな感じで。
ネット上の名前だけがあるみたいな。
シークレットになっていますね。
近藤淳也
そうなんですね。
じゃあ、そういう感じでまだ3年とかですかね、2020だと。
後藤博之
そうですね。
近藤淳也
ここからいろいろ普及させていこうというところなんですね。
後藤博之
私もNEMTASもやって普及セッションを図りながら、自分たちでもしっかりと使って社会の実装を進めることも会社とかコンソーシアムとかを作ってやっているところですね。
近藤淳也
楽しみですね。
よろしくお願いします。
後藤博之
今回の発火村も何が出てくるかすごい楽しみなんで。
よろしくお願いします。
近藤淳也
よろしくお願いします。
後藤博之
ありがとうございました。
15:48

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