1. 農のかけ算ラジオ
  2. #34 農×WEB3 後編
2024-04-17 19:09

#34 農×WEB3 後編

今回のテーマは 農×WEB3 後編 ゲストに株式会社農情人の代表の甲斐雄一郎さんをお招きして、NFT、WEB3等の新技術についてお話頂きました。

後編

生成AIとは

株式会社農情人の活動

NFTの活用

農業とNFT


★ゲスト紹介 株式会社農情人 代表取締役 甲斐雄一郎

滋賀県野洲市出身。イギリスのマンチェスター大学院で農村開発学修士号取得後、カンボジアのNGOで現地インターン。インターン卒業後、専門商社に入社し「植物工場事業」の新規立ち上げに従事。そこで、「農業×IT」の必要性を強く感じ、アクセンチュアに入社し、ITコンサルタントチームに所属。「農業×IT」で儲かる農業を海外で実現すべく農業ベンチャーに入社し、タイでイチゴ生産事業の立ち上げを担当。コロナ禍をきっかけに国内回帰し、2021年8月より「株式会社農情人」を創業。日経xTREND、Forbes Japan、時事通信などで取材。著書『シンNFT戦略』。

 

<企業概要>

企業名:株式会社農情人

事業概要:農業マーケティング支援、 農業×ブロックチェーンの企画開発、 書籍出版

公式サイト:https://noujoujin.com/

ブログ:https://note.com/noujoujin

X:https://twitter.com/noujoujin

00:04
じゃあもう一つ、生成AI、これは特に僕ちょっとまだちゃんと理解できてないんですけど、生成AIっていうのはどういうことなんですか?
生成に関して、まずはやっぱチャットGPTが昨年の頭ぐらいから日本で発表し始めたのかなと思ってるんですけれども、やっぱりあれはテキストでいろんなものが効率化できるっていうのが最初のBOOMの引き付き役なのかなと思ってまして、
これに関しては本当に、例えば農家さんだったらメルマガを作るであったりですとか、ウェブサイトを作るっていうところでチャットGPTにこういったものを作ってって言ったら、もうそのままアウトプットとして使えるものが出てくるみたいなところが結構業務効率として使えるものが生成AIの使いどころなのかなっていうところで、
農家さんといろいろやりながら今、使いどころを捕索してる感じですね。
文章であるとか。チャットGPTでいうと、いろいろ要約してみたいなのとかもよく聞きますよね。これって文章だけの話ですか?
そうですね。基本はテキストベースのやりとりが最初だったんですけれども、今もう画像を読み込ましてその画像を説明することもできますし、逆にテキストをこんな画像を作ってきた画像を作ることもできますし、最近だとテキストから動画を作る生成AIサービスが出てきましたから、もう何でもと言ってもいいのかなと思いますね。
怖いですよね。怖いというのはわかんないですけど、最近よくニュースとかでもちょこちょこ見るんですけど、フェイクニュースみたいなんでめちゃくちゃ画像を使われたりとか、あれはAIなのか、ただそういうのを作るのがうまい人が作ってるのか僕はよくわからないですけど。
逆に言えば、ありえない風景とか写真とか、絵はいくらでも描けるにしても、
そういうのが、アーティストであったり職人というか、クリエイターの手を借りずに簡単に作れるみたいなところがありますね。
そうですね。最近のホットなニュースとしては、ハリウッドの会社にオープンエリア社の社長が、ソラという動画生成AIサービスをプレゼンしに行ったって話がありまして。
ソラ。
ソラっていう、S-O-R-Aで日本語のソラを英語にしたものなんですけれども。
それがもうハリウッド業界でも、もしかしたら近い将来使われるんじゃないかくらいの精度の動画生成AIが間もなくリリースされるっていうところで。
かなりこれは注目というか、今おっしゃったように怖いところもあるのかなと思ってます。
なんか単純にクリエイター殺しというか、例えばなんだろうな。
あの映画何でしたっけ。アバターみたいな映画って、ほぼほぼああいうふうに作る技術があるんですかね。
3D、3DGですね。
ああいうものが、もう生成AIによって作られるような時代になってくるってことですよね。
そうですね。アバター以上の、本当に人間の動くやつとかも今リリースのモデルで出てますし。
03:02
もう本当に映画が作れそうな勢いっていうのはあるのかなと。
今まであれの何十億何百億みたいな形で作られたイメージですけど、
それこそ何万何十万とかで作れるようなレベルになる可能性があるということですね。
そうですね。
なるほど。ありがとうございます。
ブロックチェーンWeb3 NFT生成AIと説明していただいて、
それをもとに、カイさん農場人としていろいろさまざまな活動をされていると。
それについての本も書かれてるってことなんですけども、
メタグリ研究所っていうのをコミュニティとして運営されてるじゃないですか。
それも含めて、農場人としてやられてることをちょっと簡単に説明していただいてますかね。
はい、ありがとうございます。
今の言葉を全部やってるのがメタグリ研究所というコミュニティになってまして、
そのメタグリ研究所という名前自体もメタプラスアグリっていうところで、
農業の常識を調律するっていうところをコンセプトにやってますので、
まさにその新技術をどう農業に落とし込むかっていうところを日々コミュニティのメンバーと一緒に、
NFTも使いながら、生成AIも使いながら、メタバーストも使いながらみたいなところで、
いろんな技術をまずは使ってみて、これ農業こうやったら使えるねみたいなところを、
今2年、設立して2周年経ちましたけれども、
ここで活動して使いどころを見つけて、それを農家さんに転用していくみたいなところを
プロジェクトでやってるっていう、そんなコミュニティの活動になってます。
具体例をいただいてもいいですか?
そうですね。トマト×NFTっていう取り組みで、Web3に関しては使ったことがありまして、
いわゆるトマトの画像をデザイナーさん方に作っていただいて、
それは50点限定だったんですけれども、それをNFTで50点限定という希少性をまず担保した上で、
トマトとNFTのセット販売っていうところで、
NFT1つあたり3000円で、買った人にはトマトをセットで提供するみたいなところで、
トマトの価値向上っていうところでNFTをまず使わさせていただいたっていうところが、
最初の取り組みとしてありまして、
そのNFT持ってる方に次の社員マスカットNFTの優先購入権であったりですとか、
そのトマトNFT持ってる人しか見れないコミュニティの中のチャンネルがあったりですとか、
あとは定期的にセミナーなんかも勉強会をやらせていただいてるんですけれども、
それに無料で参加できる権利としてNFTを使ってもらうみたいなところで、
一回農業でNFTをキャンセルかっていうところを1年目はいろいろやってきたっていうのが、
具体的な取り組み事例にはなってます。
じゃあそのトマトを買うと同時にNFTがついてくる、でNFTについてはそのチケットというか、
その権利を絶対に動かせないものとして使いさせるっていうことなんですね。
ただですね、いわゆる映画行ったときに判刑もぎられるような判刑要素的な要素かなと。
06:02
なるほどなるほど。これっていうのは今後さらなる使い方みたいにできるんですか?
そうですね。今まではNFTって売るものだと思って、私も2年前くらいは思っていろいろ価値向上のためにやってきたんですけども、
今ってそんなにNFT出したから売れるものではないっていうのが現状としてありまして、
どっちかというと、NFTを通してその人がどんな買い物をしたのかというところを可視化というか、そこを見える化するっていうのがいいのかなと思ってるんですね。
この人は普通にスーパーに行ったら1000円で買えるお米を、このコミュニティで1万円で買ったぞみたいなところをNFTで可視化していくことによって、
この人ってすごく農家さん応援してくれている消費者の方なんだなっていうのが、ブロックチェーンで多分見える化できると。
そういったところで、購買履歴みたいなものをNFT化で表現していくみたいなところで、農家さんとしてはそういった人たちでBIP特典というか、
過去から支えてくれた方々はこういった方々なんだっていうところを見える化することによって、消費者と農家さんの壁を壊すであったりですとか、
農家さんの価値向上につなげていくみたいなところに使えるのかなと思ってます。
これって、もはや僕もまだ経験ないんですけど、NFTを買うっていうことって、今の時代ってもうECとかにみなさん多少慣れてきてはいるんで、
ECぐらいだとそれこそ食べちょくとか、そういうものだと何とか買える、クレジットカードあったりとかすれば買えるなみたいな感じなんですけど、NFTってどうやって買うんですか?
基本的にはブロックチェーンのウォレットを持たなきゃいけないっていうので、メタマスクというWeb3ウォレットがあるんですけれども、
あれにEthereumであったり、アンゴリスさんを入金して、OpenSeaっていうAmazonみたいなところがあるんですね、NFTのプラットフォームAmazonみたいなところで買うことができはするんですけれども、
正直今のすごく大変だと思うんですよ、ウォレットを作るであったりですとか、アンゴリスさんを補充するのはすごく大変なので、
理想的にはもう別にECで買い物したら勝手にNFTがついてくるぐらいでいいと思ってるんですよ、私は。
はい、現状は。
そこが一番のゴールかなと思ってるので、NFTを意識せずとNFTがその人に紐づいてきている世界観というところを今目指してやってるって感じですね。
でもNFTを所有するためにはやっぱりどうしてもウォレットは必要みたいな。
そうですね、ウォレットが必要なので、そこはいろんな会社とかNTTさんもしかあり、いろんな会社さんがウォレットをいかにハードルを下げるかっていうところは日々繰り返されているので、
まあ1,2年したらマイナンバーみたいな感じでみんなが持っている世界観っていうのはちょっとずつ普及していくんじゃないかなと思います。
そうなんですよね。結局新しい技術とかって、クラファンとかもそうなんですけど、今だとね、僕もちょうど今クラファンやっててあれなんですけど、
09:05
一番の皆さんのハードル、応援してくれて応援するよって言ってもらうもののログインのハードルみたいな、アカウント作らなきゃいけないみたいなのがNFTでいうと、
ウォレットであったりとか、オープンシーへの何だったりするんだろうなと思って。やっぱりそこが改善しないと、まだまだやっぱり少ないですよね。
そうですね。
どれぐらいの人が今動いてます?ハラカンでもいいんですけど。
日本人だけで考えたらまだ一万数千人レベルなのかなと思ってますね。日本でも。
日本でもってことですね。
その1ぐらいってことですよね。
0.01パーから2パーぐらいの人口比率ですよね。
でもまだ国としてもどこまで認められてるのかみたいな法的な整備もまだまだっていうことなんですよね。
そうですね。まだ本当にずっとWeb3PTというチームで自民党なんかがいろいろやってますけれども、まだまだ未整備なところですね。法律としては。
年寄りが政治回してる以上ね。カラカソコに。彼らも理解ができてないでしょうね、ちゃんとね。
そうですね。
面白いけど、どこまでついていくべきなのか、別に行かなくてもいいのかがまだちょっとわからない感じなんですけど。
NFTの生成AIとか、今日ちょっとお話しさせてもらった全体的な意味で、NFTに限定していいですけど、次の展開みたいなってなんかあるんですか?今ちょっといろいろお話していただいたんですけど。
やっぱり今までオンラインベースで2年間ぐらい活動してきたんですけど、やっぱり農業ってどっちかというとオフラインというか、やっぱり土とか畑とかありきのプロジェクトというか事業なので、どうオフラインをこれから絡めていくかというところは3年目の結構テーマになってます。
なので基本的には今、新潟県の農家さんで、もう75歳で今年後期高齢者に入る方なんですけれども、畑がやっぱり管理しきれなくなってくるみたいなところが課題としてあるので。
それをなんかコミュニティで畑を運営する仕組みをまず作るっていうのが一つ大きなテーマとしてあるっていう感じで、その所有権をNFTで表現するのか、貢献者活動の配分に応じてFTのコインを発行して、その貯めたやつをもとにいろんな農産物を引き換えできるみたいなところにやるのかとか、そういったところをWeb3を活用したコミュニティで畑を所有するみたいなところの活動です。
ちょうどこれから始めるペースに入ってます。
農業に限らずいろんな形で今、この新しい新技術たちが使われ始めてるっていうところで、何か分かりやすい形で農業以外の産業で使われてる例であったりしますか?
12:06
NFTで言うと一番分かりやすいのがホテルの活用事例かなと思ってまして、ノットアホテルというNFTプロジェクトがあるんですけれども、あれはNFTを買ったら年間1日だけ泊まれる権利が毎年送られてくるっていうものになってまして、ホテルって買てるときにお金かかりますし、
減価消却って47年かかるんですけれども、それを1日単位でNFTで買えるみたいなところをノットアホテルがやったっていうのがすごく分かりやすい使い方なのかなと思ってるので、NFT持ってる人はそこにホテルの所有権とは国として認めてないですけれども、イメージ所有権が持てるであったりですとか、NFT持ってる人はホテルを使えるであったりですとか、
あとはNFT使わないのでは転売ができるみたいなところで、それが一番の成功というか、一番分かりやすい使い方なのかなと思ってます。
それでいうと、今ちょうど僕がやってるキャンプ場みたいなところもNFT全く同じような形でとか、ちょっといろいろ考えてみて使うことも、一番でかったら年に1回泊まっていいよみたいな、キャンプしていいよみたいなのを使えるってことですね。
そうですね。所有権を出すことは伝令できると思いますね。
これって実際具体的にやろうとしたときに、例えば1万円かどうかは分かんないようにしても、仮に1万円として年に1回だと永遠に使い続けられるじゃないですか、存在する限り。NFTとキャンプ場が。
それを見越しても値段付けるしかないって感じなんですか。
そうですね。
10年使われるかもしれないから10万円にしとこうとか。
そうですね。
なるほど。
で、飽きた人が売ったり。
そうですね。ゴルフの会員券みたいなイメージで。
なるほどなるほど。
今後の展開として、さらに農業にこういうふうに使えるんじゃないか、みたいなところ、もしくはもう使ってやろうと思ってるけど、みたいなのは、さっきの新潟の例以外でも何かあったりしますか。
言える範囲で。
NFTは基本的に私も売るもんだと思ってないので、基本勝手についてくるものであったりですとか、今売ってるものとしては会員券NFTっていうものは一応販売はしてまして、これはコミュニティに入っていろんなプロジェクトに参加するための入場券みたいなものをNFTとして販売してるので、それはもう基本転売できない仕様にしてるので、
これをまず買っていただいてから、コミュニティ活動にまず入ってもらうための一つのステップみたいなところでNFTが活用させていただいてますね。
そうか、なんで。
転売できないっていう調整もできるんですね。
いろんな調整ができる。
はい、それは設定でできるので。
なんか3回までしか売れないとか。
ああ、やろうと思えばできますね。
へー、面白い。
15:02
まあ、だから所有権プラスチケットもしくは。
そうですね、こういう感じになるのか。
なるほど、なんかいろんな使われ方ができそうだけど、国内だとどうなんだろうっていう感じですね。
そうですね、市場がそもそもってところがあるので、わざわざその市場に当てに行く意味があまりないみたいなところはよく議論に上がりますよね。
それって同情人としては、未来の可能性を取りに行ってるのか。
そうですね、はい。
ああ、なるほど、取りに行ってるのと同時に自分たちが作っていくみたいな意識もあるってことですよね。
そうですね、はい。完全にWeb3、Web1、Web2、Web3の編成を考えたら、確実にWeb3になるタイミングっていうのは2030年以内には来ると思っているので。
はい、はい、はい。
その時に後から入っても多分もう後発車になってしまうと思うんですけれども。
はい、はい。
もっと早すぎるぐらいの時に入っているって感じですかね。
そうですね、大事です。
なんかそれって、例えばCD、音楽のCDがあった後に、MDって一瞬来たじゃないですか。
はい、はい、はい。
でもそこからその次もMP3が来て、MDの期間何年かわからない、短かったみたいな。
はい、はい、はい。
なんで、なんかリープブロックじゃないけど、思いっきりぶっ壊して2030年に全く違う新しい技術が来るって可能性はあるんですか。
結局多分技術基盤として使われるはずなので、なんか我々は想像しないようなサービスが出てくると思うんですけれども、結局その根幹にはブロックチェーンの何か思想っていうのは反映されていると思っているので。
そもそも大元なんですね。
大元、パソコンのいわゆるインターネットのワールドワイドウェブの基盤みたいな、そういったレベルの話だと思っているので。
はい、はい、はい。
インフラだと思うんですね。
そういうこと考えたら別にその技術って普遍的なものだと思っているので、20、30年ぐらいは伝われない技術なのかなと思いますけどね。
全然、ただ興味で一瞬思ったんですけど、Web4の概念ってもう存在したりするんですか。
あります、あります、はい。
Web4ってどういう概念なんですか。
そこにさらにAIとメタバーサが増やされたみたいなのがヨーロッパで提唱されてるんですね。
はい、はい。
Web3までは基本的にさっきのブロックチェーン土台の下みたいな話だったんですけれども、そこからAIを活用したAIアバターの世界観にWeb3は当たり前に実装されてるみたいな、それがWeb4というような括りで今言われているものがありますね。
なるほど、ということを全く理解はしてないですけど、その世界がどういうものか。
ありがとうございます。どこまで伝わったのか。ちょっと今回自分自身もストアに行ってもレトロ理解できたっていう部分と、ちょっと改めてCNFTは読ませてもらっているので、もうちょい改めて読むっていうのと、ちょっともう時間的にもそろそろかなっていうことなんで、最後に一言、宣伝も兼ねてもいいですし、のじょうじんのプロモーションでもいいので、何か一言これについてあればお願いします。
18:02
そうですね。メタグリ研究所内私に関してやっぱり別にWeb3とか生成AIだけにこだわってやってるわけではなくて、やっぱり新技術というところをどう使うかっていう、実用的な面で今いろんな活動とか実証実験やってるので、何かそういったところにご興味があったりですとか、今の生成AIどうやって使うのとか、新しいのをどうやって農業に使えるのみたいなところをまず一緒に学びながら、一緒にリスキリング、新しいスキルを得るみたいなところを今やっているので、
ぜひご興味がある方はコミュニティに入っていただいて、まずは会員ショーNFTをお迎えいただければ、新しい扉が開けられると思いますので、ぜひご参加いただければ嬉しいなと思っています。
ありがとうございます。じゃあ最後になりますけれども、NOHの掛け算ラジオではご意見、ご感想、その他こんなテーマで話してほしいなどのご要望をお待ちしております。メッセージは公式インスタグラムのNOHの掛け算ラジオまでお気軽にお寄せください。
それでは今回のゲスト、株式会社農場人の貝唯一郎さんでした。ありがとうございました。
ありがとうございました。
それではまた次回。
19:09

コメント

スクロール