2023-12-01 18:40

#30 才能キャリア編④:つい比較してしまう。同僚への「嫉妬心」にどう向き合う?

▼今回のトーク内容: 才能キャリア編第4回「同期や同僚の成績と比べてしまう」/比較するのは、自信がないから/比較する=「相手のゴール」にとらわれる/昨日の自分と比べよう/見えてない「相手の大変さ」を想像する/「才能」が似てると、比較しがち/ビジネスにおいて、軸は無数にある/自分ならではの「掛け算」で、差別化しよう/「似てる」と感じるのは、自分だけ/つい他人と比べてしまう「メカニズム」/自分の「ビジョン」を明確にしよう ▼番組概要:

人々の「才能」について研究し、個人や組織のコーチング・コンサルティング・プロデュースなどを行う株式会社TALENT代表の佐野 貴(たかちん)が、Podcast Studio Chronicle代表の野村高文とともに、仕事や人生を豊かにする才能の活かし方を、楽しく発信していく番組。毎週金曜朝6時配信。

▼MC:

佐野 貴(たかちん/株式会社TALENT 代表取締役)⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://twitter.com/takachiiiiii3⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠

東海大学政治経済学部卒。CROOZに入社後、ECコンサルタント、フリマアプリの担当を務め売却し独立。 2018年に株式会社リオンを設立し、経営者や専門家を対象としたタレントマーケティング事業を創出。2020年にCOTENに参画し、取締役やCGO(Chief Genius Officer)などを歴任。2022年末に退任し、2023年に株式会社リオンを株式会社TALENTに社名変更。心理学者とともに人々の「才能」についての研究を行い、その成果を元に、個人や企業人材のコーチング、コンサルティング、プロデュース事業などを展開。猫と新しい体験と人との出会いが好き。

野村高文(音声プロデューサー/Podcast Studio Chronicle代表) ⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://twitter.com/nmrtkfm⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠

東京大学文学部卒。PHP研究所、ボストン・コンサルティング・グループを経て、2015年にNewsPicksに入社。2022年に独立し、Podcastレーベル「Choronicle(クロニクル)」を設立。現在、Podcast「News Connect あなたと経済をつなぐ5分間」、Audibleで「ゆかいな知性」「みんなのメンタールーム」などを配信中。制作・出演したPodcast「a scope 〜リベラルアーツで世界を視る目が変わる〜」と「経営中毒 〜だれにも言えない社長の孤独〜」が、それぞれ第3回・第4回 JAPAN PODCAST AWARD ベストナレッジ賞を受賞。著書に『視点という教養』(深井龍之介氏との共著)。旅と柴犬とプロ野球が好き。

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株式会社TALENT 公式サイト

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Podcast Studio Chronicle 公式サイト

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▼編集:FUBI

▼カバーデザイン:松嶋こよみ

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才、凡人の非凡な才能を把握する。この番組は、才能という概念を大定義し、個人、チーム、そして組織にとっての才能の生かし方を楽しく発信していく番組です。
おだしょー こんにちは、パーソナリティーを務めます、株式会社TALENT代表のタカチンこと佐野隆です。
野村 同じくパーソナリティーを務めます、音声プロデューサーの野村貴文です。
野村 ポッドキャスト才第30回です。よろしくお願いします。
おだしょー よろしくお願いします。
野村 記念すべき。記念すべきなのかわからないですけど、30回到達しましたね。
おだしょー そうですね。あっという間に30回になりましたね。
野村 あっという間に。これも一重に聞いてくださっているリスナーさんのおかげです。ありがとうございます。
おだしょー ありがとうございます。
おだしょー 前回のお話が、才能キャリア編の練習アップ、キャリアアップの方法がわからないというテーマだったんですけど、
おだしょー これなんか話していいと思ったのは、やっぱり長期的に捉えることの大切さというか、
おだしょー その時々ごとの練習の触れ幅っていうのを気にしすぎないっていう一つの心構えが必要なんだなって思いました。
おだしょー そうですよね。そして野村さんが最後におっしゃっていた掛け算の話もそうだなって思いまして、そういったことが練習アップにつながるんだなっていうところも学びでしたね。
野村 はい。最後にちょっとメッセージせがいことは言えてよかったなと思いましたけど。
おだしょー 言い方です。
野村 では今日のテーマをいただいてもいいですか。
おだしょー はい。本日のテーマは、同期や同僚の成績と比べてしまうという悩みのテーマです。
野村 はい。同期や同僚の成績と比べてしまうね。
おだしょー これよくあるテーマだと思うんですよね。
おだしょー そうですね。結構その多かれ少なかれ皆さん心当たりあるんじゃないかなと思いまして、個人差はあると思うんですよ。
なんかこうめっちゃ比べてしまう人もいれば、そんなに気にはならないけどちょっと意識するみたいなタイプの人もいると思うんですけど、これね、何でしょうね。
おだしょー 野村さんでもあったりします?野村さんなさそうだなと思ってこのテーマは。
野村 私はですね、同期とか同僚は多分そんなにない、少ない方だとは思うんですけど、でも業界のトップランナーとすごい勝手ながら自分を比べてしまうことっていうのはあって。
おだしょー すごい例えばなんですけど、20代の頃編集者としてやり始めたばっかりの頃だったとすると、何ならもうその時から20代で割と世の中に出てきている論客の人とか制作者の人とかっていうのもいたわけなんですよ。
会社にもいなかったですよ。同じ会社にもいなかったんだけど、世の中にはいたわけなんですよね。
そうすると、なんかあの人最近出てきてるなぁみたいなふうにちょっと意識してしまうみたいなことがあったりとか。
あとどうでしょうね。前職のニュースピックス時代もやっぱり同じように自分と同じような年齢で、もっともっとマーケットで活躍している人もいたりしたんで、そういう人に気になったりとか。
あとはそのちょっと上の先輩、自分よりも年上の人が今の自分の年齢の時に何をしていたかっていうのは結構気にしてしまっていたことがあって。
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例えばじゃあ自分が33とか34だとすると、あの人はもう33とか4の時にはこんなことしていたなぁみたいな。
で自分は33歳だけどそこまでいけてないなぁみたいなことを思って、なんかちょっとグヌヌっていうふうになっていたことは正直ありましたね。
あるんですね。野村さんの今までのエピソードを聞いて結構綺麗にキャリアアップしていたイメージがあったんで、あったんだなっていう感想ですけど。
野村 まあありますよ、人間なんで。
そうですよね。なんか今僕も思い返すと少しだけあったかなって思ったのが、これは会社員としてじゃないですけど、起業した時にやっぱり他の起業家とかと比べるってことはすごいよくしてたなって思ってまして。
何を比べてたのかっていうと、世の中を代表するようなかっこいいサービスを作っていくわけですよ。僕は普通に受託サービスとかやってるわけですよ。これがね、なんかね、比べちゃってて。
っていうのもありましたし、あと普通にサラリーマンで働いてる時も、同期の方がやっぱり少し営業成績だったりか売上とかも良かったりとかするし、比較的上司から評価されているなっていうふうに思うと、やっぱり比較してしまうっていうケースはあって。
なんで比較してたのかなって思った時に、やっぱり自分に自信がなかったからなんだろうなってシンプルに思ってるって。
で、なんか他人のスケールと比較してしまうと、もうそれって他人の世界に入り込んじゃってるんだなって途中から気づいて、もう自分の生き方できなくなってるって気づいたんですよね。
そっから自分の生き方にスイッチングしようと思って、自分の中での比較に切り替えました。
例えば過去の自分とみたいなそういうことですか。
昨日の自分とか過去の自分とかそういう形で比べて、もうなんか昨日よりは堕落しないとかそういう感じでやろうって思ってやってたら、他人のことに興味関心を全く持たなくなってしまって、そっからは比べなくなったなと思って。
いいですね。なんか一つの答えに行き着きましたねそれは。
そうかもしれないですね。
でもね、今のその起業家同士で比べてしまうっていうのは、私もこの会社を始めたばかりなんで、まだそんなフェーズではないということを前提に話をすると、やっぱりどうしても自分にもあって、
例えば同じような時期に、音声で同じっていう人はほぼほぼいないんですけど、同じようなコンテンツメーカーとして独立した方がいらっしゃったとすると、
その人はもう立ち上げて1年2年でこんなところまで行ってるのかみたいなふうに思うことは正直あるんですよ。
それはさっきのちょっと上の先輩もそうなんですけど、トップランナーであるこの方は独立して1年2年でこんだけ生きたのかみたいな、すごいなみたいな。
自分はそこまで行けてないなっていうふうに思って、うーんっていうことはあるんですけど、最近自分としてはその気持ちに整理がつき始めたんですよ。
要は比べていた時代はあったんですけど、最近結構自分としてはそんな比べなくなって、それは何を思ったかっていうと、その人はその人の大変さがあるんだろうなっていうところに想像力が働くようになったっていうところが一つ自分としては大きいですね。
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例えばで言うと、今その自分のこのポッドキャストの事業っていうのは、そんなにめちゃめちゃ例えば社員の人をガッと集めて資金調達してやってるわけじゃないんですよね。
それよりも確実にその利益が出た分をその次に投資するっていうやり方でやってるから、安全性は結構高いんだけどスピードは速くないっていうのが今のビジネスの特徴だと思うんですよ。
で、一方で多分その資金調達をガッとして、優秀な人をガンと集めて、でも赤字を掘りながらやってるみたいな人たちがいたとすると、その人たちの方が派手な動きに見えるんですよね。
自分よりもなんかもっと先行ってるなっていうふうに見えるんですけど、多分その人たちはその人たちで、資金調達をするっていうことはきっと株主に対して説明しなきゃいけないし、
あとは組織が増えるっていうことはそのマネジメントのコストっていうのも上がっていくっていうことがあるから、その大変さというか別の性質の悩みっていうのがきっと生じてるんだろうなっていうところに結構頭が働き始めたっていうのがあったんですよね。
だから本当の意味でその全部のパラメーターにおいて自分よりも先に行ってるって人、まあいるのかもしれないんですけど、
それよりもどっちかって言うと世の中にいるのはあるところではひいれてるように見えるんだけど、あるところでは大変な思いをしている。
で、何が見えているかの違いっていうようなことかなっていうのは思いました。
なるほど。ちなみに会社員の時はどうだったんですか?
会社員の時も、さっき申し上げたみたいに、同僚に対してその自分がどうだっていうのはめちゃめちゃそこまでは意識してなかったんですよ。
何でかっていうと全職の会社はもうほぼほぼ全員中途採用で、そうするとそもそも同期っていう概念があんまりないんですよね。
で、同じ時期に入ってきた人でももう社会人としての経験値がバラバラだから、あんま比較対象にならないというか、
例えば自分よりも中途採用の採用時期は同じで年齢が上っていう人が入ってきて、その人の方が先にタイトルが上がっていったとしても、まあそうだよねっていうふうに思えるんですよね。
で、逆に自分よりも後で入ってきて若くて上に行く人いたかな?
それは居なかったですね。居なかったんで。まあそうやって考えると別にもう比較の対象がなかったっていうような感じだったんですよね。
でもただやっぱり、何だろうな、勝手に強豪認定じゃないんですけど、自分とキャラが重なってるなみたいな、プレイスタイル似てるなみたいな感じの人が覚えが見れたかったり成績が良かったりすると、
ちょっと何ていうか心がざわついたみたいなことはゼロではなかったかなと思いますね。
わかります。プレイスタイルが似てると結構比べがちですよね。
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そうなんですよ。
これ才能の観点で言うと、そもそも人と比べてもしょうがないって僕は思っちゃってる方なんですけど、
人の才能と比べて同じ才能を持ってる人は比較的ジェラシーみたいなのが生まれてきたりとか、なんで自分よりちょっとできるんだろうって思っちゃったりすると思うんですけど、
一部で見るとそうだと思うんですけど、全体感で見て自分の掛け算の得意技みたいなのを見ていくと結構差別化できるんじゃないかなってシンプルに思っていまして、
こういうプロセスを経て自分は成果を出しやすいみたいなのを掴んでいれば、それがすごい差別化になってあんまり比べる必要がなくなってくるという。
正直誰でもどんな人にも勝ち負けじゃないですけど、勝っちゃうんですよね。
負けちゃうのって一部の強みだけで勝負をかけようとしてるからかなってシンプルに思ってるんで、
例えばクライアントと交渉して契約に持っていくまでのプロセスを自分なりのプロセスを磨いちゃえば、誰かと比較する必要ないかなって思ってて、
これ僕のやり方でなのかもしれないんですけど、他の人と違うやり方で成果を出すっていうのをいつも考えちゃうんですよね。
そうすると自分の土俵に持っていけるんで、比較されないんですよ。
プロセスが違いすぎて、結果だけ比較されるって感じですね。
それは本当に思いますよ。スポーツと違ってビジネスの世界って何を結果とするのかですら結構多様なことができると思うんですよね。
分かんないですけど、単純な例えば営業部にいて営業成績みたいなのがあったとしても、だとしても受注した金額は同僚のあの人にかなわないかもしれない。
ただ一方で、分かんないですけど、その担当者にすごい深く信頼されて、移動した後もその人と繋がってるみたいな、そういう別のルールっていうのも全然あるなと思っていて。
そうすると自分はそういういろんなことを合わせて、今の自分として価値が出してるんだみたいなふうに言えると思うんですよね。
これが例えば勝ち負けが決まっているスポーツだと、そこで勝った負けたっていう話になるんで、なかなかそういうふうに別軸って立てづらいんですけど、
ビジネスの世界は無数に別の軸が立てれるから、ある点においては及んでなくても、合わせ技でこういう価値が自分として出してるんだったらいいやっていうふうに思えますよ。
そうなんですよね。明確なゴールがあんまりないから楽なんでしょうね、ビジネスって。
自分なりに設定して。
スポーツは厳しい。
そうそう、スポーツは厳しいんですよね、やっぱり。だって多分、分かんないですけど、オリンピックで表彰台立てるのは3人だけなんですよね。
間違いない。
そうなんですよ。だし、例えば2チームが戦ったら勝利するのは1チームだけなんで、それはそういうふうなんですけど、ビジネスの世界はもっと多様だなっていうところ。
あとさっきのキャラが被ってるっていう問題も、これもですね、最近なんかやっと自分の中で消化できたんですけど、例えば家族でもいいし親しい友人でもいいんですけど、結構あの人のことを自分は意識してるんだよねーみたいなことをポロッと言うと、
どんな反応が返ってくるかっていうと、「え?全然違うじゃん!」っていうふうな反応が返ってくることが結構多いんですよ。
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だからこれ何が言いたいかっていうと、とどのつまり、自分が比べてしまう対象って周りから見たらもうなんか別カテゴリーの人っていうふうに捉えられてることがやっぱり多くて、
そうすると意識してるのは自分だけなんだなみたいなふうに、そういう気づきを得るっていうことの方が多かったりしましたね。
そうですよね。他人から見てると全然違うじゃん。
全然違うじゃん。あなたたち2人って別物じゃんみたいなふうに思う。意識してるのは自分だけみたいな。
確かに。意識しちゃう時って僕、相手の目的に、目的のワールドに持っていかれてる時だなと思ってて、何が言いたいかっていうと、
相手のモチベーションと同じモチベーションを持たなきゃいけないんじゃないかみたいなことに擦り込まれて、相手と同じゴールを追わなきゃいけない。
でも結構そもそも人生の目的ってみんなそれぞれ違うじゃないですか。仕事の目的は一緒なんでしょうけど。
例えばAさんが営業成績がめちゃくちゃ良くて、ずっと比較しちゃうっていう観点で考えたとしても、Bさんは営業成績も多いんだけど、そもそも仕事って何のためにやってるんだっけって考えたときに、
もっとキャリアアップのためにやりたいとか、家族のためにやりたいとかだったら別に1位にならなくてもいいじゃないですか。その人に勝たなくても究極。
思ったら比べなくてよくなるのかなって思って、目的をまるでバールドに引っ張られてるだけだから、自分の目的なんだっけってもう1回再確認するのが一番いい方法なんじゃないかなって思いますけどね。
ああ、でもそれは本当にそうですね。その人が、なんかわかんないですけど、例えば企業家だったとしたら、資金調達何億円成功とか上場でもいいかもしれないですね。
資金調達はちょっと成果っていうよりも、そんだけお金が集まりましたって話なんだけど、上場とか売上利益何億円達成とか、いろいろあるじゃないですか。
会員数何十万人達成とかあるじゃないですか。で、自分がその同じようなサービスをやっていた時には、あの人はもうこんな先に行ってるのかみたいなふうに思ってしまうかもしれない。
でも今の話聞いてると、実はその売上目標をこんだけにするとか、会員目標をこんだけにするって別にその相手方の立てた目標なんで、自分がそれに沿う必要は全然ないってことですよね。
そうですそうです、そういうことです。会社が決めた目標とかだと比較されちゃいますけど、でもそんなのプロセスでしかないんで、その目標達成することは。もっと大きい目標があったりするじゃないですか。
だから別に短期的に見たら比べたらまだまだレベル低いなって感じちゃうかもしれないですけど、長期的に見たら全然違う道に分岐してっちゃうので、比較対象じゃなくなるんだろうなって思うことは多々ありますよね。
確かに。話していて思ったんですけど、人間ってもう自分と別物だなと思った人に対しては、どんだけ優れていても多分比べることしないし嫉妬もしないと思うんですよ。
そうですね、どうでもよくなっちゃいますからね。
例えばなんですけど、太谷翔平選手がめっちゃ活躍してメジャーで何百億円と稼いでいたことに嫉妬するかって言ったら多分1ミリも嫉妬しないじゃないですか。
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そうですね。
すげえなとしか思わないじゃないですか。
将棋の藤井壮太さんも多分そうだと思うんですよ。あの人が将棋界を制覇したことに対して、あの人も多分何億円と稼いでると思うんですけど、嫉妬するかって言ったら全く嫉妬しないと思うんですよね。
で、ついつい比べてしまう人っていうのは、なんとなく自分とカテゴリーが一緒だからと自分が思い込んでいるから、ついつい比べてしまうってことなのかなと思っていて。
ただ、実はそんなふうに比べる対象だと思ってるのは自分だけで、実際のところは客観的に見たら、いやあなたたちはもう別のフィールドで戦ってるんで、比べる対象じゃないですよってことの方がほとんど。
だからそういうメカニズムなのかもしれないですね、ひょっとしたら。
そうでしょうね、多分おっしゃる通りだと思いますね。なんかあとこれちょっとまた対策を思いついちゃったんですけど、ビジョンを明確にするっていうのがいいのかなってシンプルに思います。
はいはいはい、ビジョンね。
そのビジョンが違ったら、青谷選手は海外で活躍するってビジョンがあるかもしれませんけど、日本の中で活躍するってビジョン持ってたらもう野球選手同士は別にジェラシーも何もないじゃないですか。
そうですね、確かに。
結局自分のその目指す先みたいなところが一番重要だろうなって。だからあの才能のビジョンの回ありましたけど、あの辺が多分やってる人たちってのは比較してないんじゃないかなと思います。
確かに、いいですね。才の過去の回と繋がりましたね、今日の話。
そうですね、なんか繋げちゃった感じでしたけど、繋がりましたね。
いやいやいや、いいですよ、繋がりました繋がりました。
なので自分のビジョンを明確にして、そこで自分の才能を生かすことを考えながら、人と違うっていうことを認識するっていう、全然人と自分は違うんだよねってことを認識するっていうのが今日の学びというか、新しい発見だったかなと感じました。
ということで本日のテーマは同期や同僚の成績と比べてしまうということでしたけど、野村さんいかがでしたでしょうか。
野村 今日結構個人的にも発見が多くて、比べてしまうってどういう思考回路というか、どういうマインドセットの下で起きるんだろうなっていうことに気づけた回でしたね。
やっぱり目標が似てるというか、だからあれですね、比べてしまうってことは相手の目標にいつの間にか囚われていて、それを回避するためには自分なりのビジョンっていうのを作っていく。
そうすると、そもそも今まで比べていた相手っていうのは別の山を目指している別の種類の人ですよねっていうふうに捉えられるってことですね。
そういうことですね。すごいめちゃくちゃ綺麗なまとめですね。
いやでもね、すごい納得がいきました。
今回は抽象的じゃなくていいまとまり方だったなと思うんですけど。
そうですね。
比べなくていいよってことですよね。
そうですね。比べなくていい。
比べてしまうんでしょうけど、比べない方法がさっきお伝えした内容かもしれないってことですね。
そういうことですね。ではでは、続きは次回いきたいと思います。
はい、凡人のひぼんな才能を科学する。ここまでお聞きいただきましてありがとうございました。
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この番組は毎週金曜日朝6時に配信されます。
それでは次回もどうぞよろしくお願いいたします。
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