さて、この番組はですね、才、凡人の非凡な才能を科学する、と題しまして、これまでですね、才能の生かし方について話をしてきました。
はい、ずっと才っていう形でね、やってきましたが、今回は番組名をリニューアルということで、
タレントーク 才能が見つかれば、仕事も人生もうまくいくというタイトルになりまして、
よりですね、この一人一人の才能の見つけ方、そしてですね、その才能を生かして仕事や人生をうまく生かせるための方法というのを語っていきたいと思っています。
そうですね、今までってやっぱり才の概念的な話から、定義の最定義の話、そして具体的な見つけ方っていうのをお話ししてきたんですけれども、
後半になるにつれて結構キャリアの話をさせていただきながら、やっぱり才能ってキャリアとか人生にすごい効く処方箋になるんじゃないかなっていうふうに思ってきまして、
ここにフォーカスをして働く人たちのヒントになればなと思ってこのリニューアルをさせていただきました。
そうですね、才能キャリア編っていうのもこの才シーズン1ではやってきたんですけど、よりそこに集中させていくってことですね。
そうですね、さらにそこにその才能論というところをふんだんに入れてお話をできたらなというふうに思っているので、
リニューアル多分めちゃくちゃ面白いと思います。
ハードル上げましたねまた。
自分で上げちゃいましたけど。
上げちゃいましたけどね。
でもその分本気でこの収録に毎回挑みたいなというふうに思っているので、楽しみにしていただければと思います。
では早速いきましょう。タイトルコールをお願いします。
タレントーク
この番組では一人一人に秘められた才能を見つけ、その才能を生かして自分らしい仕事や人生を作っていくためのヒントを発信していきます。
こんにちは、パーソナリティを進みます。株式会社タレント代表の高地インコと佐野孝司です。
同じくパーソナリティを進みます音声プロデューサーの野村孝文です。
才改めタレントークリニューラル第1回です。よろしくお願いします。
野村 よろしくお願いします。
冒頭でもお話ししてきたんですけど、この番組ではこれまで才というタイトルで才能という概念を再定義して個人やチーム、そして組織にとっての才能を生かした方を語ってきました。
今日からシーズン2として番組タイトルをタレントークに変えまして、より身近に皆さんの人生や仕事に効く才能についての話を展開していきます。
リスナーの皆さん気遣いだと思いますけど、高地インさんが頑張って声を張りましたね。
高地 そうですね、また恥じらいがありますね。
大丈夫、これだんだんと慣れてくると思うんです。
高地 慣れてきますね。キャラじゃないなと思いながらやらせていただいたんですけれども、10回目ぐらいにはすごいプロフェッショナルなタイトルコールを言えるようになればなと思ってますので。
若干気づいてる方は気づいてるかもしれないですけど、高地インさんと私が共同でプロデュースさせてもらっている関口メンディさんの井戸メンディに引っ張られてますよね。
高地 完全に真似してます。
あっちの番組がオリジナルなんですけど。
高地 あれもメンディさん素敵だなと思ってて、メンディさんがあんなに井戸メンディって言うと思ってなくてですね、当時。
そうですね。
高地 あれ聞いた瞬間に衝撃を受けまして、これがプロかと思いました。
そうですね。メンディさん、全く普通のテンションからあれいきなり行きますからね。
高地 そうなんですよ。
結構すごいんですよね。
高地 しかもあんなテンションで言ってくださいねってディレクションしたわけじゃなくて、井戸メンディって言ってからやってくださいって言ったら、あれになったんで。
いやーすごいなんかもうああいうもんなんだなと思いまして、僕も自然と言えるようになりたいですね。
なんでちょっとこのタレントークも頑張っていきましょう。
高地 よろしくお願いいたします。
では今日のテーマを教えてもらってもいいですか?
はい、本日はやりたいことと求められること、どっちを優先すべきかというテーマです。
はい、これはね初回にふさわしい、誰しもが一回は迷ったことがあるテーマじゃないですかね。
そうですよね。これは本当に僕もキャリアでずっと悩んできた人生だったなと思いまして、みんなが本当に人生一回は必ず迷う、悩む場所ですよね。
うん、だと思いますね。
これ実際野村さんどう思いますか?僕も後で才能の観点からお話ししたいなと思うんですけど。
野村 私はまずその社会の前提としては、最近ではやっぱりこうやりたいことをやった方が力が発揮されるっていう議論が強いように感じるんですよね。
はい。
つまりそういう時が一番自分とってゾーンに入ってるというか、乗ってくるから、例えばその仕事だったらいろんなことを主体的にやっていくし、結果的にそのパフォーマンスが上がる確率が高まるっていうふうに言われていると思うんですよ。
で、一方でその求められることっていうのは、例えばその上司とか会社から、君こういうことやってくれないかっていうふうに言われて、わかりましたって言ってやるっていう。
あと私みたいな、高地さんもそうですけど、もう独立している立場だと、顧客からこういう仕事お願いできませんかっていうふうに言われて、それをやっていくっていうのが求められていることですよね。
で、それで言うと、私は結構ちょっと古風な考え方かもしれないですけど、まず求められることありきかなって感じがしてます。
まあ何でしょうね、求められていることって自分ではあんまりその自覚はしてないんですけど、たぶんこの人に頼んだらできるだろうなっていうふうに相手が思ったってことだと思うんですよ。
だからそれは実は自分に見えていない自分の強みみたいなのがそこに反映されている可能性があるなと思っていて、結構最初のうちはその求められていることをある意味こう相手の期待値に沿うように返していった方がいい仕事ができるかなと思ってます。
最初のうちはやっぱりそこからスタートですもんね、お仕事っていうのは。 そうですね。
信頼も積み上がるし、やっぱりスキルも上がっていきますし、相手のニーズをまず満たせる人になっていくっていうのがそのキャリアの第一歩目であるっていうところは、これまでの古風っていう感覚もないなと思ってまして、今だにずっとそうなのかなっていう感じはしますよね。
その観点でいうとどうなんですか、その才能という軸からこの問いに対してはどういう答えが見えてくるんですか?
そうですね。確かにそこだから単純なやりたいことだから内発的な動機で、
人からオーダーされてることだから外発的っていうのは確かに単純化しすぎてるなと思いました。
だからおそらく今の話聞いて思ったのは、やりたいことだというふうに自分が思っているんだけど、
実はそんなことなかったみたいなことってあると思うんですよ。
やりたいことだからやるというふうに暗示をかけてるんだけど、実は奥底では周りからいい目で見られたいっていうのを
いつの間にか自分の中で変換してるみたいなことってあったりすると思うんですよね。
はいはい。ありますよね。
で、あと一方で逆もそうで、これはさっきたかしんさんが言ってくれましたけど、
世間から求められてることなんだけど、実はやっていったらすごい自分の内面的なモチベーションとかその価値観にあって、
これは求められるし、やりたいことにもつながっていくみたいなことっていうのもあったりするから、
どっちから入っても確かにいいかなと思いますね。
そうなんですよね。なのでもしかしたらこれ僕は思ってるのが、オアで考えるものじゃなくて、
はいはい。
で、アンドでも考えつつどっちもいいんじゃないって考えつつ、
その中での捉え方次第だよねっていうのが一つヒント。
あとなんか、この前ツイッターで恵比寿さんのカレンダーの名言が出てきて、
ひめくりカレンダーみたいなやつで、すごいなと思ったのが、
好きなことが見つからないときはとりあえずお金を稼ぐんですよっていう名言だったんですよ。
恵比寿さんって漫画家の恵比寿さんですか?
漫画家の恵比寿さんですね。
はいはいはい。
好きなことをやるって結構難しいじゃないですか、見つけるのって。
そうですね。
で、そういうときはあれこれ考えるよりも、お金稼いでおけば、
あとで好きなことができたときにそこに投資ができるんだから、
そういうときは何も考えずに稼いだらいいんですよって言ってたんですよ。
いい言葉ですね、それ。
結構そうなんですよ。
お金を稼ぐって言葉だけ聞くとちょっとね、いやらしい言葉に見えるかもしれないですけど、
そう捉えるとめちゃくちゃいいことだなと思いまして。
そうですね。
そっか、だからお金を稼ぐって、暫定的には一旦これでやっとくみたいなものとしては結構いいですよね。
いいと思います。
つまりその、あとで同等でもできるじゃないですか。
お金を稼ぐが目的化すると、別にそういう人もいると思いますけど、
個人的にはそれが目的化すると、最後死ぬときに一体こう自分の人生は何だったんだろうかと思いそうだなと思ったんですけど、
でもこっちがやりたいとかこっちに行きたいっていうのが分かんないうちは、
とりあえず暫定的にお金のために動くっていうのは悪くないなと思いましたね。
僕もそう思います。
なんか一気にやっぱりやりたいことにすぐ足止めになるのって、
お金が原因だったり環境が原因だったりするじゃないですか。
そこがなんかブレーキがないっていうか、リスクをあまり考えずに一気にお金を出して始めることができたりするんで、
転職とか起業とかもすごいしやすいですよね。
すごいなんか深い言葉だなと思って、この前ツイッターで発見したときにすぐブックマークで保存しました。
いいですね。
最初の入り口はどっちでもいいんだけど、やりがいは楽しさが重要って話だったじゃないですか。
そのやりがいっていうのに本当に繋がるかっていうのは、やっぱりやってみないとわかんないってことなんですかね。
そうですね。やってみないとわかんないものはもちろんたくさんあるかなと思うんですけど、
才能の概念を考えるときに結構動機づけ理論ってすごい参考にさせていただいてて、
その中にですね、その外発的動機づけから内発的動機づけに移行するっていう、
機能的自立っていう機能があるんですよ。
最初からやりがいがあるものって見つからなくて、最初は外発的な動機づけから始まって、
いつの間にかなんかすごいワクワクしてたみたいなことって結構往々にしてあるよねっていうのがこの考え方なんですけど、
確かに上司にあのすごい無理矢理されてた仕事がだんだんと自分の好きなことになっちゃったとか、
映像を作ってたらそれが自分にとっての生き甲斐になってたとか、そういうことってあるんじゃないかなと思っていまして、
だからこそなんかさっき野村さんがおっしゃってたように、まず求められたことをやるっていうのは理にかなってるんじゃないかなっていうのは思いましたね。
そうですね。たぶん入り口は求められてることで、上司からあれをやってみて、これやってみてって言われるじゃないですか。
で、あるものは自分の内面的なやりがいにつながって、あるものはでもやっぱり合わないなみたいなところにつながっていく。
そういうふうにやってくとより自分のやりがいってどっから生まれるんだろうっていうふうに目が越えてきますよね。
目が越えてくると思いますね。あとなんか人間って面白いことに、いろんな側面で生きてるじゃないですか。
家族といる時の自分とか、仕事でもチームとか状況によって変わったりとか、クライアントさんの前では変わったりとかっていうふうに、
なんか切り分けていくとたくさんいろんな人生があると思うんですけど、全てがやりがいっていうのはちょっとやっぱ難しいかもしれないんで、
やりがいの比率を上げていくというか。で、やりがいじゃないときはまた別のエピソードでお話をしたいなと思うんですけど、
それがすごいやりがいとかまではいかなくても、開発的動機づけのさっきの意味とか目的と結びつけるっていうところ。
価値があるからやろうかなって思えるぐらいの程度のところまでいって引き上げることができたりするんで、
そういった形で自分ごと化してどんどん楽しんでいくゲーム感覚っていうのも一つの手なんじゃないかなとは思いますね。
確かに。全部が全部本当にダイレクトに自分の心につながってなくても別にやりゃいいってことですよね。
そうですね。それがやりがいの種になる可能性が全然あるんで、全部にチャレンジするっていう。
またメンディさんの話で言っちゃいましたけど、挑むメンディではたくさん挑むエピソードがあるじゃないですか。
メンディさんの挑む回数ってすごいなと思ってまして、あの挑む回数を重ねていったら、
それはやりたいこと見つかるようなって思うんですよね。なので行動してみないとわからないことがたくさんある。
なので計画的な方々もたくさんいらっしゃると思うんですけど、計画しつつとにかくやってみるみたいなのって結構大事だろうなとは思いますし、
そうですね。
手張りって言葉僕すごい好きなんですけど、まず真似してやってみるところから、だんだんと破って自分なりにチャレンジして離れるっていう、
そういうフローを辿っていくとだんだんと自分なりのアレンジが効いてやりたいことにたどり着くっていうのもあるのかなと思ったりしますし、
未だに僕も結構新しいものをコピーして覚えるっていうことをやるんですけど、最初そんなに楽しくないんですけどね、やってると楽しくなってくるみたいなの結構ありますよね。