2024-01-05 17:45

#35 才能キャリア編⑨:自分の「値段」はどう決まる?市場価値を考える

▼今回のトーク内容: 才能キャリア編第9回「自分の市場価値がわからない」/自分の「値札」は妥当なのか/転職サイトやエージェントで確認を/市場価値方程式「希少性×市場性×再現性」/希少性=珍しい経験・スキル/市場性=ニーズ・報酬/再現性=異なる環境で能力発揮できるか/市場をズラすと価値上がることも/再現性には、才能の「発動条件」が重要/キャリアチェンジの2大変数。「報酬」と「活躍」/身を置く環境は、自覚的に選択を

▼番組概要:

人々の「才能」について研究し、個人や組織のコーチング・コンサルティング・プロデュースなどを行う株式会社TALENT代表の佐野 貴(たかちん)が、Podcast Studio Chronicle代表の野村高文とともに、仕事や人生を豊かにする才能の活かし方を、楽しく発信していく番組。毎週金曜朝6時配信。

▼MC:

佐野 貴(たかちん/株式会社TALENT 代表取締役)⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://twitter.com/takachiiiiii3⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠

東海大学政治経済学部卒。CROOZに入社後、ECコンサルタント、フリマアプリの担当を務め売却し独立。 2018年に株式会社リオンを設立し、経営者や専門家を対象としたタレントマーケティング事業を創出。2020年にCOTENに参画し、取締役やCGO(Chief Genius Officer)などを歴任。2022年末に退任し、2023年に株式会社リオンを株式会社TALENTに社名変更。心理学者とともに人々の「才能」についての研究を行い、その成果を元に、個人や企業人材のコーチング、コンサルティング、プロデュース事業などを展開。猫と新しい体験と人との出会いが好き。

野村高文(音声プロデューサー/Podcast Studio Chronicle代表) ⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://twitter.com/nmrtkfm⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠

東京大学文学部卒。PHP研究所、ボストン・コンサルティング・グループを経て、2015年にNewsPicksに入社。2022年に独立し、Podcastレーベル「Choronicle(クロニクル)」を設立。現在、Podcast「News Connect あなたと経済をつなぐ5分間」、Audibleで「ゆかいな知性」「みんなのメンタールーム」などを配信中。制作・出演したPodcast「a scope 〜リベラルアーツで世界を視る目が変わる〜」と「経営中毒 〜だれにも言えない社長の孤独〜」が、それぞれ第3回・第4回 JAPAN PODCAST AWARD ベストナレッジ賞を受賞。著書に『視点という教養』(深井龍之介氏との共著)。旅と柴犬とプロ野球が好き。

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Podcast Studio Chronicle 公式サイト

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▼編集:FUBI

▼カバーデザイン:松嶋こよみ

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才、凡人の非凡な才能を科学する。この番組は、才能という概念を再定義し、個人、チーム、そして組織にとっての才能の活かし方を楽しく発信していく番組です。
タカチンこと佐野たかしです。
野村たかふみです。
ポッドキャスト才第35回です。よろしくお願いします。
最近、タカチンさんと収録だけじゃなくて、会う機会増えてますね。
タカチン そうですね。いろんなお仕事を一緒にさせていただいてるので、たくさん会う機会増えてて、野村さん、実は週に2回ぐらいになってきたなと思ってます。
タカチン 週に2回って結構ですけどね。
タカチン そうです。今週2回会ってますよね。
タカチン そうなんですよ。もう1個別の仕事でも現場が一緒だったんで。
野村 そうですよね。なんかすごいありがたいなと思ってるのと、あと僕、野村さんのお仕事をやっぱり現場で見させてもらってて、すごい勉強になるなと思ってまして。
タカチン あ、そうですか。
野村 はい。やっぱこうやってみんなの面白さを引き出してるんだなっていうのはすごい学びになってます。
タカチン あ、そうそう。だからもう1個の仕事は、ちょっと発表これ前後かもしれないんですけど、私がプロデューサーディレクターとして関わっている企画が1個あるので、それについてタカチンさんも一緒の現場になってるっていう感じなんですよね。
タカチン そうですね。僕も関わらせていただいてて、すごい面白いプロジェクトなので楽しみにしていてください。
野村 はい。
タカチン 何かよくわかんないと思いますけど、まだ言えません。
野村 そうですね。この時点では何のこっちゃって感じだと思いますけどね。では、今回のテーマは何にしましょうか。
タカチン 本日のテーマは、自分の市場価値がよくわからないという話をしていきたいと思っています。
野村 はい。
タカチン つまりは、自分のスキルとか経歴が本当にこれ価値があるのかなとか、自分の仕事ってどのくらい価値があるのかなっていうのがわからないっていうことですね。
野村 うん。
タカチン 野村さんはこれはどう思いますか。野村さんは自分の市場価値って結構把握されてたりしますか。
野村 自分の市場価値、今この時点ではもうあんまり気にしないというか、市場価値って返せない。人材としての価値は正直あんまり気にしてなくて、どっちかというと本当にプロダクトの価値っていう感じですよね。
タカチン クロニクルのサービスがあるので、それにクライアントさんだったり一般にお金を払ってくださる方がその価値があると思ってくれてるのかっていう、もうそこに尽きるんで。
野村 はい。
タカチン もうある意味、人材としての価値っていうよりももう本当に商品としての、プロダクトとしての価値っていうところなんですけど、でもやっぱり会社員の頃は結構自分の市場価値は気にしてましたね。
タカチン それはなんで気にされるんですか?転職の時とかに有利不利に働くっていう側面だったりするんですか?
野村 そうですね。やっぱり例えばなんですけど、こんなこと言うのもあれですけど、今この自分の給料、自分についてる値札っていうのが本当に妥当なものなのかってちょっとなんか気になりませんか?
タカチン 気になりますよね。
野村 気になりますよね。
タカチン 新卒の時、僕いろんな会社に内定いただいたんですけど、僕が最後入った会社はボーナスなく300万の中でくっきり年報制だったんですね。
野村 なかなかですね、それは。
タカチン でも別の会社で内定いただいた会社とかだと500万近くいただけて、かつ家賃報酬も月5万追加でもらえるっていう。
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野村 だいぶ差があったんですね。
タカチン 条件が全然違ったんですよ。
野村 はいはいはい。
タカチン なんで価値が違うのかなっていうのがすごく不思議でしたね、当時はね。
野村 いやそうなんですよね。これ何回か前に話しましたけど、結局その給料っていうのは業界水準によってだいぶ左右されるんで、なんで結構自分のスキルと異なる変数っていうのその影響が大きいんですけど、とはいえ自分の今のこの能力値とか経験で、一体いくらでどれくらいの仕事があるんだろうかみたいのはやっぱ気になってたんですよね。
タカチン で、例えばその会社に在籍しながら積極的に転職活動していたってわけでは全くなかったんですけど、数年に1回ぐらい転職エージェントの人に話聞いて、でなんかそのどういう仕事がありますかねみたいなことは聞いたことはありましたね。
まあ確かに転職エージェントの方に聞くのが一番早いですよね。 タカチン そうなんですよね。 あとあの僕転職サイトとかで自分の職種やってる仕事を検索すると大体の市場が出てくるかなと思うので、それもわかるかなと思いますけどね。
タカチン そうですね。なんでひょっとしたらその営業とかITとか、よりその汎用性が高そうな職種の方はそういうふうに自分の市場価値を判断していくっていうのは1個あるかなと思いますね。なんかちなみになんですけど、私のようなコンテンツメーカーの仕事はエージェントの方に何回か話聞いたんですけど、
タカチン 口が少なすぎるというか事例が少なすぎて、あんまりこうそもそもポストが世の中に出てきてないっていう話を聞いたんですよね。 ああ、なるほどなるほど。 タカチン そうだからね極めてその会いたい取引に近いというか、あんまり市場が形成されてないなっていうのはありましたね。
タカチン 確かにそうですよね。テレビ業界とかだったらまだあるかもしれないですけど、かつテレビ業界に入っちゃうと逆に未経験者になっちゃいますからね、枠としては。 そうなんですよ。だからまあそういう業界によってはちょっとやりづらいところはあるんですけど、プロに聞いてみるっていうのは1個あるかなと思いましたね。
タカチン 市場価値の話で言うと、最近読んだ本ですごいわかりやすく解説してくれてる本があって、それが私がポッドキャスト経営中毒っていうのをやってるんですけど、それの相方であるエッグフォワード代表の徳屋さとしさんが書いた本でキャリア作りの教科書っていうのがあるんですね。
タカチン 今年出た本なんですけど、これで市場価値の公式っていうのが書いてあって、希少性×市場性×再現性なんですよ。どういうことかっていうと、まずその希少性っていうのはなんとなくわかりやすいと思うんですけど、どれだけ珍しいことができるかっていう話ですね。
タカチン レアなスキルであるとか、その経験っていうのを保有しているかっていうのが希少性で、だからわかんないですけど、例えば1回会社を立ち上げて潰しましたみたいな経験の人がいたとすると、希少性めっちゃ高いんですよね、その人って。あんまり経験しないじゃないですか、みんなそんなこと。
タカチン だったり、わかんないですけど、とてつもなくM&Aとかの修羅場を経験しましたみたいな人も、やっぱりその希少性って高いですよね。だからまず1個要素としてそれがあるって話で。で、2つ目の市場性っていうのは、今持っているスキルっていうのが、そのマーケットにおいてどれくらい必要とされていて、その結果としてどれくらい高値で取引されているかっていうところですね。
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タカチン 最近、生成AIが出てきたんで、ちょっとその価値が若干揺らいでるみたいな説もあるんですけど、例えばその一昔前のソフトウェアエンジニアとかってめっちゃ高かったんですよね。
タカチン 特に2010年代の後半とかも、本当エンジニアが取れない取れないってどの企業も言ってましたもんね。だからそういうふうに、そもそもマーケットでどれくらい必要とされているかっていう市場性が2番目で、最後が再現性。で、これ何かっていうと、これ自分が面接官の立場でも想像がなんとなくつくんですけど、異なる環境でもその能力っていうのが発揮できる可能性がどれくらいあるかってことですね。
まあ大事ですよね。前職で活かされてたことが新しい違う会社でも活かされるのかっていうのは結構面接官も見るポイントですからね。
タカチン そうなんですよ。で、なんかあるじゃないですか。華々しい経歴を持った方、前職で。前社MVPに輝きましたとか。で、前社MVPは全然いいことだと思うんですよ。むしろすごい頑張ったんですねっていうふうに思うんですけど、それをもってこの人が今の会社で即戦力かどうかっていうのはわかんないんですよね。
はいはいはい。そうですよね。
タカチン だからどっちかっていうと、MVPという結果を得るまでにどういうプロセスを踏んで、どういうものの考え方をして、で、何を工夫してその結果に至ったかっていうことを事細かに聞いていかないと、自社で再現ができるかどうかっていうのがわからないと。
間違いないですね。
タカチン なのでそういうふうに、逆に言うと、どんな環境でもある程度その能力っていうのが発揮できるっていう人がいれば、それっていうのは市場価値が高いってことなんですよね。
わかりやすいですね。
タカチン そうそうそう。この3つなんかすごいわかりやすいなと思って。
今のそのフレームって、1つのある程度決まった職種において確かにわかりやすいなって思ってたんですけど、またちょっと全然違う視点から考える方法もありそうだなって思ったんで、ちょっとアイデア出してみてもいいですか。
タカチン あ、ぜひぜひ。
タカチン 思ったのが、今持ってる能力が例えば大企業中小企業で働いてらっしゃる方とかで、ある程度年収600万ぐらいだとします。
タカチン でもこれなんか全然違うスタートアップとかベンチャーに行ってみると、意外と700万に跳ね上がったり800万に跳ね上がるっていうケースもあると思ってるんですね。
タカチン 友人とかのケースを見てて。なぜかっていうと、スタートアップにそういう人材が来てくれないから。
タカチン みたいなところがあって、結構専門性能力が高くて、かつスタートアップみたいな人の変化がすごい激しい荒波の中の、かつリスクが高い企業に入ってくれる優秀な大企業人材っていうのがいなかったりするんですよ。
タカチン フェーズによってはそこで結構年収を上げて入らせてくれたりするんで、その市場性っていう見方をすると難しいんですけど、もちろん転職最中見たらわかるかもしれないんですけど、スタートアップってあんま年収載せてなかったりとか。
タカチン モテ鳥さんとかだと、なぜの目的しか書いてなかったりするんで、調べてもわかんないので、いろいろ受けてみるとか、相談しに行ってみるとかも結構一つの手かなっていうのは思ったっていう。
タカチン その要は市場をずらすってやつですね。自分の活躍してた本当の市場の中では600万だけど市場ずらしちゃうと700万になったみたいなことって、ビジネスの世界では結構あるなと思ってまして。
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それはね私本当思いますね。そのグループというか集団の中で自分が相対的に珍しい存在、レアな存在になると活躍の余地って結構高まるんですよね。
タカチン そうですよね。
これ多分蔡の初期の方で話したと思うんですけど、私も結構その戦い方をずっとしていて、編集者の人たちがいっぱいいるところではビジネスわかりますよっていう顔でその空間で働いていて、
逆にそのビジネスパーソンがいっぱいいる空間だとコンテンツ作れますよっていう顔で振る舞うってことをしてきたんですよね。結構そうすると確実に自分が一番知ってることっていうのがその集団の中で生まれるんで、
そうすると結構その発言権、発言力だったり活躍できる余地っていうのは高まるなあっていうのは思いますね。
タカチン 希少性が生まれますからね。さっきの話でいうと。
そうそうそうそうなんですよ。ちなみにその希少性だけだと役に立たなかったこともあって、コンサルティング業界に私二社目で転職したんですけど、
その時その雑誌の編集者からの転職だったんですよね。でそのコンサル会社では出版社からの転職組って一人もいなかったんですよ。
だからすごい珍しいですねみたいなふうに言われて、独自の視点をぜひ期待してますみたいな感じで最初言われたんですけど、
あまりにもそれに関連するプロジェクトがなくて、全くその出版社自体の知識は全くとは言わないですけどほぼ活かされなかったですね。
ああそういうのはありますよね。
単に今の会社でのスキルが乏しい人になってしまいましたね。
それは僕も過去に経験ありまして、僕はすぐ独立しちゃいましたけど、とはいえ独立したといえ結局業務委託でいろんな会社に入るっていうスタイルだったんで最初の頃は。
本当に従業員として働いてたんですよね。でその時に本当に使えないスキルのまま突入してしまって、でなぜかそれを期待されてて苦労するみたいな経験はあったなって思いました。
そうですね。期待値外れてるっていうか。
そうなんですよね。期待値ずれちゃって結果的にパフォーマンス発揮できてないように見えちゃうっていうパターンもあるかなっていうふうに思ってて。
これがまあまあ例えば再現性テストと思うんですけどさっき野村さんが言ってた。でなんか僕この再現性って才能の観点で言うとその自分の生かし方をまず把握してないから再現性がないんだろうなと思っているんですよ。
なるほど。はいはい。
今まで再度お話ししてきた欲求と才能方程式と発想条件って話があったと思うんですけど、要は自分がどういうモチベーションだとすごい発揮しやすくて、
どういう場所だと才能をこういうふうにステップで自分の成果のパターンを生み出しやすくて、その成果の出し方のパターンがこの会社にフィッティングしてるのかっていうのが結構重要で、
その会社で自由度が低かったりするとできなかったりするわけじゃないですか。決まったことやってくれって言われちゃった場合って自分なりのやり方が試せないので、
決まったことが逆にできる才能がある人の方が再現性が高いですし、逆に自由度が高すぎて今までマニュアルで生きてきた人が自由度高すぎてどうすればいいんですかってなった時に、えってなって固まるみたいなやつとかもあるんで、
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どういう環境だと自分の才能が発揮しやすくて、どういう環境で逆に適応できる範囲の幅を持ってるのかっていう、どっちもできる人も分かるじゃないですか。マニュアルもできて自由度も高いみたいな。
この辺把握しておかないと仕事の選び方でその再現性を持って働くっていうのは難しいんだろうなーって思っています。
でもそれはすごいわかりますね。例えばマニュアルが強い会社にいる人が、たとえば隣の別の会社を見て、もしくは大学の同期とかを見て、自由にやれていていいなーみたいなことを思ったとするじゃないですか。
でもいざ転職活動してその会社に行ったら全然マッチしなかったとかもあるわけですもんね。
全然ありますよね。
その人は才能がきっと、ある程度その方が決まったことを正確にやるのが才能として聞いてていたっていうことですもんね。
そういうことですそういうことです。あともう一つは発動条件がわかってないっていうパターンですね。
要はこういう人の前だと固まって仕事ができないみたいなこともあったりとか、結構これその自分のメンタルにばっかり気になっちゃう方とかって本当に人に影響されやすいんで、そういう方とかはどういう人と働かない方がいいとかわかってると思うんですよ。
なるほど。
なのになんか結構大会系の会社入っちゃって、僕とか高圧的な人に当てないように大会系の会社入っちゃったらアウトじゃないですか。
アウトですね。
なのに僕昔からよく大会系の会社に入っちゃいがちだったんですよ。
あ、そうなんですね。なんでですかそれを。
なんか可愛がるってもらえるんですよね結構素直だから。でその時はいいんですよ結構最初は。途中からですね素直すぎるがゆえに言うこと聞いてくれるやつだと思って全部コントロールしようとしてくる人たちが周りに集まってくるんですよ。
なるほど厄介ですねそれは。
でも人間って不思議で別にその人もコントロールしようと思ってるわけじゃなくて、すごい素直な人ってコントロールしちゃうんですよね。
あ、そういうことね。自然とそういう動きになるってことですか。
自然と動きになっちゃうんですよ。だってその方が成立するからお互いに。
はいはいはい。コミュニケーションがね。だからそのコミュニケーションの均衡点がそこにあるってことですね。
そう、均衡点がそこにあるんですよ。だからその素直かどうかっていうのは武器にしてたのに、逆に自分の発動条件を阻害してることに巻き付いたっていうことがあったんですけど、それからあんまり素直さを出すのちょっとやめたんですよ。
そうなんですね。
引き出し方を考えるようにしました。ここは素直で行こうとか、ここはちゃんと自立的に行こうとか、なんかそういうふうに巻けるようにしたんですけど、そういうふうに発動条件を考えたりとか、自分にとってどういうふうなところが合ってるのかなとかは知っとかないと危ないかなっていうか。
そうですね。
そして自分のハンドリングができる状態じゃないとその再現性は難しいんだろうなあとはさっきのフレーム聞いてて思いましたね。
そうですね。市場価値って、例えばその値段というのが客観的に決まっているとすると、もうちょっと人間の場合って複雑で、例えばこの会社に行ったら年収が100万円200万円上がるかもしれないけど、でも自分の才能そして発動条件と全然マッチしてないみたいなこともあるわけじゃないですか。
ありますね。
それを果たして市場価値と言っていいのかみたいなところがあって、そうすると変数が2つあるんですよねきっと。どこだったら自分の高い値段がつくかっていうところと、どこだったらマッチする気持ちよく働けるのかっていう2つ変数があるから、それを両方満たさなきゃいけないのかなっていう感じがしますよね。
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そうですね。結構難易度が高いですよね。このキャリアチェンジとかって。
高い。高いと思う。
だからこそでもそこまで言語化できていれば、そのエージェントさんとかだったりとか転職していくときにプロの方々に、プロの方々もそこまでもしかしたら質問してくださらなくて結構忙しいと思うんですよね。
そうですね。
だから自分からなるべく言語化できるようにしとくといいのかなとは思いまして、こういうことが分かってるか分かってないか大きそうですね。僕も今の野村さんの話を聞いて、あんまり僕転職経験がないんで分からなかったんですけど、その側面を買ってると、今のこの才能の知識があったら掛け算で自分の次のキャリアっていうものを選びやすくなるなっていうふうに思いました。
そうですね。なんか人生のフェーズにもよると思ってて、例えば得意なことを優先してやっていった方がいいっていう時期と、苦手なことであってもある程度幅を広げた方がいい時期っていうのがあるんじゃないかなとは思っていて。
はい。 まああえて、例えばじゃあわかんないですけど25歳6歳7歳とかで体も動くと気合もあるっていう時に、苦手だなと思いつつもなんかすごいこう自分を引き上げてくれそうなところに行くっていう手はあるんですよね。
ああまあそれは確かに。 そう、あるんですけど自分の選択に自覚的じゃないと多分それって疲弊してくるんですよね。
今自分は自分の才能にあんまり合わないことをやってるんだけど、それはこういう意図でやってるんだっていうふうに自覚していれば大丈夫なんですけど、そうじゃないとだんだんと身が削られていくんで、あとその年齢によってはもうそろそろそれは卒業して、本当に自分が気持ちよく力を発揮できる環境に行った方がいいみたいな年代もあると思うんで、やっぱ何を選んでるかっていうのをちゃんと自覚しておくことが大事かなと思いますね。
間違いないですね。トラウマも作っちゃうかもしれないですからね。自覚的じゃなくて、疲弊して。 そうなんですよそうなんですよ。 戻れないんで、なかなか。 ね、一回持ってかれるとね本当に戻れないことがありますからね。 ありますね。確かにその自覚的ってのは重要ですね。
はいということで今回は自分の市場価値がよくわからないというお話でした。では続きは次回いきたいと思います。
最後、凡人の非凡な才能を科学する。ここまでお聞きいただきましてありがとうございました。 もし気に入っていただけましたら是非フォローやチャンネル登録をしていただけますと嬉しいです。
そしてこの番組ではリスナーの皆さんからのお便りをお待ちしています。 概要欄に投稿フォームを記載しましたので、感想や質問などお気軽にお寄せください。
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この番組は毎週金曜日朝6時に配信されます。 それでは次回もどうぞよろしくお願いいたします。
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