才、凡人の非凡な才能を科学する。この番組は、才能という概念を再定義し、個人、チーム、そして組織にとっての才能を利化した方を楽しく発信していく番組です。
タレントーク)こんにちは。パーソナリティを務めます株式会社TALENT代表のタカチンこと佐野隆です。
ノムラタカフミ)同じくパーソナリティを務めます音声プロデューサーのノムラタカフミです。
ノムラタカフミ)ポッドキャスト才第34回です。よろしくお願いします。
タレントーク)よろしくお願いします。
タレントーク)才能キャリア編で、前回のテーマは自分に向いている仕事がわからないという話でしたね。
ノムラタカフミ)そうでしたね。向き不向きはやっぱりやってみないとわからないっていうのもありましたし、自己分析してみようって話もいろいろ出ましたし。
タレントーク)意外に趣味からわかってくるというのもありましたね。
ノムラタカフミ)そうですね。最後のテニスの話で僕も勉強になりました。趣味から意外とあんな紐解けるんだなみたいな。
タレントーク)趣味って別にあれですもんね。誰に求められてるわけでもないし、義務になってるわけでもないんだけど、やっちゃうことなんで。それっていうのは向いてることなんでしょうね。
ノムラタカフミ)そうだと思いました。そういうところから見つけるっていうのは簡単ですね。
タレントーク)そうですね。では今回は何でいきましょうか。
ノムラタカフミ)今回のテーマは自分の価値をうまくアピールできないということについてお話をしていきたいと思います。
タレントーク)自分の価値をうまくアピールできないですか。
ノムラタカフミ)あると思うんですよ。結構自分の価値っていうものがわかってる。自分はわかってるんだけど、相手が理解してくれてない感じがすごいあって、
ノムラタカフミ)はいはいはい。
タレントーク)勘違いされてたり、別のとこで評価されたり、もっと言うと何も評価されてなくて、自分の価値がちゃんと伝わってなくてどうすればいいのかな、みたいなことってあるのかなと思うんですけど。
タレントーク)どうですか。ノムラさんそういうことってありましたか。
タレントーク)ありましたよ。ありましたっていうか、何でしょうね。これちょっと一旦職場っていうふうに仮定すると、自分としてはこういう仕事でパフォーマンスを発揮してるっていうふうなことを自己認識してるわけじゃないですか。
ただその評価者、大体その職場って絶対評価者の人がいるんで、大体の場合は上司ですけど、ただ経営者の方は株主とかマーケット全体みたいなこともあるかもしれないですね。ただいずれにせよ誰かに評価をされるんですけど、その評価者から自分が思ってるよりもその評価がいってないっていうことが起きるんですよね。
で、なんか私の場合はある職場で思ってたのは、評価される物差しと自分が得意だったりやってきたことの物差しが違うなって思ったことはあったんですよね。だから何でしょうね、結構この仕事って世間的には割と評価されているように見えるんだけど、でもその会社の中でのその求められている物差しとちょっと違うから、全体としてあんまり評価されないみたいなことは経験しましたね。
なるほどですね。その評価されないときにどういうふうに対策を取っていかれたんですか?
最終的には辞めましたけど。そうなんですけど、一応あれですね、私としてはこの軸じゃないんだけどこういう実績を上げましたよっていうのは伝えましたね。
ああ、それは面白い考え方ですね。
つまり何かっていうと、会社だと仮定すると会社の上司からはもちろん評価されたいじゃないですか。
でも多くの場合って上司との相性が合わないことなんて全然日常的に起きるわけなんですよね。むしろ相性があったらすごいラッキーだなと思うんですよね。
それはそれでも何の問題もないんで、上司が期待している方向性で動けばいいと思うんですけど、相性がどうしても合わない時っていうのはあって、
その時には斜め上の上司みたいな場合もあるし、何ならその外のマーケット全体っていう場合もあると思うんですけど、そういうところにも自分の価値っていうのをアピールした方がいいと思うんですよね。
そうすると、例えば外で評価されていて、その上司から評価があんまりないっていう時に、
自分はやっぱりこの上司の期待を応えなきゃなー、やっぱり仕事できなかったなーっていう自己評価にならずに、
でも結構外で評価されてるから別にあれ単なる物差し違いだけじゃないの?っていうふうに客観的に捉えられるっていうところはありますね。
分かんないですよね、その外からの評価が分かんないと上司からの評価が全部自分の評価になっちゃうんですよね。
まあ間違いないし、しかもその評価が間違っている可能性もありますからね、評価の仕方がね。
そうそうそう、全然あるんですよね、全然あるし、いろいろあるんですよね。物差しが間違っている可能性もあるし、上司の判断の精度が低い可能性もあるんですよね。物差しはあってるんだけど。
あと感情が入っちゃってる場合とかもありますからね。
そうそうそう、それもある。だからいろんな変数でエラーが起きるから、そうじゃない人に見てもらうっていうのも一方であってもいいのかなと思いましたね。
いやー間違いないですね。それは本当に言えてますね。なんかいいなと思ったのが自己肯定感がありそうだなと思いました。
上司から例えばボロクソ言われてたとしても、他の人から結構褒めてもらえてたら、あれ自分はなんかそんなに悪くないかもって思えるみたいな。それで次に繋がっていってどんどん評価されていくじゃないですか。
そうですね。意外にイケてるかもみたいなふうに思いますよね。
多分思うと思いますね。だし、やっぱタイプとか属性とかによって評価の仕方も変わってくると思うし、見方も変わると思うんですよね。
いいですね。いろんな上司というある意味バイアスじゃないですか。
バイアスですね。
全然違う角度から見られるっていうのがいいなと思ったのと、あともう一つ思ったのが、一人一人評価を受けるときに評価を受けづらい人と受けやすい人って僕何が違うのかなって思ったときに、期待値調整だなと思ってるんですよ。
なるほど面白いですね。
期待がめっちゃ上がってるから期待を超えられないときにまた評価が下がるけど、期待されてないときに期待値を超えれば評価されるじゃないですか。
そうですね。
そのときに何が原因なのかっていうと、だいたい本人が僕は原因だと思っていまして、自分で自分の期待値コントロールってほとんどできるんで、私なんかあって言っときながら出せばめちゃくちゃ期待値を超えられるのに、
確かに。
めっちゃできるんで任せてくださいよ。僕が全てできますからとか言っときながら、他のやつの方が優秀だったらもうアウトじゃないですか。
まあそれは寒いですね結構。
寒いですよね。あとよくあるのが何も言ってないのに勝手に期待されちゃうやつ。佐野君はできるよね、だってこの前もできたもんねって言ったときに、
あっすいませんこの前ができた原因はこれなので、今回の場合はちょっと僕が苦手要因もあるので、頑張りますけれどもその前提でちょっとお待ちいただければ嬉しいですというふうに、
例えば期待値調整しとけば100点はいけるんで、それさっきのまま多分言われたままだったら70点くらいになってると思います。
はいはいはい。それはねでもありますね。なんだろうな、ヒゲするんじゃなくて客観的に伝えるのが私大事だなと思ってて、それこそ苦手なんでっていう話もそうだし、
私がよく言うのは分かりました、それお任せいただけるんですねって話をした後に、ここからここまでは結構やったことがあるんで、結構その工数だったりクオリティっていうのはもう見えてますと。
なんでまあ多分できると思いまして、こっから先はあんまりその経験がないんで、ちょっとそのひょっとしたらアウトプットにバラつきが出たりとか、その思っていたよりも時間かかるかもしれないんですけど、ただあの全力を尽くしますよみたいなことは結構私言うことあるんですよね。
めっちゃ野村さんそれ言ってるイメージあります。 本当ありますよ。
いや誠実だなって毎回思ってましたそれ言ってもらうために。 まあまあでもそうですねそれはねでも本当あの期待値コントロールというか、全部何でもかんでもプロですとはやっぱ言えないんですよね。
この部分は確実にできますっていう部分と、こっから先はやりますけどちょっとひょっとしたらバラつくかもしれませんよっていうところは結構自分の中ではわかってるから、それはなんかあらかじめ言っといたほうがいいかなと思いましたね。
あともう1個思うのがすっごい人なんだなと思うのがあって、人って記憶を書き換えるっていう機能があるらしいんですね。期待値調整したのに1ヶ月後に忘れられてるんですよ。
なるほど。 なので定期的な期待値のジャブ打ちっていうのはたくさんしといたほうが良くて。
ああ確かに。 この期待であってますよね、この期待であってますよねって言っていながら出していかないと、え?できるんじゃないの?みたいななんか勝手に書き換えられてる現象よくないですか。
確かに。まあそうですね何でもかんでも魔法のようにできるプロみたいな風に見られることはありますね。そんなことないんですけどね。
ありますよね。めちゃくちゃわかります。すごい恐ろしい期待値の書き換えだなと思ってまして。だからこそ適当にやっていくっていうのと、あともう一個は自分の価値は上手くアピールできないっていう問いだと思うんですけど、全部で一発でアピールしようとしてるんじゃないかなっていう人もいると思うんですよ。
はいはいはい。 なのでジャブ打ちでアピールしていけばいいと思います。 ああジャブ打ちで。 これでいけるかな、これでいけるかな、これでいけるかなって小出し。
ああ小出しね、はいはい。だから単純にありそうに接触回数増やすっていうことですよね。 接触回数増やしてプレゼンしていくっていうか報告していく。プレゼン資料を作ってこいっていう指示が来たときとかに、
脳機が2週間で、2週間ギリギリで出す人よりも、10点とか30点のうちにこまめに出してくるとか方向性確認してくる人の方が評価高くなるじゃないですか。 それはね本当にそうですね、本当にそう思う。
なのでああいうアピールの仕方っていうのをこまめにしていくことはすごい重要なんだろうなと思います。ただ期間がギリギリになればなるほど出しづらくなるんで最後の一発でとどめてやろうって思ったりするわけですよ人間って。
だから最初の任せられた3日以内が結構僕は肝だと思ってます。