才、凡人のひぼんな才能を科学する。この番組は、才能という概念を再定義し、個人、チーム、そして組織にとっての才能の活かし方を楽しく発信していく番組です。
タレントークこんにちは、パーソナリティーを務めます。株式会社タレント代表のタカチンコと佐野孝司です。
ノムラタカフミ同じくパーソナリティを務めます。音声プロデューサーのノムラタカフミです。
ノムラタカフミポッドキャスト才第37回です。よろしくお願いします。
タレントークよろしくお願いします。
ノムラタカフミのキャリア編前回は、独立を考えているが経済的な安定が不安というテーマでお話をしました。
タレントーク盛り上がりましたね。
ノムラタカフミ体重が乗ってましたね、前回。
タレントーク日々独立をしましたけど、安定的になってきても常に不安なんですよ。
ノムラタカフミそうなんですよ。そうなんですよ、本当に。
ノムラタカフミ今はクライアントの皆様及びお金を払ってくださる皆様とビジネスができているとするじゃないですか。
それが何社も何社もあったとしても、純粋な安心100%にはならないですよね。
タレントークならないです。しかも増えれば増えるほど、前回話したように、お客様にちゃんと向き合えなくなってきたりするんですよ。
ノムラタカフミそうなんですよ、本当にね。
タレントークこれがシステム開発とか、もう少しプラットフォームのようなサービスだったらいいと思うんですけど、僕もノムラさんも結構クライアントワークが多いと思うんですよ。
ノムラタカフミそうなんですよ。ゴリゴリ人に向き合うサービスですからね。
タレントーク俗人的じゃないですか、現時点では。
ノムラタカフミそうですね。
タレントークそうなると自分の身一つで、チームもいますけど、ちゃんと向き合えてるかなって売上が伸びる度に思います。
ノムラタカフミそうなんですよ。一方でクライアント数が少なければいいかっていうと、それはそれで不安になってくるって感じですからね。
タレントークそう、だってどこか大きいクライアントがなくなったら急に不安定になりますからね。
ノムラタカフミそうそう、本当それ。だからどっちにしろ不安なんですよね。
タレントークそうだと思います。
タレントークというような話が独立後も待ってますので、ぜひそういったことを予期しながら意思決定をしていただければなと思います。
タレントークでは今回は何のテーマにいきましょうか。
ノムラタカフミ本日は、「仕事での失敗がトラウマとなっている」というテーマです。
タレントークはい。トラウマ経験ですね。
ノムラタカフミ結構あるなと思ってまして、このことについては。
タレントークうん。
ノムラタカフミ僕自身、仕事でトラウマになってしまって動かなかったことって本当にたくさんあって、克服するのにすごい時間がかかったからこそ、
今回のこのテーマは僕の中での会話が結構あるんですよ。
タレントークそうなんですね。
ノムラタカフミ今回は僕の方から言ってみてもいいですか。
タレントークお願いします。ぜひ。
ノムラタカフミありがとうございます。
ノムラタカフミ結論から言っちゃうと、トラウマはトラウマなのでまずしょうがないと受け入れると。
受け入れた上で、動かないのでトラウマになっていると怖くて大体失敗するんですよ。また次も2回も3回も。
タレントークはいはいはい。
ノムラタカフミこういう時僕はスポーツとすごい一緒だなと思ってまして、
高校の時僕テニスやってて今もテニスやってるんですけど、めちゃくちゃあれって精神スポーツなんですね。
もうてかもはや体感とかじゃないですよ、メンタルなんですよあのスポーツって。
タレントークへーそうなんだ。
ノムラタカフミで何か言いたいかっていうと、怖い時ってブレるんですよ。体が固くなるんですよ。
フルスイングすると絶対にブレるんですね。
タレントークはーなるほど。
ノムラタカフミだから仕事と一緒で、いつも通りフルでやってしまうと急にブレブレでめっちゃ荒くなるんですね。
なので新卒の時のことを思い出して、基礎から初心に立ち返ってゆっくり仕事するんですよ。
もうとにかくゆっくり慎重に一個一個ちゃんとこれできてるよね、これできてるよねって感覚でやらないってことですね。
っていう一個一個のフォームを確認しながらやるかのように、ちっちゃくコツコツ丁寧に意外、僕はないんじゃないかなっていうのが今日のテーマの。
なるほど。
そっか、だから苦手意識を持ってるタイプの仕事ってあるじゃないですか。
例えばなんですけど、とある営業先でミスをしてめっちゃ怒られたみたいなことがあったとするじゃないですか。
そうするとまずそもそもその会社に行くときはトラウマが蘇ってくるし、類似の会社に行くときも多分トラウマが出てくるし、似たような商品を売るときもトラウマが出てくるんですよね。
だから記憶に紐づくんですよ、いろんなところに。
でもそういうときはもう本当基礎動作に忠実に一歩一歩、営業も別にリラックスしてできるところもあると思うんで、ちゃんと準備してちゃんとロールプレイングして、実際に商談しに行って。
しかもその商談っていうのも気を照らわずに淡々とやるっていうのが大事ってことですかね。
そうですね、それが一番トラウマを解消する唯一の方法なんじゃないかなと思ってて。
なぜかというと才能の観点でもそうで、欲求とかってどんどんどんどんまたやりたいとかまたやりたくないっていうものって経験にどんどん紐づいて作られていくんですよね。
なので一回強烈にやりたくないってなっちゃったりとか、強烈に怖いって体験したときって、もうその動作がやりたくないって体が拒否反応を示してるんで、もう一回ゼロから成功体験作るしかないんですよ。
はいはいはい確かに。
成功体験作っていくともう一回やりたいって変わっていくんで、マリオのゲームだと思ってもらって、一回死んだら最初からやり直すじゃないですか。
最初からやり直したって思うぐらいの方が良くて、途中からまたやれば上手くいくと思うのは危ないっていうふうに思ってます。
そっか、だからもう一旦過去やってきたっていうその失敗前の自分っていうのはリセットして、もう一からまた積み上げていこうっていうふうに思った方がリカバリーが早いってことなんですかね。
早いです。テニステニスうるさいかもしれないですけど、僕打てなくなった瞬間にですね、必ずフルスイングやめるんですよ。
ゆっくり回して当たってるっていうのを、めちゃくちゃ本当に小学生とか逆にゆっくり振る老人の方のテニスとかあるんですけど、でも上手いんですよ老人の方がゆっくり振るから。
へーそうなんだ。
必ず打点に当たるし、分かってくるとですね、ちょっとずつスピード上げるんですよね。
ほー、そんな感じなんですね。
この間に僕30分ぐらいで直すんですよ、バーって調整をかけて、そうすると30分後にはトラウマはなくなってもうまくなってます。
はー、なるほど。そっか、その例えでも分かりやすいですね。だからちょっとなんか狂ってきたなと思った時に、レベルの高いところでアジャストしようと思ってもダメってことですね。
はい。 で、その5年後のその30のときに同じようなことをやるとサクッと成功することってよくあると思うんですよね。
うんうんうん。 で、それっていうのは自分の能力がもうだいぶ上がってるってことだと思うんですよ。だからもう能力を上げてから改めてそのトラウマを潰しに行って、でああ成功しました。そしてじゃあもうそのトラウマは成仏していきましたっていうのは割といい動き方だなと思いますね。
よかったです。なんかこれ正解かな正解じゃないかなって分かれずとりあえずやってきましたけど。 うんうんうん。
まあでもなんか最初からトラウマに立ち向かって何とかする方もうまくいく方もいらっしゃるじゃないですか。 はいはいはい。
なんかね正解はないかもしれないですけどね。人それぞれあったそのトラウマとの向き合い方ってあるのかなとは思いましたね。
なんか放置するっていう手もあると思うんですよ別に。もう20代の頃のトラウマでその時失敗して未だに嫌な記憶があるんだけど、もうあえて別にそこは自分の人生として触れないみたいな手もあるとは思うんだけど。
うん。 まあわかんないですけどあの体のプシプシが痛いみたいなこと一緒で腰が痛いとか腕が痛いとかあるじゃないですか。でそれってそのちょっとした痛みでもちょっと痛いだけですごい気になるじゃないですか。
気になりますよね。 ね。それこそあの前回のそのお金がないの衛生用意みたいなあとたかちんさんがその便秘してるみたいな衛生用意と結構似ててちょっとやっぱ気になってるとそれがそのQOL下げることもあるから。
だったらもうそのレベルが上がった自分がもう一回そこに立ち向かってそのトラウマを潰しに行くっていうのはありかなーっていうのは思いましたね。
ほんとそうだと思います。 うん。で何年か後に再び来ましたで全然いいと思うんですよね。また翌週ちょっとそのトラウマ立ち向かっていかなきゃいけないとかではなくて、
もうちょっと今は無理だなと思ったら撤退すればいいなと思っていて。でもなんかそのビジネスパーソン続けてるとおそらく自分は成長するから、どっかのタイミングであそういや今だったらあれ潰せるなみたいな時がやってくるような気がしますけどね。
いや来ますよね。なんかあれいつの間にかこのトラウマとか難易度が高いものに立ち向かいさないみたいなのが来たりするんで。
そうなんですよ。 一旦ほっとくのはなんか重要かもしれないですね。
そうなんですよね。私が編集者1年目の頃に言われたのって野村くんが喋ると取材の時の雰囲気が硬くなるんだよねっていうふうに言われたことがあって。
うわーすごいきついフィードバックですねそれ。 まあまあでもね多分実際そうだったんですよね。
まあ自分もその経験が浅かったからやっぱりこうなんと相手に構えさせてしまうつい。で先輩社員の方々が同行してくださったんですけど、その時に結構そういうまあ割ときついとかストレートなフィードバックをいただいたことがあって。
でやっぱそれ以来なんか自分ってすごい雑談苦手だなーっていうふうに思ってたんですよね。場を和ませるのとか苦手だな雑談苦手だなーみたいなふうに思ってたんですけど。
すごい不思議なことにまあそこから10年ぐらいが経って、今はこう割と頭を1ミリを使わなくても雑談できるっていうような感じになったんですよね。
すごいですね。 だからこれはだからあのきっと多分そういうことなんだろうなと思って。