2024-01-24 17:45

#37 才能キャリア編⑪:二度としたくない失敗体験。「トラウマ」をどう解消する?

▼今回のトーク内容: 才能キャリア編第11回「仕事での失敗がトラウマになっている」/トラウマは、まず受け入れることが大切/レベルを下げ、基本動作を丁寧にやる/「欲求」を生む成功体験を、ゼロから作り直す/一回の失敗を、引きずりすぎない/失敗の変数は、自分だけではない/同様の状況を避けていても、いつか出会ってしまう/「圧倒的成功体験」を貯めて、再び立ち向かう/自分の能力を上げて成功すれば、トラウマは成仏する/時間が解決することも多い/戦略的な一時的撤退が大事

▼番組概要:

人々の「才能」について研究し、個人や組織のコーチング・コンサルティング・プロデュースなどを行う株式会社TALENT代表の佐野 貴(たかちん)が、Podcast Studio Chronicle代表の野村高文とともに、仕事や人生を豊かにする才能の活かし方を、楽しく発信していく番組。毎週金曜朝6時配信。

▼MC:

佐野 貴(たかちん/株式会社TALENT 代表取締役)⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://twitter.com/takachiiiiii3⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠

東海大学政治経済学部卒。CROOZに入社後、ECコンサルタント、フリマアプリの担当を務め売却し独立。 2018年に株式会社リオンを設立し、経営者や専門家を対象としたタレントマーケティング事業を創出。2020年にCOTENに参画し、取締役やCGO(Chief Genius Officer)などを歴任。2022年末に退任し、2023年に株式会社リオンを株式会社TALENTに社名変更。心理学者とともに人々の「才能」についての研究を行い、その成果を元に、個人や企業人材のコーチング、コンサルティング、プロデュース事業などを展開。猫と新しい体験と人との出会いが好き。

野村高文(音声プロデューサー/Podcast Studio Chronicle代表) ⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://twitter.com/nmrtkfm⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠

東京大学文学部卒。PHP研究所、ボストン・コンサルティング・グループを経て、2015年にNewsPicksに入社。2022年に独立し、Podcastレーベル「Choronicle(クロニクル)」を設立。現在、Podcast「News Connect あなたと経済をつなぐ5分間」、Audibleで「ゆかいな知性」「みんなのメンタールーム」などを配信中。制作・出演したPodcast「a scope 〜リベラルアーツで世界を視る目が変わる〜」と「経営中毒 〜だれにも言えない社長の孤独〜」が、それぞれ第3回・第4回 JAPAN PODCAST AWARD ベストナレッジ賞を受賞。著書に『視点という教養』(深井龍之介氏との共著)。旅と柴犬とプロ野球が好き。

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株式会社TALENT 公式サイト

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Podcast Studio Chronicle 公式サイト

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▼編集:FUBI

▼カバーデザイン:松嶋こよみ

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才、凡人のひぼんな才能を科学する。この番組は、才能という概念を再定義し、個人、チーム、そして組織にとっての才能の活かし方を楽しく発信していく番組です。
タレントークこんにちは、パーソナリティーを務めます。株式会社タレント代表のタカチンコと佐野孝司です。
ノムラタカフミ同じくパーソナリティを務めます。音声プロデューサーのノムラタカフミです。
ノムラタカフミポッドキャスト才第37回です。よろしくお願いします。
タレントークよろしくお願いします。
ノムラタカフミのキャリア編前回は、独立を考えているが経済的な安定が不安というテーマでお話をしました。
タレントーク盛り上がりましたね。
ノムラタカフミ体重が乗ってましたね、前回。
タレントーク日々独立をしましたけど、安定的になってきても常に不安なんですよ。
ノムラタカフミそうなんですよ。そうなんですよ、本当に。
ノムラタカフミ今はクライアントの皆様及びお金を払ってくださる皆様とビジネスができているとするじゃないですか。
それが何社も何社もあったとしても、純粋な安心100%にはならないですよね。
タレントークならないです。しかも増えれば増えるほど、前回話したように、お客様にちゃんと向き合えなくなってきたりするんですよ。
ノムラタカフミそうなんですよ、本当にね。
タレントークこれがシステム開発とか、もう少しプラットフォームのようなサービスだったらいいと思うんですけど、僕もノムラさんも結構クライアントワークが多いと思うんですよ。
ノムラタカフミそうなんですよ。ゴリゴリ人に向き合うサービスですからね。
タレントーク俗人的じゃないですか、現時点では。
ノムラタカフミそうですね。
タレントークそうなると自分の身一つで、チームもいますけど、ちゃんと向き合えてるかなって売上が伸びる度に思います。
ノムラタカフミそうなんですよ。一方でクライアント数が少なければいいかっていうと、それはそれで不安になってくるって感じですからね。
タレントークそう、だってどこか大きいクライアントがなくなったら急に不安定になりますからね。
ノムラタカフミそうそう、本当それ。だからどっちにしろ不安なんですよね。
タレントークそうだと思います。
タレントークというような話が独立後も待ってますので、ぜひそういったことを予期しながら意思決定をしていただければなと思います。
タレントークでは今回は何のテーマにいきましょうか。
ノムラタカフミ本日は、「仕事での失敗がトラウマとなっている」というテーマです。
タレントークはい。トラウマ経験ですね。
ノムラタカフミ結構あるなと思ってまして、このことについては。
タレントークうん。
ノムラタカフミ僕自身、仕事でトラウマになってしまって動かなかったことって本当にたくさんあって、克服するのにすごい時間がかかったからこそ、
今回のこのテーマは僕の中での会話が結構あるんですよ。
タレントークそうなんですね。
ノムラタカフミ今回は僕の方から言ってみてもいいですか。
タレントークお願いします。ぜひ。
ノムラタカフミありがとうございます。
ノムラタカフミ結論から言っちゃうと、トラウマはトラウマなのでまずしょうがないと受け入れると。
受け入れた上で、動かないのでトラウマになっていると怖くて大体失敗するんですよ。また次も2回も3回も。
タレントークはいはいはい。
ノムラタカフミこういう時僕はスポーツとすごい一緒だなと思ってまして、
高校の時僕テニスやってて今もテニスやってるんですけど、めちゃくちゃあれって精神スポーツなんですね。
もうてかもはや体感とかじゃないですよ、メンタルなんですよあのスポーツって。
タレントークへーそうなんだ。
ノムラタカフミで何か言いたいかっていうと、怖い時ってブレるんですよ。体が固くなるんですよ。
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フルスイングすると絶対にブレるんですね。
タレントークはーなるほど。
ノムラタカフミだから仕事と一緒で、いつも通りフルでやってしまうと急にブレブレでめっちゃ荒くなるんですね。
なので新卒の時のことを思い出して、基礎から初心に立ち返ってゆっくり仕事するんですよ。
もうとにかくゆっくり慎重に一個一個ちゃんとこれできてるよね、これできてるよねって感覚でやらないってことですね。
っていう一個一個のフォームを確認しながらやるかのように、ちっちゃくコツコツ丁寧に意外、僕はないんじゃないかなっていうのが今日のテーマの。
なるほど。
そっか、だから苦手意識を持ってるタイプの仕事ってあるじゃないですか。
例えばなんですけど、とある営業先でミスをしてめっちゃ怒られたみたいなことがあったとするじゃないですか。
そうするとまずそもそもその会社に行くときはトラウマが蘇ってくるし、類似の会社に行くときも多分トラウマが出てくるし、似たような商品を売るときもトラウマが出てくるんですよね。
だから記憶に紐づくんですよ、いろんなところに。
でもそういうときはもう本当基礎動作に忠実に一歩一歩、営業も別にリラックスしてできるところもあると思うんで、ちゃんと準備してちゃんとロールプレイングして、実際に商談しに行って。
しかもその商談っていうのも気を照らわずに淡々とやるっていうのが大事ってことですかね。
そうですね、それが一番トラウマを解消する唯一の方法なんじゃないかなと思ってて。
なぜかというと才能の観点でもそうで、欲求とかってどんどんどんどんまたやりたいとかまたやりたくないっていうものって経験にどんどん紐づいて作られていくんですよね。
なので一回強烈にやりたくないってなっちゃったりとか、強烈に怖いって体験したときって、もうその動作がやりたくないって体が拒否反応を示してるんで、もう一回ゼロから成功体験作るしかないんですよ。
はいはいはい確かに。
成功体験作っていくともう一回やりたいって変わっていくんで、マリオのゲームだと思ってもらって、一回死んだら最初からやり直すじゃないですか。
最初からやり直したって思うぐらいの方が良くて、途中からまたやれば上手くいくと思うのは危ないっていうふうに思ってます。
そっか、だからもう一旦過去やってきたっていうその失敗前の自分っていうのはリセットして、もう一からまた積み上げていこうっていうふうに思った方がリカバリーが早いってことなんですかね。
早いです。テニステニスうるさいかもしれないですけど、僕打てなくなった瞬間にですね、必ずフルスイングやめるんですよ。
ゆっくり回して当たってるっていうのを、めちゃくちゃ本当に小学生とか逆にゆっくり振る老人の方のテニスとかあるんですけど、でも上手いんですよ老人の方がゆっくり振るから。
へーそうなんだ。
必ず打点に当たるし、分かってくるとですね、ちょっとずつスピード上げるんですよね。
ほー、そんな感じなんですね。
この間に僕30分ぐらいで直すんですよ、バーって調整をかけて、そうすると30分後にはトラウマはなくなってもうまくなってます。
はー、なるほど。そっか、その例えでも分かりやすいですね。だからちょっとなんか狂ってきたなと思った時に、レベルの高いところでアジャストしようと思ってもダメってことですね。
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そうですそうです。絶対ブレるんで、動作が。
一回基礎に立ち返って。
基礎に立ち返ると絶対うまくいくんですよ、だいたい当たるんで。
はいはいはい。
そうすると自信ついていくんですよ勝手に自分の中で。
確かに。
意外とできるじゃん俺みたいな。
あーなんか今の話で思い出したのが、ドラゴン桜っていう漫画あるんですけど。
あ、ドラマを見ました。
はい、東大目指すやつですね。
はい。
で、あれで高校生の勉強ができない主人公というか登場人物たちに、主人公のその先生が掛け算のドリルをやらせるっていう描写があるんですよ。
あれって本人からすると結構屈辱的。なんで高校生にもなって、そんな小学生がやるようなドリルをやらなきゃいけないんだっていう風になるんですけど。
実はその試測計算っていうのが全ての基本にあって、その試測計算っていうのが正確にできると、その算数および数学っていうのはその上が積み上がっていくっていうことが描かれてたんですよね。
で、結構同じような話で、例えばわかるんですか、三角方程式がわかりませんみたいな話になると、そこだけ直そうと思うんだけど、それよりももっとさらに下の方からやっていくと、案外そっちの方が理解が早かったりするんですよね。
そうなんですよね。ドラゴン桜確かにそうでしたよね。
そうそうそう。百マス計算とかさせてたと思うんですけど、あとは二桁かける二桁の掛け算が全問正解できるまで帰っちゃいけませんとか、確かそういうことやってたんですけど。
実はあれって理にかなってるんですよね。
理にかなってると思います。なのでフロー理論もそうですよね。スキルが横軸で難易度が縦軸で、スキルに応じて難易度を上げていくっていう、要は階段一歩ずつ上げていきましょうねってことだと思うんですけど、スキルと難易度がちょうどいい部分が一番フローに入れる状態だっていうふうに言うんですけど。
なるほど、はいはい。
フローは集中っていう意味ですけど、自分がトラウマになってうまくいかない時って急にスキルが落ちたりするんで、一回やっぱ初心に戻るのがすごいそういう意味でも大事なのかなって思いました。
私がこのトラウマっていう話で思ったのは、ある別の方と喋っていてその人が言ってくれた言葉なんですけど、案外一回の失敗を引きずりすぎるというか、その一回の失敗をもって自分はやっぱりそれが苦手なんだっていうふうに思いすぎない方がいいですよっていう話はされたんですよね。
というのは何かっていうと、過去の一回の失敗経験って案外特殊な環境が3つか4つぐらい重なって、それが生じてるみたいなことがあると。
例えば私で言うと、昔、ちょっと自分が至ってなかったこととして、自分が管理職をやっていたチームが崩壊したことあったんですよね。
そうなんですね。
一回あったんですよ。
結構その時に、わりとその後1,2年ぐらい、なんかやっぱりマネジメント向いてないなみたいなことを思って、やっぱり編集者としてプレイの方が向いてるなみたいなことを思ってたんですよね。
でもそれって別に、今またそのそこから数年経って振り返ってみると、その時マネジメント失敗しちゃった、チームが崩壊しちゃったっていうのは、本当いろんな要因があって、
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たまたま集まっていたメンバーの一部が売り上げが悪かったりとか、結構その目標に無理があったとか、私の業務が忙しすぎてチームの方を向くことと、売上目標を達成することにリソースが分散しちゃったとか、いろんな要因があるんですよね。
だからどっちかっていうと、その変数を1個でもちょっとずらすと、成功していた可能性も全然あるなと思っていて、だからなんか1回の失敗で、全部はもう自分には向いてない、無理だっていうふうに思いすぎなくて、案外なんかもう1回やってみると成功することあるっていうのは思いましたね。
確かにそうかもしれない。勘違いですよね、要はね。 そう、勘違い。すごい嫌な記憶として植え付けられるんで、トラウマにはなるし、似たようなシチュエーションの時にはなんか嫌だなっていうふうに過去の記憶が蘇るんですけど、その時はその条件下で起きた結果なんで、今回はまた全然違う条件下なんですよね。
だからまあなんか1回ぐらいの失敗って本当に限定的な話なんだっていうふうに捉えた方がいいのかなと思いますね。 確かに変数は自分だけじゃないですからね。 そう、もちろん。周りにいる人っていうのも結構影響してる変数ですからね。 そうですよね。確かにそう考えると原因がいろんなところにあるのに、なんかもう全部がうまくいかないんだって思っちゃうのはもったいないかもしれませんね。
そうなんですよ。例えばそのクライアントに営業先で怒られたみたいな話があったとすると、自分が営業が苦手なんじゃなくて、そのクライアントの無視の居所がたまたま悪かったとか全然ありますもんね。 あーまあまあありますよね。 うん。だしまあそもそもなんか相手がヤバい人だったみたいな話もあったりするんで、まあそうすると自分はあんまり悪くないんですよね。 確かに。おっしゃる通りですね。
あと発動条件もありますからね。こういう人の前だとうまくいかないとかもあると思うし、ただ発動条件気にしすぎると逆効果もあるかもしれないなと思ったのが、この人の前だとうまくいかないっていうのがもう染み込ませすぎちゃって、そういう人現れたときに対処できなくなるんで、そういう人の前でも対処ができるかもしれないっていう認識的な問題はそんなに思い込みすぎなくてもいいのかなと思いますけどね。
確かに。だからその予言の自己成就じゃないんですけど、自分に言い聞かせるとそうなりますからね、大体の場合って。 これちなみに僕すごいこのテーマ今結構向き合ったことがあって、トラウマになったから避けるっていうことする、じゃあうまくいくじゃないですか避ければ。ただやっぱ出会っちゃうんですよね、そういう側面に。
なるほど。 で、うまくいかなくなるんですよ。でも出会っちゃうってコントロールしづらいんで、どうしたらいいのかなって思ったときに、圧倒的な成功体験をためてからトラウマに立ち向かうっていうことに結構チャレンジしたんですよ。
はいはいはい、それはわかる。 要はもう一回訓練して、ボス戦ですよねトラウマに立ち向かうって。ボス戦にもう一回立ち向かうと意外といけるんで、だから一回逃げてもいいと思ってます。ただ、鍛えてもう一回トラウマに立ち向かってみると、トラウマをようやく克服できたときに、もうそのトラウマはどうでもよいものになったりするんで。
うんうんうん。 そういうようなゲーム感覚っていうのを結構僕はよくやるようにしてて、トラウマだいぶそれで減ったなーっていうのはありますよね。 ああでもねそれはね本当そう思いますよ。例えばその25のときになんだかこう大失敗をして、それがトラウマになったとするじゃないですか。
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はい。 で、その5年後のその30のときに同じようなことをやるとサクッと成功することってよくあると思うんですよね。
うんうんうん。 で、それっていうのは自分の能力がもうだいぶ上がってるってことだと思うんですよ。だからもう能力を上げてから改めてそのトラウマを潰しに行って、でああ成功しました。そしてじゃあもうそのトラウマは成仏していきましたっていうのは割といい動き方だなと思いますね。
よかったです。なんかこれ正解かな正解じゃないかなって分かれずとりあえずやってきましたけど。 うんうんうん。
まあでもなんか最初からトラウマに立ち向かって何とかする方もうまくいく方もいらっしゃるじゃないですか。 はいはいはい。
なんかね正解はないかもしれないですけどね。人それぞれあったそのトラウマとの向き合い方ってあるのかなとは思いましたね。
なんか放置するっていう手もあると思うんですよ別に。もう20代の頃のトラウマでその時失敗して未だに嫌な記憶があるんだけど、もうあえて別にそこは自分の人生として触れないみたいな手もあるとは思うんだけど。
うん。 まあわかんないですけどあの体のプシプシが痛いみたいなこと一緒で腰が痛いとか腕が痛いとかあるじゃないですか。でそれってそのちょっとした痛みでもちょっと痛いだけですごい気になるじゃないですか。
気になりますよね。 ね。それこそあの前回のそのお金がないの衛生用意みたいなあとたかちんさんがその便秘してるみたいな衛生用意と結構似ててちょっとやっぱ気になってるとそれがそのQOL下げることもあるから。
だったらもうそのレベルが上がった自分がもう一回そこに立ち向かってそのトラウマを潰しに行くっていうのはありかなーっていうのは思いましたね。
ほんとそうだと思います。 うん。で何年か後に再び来ましたで全然いいと思うんですよね。また翌週ちょっとそのトラウマ立ち向かっていかなきゃいけないとかではなくて、
もうちょっと今は無理だなと思ったら撤退すればいいなと思っていて。でもなんかそのビジネスパーソン続けてるとおそらく自分は成長するから、どっかのタイミングであそういや今だったらあれ潰せるなみたいな時がやってくるような気がしますけどね。
いや来ますよね。なんかあれいつの間にかこのトラウマとか難易度が高いものに立ち向かいさないみたいなのが来たりするんで。
そうなんですよ。 一旦ほっとくのはなんか重要かもしれないですね。
そうなんですよね。私が編集者1年目の頃に言われたのって野村くんが喋ると取材の時の雰囲気が硬くなるんだよねっていうふうに言われたことがあって。
うわーすごいきついフィードバックですねそれ。 まあまあでもね多分実際そうだったんですよね。
まあ自分もその経験が浅かったからやっぱりこうなんと相手に構えさせてしまうつい。で先輩社員の方々が同行してくださったんですけど、その時に結構そういうまあ割ときついとかストレートなフィードバックをいただいたことがあって。
でやっぱそれ以来なんか自分ってすごい雑談苦手だなーっていうふうに思ってたんですよね。場を和ませるのとか苦手だな雑談苦手だなーみたいなふうに思ってたんですけど。
すごい不思議なことにまあそこから10年ぐらいが経って、今はこう割と頭を1ミリを使わなくても雑談できるっていうような感じになったんですよね。
すごいですね。 だからこれはだからあのきっと多分そういうことなんだろうなと思って。
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ああでも確かに野村さんって硬さと柔らかさとその雑談でいうと全部持ってるなって印象があったんですけど。
はいはいはい。 そういうなんか曲線があって今に至るんです。
そうそうそう多分ね地の部分というか生まれ持ったのは割と真面目のタイプの方だったんですよね。
はいはいはい。 だから多分硬い方が元あってで柔らかい方は好転的に身につけていったって感じだと思うんですよ。
ああそうなんですね。 うん。だからそのキャリアの最初はその硬いのが剥き出しになっていたからついついその取材の現場で人を固まらせてしまうみたいな。
でそれをストレートに上司とか先輩にフィードバックされて落ち込むみたいなことがあったんですけど、ただねそこから10年経つとその柔らかい方もほぼ脳の負荷なくできるようになったから。
だからまあなんか昔のトラウマって経験詰めば消えるなっていうのは思いますね。
分かります。あと時間も解決してますからね。 そうですね。
記憶ってどんどんなくなっていくんで昔のことって。 うんうんうん。
もうみんなそうかもしれないですけど僕トラウマめっちゃ多くて、トラウマとコンプレックスめちゃくちゃ多いんですけど、時間でほとんどでも解決してたなと思いますね。
時間でね。はいはいはい。
なんか幼少期の頃なんかやっぱ体が弱いのコンプレックスだし、かつそれでなんかね結構マウント取られるのも結構辛くて、またマウント取られるんじゃないかっていうトラウマがバンってフラッシュバックするし。
なるほど。
でもそういうのもなくなりましたしね。あとお金がなくなるんじゃないかっていう不安はいつも抱えてたんで昔。企業の時大失敗したんで。でもそれもなんか時間が解決してたなというか、能力がつけばそのお金に困ることがだんだんとなくなってきて解消されてるし。そういうふうにほっとくって結構いいなと思いました。
そうですね。なんで逃げるという悪い言い方じゃなくて一時的に撤退っていうんですかね。戦略的に一時的にこう距離を置きましょうという感じですかね。で自分が今だったらもう十分立ち向かえるなと思った時にもう1回それを潰しに行くっていうのがいいのかもなと思いましたね。
間違いないですね。
ということで今回は仕事での失敗がトラウマとなっているという話をしていきました。では続きは次回いきたいと思います。
次回予告
この番組は毎週金曜日朝6時に配信されます。それでは次回もどうぞよろしくお願いいたします。
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