で、その中でも今回紹介するのは、今手元にあるんですけど。
うわー懐かしい。
ミッケ。
はいはいはい。
こちらの本でございます。
ミッケねー。俺ハリーポッドの話されるんじゃないかと思って今ドキドキしたよ。
こいつなんかワンモジしてみたい。
いやいやしかも今見てないのもあるし。
読んで。
そんな超王道なやつ今更だと思って。
ミッケね。
ミッケです。
懐かしい。
僕の大好きな作品ミッケの紹介を。
そんな好きなんだ。
はい。
えー意外。
結構我々と同世代とあと下ぐらいの人はもうみんな知ってると思うんですけれども。
いや持ってたよ俺も。
持ってた?
持ってたと思ってた。
ほとんどの人はこのミッケのまあ俺が思うに30%ほどしか楽しめてないと。
まあそうかもねー。俺ウォーリーを探し派だったし。
あーいたよなー。
俺はミッケ派だったんですよ。
うんうんうん。
ミッケってめちゃめちゃポテンシャルがある本なんですよ。
はー気になるそれ。
大人が読んでも楽しめる。
へー。
最高の本だよっていう話をちょっと今回はしたいと思います。
なるほど。
ということでそれでは始めていきましょう。
こじらせ!
平成!
やわ!
みなさんこんばんやわ!
こんばんやわ!
こじやわの津田と
佐々木です。
この番組はいろいろとこじらせているめんどくさめの我々二人が
生まれ育った時代である平成のサブカルチャーについて
お互いの好きなものを押し付け合い独自の視点で語り合っていくラジオ番組です。
はーいということでミッケなんですけれども
読んだっていうことで小学生の時に持ってて読んだって感じ。
なんか流行ってたじゃんめっちゃ。
そうねーめっちゃ人気だった。
小学校の図書館でめっちゃ人気で全然借りれなかった。
お母さんとかお父さんが買ってきたんじゃないかな。
あると思うよ実家に。
何冊かあるよね。
結構ある結構ある。
3冊ぐらいあった気がする。
大人になってからは読んだ?
読んでない読んでない。
小学生ぐらいの時に読んで
あーなんかウォーリーを探せみたいなやつかー。
あー出た出た出た。
みたいな。
あー全然違いますよ。
全然違くはないだろ多分。
全然違くはないんですけど。
みたいな感じで別にさらっとなんか一冊なんかそのミッションみたいなやつ。
はいはい。
こなしてはいはいって終わりみたいな感じ。
物探しをする本ですけれども。
まあ今回はね小さい頃に読んでたけど大人になってからまだ読んでないみたいな人が結構いると思うんですけど。
そういう方にもぜひ聞いていただきたいで読んでもらいたいっていう話なんですけれども。
はい。
じゃあいつも通りまず概要からいきたいと思うんですけれども。
はい。
まずはまあwikipediaからの引用なんですけど。
ミッケは見開きのページに文章と写真が書かれており、文章が指しているものを絵の中から探す視覚探索絵本ですと。
はいはい。
こんなに難しい説明をされたことないね。
確かに確かに。
まあなんかねこれ探そうみたいなのがあって写真がいっぱいねバーって。
なんつうんだろう写真がいっぱいって言うと。
でっかい写真がまあ見開き1ページにあって。
いろんなものがねガーって散ればめられてるね写真の。
で下になんかミッションみたいでこれを探してみようみたいな文章が書いてあって、
それで指定されたものをその写真の中から探していくみたいな。
まあそういう本ですと。
まあさっきも言ってたけどウォーリーを探すにもちょっと近い。
あれはもうウォーリーっていう人とか。
あれ写真じゃなくてこうイラストがバーってあって、
いっぱい人とかなんか動物とか竜とかいる中で。
いろんな世界観にねウォーリーがいてね。
ウォーリーがいるんだよねどっかにね。
それ探せっていうやつだよね。
っていう感じのミッケもその写真の中からものを探していくっていう本になっていますと。
でミッケはこちらあの日本の、もともと日本の本ではなくてアメリカの。
そうなの。
アメリカが本国というかアメリカの方で先に出版されてますと。
で向こうのタイトルはアイスパイっていうタイトル。
アイスパイ。
アイはアイマイミーマインのアイ。
私。
でスパイっていうのは動詞で見つけ出すっていう。
あ、動詞なんだね。
あの重宝院の名詞だけどあれを動詞として使うと見つけ出すっていう意味。
私を見つけ出すよと。
っていうアイスパイっていうタイトルで1992年に出版されてますとアメリカで。
で日本でも同じく1992年に小学館から観光が開始されていますと。
でミッケ自体は全8館が発売されてますと。
でその全8館以外にも今まだシリーズ続いてまして。
続編みたいなのがありまして。
全8館プラス続編。
はい。
なんかいっぱい持ってきた怖っ。
今はですねチャレンジミッケっていう。
あらあらなんか可愛いわね。
ものが売られていまして。
こちらが今続編になっています。
子供も大人も遊べるかくれんぼ絵本。
そうなんですよ。
Can you see what I seeって書いてある。
ミッケ。
日本だとミッケとチャレンジミッケっていう名前になってるんだけど。
現代だとミッケの方はアイスパイで。
チャレンジミッケの方はCan you see what I seeっていう。
名前に変わってる。
それがタイトルなんだね。
そうそうこれがタイトルなんですよ。
ていうかポケット版があるんだねまずね。
今ツダが持ってきてるんですけど。
ちっちゃいミッケが。
ポケット版も出てるんですね。
ミッケってさ小さい頃読んでたのもっとでかかったと思う。
めっちゃでかかっためっちゃでかかった。
なんていうのかなサイズ。
2センチくらい。
あのサイズなんなんだろうね。
ウォーリーを探せと同じサイズ。
結構大きめだと思うんですけど。
ちょっと大きめのやつ買ったら家に置けないからね。
ちっちゃいの欲しいなと思ったらポケット版っていうのが今売ってるんですよ。
で今俺の手元にあるミッケもチャレンジミッケも両方ポケット版です。
というところでこんな感じでいろいろシリーズが出てまして。
このチャレンジミッケはミッケが出た後に発売開始されて今2025年現在で12巻まで出てます。
あとは他にも幼児向けのシリーズ。
ちっちゃなミッケっていうシリーズとか。
あとは番外編が結構いくつかあるんだけど。
今回はメインシリーズのミッケとチャレンジミッケについてメインで話していこうかなと思っています。
ミッケはですね、文章。
これを探してくださいみたいな文章書いてあったと思うんだけど。
それの制作をジーン・マルゾーロさんという方。
写真をウォルター・ウィックさんという方が担当しています。
これが最初に発売された無印ミッケってこの場では言うんだけど最初のミッケの方。
その続編のチャレンジミッケの方は文章も写真も。
写真もさっきもちょっと出てきた最初のミッケで写真を担当してたウォルター・ウィックさんが文章も写真も担当してます。
このウォルター・ウィックさんに関しては後ほど詳しく話すんだけど。
もう一人ミッケを日本で出版するにあたって翻訳をしてる人がいますと。
実はその翻訳をしてる方すごい有名な方なんですよ。
誰かわかりますか。
全然知ってるそれは。
ああそうなんだ。
伊藤重哲さんでしょ。
知ってるんだ。
知ってたんだね。
伊藤重哲さんを知ってたから。
逆に海外だっけって言うと日本のイメージが逆にある。
なるほどね。
伊藤重哲さんが作ったのかなぐらいの感じだった。
小さい時全然意識してなくてさ。
大人になって知って伊藤さんこれもやっとるんかいってなった。
逆になんで俺そんな意識してたんだろう。
すごいよね。
俺オタクだったから。
伊藤重哲さんほらマザー。
ゲームのね。
ゲーム好きだったから。
マザーが有名じゃない。
あの辺から名前を知ってて。
あとまあ親?お母さんとか言ってたのかな。
俺いつ意識したのか覚えてないけど。
でも知ってはいた。
なんか有名な人がやってんだよみたいなのを聞いて。
へーって思って。
多分後々はマザーとかの人かみたいな。
そうだよね。いろいろ。
いろいろやってる人だみたいな。
あとはサツキとメイのお父さん。
あーそうだそうだそうだそうだ。
声ね。
トトロのお父さん。
トトロのお父さん。
トトロのお父さんじゃないよ。
トトロのサツキとメイのね。
お父さんの。
そうだそうだそうだ。
やってたね。
あとは沢田賢治さんの時代の歌詞を作詞に。
あー時代の歌詞もそうか。
されてたりとか。
あとはほぼ日手帳だっけな。
あーそうそう。
ほぼ日手帳。
ウェブで。
ほぼ日?
ほぼ日?
ウェブで連載。
連載というかウェブページ持ってますよね。
まあまあいろんな意味で有名だよね。
伊藤石瀬里さんが翻訳をやってますと。
でこれは無印ミッケもチャレンジミッケも両方ですね。
そっかそっか翻訳だったか。
そうそうそう。なんですよ。
ではここからは先ほどもチラッと出てきたミッケのジオラマの作成とか写真の撮影とかをしているボルターウィッグさんについて話していこうと思っています。
ミッケの制作ほぼほぼこの方が特にチャレンジミッケの方はこのボルターウィッグさんがほぼほぼやっているという感じなんですけれども。
ボルターウィッグさんはですねアメリカのコネチカット州出身。
コネチカット。
はい。1953年生まれの現在72歳でございますと。
あらあら。なるほど。
元々はフリーのカメラマンとしてニュースウィークとかディスカバーとかっていういろんな雑誌300を超える雑誌や本の表紙を手がけていたというところでフリーのカメラマン出身で。
1992年からはこのアイスパイミッケのシリーズを手がけていますと。
このボルターウィッグさんという方が得意としていた写真があるんですけど。
写真はい。
どういう写真かっていうと作詞、いわゆる目の錯覚。
作詞ね。
作戦考える人の方じゃなくて。
作詞とかじゃなく曲の歌詞考える人でもなく。
でもなく。
作。
創作の作に視力の視。
作詞ね。
その目の錯覚を使ったような写真だったり。
はいはい。
このみっけに使われている写真っていうのが本当にウォルターウィッグさんの色がすごく出ている写真が多いわけでございます。
なるほど。
ウォルターウィッグさんはこのみっけの写真にかなりこだわっていて、最初の頃はさっき見てもらった一貫の写真みたいな身の回りにある日用品とかおもちゃとかっていうのを使った写真が多かったんだけど、
シリーズ重ねていくとだんだん自作したものとかジオラマが増えていくんだよね。
例えば見てもらえると分かるんだけど、これはみっけの6巻ですね。
懐かしい懐かしい懐かしい。たぶん持ってたこれ。
懐かしい。
ゴーストハウスみっけ6。怖いけど面白いかくれんぼ絵本とおっしゃってますね。
これはホラーがテーマ。
ああはいはい。確かに1巻ね、白背景にものいっぱいとかが多いけど、6巻にもなるとジオラマか。
そうか。ドールハウスとかを使ってジオラマを作って。
すげえ怖いな。めっちゃ怖いな。
あとは7巻の宝島とかもジオラマ。
懐かしい。これもたぶん持ってる。宝島もね開くと。
宝探しがテーマ。
わくわくするねこれいいね。最初は普通の家から始まって、冒険していくんだろうねきっと車がいっぱい並んでるところから、
いい見方ですね。
お店のショーウィンドウにいっぱい商品が並んでるみたいなのがあって、地図だね。地図行って港行って海行ってみたいなね。
はいはい。
なるほどなるほど確かに。これいいね。いいっすねこれ。俺これ好きだわ。宝島編好きだわ。
ああこのボロボロの木造の物置みたいなところにいっぱいランプとか車輪とかその冒険に使えそうなものが放置されてるみたいな工具、錆びた工具とか。これわくわくするね。
そういうのも本当にそのウォルターウィッグさんがスタジオ持ってるんだけどそのスタジオで全部作成してる。
写真って考えたらすごいなこれ。
すごいでしょ。
エドカなのかと思ったけどこれ写真か。
実写なんすよ。
全部作ってんのかこれ。
実写っていうかジオラマとか作ってそれを写真で撮影してるっていう。
質感もやっぱ絵っぽいんだよな。これ多分この人の特色なんだろうな。色調整とか撮り方とかすごいあれしんだろうね。
あ、本当だ。後書き書いてある。ジオラマ作ってるみたいなこと書いてある。こんなの見てなかった小学生だけ。ジオラマ作りしてますみたいな。後書きなんか読んでなかった。
読んでないよね。本当に探して終わりだったよね。こんな感じで本当にかなりこだわりを持ってウォルターウィッグさんはこのミッケを作っていますと。
でこのミッケなんですけど、今はもうウォルターウィッグさんの持ってるスタジオで作られてるんですけど、だいたいミッケの本1冊作るのに6人ぐらいスタッフがいるんですけど、その6人ぐらいで1年間ぐらいかけて作ってるらしいと。
6人で1年。
で、自分たちで作ってるから細かい部分まで遊び心を入れたりとか細かい部分まで綺麗なものを作ったりとかっていうのができる。
そんな少人数でやってるんだね。すごいな。
でですね、このミッケでウォルターウィッグさんがこだわっている部分がまだあるんですけど、またミッケの1巻を見てもらいたいんですけど、ちょっとパラパラと見てもらってどういうこだわりがあるかっていうところを当ててもらえると。
マジで?ちょっとじゃあめくっていくよ。
全体としてどういうものを使ってるかって観点かな。
見ますよ。アイスパイミッケ。いつまでも遊べるかくれんぼ絵本。ペラッとめくりますと。
マジでいつまでも遊べるからな。
えー。目次。この本全部がかくれんぼ。ページをめくって探してね。お目目を開けば心を開く。リズムに乗って。さあ、ミッケって書いてある。
それはね、糸井さんの仕事だから。
ああ、これいつの仕事。あ、もう書けない。
糸井さんもね、そのリズム感とか結構気にして翻訳してるらしいんだけどね。
なるほどね。さあ、ミッケ言うて。
結構写真の方で見てもらえると。
はい。じゃあ開きましたよ。4ページ。もういいかい?うさぎはどこだ。今が全部で11と。
そこ文の方。すぐ文読む。写真見ろって言ってんの。写真を見ろって。
写真を見ろって。
写真見てる、見てる、見る、見るって。まあまあまあ、積み木がバーっていっぱい。
まあ、その1枚の写真じゃなくて全体通してって感じかな。
まあ、数字だって。いろいろ説明しないと聞いてる人わかんないじゃん。
積み木、車のジオラマ、車とか怪獣のおもちゃとかが積み木の上にいっぱい並んでますね。
なんて言えばいいんだこれ。怖いんだけど。
何?
ピエロの人形みたいなのと、羊の人形みたいなの、トランプとかが並んでますね、次のページが。また次。
で、次はこれさっき見たやつだ。
工具とか。
工具がいっぱい並んでるやつだね。また次開くと、砂場の上にアルファベットとかサングラスとかバケツとか昼のおもちゃとかがいっぱい浮いてますね。サンダルとか。
次また開くと、白地の上にこれなんだ。動物、恐竜、絵の具、筆。
で、次開くと、壁に写真がいっぱい貼ってある。
で、また開くと、白地の。説明しづらいな。仮面とかサングラスとか。
で、また次開いて、今度は松ぼっくりとかが置いてあるね、今度は。
で、次最後。最後じゃない。最後って言っちゃった。全然最後じゃないわ。まだまだあるわ。棚。
別に全部読む必要はないんだけど。
まあいっぱいありますね。こだわりがあると。ありそうだけどいっぱい。いっぱいありそうだけど。
まあそうだね。いっぱいあると思うんですけど、使っているものについてかな。ものに着目してもらえると。
動物いっぱいいるね。
動物はいっぱいいるね。
とにかく動物いっぱいいるね。それは印象あるわ。
確かにそれも一つかもしれない。
なんだろうな。動物いっぱいあるし。こだわり?こだわり?なんだろうね。え、なんだろう。分かんない分かんない。全然分かんないわ。
気分ですか?
なんか白黒白黒っていう順番で。それで本の編集のほう出たから写真関係ないか。
まあでもそういうのもあるかもしれないよね。飽きさせない。
でも白2階並んだから関係ないかも。中外中外。いやそれでもないな。
答えを言っちゃうと、使ってるものに関して、おもちゃがいっぱい出てくると思うんですけど。
そうね、おもちゃ。
ボルタウィッグさんのこだわりとして、モダンでファッショナブルなおもちゃは使わないっていうことを言ってて。
ああ、なるほど。確かにレトロだね。怪獣のおもちゃとかもいつ載ってる。
なんつーんだろうな、昔懐かしいというか、ちょっとボロボロの。
今っぽいおもちゃっていうのがないんですよ。
そうね、確かに。なんかY2Kって感じでもないか。もっと前か。
もっと前。
昭和レトロって感じか。
で、なんでそういうことしてるかっていうと、そういうのを使うと2年か3年で飽きられてしまうというふうにボルタウィッグさん言ってて。
逆に生き残り続けてる昔のおもちゃを使うことで、ミッゲ自体に永続性みたいなものが生まれるんじゃないかっていうふうにインタビューで答えてます。
確かにこのアヒルのやつとかもめっちゃ昔って感じだもんね。
あとはそれを受けて俺が気づいたところで言うと、おもちゃに限らず最新のゲーム機みたいなのもないし、ガジェットみたいなのもない。
携帯とかもないし。
剣玉とか、ボールとか、車のミニカーとかばっかだね、確かに。
これも多分同じ理由だと思うんだよね。
確かにそうか。
今も見てもらって、それを踏まえた上で見ると、さっきも言ってたレトロ感というか、アンティーク的な感じというか。
確かに面白いね。
感じる。もう92年に出たものだけど、古臭さ、嫌な古臭さを感じないというか。
オシャレだなっていうか、壁に飾りたいもんな、この写真普通に。
でしょ。そうなんですよ。古い感じがしたとしても、すごい良い古さみたいなものを感じるようになっていると。
実際今、出版から約30年ぐらい経ってますね。92年だから30年ちょっとか経ってるけど、本当に今見ても良いなって思える、そういった写真になっているということでございます。
ということで、ここまでウォルターウィッグさんのこだわりを知ったところで、冒頭にもちょっと話しました。みんな、このミッケの30%しか楽しめてませんよっていう話になります。
人体のみたいな、北都心圏の使いし者は100%出せるみたいな話みたいになってるけど。
まず最初にですね、皆さんですね、このミッケの中のさっき笹子もちょっと読んでた、文章の中に書いてあるものばかり探していませんかっていう話。
まあ確かにだって探せって書いてあんだもん。何とかどこかなみたいなこと書いてあんだもん。
それがまず一番ポピュラーというか、メインの楽しみ方ではあるんですけど、この本当に文に書かれているもの以外にも本当にいろんなものが隠れてるんですよ。
例えばですね、この無印ミッケなんですけど、7巻、宝島、笹子が好きっていう。
宝島、いいね、ちょっとかなり好きそれ。
例えば4ページ、5ページですね。最初の写真。これ問題には書かれてないんだけど、例えばこの茶色い建物のジオラマがあるんですけど、
冒険の始まりだ。
すぐ文章読むなって。
いやだから読まないとわかんないよ。
そこ関係ないから。
茶色い建物があると思うんですけど、その建物の壁、見ていただくとパッと見だと普通にレンガの壁に窓みたいなのがあるだけに見えるんだけど、その壁の上の方を見てもらうとヘアピンが隠れてたりとか。
ヘアピン?これだね、この建物だよね。
その建物。
建物の?
ここ。
あーここか。
屋根のヘリのところ?
壁の模様みたいなところにヘアピンが隠れていたり、あとは黄色い建物かな。
その左の黄色い。
これも屋根のすぐ下のところくらい見てもらうとボートのオールとかが隠れてたりとかするんですよ。
これはもう全然問題文には全く書かれてないと。
笹子がすぐ読む問題文には。
じゃあ見つけよう。
一切書かれてない。
カツの落とし子。アイスクリームは見つかった?
出た出た出た。すぐ、すぐみんなそこの場。
ハサミいるか?画鋲難しいぞ。スプーンもなかなか見つけにくい。
犬とハンガー。犬とハンガーを見つけて、ハンガーは俺見つけてたわ今。
書いてないけどこんなところにもこんなものが隠されてるんだみたいな発見があるんですよ。
みっけっつって。
そうか。
みっけっつってね。
みっけっつって。
まさにね名前がねっていうね。
そこがまたすごい楽しいと。でこれを応用してですね。
応用して。
お友達とかに問題として出すみたいな遊び方もできると。
で逆に友達に問題出してもらって自分が探すみたいな。
なるほど。
そういう遊びもできるわけですね。
これどこにこれがあるんですよと。
そうそうそう。これはあのみっけの一巻の後ろにもね書いてある遊び方でですね。
お友達とみっけをやろう。この本にはまだまだいろんなものが隠されているよ。
友達と問題を出し合ってみっけをやろうという風に書かれているわけでございますと。
こういった自分だけの発見をしてそれを人と共有するみたいな。
なるほど。
そういうコミュニケーションを伴う遊び方も。
君だけの最強のみっけを。
みっけ自体はみんな一緒なんだよね。
バトルするんだ。お前はこれを見つけられたかな。
でもそういう遊び方もできるってことですよ。
まだまだあります。じゃあ一旦それを回収します。
宝島いいな。
持たせるとすぐ遊ぼうとするからね。でも遊びたくなるでしょこれ。
宝島いい。宝島ガチでいい。宝島ちょっといい。
めっちゃハマってるじゃん。
今すぐアンチャーテッドやりたい。やりたくなってきた。
冒険。
冒険したくなってきた。
次の遊び方はチャレンジみっけのシリーズになってから取り入れられたものなんですけれども、
シーモアっていう。
コミックシーモア。
じゃない。そういえばそれまた関係なくて。
コミックシーモアじゃなくて。
じゃなくて、シーモアっていうキャラクターがいまして、ウォルターウィッグさんがオリジナルで作ったキャラクターなんですけど、
チャレンジみっけの表紙、皆さんもググったら表紙は出てくると思うんですけど、この表紙に黄色と赤で作られた人型の人形みたいなのがいるのわかりますかね。
どれ?ちょっと待って。黄色と、こいつか?このこいつ?
うん。
なんかそうか、おもちゃみたいな。黄色。説明むずいなこれ。
なんなら皆さんシーモアみっけで検索したらすぐ出てくると思うんですけど。
黄色い頭にメンタルマンガッターついてて、赤いボディ。
本当におもちゃの人形。
なんかおもちゃって感じだね。普通にキャラって言うか写真の中のおもちゃな感じするね。
なんですけど、これがウォルタウィックさんオリジナルのキャラクターでですね。
シーモア。
実はこのシーモア、チャレンジみっけの写真全てに隠れてるっていう。
オーリー・オサガセションじゃん。オーリー的なポジね。いわゆる。
で、そのシーモア、この一巻の表紙の人形の形だけじゃなくて、イラストとかだったりとかいろんな形で隠れてるんですよ。
例えばチャレンジみっけの一巻ってなんか設計図みたいなページあったかな。
ちょっと待って、設計図みたいなページ。
別の巻だ。
ピッピッピー、ピッピー、設計図。
あ、これか。
あ、それかも。そうですね、そのページにシーモアが隠れてます。
なんだって。
探してみてください。
えー。あ、いた。すぐ見つけた。ここじゃね?
結構見えつきやすい。
そうそうそう。設計図の中に書かれてます。
中にイラストとしてシーモアが隠れてたりとか。いろんな形でシーモアが出てくるんですよ。
なるほどね。
素材も違うし、あともう本当にイラストだったりとか、あとはもう形だけみたいな場合もあるし。
あ、なるほど。1ページ目にもいたぞ。
そう。全部の写真にシーモアが隠れていて、これをチャレンジみっけ全体を通して楽しめるような構造になっているわけでございます。
なるほど。どこだ2ページ目。どこだ。あ、いたいた。
あーなるほど。
早い早いね。
いいぞいいぞ。3ページ目。
全部探そうとしてる?はい、ちょっといったね。ストップでございます。
あーちょっと待って。まだ3個目が。
まだまだね、みっけ楽しめるポイントがありますので。
はい。
続いての楽しめるポイント。まずこのみっけですね、写真がいっぱいそれぞれの間に載ってると思うんですけれども。
載ってますかな。
このみっけ、ただ写真が各ページに独立してバラバラに存在しているわけではないんですよ。
さっき宝島パラパラ見てもらった通りですね、このみっけ、一つの本で一つのストーリーみたいな感じにもなってるわけですね。さっき言ってた通り宝島は。
宝島はよかった。
冒険みたいな感じ。
ガチでよかった。
もっといいやつあるから。ちょっと後で紹介するんですけど。もっといいやつあるから。
もっといいとか言っちゃっていいの?俺の宝島を目指す気持ちに勝てると思ってる?本当にそれ。
勝てる勝てる。
本当に?もっといいやつあるの?
ロマンがあるやつが持ってるから。
本当かよ。
これみっけね、サブタイトルがそれぞれついてるんですよ。7巻だったらさっきの宝島とか。チャレンジみっけの1巻だったらおもちゃ箱とか。それぞれのテーマに沿った写真があるんですけど、それぞれにストーリーがあると。
例えばですね、さっきもちょっと見てもらった無印みっけの6巻。ゴーストハウス。これもストーリーがあります。このゴーストハウスですね、作るときの秘話というか、これができるきっかけになった話がちょっと余談として先に紹介しておくと、みっけのファンの子供たちがいっぱいいるんですけれども、その子供たちからウォルターウィッグさんのところに怖いみっけを作ってほしいという手紙が届きまして。
それで作られたのがこのゴーストハウス。
みっけゴーストハウス、怖いけど面白いかくれんぼ絵本。
そう。
はいはい。
なんですよ。で、このみっけゴーストハウスを例にちょっとストーリーを話していくとですね。
この本自体は、表紙にもあるような丘の上に立つ幽霊屋敷を探検しながら隠れているものを探し出すっていうテーマなんですけれども。
まず最初の写真が。
最初の写真が。
こちらですね。
門ですね。
門ですね。
門でございます。
門があります。
驚々しいボロボロの石柱の間に金属のいろんな模様の錆びた鉄の門がありますわね。
あります。で、次のページに行くと。
庭というか。
そうですね。
庭だね。建物の手前にいろんな枯れた木とかが植えられて。
で、真ん中には表紙にもなっている建物。
建物がありますわね。
古い洋館みたいなものがそびえ立っています。
そうですね。かなりボロボロの見た目。
ボロボロを見た目。
洋館がありますね。
洋館があります。
洋館に入ります。
さあ次のページ。
次のページは洋館に入ってきます。
ロビーですね。
エントランス部分というかね、階段があったりとか部屋の入り口があったりとか。
ちょっと開いてますわね。
あら怖い。
っていうページがありますと。
こんな感じでいろんな部屋を。
暖炉の部屋だ。暖炉が高校と思えてますわ。
いろんな部屋を巡っていくわけですね。本棚がある部屋とか。
本棚の部屋だ。すごい。めっちゃホラーゲーム。
あとはなんかいろんな古びたものが置いてある部屋。
うわ怖っ。棚の上に人形の首みたいなのが置いてあるとか。
これ動くあれでしょ。振り向いたらガシャーンとかいって落ちるんだろ。
ビビらせやがって。
次のページはお墓ですね。庭ですねこれは。
めっちゃ敵いるでしょ。こんなとこ。
ゲーム能すぎるだろ。
絶対敵出てくるよ。最初出てこないんだけど帰りとかに出てくる。
次は怪しい実験室みたいなね。
ボス出んじゃん。パイラントみたいなやつ出んだろ。出てくんだろお前。
研究の末生まれた化け物みたいなやつ。
鉄のカプセルみたいにブシャーって出てくるだろ絶対。
次はもうお化け。
出てきてんじゃん。
ボスですねこれ。
ボスじゃん完全に。何を見つけんだよ。
ボスの体の中にいろいろあんのか。
いろんな物で構成されてるんですねお化けが。
白い煙みたいなの。体の中に歯車とかいっぱいあるわ。
次が庭ですね。噴水があったりとか。
動くのかこれ。この横の草でできた亀みたいなやつと。
草でできた白鳥みたいなやつが。
っていうのがありますと。こういう感じで古びた洋館の中とか外を探検して回るような話なんですけれども。
最後の方ですね。最後から二つ目の写真がこちらになります。
なんか雰囲気が変わりませんでした?
急になんかその後みたいな雰囲気に。
なんかファンシーな部屋の窓みたいな。
どういう流れ?ちょっと待って。一個前が。
なんかなんだ。また文章読むけど。噴水のとこが勇気を出してなんだけどさ。
開いてエンディングみたいなこの写真。絶好調だねって書いてある。
絶好調って何てこと?なんだなんだ。
部屋っぽい。これなんかホラーじゃないね。部屋だね。自分の部屋って感じだね。
ベッドがあってぬいぐるみが置いてあってみたいな。
外の。夜じゃなくて朝焼けみたいな。
そうなんですよ。じゃあそこまで見たら次のページ向いてください。
明るくなったよ。
そう。
なんかなんつーの。部屋の。
子供部屋みたいな。
子供部屋トイストーリーみたいな。棚の上に人形があったりとか、
壁になんかクレヨンで描いた絵があって、
なんかおしゃれな建物のドールハウスみたいなところがありますね。
これを見てストーリーが浮かぶわけですね。
なるほどねー。
こうやって見るとホラーゲームのモチーフって大体決まってるんだなって気がするね。
バイオハザード過ぎるもんだって。どっちが先なんだろうな。
ホラーが先かさすがに。
ホラー全体とバイオハザードどっちが先かって話?
それはホラーでしょ。
ホラーだよね。いやそう、バイオハザード過ぎるだろうって言ったけどさ、このロビー、暖炉、柱時計、墓、噴水みたいな全部出てくるなと思って。
だってゾンビっていう存在自体がホラーが先にあるわけですから。
めっちゃロメロ以前以降みたいなのあるもんね。
そうだよね。なるほどね。
ただ俺が今話したストーリーっていうのは別に本の中で明言されてるわけじゃないんですよ。
うん、全くされてないね。別に普通に見つけようしか言ってないもんね、本自体は。
だから人それぞれいろんなストーリーが想像できるわけですよ。それがまた楽しいわけですね。
書いてんじゃんこれ。お話を作ってみようって。
そうそうそうそう。
後書きというか、おまけみたいな。
そうなんですよ。
おまけ、いろいろ書くれんぼ。怖いお話作ってみよう。この本にお話をつけてみない?
へー。
ほう。
ほう。
はい。
はい。っていうのがミッケの楽しいポイントでございます。
なるほど。
そしてね、最後にもう一個楽しめるポイントを。
ちょっと待って、裏話も書いてんじゃんこれちゃんと。
裏話も書いてあるよ。
後書きに。
さっき俺が言ってたやつかな、確か。
木はブルーベリーの木の枝でできています。とか。
うん。
そうそうね、怖いミッケ作ってという行為でしたって書いてますね。
アイディアを出し合って作ることにしましたっつって。
ちゃんとそのゴーストハウスはピクトリー時代のドールハウスに手を加えて作られました。
うん。
お墓の地の不気味な木はブルーベリーの木の枝でできています。とか。
その取り方のおまけみたいなのも書いてあっていいですね。
はい。
はい。ということでストーリーが楽しめますというところと。
そして最後に。
最後に。
まあこれも途中でちょっと出てきたんだけど。
最大にして最後の楽しいポイント。
もう写真として良すぎるっていう話。
ああ、普通にね。
もう本当に。
はいはい。
見て、まだあるから。
アイプ来た、飲んだ。
チャレンジミッケもね、ホラーっぽいのがあるんですよ。
あ、ほんとだ。
怖い夜。
怖い夜。チャレンジミッケ6、怖い夜。
おお。
月が。
開きますよ、あれは。
おお、なんか壮大になってる。
街の写真とかすごい。
壮大になってる。
これちょっとジオラマ作るの大変すぎない?これ。
めっちゃ大変だった。
もうだってさ、さっきのやつはさ、怖い家1個だったけどさ、もうなんか丘からその街を眺めて、その街の奥に城があって月夜が後ろにあって、その周りに鳥が飛んでるみたいな写真。
よく撮ったね、こんなん。どうやって作ったのこれ。
まあチャレンジミッケになると若干そのデジタル処理みたいな加工は入れてるっぽいんだけど。
そうだね、鳥とか無理だよね、浮いてるし。
でも無印ミッケの頃はもうほぼほぼ完全実写。
まあさっきの鏡みたいなちょっとした加工はあるっぽいけど。
チャレンジミッケになるとちょっとより加工が強くなってる部分もあるのかな。
なるほどね、街になってる、すごい。へえ。
この怖い夜もストーリーがあって、なんかなんだっけな、元ネタがあって。
今回のミッケは暗い暗い森の中にという昔話を元にして作りました。
そう、その昔話があるんですよ。
そうなんですね。すごいですね、ウォルト・ウィッグさん。
すごい構成まで考えられて。
最初にストーリーボードみたいなのを作ってから、実際のジオラマ作りに取り掛かるみたいな話もインタビューでされてましたね。
もともとのお話はまだ魔法や伝説が生きていた頃のものですから、君たちが普段見ているものと違ってちょっと怖そうだなと思うかもしれません。
でもよくよく見れば大丈夫。大抵のものは思っていたほど怖いものじゃないからねっていうこのメッセージなんかいいね。
子供に向けたそのなんか、世界へのなんかあれな気が感じするね。
大抵のものは思っていたほど怖いものじゃないからねだって。
やっぱウォルト・ウィッグさん、子供の視点とかっていうのもかなり大事にされていて。
確かにね、思っていたほど怖いものじゃないよね、いろんなものって。
いいですね。いいじゃない。楽しそう。作るの楽しそうだよね。
作るの楽しそうだよね。
なんか生き生きしてるよ、文章。まあまあ糸井さんの翻訳ではあるけど、なんか生き生きしてるよな。
この怖い夜の元ネタになった話がルース・ブラウンっていう人が書いたダーク・ダーク・テールっていう海外の昔話が元になってるらしいですね。
まあさっきも笹子ちょっと言ってたけど、子供の頃はもう本当に見つけることに必死で。
ミッションゲームだった。はい見つけました、はい終わり、次次。
それだけじゃなくて、本当に改めて見て写真が良すぎるっていう。
この美しさもあるし、精密さ細かさもあるし、何より遊び心に溢れてるっていう。
この美しさと遊び心の両立がもう他の探しもない本との最大の違いですと。
あと実写の良さね。っていうところが他のとの大きな違いでございますと。
まあ子供の時もね、それこそ自覚はしてなかったけど、でもなんか他の本よりも俺魅力を感じてたんだよねミッケに。
ウォーリーを探せよりも俺はミッケ派だった。
それなんでかなっていうのは全く分かってないんだけど、今思ってみるとやっぱその写真の美しさとかっていうところに惹かれてたのかなっていう。
実際ミッケって俺の小学校だけかもしれないけど、めちゃめちゃ借りられてて全然借りれなかったの。順番回ってこんのよ。
だからやっぱ子供心にも自覚はしてないけどなんとなく魅力みたいなのはみんな感じてたのかなっていうのは今思うんだよね。無意識的にかもしれないんだけど。
俺ウォーリー好きだったのがさ、俺物語中だからさ、ゲームとかもシナリオが好きでやってるからさ、やり込みとかなんかやってるんだけど、それはおまけというか。
ウォーリーって結構ウォーリーがいろんな世界を冒険するからね、ウォーリー好きだったんだけど、今ミッケ改めて見るとさ、
物語性ね。
あるじゃんっていう。
ちゃんとあるっていう。
当時はあれがいっぱいあって、見つけるだけみたいな印象だったけど、今見るとかなり物語性があって面白いなって思った。
実際そうなんですよ。ということで、最後のポイントはもうシンプルに写真がいいっていう。写真を眺めるだけでも楽しめる。本当にこれ飾ってあってもさ、オシャレじゃない?
いい、普通にさっきの上っぽでもらえる宝島が良かったですわ、私は。宝島いいっすね。
宝島いいっすね、これ。
ということでね、まだまだミッケみなさん遊び尽くせてませんよっていうお話をしておりました。
いいっすね。
最後にですね。
これ飾りたいよね。
その写真ね、いろんな雑貨とかが置いてある。
最後にですね、俺の好きなミッケ2冊を紹介して終わろうと思うんですけれども。
君のフェイバリットミッケ。
ストーリー部門とビジュアル部門で2冊あります。
部門が勝手に設立されて、勝手に選出されたんだ。
まず、ビジュアル部門第一。
ビジュアル部門、なんだい。
これがですね、この無印ミッケ5巻、ファンタジーという1冊でございます。
これ多分読んでると思うな。
読んでると思う。
無印はね、全部読んでんだよ、多分俺。なんとなく今見た感じ。
表紙からいいんですよ、これ。
表紙、雲。
青空に浮かぶ色々な形の雲と、その雲と同じ城でできてるおもちゃがたくさんある絵なんですけれども。
楽しそう。この表紙からもう既に楽しそう。
ビジュアル部門、1ページ目。
ドゥドゥン。
積木の王国ですね。
王国ですね。車が渋滞してますね。
なんかすごい車がいっぱい走ってますわ、積木の上を。
次は森の中ですね。
森の中ですね。
美しい。美しい。
美しいですね。鹿があっちを見ているよ。うさぎもあっちを見ているよ。
カエルが釣りをしている。
カエルがなんか素振りしてる。
色んなカエルがいる。
色んなカエルがいる。
はいはいはい。で次、雲の上に天使が。
これは表紙と同じ感じだね。
雲の上になんか色んな気球もあるし、雲と雲の間にハシゴが掛かってて、天使みたいなのがいたりしますね。
アヒルがいたりしますね。
次は。
なんだこれは。
おもちゃがいっぱいあるよ。
いっぱい踊っているよ、おもちゃが。
ポップな感じになってますね。
浮いてるっていうね、おもちゃいっぱい。
カラフルなおもちゃがカラフルな部屋で踊っているというか、すごい浮いているというか、弾けているというかって感じですね。
次のページ。
おー、近未来ロケット。
このページが俺一番好き。
夕日の中、なんか銀でできた基地みたいな。
多分宇宙基地なんでしょうけど。
ロケットあるもんね。
これが全部キッチン用品でできてるんですよ。
おー、そうなの。
紙とか。
ほんとだ。
このアンテナみたいなのも、ザルというか銀の鉄でできたザルみたいなやつとか、ボールとかで作られてますよね。
これが本当に素晴らしい。
全体として美しいし、宇宙基地っていうのはわかるんだけど、細かく見ていくと、全部キッチン用品っていう統一感がある。
調味料入れとかもあるし。
このレバー、火つけるさ。
ガチャン!
あそこでできてるね。
コンロのね、回すやつね。
できてたりとか、本当に鍋の蓋みたいな感じだ、これとかも。
キッチン用品だけでこんな表現できるんだ。
すごいね。
ロケットに乗りたいなって書いてある。
ここが本当に素晴らしい。
これ最高のページですね。
アイスクリームをすくうスプーン。
なるほどね。
次をめくると。
ビーズとかかな?
なんだこれは。
出てきた。
鳥だ。
夜の空か。
星か。
この周りのいっぱいビーズが並んでるのは。
なるほどね。
次はお城だ。
砂のお城ですね。
兵隊が戦ってる。
砂のお城の周りで。
いろんなファンタジーがあるんだね、この回は。
あら、なんか踊ってるわ、女の子が。
バレリーナの。
バレリーナみたいなやつもね。
鏡の中でスポットライトに照らされて踊ってる。
これオシャレだね。
ステージじゃなくて、ステージの裏?
裏、肩と裏、肩なんつうの?
なるほど。
そして続いてですね、ストーリー部門。
1。
チャレンジミッケーの7巻、パイレーツ。
出たもう。
これが俺がさっき言ってた宝島よりいいやつって言ってたやつ。
ちょっと見せてよ。
チャレンジミッケー7、パイレーツ。
宝の地図みたいなのがめくるとすぐ書いてあるんですけど。
バウンディフル号の遭難って書いてあるわ。
バウンディフル号っていうのがその拍子の快速船ですね。
なるほどね。
まず1枚。
バウンディフル号のコイン。
金色のコインが真ん中に大きくあって、そこの真ん中に快速船みたいなのが描かれていると。
コインから始まるんだ、物語は。
で、金色のカップ。
次のページはコインもいっぱいあるし、いろんな金色の財宝が。
財宝だ、ザ財宝だね、ペンダントみたいなもの。ペンダント?なんだ、ブローチみたいなやつとか。
ネックレスとか。
ネックレスとか。
で、その中にさっきのページのコインもありますよ。
で、次のページ行くと、さらにズームアウトして、さっきの宝箱が真ん中に。
だんだんズームアウトしていくんだね。
そうなんですよ。
コインの周りにある財宝、その後、宝箱と、宝箱、これはなんだ、周りに。
さっきの財宝が宝箱の中にあって、周りが海の中みたいな。
沈んだ樽みたいな、海っぽいね、青黒いという宝箱の外側が。
で、次をめくると。
さらにズームアウトして、船の壁、壁に穴が開いていて。
そう、ボロボロになった船の壁が抜けてて。
そこに宝がいっぱいあって、さっきの宝箱もあるし、カメとか魚が泳いでいる、ナンパ船の中にはって書いてある。
沈んでから時間が経ってるんでしょうね。
さらにズームアウトして、海の底。
そうですね。
もう完全に船の全容が見えてますね。
破壊された船の部品とかが周りに落ちてて、魚が泳いでてっていう海。
もう財宝は海に海賊船と一緒に沈んじゃったのかなみたいな感じ。
かと思いきや次のページ行くと、なんとその船はボトルシップでした!
本当だ。さらにズームアウトすると、窓に瓶がいっぱい並んで、その瓶の中にその船があるっていう。
作り物だったんかい!
さらにズームアウトして窓全体が映ってますね。
いろんな瓶がたくさん並んでて、真ん中にさっきのボトルシップ。
さらに次を開くと、おう!店だ!
雑貨屋さんだったんですね。
雑貨屋さんのカウンターがあって、いろんなおもちゃや小物が置いてあります。店の全容が見えますね。
さらに次行くと、店の外!
外!外観ですね。
入口、壁、屋根、壁の外にもいろんなおもちゃや小物が置いてあると。
さらにズームアウトしたら街並み!
店の横にもアイスクリームショップがあったりとか、右のサーフショップって書いてるな。
ヤッシの木とかがあるってことから、海の近くの南国。
サーフショップあるからね。
のところなのかなと思って、次をめくると、絵葉書になってるわけです。
絵葉書か。
さっきのお店は海辺のお土産屋さんだったと。
それが外観なんですけど、絵葉書になってこのページに載ってます。
砂場の上にマットみたいなのが敷いてあって、サングラスが落ちてたりする真ん中に絵葉書が置いてある。
その絵葉書の中にはさっきのページの写真が書いてある。
だから主人公は海辺に観光に来た人がそのお土産屋さんで絵葉書買ったのかなみたいな想像もできるわけですね。
そのさらにめくると海辺だ、完全に。
マット敷いてある。で、そのマット敷いてある端っこには波が来ています。
砂浜ですね。
砂浜で海で、砂の城とかが建ててあって、
これで終わりか。最後。
なんですけれども、その。
お、ちょっと待て。
お、気づいた?
海辺の隙間にコインが1枚。
そう、波打ち際にコインが1枚あるんですよ。
そのコインっていうのが。
あの1ページ目の。
1ページ目の。
てかこのボトルシップの中の宝の。
そう。
ということはこのボトルシップはただのボトルシップではなく、もしかしたら実際に存在するナンパ船をモチーフにしたものなのかもしれないというストーリーがあるわけですよ。
なるほど。
文章最後のページに、浜辺に打ち上げられたコインはどこから流れてきたんだろうって書いてあるね。
ね。
おー。
ね、これ。
よくできてるわね。
ね。
あらあらあら。
すごいね。
コインから始まりがね。アンチャーテッドもそうなもんね。
あ、そうなんだ。
フランシス・ストレイクの財宝がね。
どっかに売ってるんですよ。
こういうロマンあふれる一冊。
ちょっと震えたわ。
すごいでしょこれ。
よかった。
ストーリー部門1位。
演出がよかった。だんだんズームアウトしてた。
あ、なんだ。ファンタジーかい。
と思いきやコインがあるっていう。
実は本当だったのかもねみたいな。
じゃあその海の底には冒険が待ってるかもしれないんだ。
そう。
いいでしょ。
いいっすね。
いいでしょ。
これがチャレンジみっけ7巻パイレーツでございます。
いいじゃない。
ということで、ここまでみっけの紹介をしてきましたが。
どうですか。全然みっけのこと分かってなかったでしょ。
いやもうそうね。
当時だって本当に最速でミッションをクリアする本だと思ってたから。
そうだよね。
最速で全巻読んでもういいですっていう。
そうそうそう。
複数人で読んでも、はい俺先に見つけたみたいな。
そうそうそうそう。
はいこことこことこことここをみたいな。
さっきも言ったけどさ、
オーリーを探せが好きなストーリーがあるからって言ったじゃん。
こっちもみっけもあったじゃん。
限界のストーリーを感じられる姿勢と感性が当時なかったから。
俺もそう。
説明してくんないと、ここを冒険してるよとか。
オーリーはさ、オーリーが冒険してるから、
オーリーがいろんな町にいるんだっていうのが分かるけどさ。
みっけはなんかこう、写真がいっぱい並んでるのみたいな。
そうなんですよ。
怪我してたけど、実は物語があるっていうね。
それは今見て確かに大人になって気づいた。
いろんな作品に触れて、いろんな感じする力も得た上で、
あ、そっか、実はあったんだ、ストーリーっていう。
パイレーツ良かったな。
パイレーツ良かったでしょ。
いやもうさっきなんか越えるのがあるからとか言ってて、
いや宝島相当いいぞと思った。
これ本当に越えなかったら、
お前この回の構成どうなるんだと思ってた。
確かに越えてきたね。
ちゃんと越えられますから。
パイレーツ超良かったな。
オシャレだったね。
だんだんコインから始まるのもワクワクするしね。
物語ってコインから始まるからね。
さっきも言ってたね。
だいたいなんか小っちゃいものというか。
これはそんな大したものないね。
いやこれが実はみたいな。
繋がってるんですよみたいな。
偉大な宝にみたいな。
いや良かったね。
今すぐアンチャーテッドやりたい。