1. Thursday - Vocalizing Emotions
  2. Tea Time News and Stories wi..
2023-05-12 1:48:05

Tea Time News and Stories with Mokusei in May


ポッドキャスト『Thursday』の最新エピソードです🎤

ゲストには、吉田憲司さん(Tsumasaki  ⁠www.tsumasaki.jp⁠ )をお迎えしています。吉田さんは『アメリカを巡る旅』『ニュー・ダイエット』『スタジアムの神と悪魔』のブックデザインをてがけてくれました。
いつも楽しさと驚きのあるデザインをありがとうございます。金曜夕方にコーヒー飲みながら、おもむくままに色々話した良い時間でした。

番組前半は、Mokusei Book Club ゆうこさんと引き続きニュースや読んだもの、よもやま話をしております。

▶︎リスナーからのメッセージ/Voices紹介! 熱いメールありがとうございます。

▶︎昨今のニュース
代官山蔦屋書店での若林さん(黒鳥社)、大神さん(SHUKYU Magazine)/『スタジアムの神と悪魔』ちょっと解説、文学、本文中イラスト、ページのリズム、スペイン語・日本語のリズム、手帖のような本/5月14日(Sun)は、阪急洛西口のイベント『Alternative Square』でお会いしましょう!

▶︎最近観たもの読んだもの聴いたもの
乗代雄介『旅する練習』(小説・三島由紀夫賞受賞)/コロナ時代の旅/歴史と記憶/ミズノ、ランバード、モレリア/ジーコのゴール/俯瞰して語られることの多い時代の中の人物造形とリアリティ/万葉集 有間皇子 大伴旅人/オムライス食べたくなる/

▶︎ゲスト 吉田憲司さん(Tsumasaki)
CapとTsumasaki/建築から広告経由エディトリアルデザインへ/「人」と仕事をしている/編集に明るいデザイナー/Cap で一番学んだこと 藤本さんの思考/藤田裕美さんのデザイン/『広告』『The Gentlewoman』『Neutral Colors』/本棚に置いておきたい本を作りたい/本がゆきわたる仕組みを考えたい/誰かのやりたいことを手伝うのが好き/同じ人からのリピートが一番嬉しい/東京都現代美術館 ディオール展などなど。

▶︎HTのキャップ/『スタジアムの神と悪魔』の紙や製本こぼれ話/Mokusei Book Clubもよろしくね/今後の予定概要

良い週末を。

#木星社 #mokuseipublishers #本 #読書 #ポッドキャスト #Tsumasaki
メッセージ紹介&トレランの話
入りました。こんにちは。こんにちは。どうもです。
始まりましたmokusei社のポッドキャストでございます。
今日も中野人とゆう子さんと2人でやりましょうということですね。
よろしくお願いします。
いろいろニュースがあるのと、あとはゲストも、
ゲスト楽しみですね。
ゲストパートもあるので、トータルでどれくらいですかね。90分くらいなのかな。
ちょっと長めの。
そうですね。盛りだくさんですね。
盛りだくさん回になるかもしれませんが、いきましょうか。
いつもの流れの一番最初にあれなんですけど、読者のメッセージをいただいたんですよね。
そうなんです。うれしいですね。
今日はそこからということで。
ゆう子さんに出てもらって、ずっと聞いててくれてた方だと思うんですけど、
何ネームって言えばいいのかな。
ラジオネームでもないですしね。
心に茨を持つ中年さんという方が、結構長いメールをくれたんですよね。
熱いメッセージをいただいて嬉しかったです。
本当のランニング、ニューダイエット、アメリカを巡る旅というのを読んでくださっているという方で、
ポトキャストも聞いてくれているということで。
ゆう子さんの、ちょっと前回音楽の話とかしたのにすごく反応してくれた。
そうですね。あんなに好きなような、
トレランも音楽もサッカーも読書も並列で好きですというようなことも書いてくださっていて、
スタジアムの神と悪魔もこれからおそらく読んでくれるのかなと思っています。
また感想をくださるんじゃないかなと思っています。
写真も添付でメッセージを送ってくれて、
アンサーフォーというブランドのトレルランニングのザックですね。
それにご自分でワッペンを貼っていて、
ザ・クラッシュのやつですね。
音楽好きな方で。
ワッペンこんなにいっぱいあるんだなと思って。
そうですね。
アンサーフォーというブランドのトレルランニングのザックですね。
それにご自分でワッペンを貼っていて、
ザ・クラッシュのやつとか、
ビースティーボーイズとかいろんなワッペンを貼っていて、
ビースティーは僕も大好きなんですけど、
あとレリオヘッドとかパールジャムとかニルバーナもありますかね。
そうですね、本当に確かに。
すごいなと思って、写真もザックも2個お持ちで、
2個とも写真送ってくれて、ありがとうございました。
ありがとうございます。
楽しみですね。
ストーンローゼスのお話に反応していただいたんですよね。
そうですよね、それ言ってましたもんね、前回。
嬉しいですね。
ストーンローゼスお好きだということで。
中場衝動的にキーを叩いておりますっていうふうに、
メールが始まっててですね、
もう本当にもろに反応してくださったんだろうなと思って、
嬉しいですね。
嬉しいです。
またぜひスタジアムの神と悪魔を読んだりして、
またなんかあれば、
そうですね。
感想も皆さんいただけると嬉しいと思います。
ぜひ感想お願いします。
こんなにザックにワッペンいろいろ貼られてるんですけど、
音楽ネタで話しかけられないっていうトレランの時にっていうのがちょっと面白い。
そうですね、トレランのザックに音楽のワッペン貼ってる方はどうなんですかね。
結構いるのかいないのかちょっとわからないけど。
音楽好きだったら話しかけたくなっちゃうと思うんですけど、話しかけられたことない。
私も結構バンドグッズとかTシャツとかバッグとか、
コンサート行ったら買ってとか使ってしてるんですけど、
意外と話しかけられるんですよね。
やっぱりつけてると目立つから、
分かる人には分かると結びつきが強いんですかね。
一番反応があったのが、
マッシブアタックのトートバッグを持ってたら、
結構何人かにレストランとかでも、
すいません、行かれたんですかコンサートとかって言われて、
僕も行きましたとかみたいな会話が生まれて、
コミュニケーションになったりとか。
そうですか。
やっぱり分かるものをつけてるといいかもしれないですね。
そうですね。
だからぜひザックに貼られたワッペンを見て、
そこから広がるとまた素敵だなって思いました。
このお写真を拝見して。
おそらく同じレースに出たりすることもありそうだから、
そうですよね。
お会いできると楽しいかもしれないですね。
ありがとうございました。
ありがとうございます。
なのでメッセージをいただいたり、面白いお手紙をいただいたら、
最初にまずは紹介をするという感じで、
行ってみたいですね、これからもね。
そうですね。
ということで行きましょうか。
はい、よろしくお願いします。
はい、お願いいたします。
木星社のニュース&本のおすすめ
最近の木星社のニュース。
いくつかいろいろあったんですよね。
4月、5月にかけて。
前にも話してたんですけど、
ダイカヤマのTSUTAYA書店で、
スタジアムの神と悪魔のトークセッションをやりましたと。
この間やりますと言ってて、
今日はやりましたと。
で、国著者の若林さんと、週休マガジンの大上さんと。
前回のゲストの大上さんですね。
そうですね、大上さんと。
喋ってきましたというか、
若林さんが熱い話を。
面白かったです。
ずっとしてくれて。
どっちかというと横で、
へーって思いながら聞いてる時間が長かったかなと。
でもそうですね、トークとその後に、
皆さんのお三方それぞれのおすすめの本が、
平詰めになっていて。
そうですね。
皆さんと話しながら。
進めてもらったりとか。
本を入手できるという、そんな時間もあったりして。
そうですね。
私オンラインでばっかり最近買ってたんですけど。
直接お話ししながら、
これはこういうところが面白いよとか。
っていうのを若林さんとかにお聞きして。
5冊も買っちゃいました。
5冊。
結構すごいですよね。
なかなかリアルなテンポで、
5冊買う、一気に買うっていうのは最近はなくて。
会場の雰囲気、本とのかかわりを楽しむ
1冊ずつ読もうと思ったのを、
オンラインで買うみたいなことが多かったので。
リアルに買う楽しさっていうのを、
久しぶりに味わいました。
しかも本好きの人ばっかりで、
隣にあった人と、
アイコンタクトなんか取りながら、
一緒にお話し聞いたりとか。
っていう感じで楽しいイベントでした。
楽しかったですよね。
前半のパートは、
約20人ぐらいいらっしゃっていて。
書評、スポーツノンフィクション、ガレアノのスタイル
後半にもうちょっと増えたっていう風に、
岡田さんっていう方がいらっしゃるんですけど、
後で教えてくれて、
よかったかなと思います。
結構すごいみんな大量に本を買って帰っていたので、
面白い時間だったなと思います。
印象に残った話とかありました?
印象に残った話は、
後半以内にいろんな話が出てきたから。
そうですね。
私はサッカーそんなに詳しくないというか、
あんまり知らないんですけど、
スタジアムの神と悪魔の、
呼ぶ前だったので、
それに対する熱い思いとか、
あと、
FIFAの会長の話とか、
アベランチェとかが、
すごく印象に残っています。
面白い紹介の仕方をしてくださったので。
そうですね。
面白かったですね。
岡田さん、
知らなかったんですけど、
ちらちら横で聞いてて、
そうかって思うことがいろいろあったんですけど、
まず、人生で一番好きな本だぐらいのことを言って、
結構びっくりして、
メールくれたときは、
こよなく愛する本だって書いてあって、
こよなく愛してる本なんだと思って、
よかったなと思ってたんですけど、
セッションのときは、
人生で一番好きかもぐらい言ってて、
そうだったんだと思って、
やってよかったなって思ったのと、
あとは、いろいろ、
政治、経済、文化、
いろんな話をかなりしてくれて、
最後に、
ぽつぽつと、
なんていうんだろう、
こういうのって祈りだよね、みたいな話とか、
なんかすごく、
ぽつという言葉がすごく、
心に響く言葉がありました。
心に響く言葉がいっぱい言ってくれて、
それを自然に、
いろんなことを話した末にそこに行き着くっていうのが、
若橋さんって優しい人なんだなって、
そうですね。
いつも思ってますね。
歯に息抜きせない感じで話していて、
最後に締め方が、
すごくちょっとジーンときたという。
そういうところがあって、
終わってから、
しゃべりすぎてすまん、みたいなこと言ってましたけど、
そうですか。
でも、まだまだ話したいこといっぱいあるっていうことを言ってたので、
またやれるといいなって。
そうですよね。
第2部で、
いろんな本をお勧めしていただきながら、
お話しさせていただいてて、
スタジアムの神と悪魔みたいな、
そういう日本であんまり、
スポーツノンフィクションっていうのが、
そんなに日本ではないんだよねみたいなことをおっしゃってて、
若橋さんが。
昔は山際隼士さんとかいたけどね、
みたいな話だって、
私山際隼士さんの、
えなつの21球が大好きなので、
帰ってから読みました。
久しぶりに。
スローカーブをもう一球っていう本の中に、
有名なえなつの21球っていう、
ナンバーの創刊後に載ったんですかね。
そうですよね。
すごい有名なタイトルですよね。
そうですね。
もう読んだことはないけど、聞いたことがあるぐらいだから。
面白いですよ。
有名な。
面白いですよ。
私は大学受験の面接でもえなつの21球の、
面接って英語入試だったんで、
えなつの21球の話をしました。
なるほど。
なんかこういう本当に、
スポーツドキュメンタリーというか、
ジャーナリズムが、
もっといろいろとあるといいなと思って。
そうですね。
改めて思いましたね。
でもそういうふうに、
スポーツノンフィクションって思って読むと、
このスタジアムの上田君は全然イメージしてたのと違いました。
そうですね。
文学ですね。
そうですよね。
最初に。
岡部さんも南米文学の話から始まってましたけど、
スポーツドキュメンタリーでありつつ、
ジャーナリスティックなところもありつつ、
後半になればなるほどどんどん、
ガレアノ自身のいろんな考えとか含めて、
それが描かれていくっていうことがあったりするので、
一大クロニクルというか、
本当に文学的な流れに全体を通して、
なっているなというふうに思いますね。
1個1個のエピソードは短いんですよね。
156編エピソードが入っているんですけど。
そうですね。
これ最初順番に読もうと思って読み始めたら、
これ短編小説集みたいだなって思って。
スポーツドキュメンタリーから文学へ
そうですね。
順番に読まなくてもいいじゃないですか。
そうそう。
連作短編集とかでもないので。
どこからでも読めるから。
そうなんですよ。
ちゃんとわかりやすく最初に目次があるので、
そのテーマで最初、私はサッカーを知らないで読み始めると、
最初はなかなか馴染みのない感じだったんですけど、
目次を見ているとやっぱり、
ジーコとかバッチョとかマラドーナとか出てくるので、
こういうところから読もうと思って、
知っている選手のところから読んでみようとか、
そういう読み方で私は楽しみました。
そうですね。
そういういろんな知っている名前から読むとか、
そうですね。
ワールドカップごとに読むとか、
そうですね。
いろんな読み方で。
あと、何だろう、このタイトルは何だろう、みたいなものとかもあるし、
「走る薬屋」の不思議な世界
走る薬屋って何だとか。
そうですよね。
というのを目次を見て面白そうだなとかっていうので、
読みましたね、私は順番に。
そうですね。
なかなか不思議な世界が広がっているので、
あと書いてある手法もやっぱりすごく実は、
よくよく読むとすごくいろんな手法が織り混ざって書いてある本で、
自分で一人称で語っている話もあれば、
聞き書きのような形で書いてある話もあれば、
何やったらもう自分で書いてるんじゃなくて、
親友からもらった手紙っていう形式で書いてあるエピソード。
僕それが結構一番好きなぐらいこの本の中で好きなんですけど、
そういう手紙っていうふうな形で書いてあるものもあれば、
本当にワールドカップの批評として、
厳しくいろんなことを書いている話もあれば、
はい、ありますね。
あとは例えばすごく文学的に書いてある、
本当にそういう話だったりとか、
あとはいろんな人を紹介する、
例えばカミューとか小説家のカミューの話だとか、
フィデル・カストロが、
はい、ありましたね。
そういうような、わりとジャーナリスティックに
「走る薬屋」にはいろんな手法が織り混ざっている
マイアミス寺が報じているみたいなことを、
あえて何度もリフレインしながら書くことで、
ある種の存在感を描き出そうとしているような手法だとか、
すごく書き手としてものすごいいろんな手法が入り混じっているなっていうのはすごく思って、
そういう意味ではすごく楽しい本ですね。
スタジアムで起こっていることが、
ものすごい壮大な物語のように書かれていて、
面白いですね。
面白いというか、読んでいてすごくスペクタクルを感じるというか。
そうですね。
あと本当に終わりの方になっていくと、
我々自身も年をとって、
体調も悪くなったりしている時期がある中で書いているところもあったりするので、
これ長いですもんね、期間がすごく。
そうなんですよね。
だからもう本当に後半の最後の方とか、
やっぱり自分の身体的な感覚というのがすごく出てきている部分もあるんだなというふうなものもあったりするので、
増補されている部分はもう日本初公開なので今回。
そこはもう本当にガレアーノの晩年の言葉とリズムというのが出てきているテキストなので、
すごく味わい深いというか、すごいなって思いますね。
あとはこの飯島先生の日本語というのがやっぱりすごく、日本語が本当にすごい。
そうですね。
こんな日本語になるんだなっていう。
そうですね。
そこはすごく印象的な訳文にされたんだなというところが何箇所もあって、面白かったですね。
やっぱり日本語力というか、最近誰でも発信できるじゃないですか。
だけど、SNSとかで日頃触れる文章だったりとか、ネットニュースみたいなもので触れる文章とかと比べるのも申し訳ないですけど、
もう全然違う力量を見たなっていう。
全く違う日本語ですね。
っていうふうに改めて思いました。
もう本当に全く違う。
なんかこんなに日本語の言葉っていろんな豊かな表現があるんだって改めて思いました。
思いました。
すごく手書きで原稿を下さるんですよね、飯島先生。
この長い文章をすごいですね。
手書きで全部万年筆で書いて下さるので、
自分で手で書くっていう体のリズムとスペイン語のリズムというのがすごくぴったりきた言葉っていうのが
紙面に定着しているという感がすごくあるので、
それはすごくインパクトがいろんな意味で体重が乗っかっているというか。
確かに重みがすごくある言葉たちでしたね、文章。
なんかすごく日本語も本当にすごいので、ぜひそういう味わい方もしていただけるといいなと。
じっくり紙締めながらゆっくりゆっくり読むとかっていうのもいいですよね、この本は。
エルワルド・ガレアの魅力的な文章とイラスト
ありですね、きっとね。
1日1話とか1エピソードとかでもいいし、
1回読んでからもう1回目次見て、ここをもう1回読もうとかもできるなって私は思いました。
そうですね、非常にそう思います。
これイラストもすごくかわいいんですけど、これはもともとの海底前のものからこういうの入ってたのか、今回オリジナルなのかってどうなんですか?
海底情報版の前にも一応イラスト入ってたんですけど、このイラストは全部実はエルワルド・ガレアの本人が描いているイラストなんですね。
すごいですね、このめちゃくちゃかわいいシルエットのイラストで。
前回日本版になってた時は紙面の都合とかいろんなことで、だいぶイラストが欠落して落とされていて、全部載ってなかったんですよね。
今回実は全部スペイン語版のイラストと一緒になるように全部イラストを復活させて、
全てのイラストを実は掲載したんですね。
なのでほぼ毎ページにイラストも差し絵ですかね。
差し絵ですね。まずこのイラストがすごくいいですね。
やっぱりご本人が描かれてたんだったら、確かに一つ一つのテーマとイラストのフィット具合というかが完璧すぎるな、完璧だなと思ってたんですけど、
本人だったらすごく納得できます?
そう。ガレアの本人がそのコラムに関連するイラストを描いていて、それを全部今回何とか入れましてですね。
こうなりましたという感じですね。
もともと十代とか小さい頃というか駆け出しの頃に、新聞社のレッジボーコーみたいなキャリアをスタートしたんですよね。
松本政調さんみたいですね。
そのうちいろんな雑誌をやったり、いろんなことをやってたんだけど、そのうち新聞の差し絵を描く仕事を始めて。
そういうキャリアの方なんですね。
そのうち文章も書くようになって、編集長をやったり、いろんなことにつながってくるんですけど、昔から実はイラストを描いてた人でもあったということなので、
イラストは結構重要な。
重要ですよね。
これはすごく魅力の一つですよね。間違いなくこの本の。
そうなんですよ。イラストも楽しんでもらえると嬉しいなと思います。
これもイラストもじっくり見たり、模写したりしてもいいかもしれないですね。
本のデザインとリズム
私は絵も描くのも好きなので、シルエット系は模写できそうな感じかなと思ったりしました。
あと途中途中にスタジアムのピッチの○○1ページ突然。
ありますね。
ピッチのイラストというか空白ページっていうのはバーンと突然前編に渡って何回か挟まれるんですけど。
確かにこれ私気づいてなかったけどピッチなんですね。
ペナルティーエリアとかセンターサークルとかコーナーキックの場所とかっていうピッチの空白ページっていうのが挟まれるんですけど。
これはデザイナーの吉田さんが。
そうなんですね。
本作るときって16ページ単位で製本していくんですけど、ページ数が合わないとか余るときっていうのがあるんですよ。
それを余らせないようにすると最後に何ページか白ページができたりするんですけど、あえて本文中に全部空白ページを持ってきて。
めちゃくちゃ素敵ですね。
空白じゃなくて。
空白じゃなくてサッカーのピッチのデザインというか。
そうですね。私これ読みながら途中に挟まれる。申し訳ないんですけどピッチだと気づいてなかったんですけど、途中でこれ挟まれるのがすごくリズムができて読みやすいなって思ったんですよ。
これは吉田さんがこういうふうにしてくださったんですけど、今のまさにリズムっていう言葉が吉田さんがまさにそのまま言ってた言葉で、紙面をめくっていくときにこういうページがあったほうがリズムが出るし、突然なんだろうって驚きもあるし、そういうデザインにしようって言って入れてくれたという。
私だったら読んでる、これ実際読んでたときにここまで読んでみようとか、今日はここまで、一旦ちょっと仕事に戻ろうとか、そういう風なリズムが生まれました本当に。
そう、なんかそういうリズム、読んでるときのページをめくるリズムっていうのをこれによって作れるといいなっていうようなちょっとアイディアで。
スペイン語のリズムと日本語に訳したときのリズムっていうのも結構飯島先生がすごく気を使って訳されていて、なおかつページをめくるリズムっていうのも吉田さんがこういうふうに作ってくれてっていう感じなので、すごく実はずっと読んでいくとそういう発見がこの本にはいろいろあったりしますね。
おすすめエピソードとイベント情報
なるほど、隅から隅まで。
ものとしてそういう風に面白く作ってあるという。
あと、表紙をパッと開くと中にもう一個本が出てくるような。
そうですね。
そういう出来になっているんですけど、これも吉田さんのアイディアで、ガレアノがジャーナリストだったときにモレスキンの手帳とか。
確かにこういうのは。
新聞記者って手帳をよく使うので、ということに関連した本の造本にしようといって、こういう体裁の。
これ最初開いたときびっくりしました。
何だろうって。
ちょっとおっと思いました。
中に本があるっていう、手帳をオマージュというか。
そういうことだったんですね。
そうなんです。そういう本なんですよ。ここだけでこんな話をしているから、これを聞いてくれている人しか知らないかもしれないけど。
そんな本ですね。
はい。
ということで、一応僕のお気に入りのエピソードを紹介しておくと、150ページかな。
150ページ。
このサンフィリッポのゴールっていう。
この手紙形式の。
手紙形式のやつがあって、これはぜひ読んでいただきたいんですけど、ここはすごくいいシーンだなと思って。
そうですね。ここは心に響くエピソードでした。
これは大好きですね。全部いいですけどね。
そうですね。一つ一つ。
なので、読んでくださった方で、ここが良かったよとか、このエピソード好きよとかあれば、ぜひまた感想など送っていただけると嬉しいかなと思います。
はい。ぜひよろしくお願いします。
はい。で、この話だけでずっと話し続けられそうだ。
ニュースが他にもありますね。
そうですね。で、イベントとかトークセッションについては、5月の10、次の日曜日。
15かな。
15ですかね。14か。
14。
はい。5月14日に阪急落祭口で、ルタナティブスクエアというアウトドアのイベントがあるので、そこにガレアノの本とかですね、いろんなものを持っていきますと。
最近、ブックケースも作ったので。
そうなんですよ。
単行本がちょうど入る。
木製ブックストアで。
木製ブッククラブの。
木製ブッククラブで。
有効ストアで手に入る。
有効ストアでぜひ。
ブックケースを作ってですね。
あと、実はトートバッグもテスト的にずっと作って使ってて。
使ってますよね。いつも。
それは落祭口に全部間に合わないんですけど、落祭口で行っていただければ後でお送りする形で、それも手に入るようにしようかなと思っていて。
その後に木製ブッククラブでも手に入るようにしようと思ってるんですけど。
本を守るケースとトートバッグについて
そんな感じで、本以外の、あとリッキー・ゲイツのTシャツのオーダーとか、本をめぐっていろいろ楽しめるものをいろいろ持っていこうかなと思っているので。
私、ブックケースとってもお気に入りです。
結構実は何冊か入るんですよね。
そうですね。
単行本と文庫本と。
私、もともと本、ボロボロになるまで読む人もいらっしゃって。
1回読んだだけで結構ボロボロになってる人とかもいると思うんですけど、私結構本綺麗に読みたいタイプで。
本だけ、カバンの中に入れておいて、本がぐしゃぐしゃになるとかちょっと汚れるっていうのがすごく嫌なので。
もともと別のバッグで、本だけちっちゃいバッグで持ち歩くみたいなことをしてたので、ちょうどこれができてすごく嬉しかったです。
本当にそうなんですよね。カバンに入れてページがまとめて折れちゃったりとか。
そうですね。
綺麗な本が好きなので、どうしても持ち歩いてると、本をやたらいつも持ち歩いてるんですけど、そんなに読まないだろうっていう。
どうしても本が傷ついちゃったりするのが嫌で、こういうケースに入れとくといいかなと思って。
すごく便利に。
作ってみましたので。トートバッグはもうちょっと大きな本とか。
木星ブッククラブの紹介
木製ブッククラブのブックケースに本を入れて、そのトートバッグに入れて持ち歩きたいですね。
ちょうどいいと。
ちょうどいいですね。
いろんなものも入るし、そんな感じのものを作ってますね。
すべては本のためみたいな。
いいですね。本市場主義で。
大切に。
という感じで、いろいろと持っていくので、ぜひ。
楽しみですね。
阪急で来られる方は。
直接お会いできるのも楽しみですね。
お会いできるといいなと思っております。
ぜひお越しください。
モンキークルーの上野さんとか、マウンテンマンシャルアーツのブランドとか、なでぃ北山とかいろんなものが出るので、楽しみです。
インスタとかでもまた。
そうですね。インスタでも投稿したり。
その当日の様子をぜひ。
様子とか。
見たいですね。
ぜひ何かやりたいと思っております。
木星ブッククラブはですね、木星社は本を出版している出版社なんですけど、実は木星社という書店として本も仕入れることができるんですね。
前回せっかくなので紹介した、ユネハラマリーさんの。
嘘つきアーニャ。
嘘つきアーニャの真っ赤な真実。
野本空さんの、それで君の声はどこにあるのかっていう本と、他にもちょっと仕入れたんですけど、実は新刊で各他の各出版社から仕入れてですね。
ポトキャストで話すだけじゃなくて、実際にそれが手に入るよというふうにできれば楽しいかなと思って。
そうですね。木星ブッククラブに行くと木星社の本もあるし、木星社がお勧めする本もある。
お勧めする本もあるということで、まだアップしてないんですけど、近々手に入るようにしたいと思いますので、ぜひ読んでみたい方は。
ぜひご覧ください。
本の話もしちゃったので。
そうですね、本の話が結構盛り上がりましたけど。
はい。
じゃあ次のコーナー行きますか。
はい。
最近見たもの、読んだもの、聞いたもの
最近見たもの、読んだもの、聞いたもの。
はい。
はい。
これはあれですね。だいたい1つのコーナーですね。
はい。
1つ目のコーナーはですね、
じゃあ次のコーナー行きますか。
はい。
最近見たもの、読んだもの、聞いたもの。
はい。
はい。
これはあれですね。だいたいいつも小説とかいろいろ読んでるんですけど、今回はちょっとガレアノも関係してるというか、サッカーの関連する本をもうちょっと読んでみようかなと思って、小説を読んでみたらよかったんですよね。
はい。
それで、自分だけじゃなくて優子さんも読んでみたらということで。
はい、読みました。
同じ本をとりあえずちょっと読んだと。
はい。
で、旅する練習という小説で、
はい。
のりしろゆうすけさんっていう小説家の方が書いた本で三島賞を取ってる名作ですね。
名作でした、これは。
最近の、現代の日本の小説、昨今のものってなかなかそんなにあんまり読む機会なかったんですけど、読んでよかったなと。
いや、よかったです。私も読んでよかったです。紹介してもらえてよかったです。
どうでしたか?
いや、ロードムービーを見ているような感じだったのと、あとコロナ禍の話が出てくるんですけど、
割とテレビ番組とかってドラマとか、コロナがなかったかのように作っているドラマとかが多かったりとかする中で、
思いっきりそのコロナ禍で旅をしているっていうのが新鮮というか、こんなにがっつり書いてるんだって思って新鮮でした。
これはまた20年30年経って読んだら、あのコロナ禍の閉塞的な感じとか、自分の感覚として思い出したりするのかなーなんて思いました。
そうですね、ほぼ数年の日常の中でっていう設定ですもんね。
そうですね。
小説家の大人の方とそのめいっこさんが2人で旅をするっていう設定の小説ですよね。
2人ともサッカーが好きで。
サッカーが好きでと。
めいっこさんがサッカーチームに入っていて、
コロナの最中で、そんなに大それた旅行とかそういうことはできないんだけど、2人で歩いて。
そうですね。あと密になったらいけない時期だったので、歩いて旅をするんですよね。
歩いてずっと鹿島のアントラズのスタジアムがあるところですよね。そこまで旅をする。
スタート地点ってどこだったんだっけな。東京都内のどこかですかね。
そうですね。
神奈川とかも出てきたのかな。
なんか忘れちゃったけど。
おそらく東京からずっと鹿島、茨城までずっと歩いて。
千葉とか歩いて行ってましたね。
何日かかけて歩いていくっていう中で、人に出会ったり、いろんな話をしたり、
あとはいろんな名石というんですかね。
そうですね。いろんな歴史が、そこの土地に刻まれた歴史のエピソードを紹介されたりとかもあるんですよね。
歴史とか小説家とか、いろんな文学的な話とか、土地の話とか、いろんなことが紹介されながら物語が進んでいくと。
メイコちゃんの名前がアビちゃんって言うんですよね。
アビちゃん。
アビちゃんがずっとサッカーボール持って進んで、毎日毎日リフティングして、その回数が記録されていって増えて、上手くなっていって増えていってっていうような、そういう進捗とかも含めて出てきたりして面白いなと思いましたけどね。
なんかすごく、本当に純文学作品。
そうですね。だけどすごく現代の話なんで読みやすいし、共感もするし、発見もするし。
現代のコロナ時代に歩いて旅をする、自分たちの足で行くっていうことの他にそういう土地を回りながら、歴史の時間にも触れながらって、結構実はスケールが大きな物語ですよね。
ネタバレしないで言うのが難しいんですけど、一番印象に残ったのがすごいなって思ったのが、アビちゃんがサッカー選手じゃないですか。
小っちゃい。で、鹿島アントラーズのジーコに憧れてっていうか、ジーコの話が出てくるじゃないですか。
アビって鳥の名前とも関連してるっていう話が出てくるんですよね。
アビちゃんが履いてる靴がミズノのモレリアってやつなんですよね。
ヒールに。
サッカー小説「スタジアムの神と悪魔」
ミズノってランバードっていうブランドの、英語だとランバードっていうスパイクのブランドとして出てるんですけど、ランバードってバードじゃないですか。
で、ジーコさんがゴールを決めた時に喜んだ時のポーズっていうのは両手を広げて喜ぶんですけど、
それとランバードのモレリアのシューズの鳥っていう意味と、そのランバードの同じモレリアを履いてるアビちゃんっていう存在が出てきてて、
そのアビちゃんも、アビっていうのは鳥の名前なんで、両手を広げて喜びの中に飛び立っていくっていう、そういう関連で、
そういう背景があったんですね。
そういう関連で、ストーリーが描かれつつあるっていうのがすごい美しいなと思って、すごい設計なんだなと思いました。
そうですね、そこは私は知らなかったので。
サッカーマニアしかわかんないあれですけど、そこがすごい美しいなって思いました。
そのモレリアのヒールに赤い線が入っているっていう。
赤い線が入っていますね、そう。
それを新しいモレリアを買ってきて、それで旅に出るっていう設定だったんですけど、
アビっていう鳥に赤い目で喉が赤かったりするんですよね、私が。
それもちょっと関係しているのかもしれないなと思って、すごい伏線とかがすごいなと。
すごい作り方しているなって思ってね、それがすごいなって印象に残りました。
あとやっぱりジーコがゴールを決めた時のポーズとか、
あとヒールキックというか、サソリのようなジャンプをして決めたゴールがあるんですけど、
その話も、
それ出てきますよね、このスタジアムの神と悪魔に。
全てスタジアムの神と悪魔にも出てくる、同じシーンなんですけど、
そういうシーンもあったりして、結構サッカーファンにはたまらないんですけど、
サッカーファンじゃなくても、
じゃなくてもとても面白かったです。面白いというか感動しましたし、心に響きました。
そういうストーリーを作るのってすごいなと思いました。
あとはこのノリシロさんがサッカーが本当におそらく好きなんだろうなと思って。
そうでしょうね、そんな組み立てをされるということは。
すごいなと思いました。
あとジーコのこととか、サッカーファンが見ると絶対これだと思うようなこともすごい書いてありました。
あるんですね。
なんかすごいなって思いましたね。
あとはその人物造形が素晴らしいというか、
本当にそうでした。
心の揺れとか、そういうところがすごく。
すごく本当に人物がありありと描かれている。
生き生きしてますね、本当に。
語り手の、私が一番客観的にはあんまり描かれていないので、この語り手なので、
一番ちょっとどういう感じの人なんだろうという感じでしたけど、最後まで読んで、
こういうおじさんだった。おじさんというか、アビちゃんにとってのおじさんだったんだなという。
そうですね。だからこういうふうに、ありありと本当にコロナとかいろんなところでどうしてもこういう世界の状況だよねとか、
俯瞰して語られることがやっぱり多くなりがちな時代設定ではあるものの、
本当にこのアビちゃんとか、他にも登場人物ね、キーパーソンが出てくる。
キーパーソン出てきますね。
その子のこととかっていう。
時代を反映しつつ。
反映しつつもその人が本当にありありと描かれるっていうのはやっぱりすごいことだなっていうふうに思いましたし、
小説の力というか、そこの本当のある一人の人のリアリティというか、
そういうことは本当に存分に描かれてるなと思って結構感動するポイントもいっぱい。
いっぱいありました。私は涙しました。
私もです。
そんなポイントがありましたね。
万葉集と旅する練習
これ読んで、旅の序盤に万葉集にちょっと触れられるところがあるんですよね。
私万葉集が大好きで、また学校の面接の話になるんですけど、
今度は高校受験の時の面接で万葉集の話をしたっていうことがありまして、本当に好きなんですね。
ここの小説で出てくるのは有馬の御子っていう天地天皇、中上の王子のいとこで無本をでっち上げられて殺されてしまった方にちょっと触れられてるんですね。
その万葉集の有馬の御子という。
有馬の御子って天皇の息子さんだったんですけど、2種だけ万葉集に載ってて、旅の歌なんですね。
一つが岩城の浜松が絵を引き結び、まさきくあらばまた帰りみむっていう、
岩城の浜松の枝を結ぶっていうことが旅の幸運を祈るっていう行為だったと。
もう一つが歌が家にあれば毛に盛るいいよ草枕、旅にじゃあれば芯の葉に盛るっていう、草枕が旅の枕言葉ですね。
家にいたらちゃんと食器に盛る、ご飯を食器に盛るんだけど旅、今は旅の途中なので芯の葉に盛って食べるんだという歌なんですけど、
この2つとも旅の歌なんですけど、自分が最後公主刑、首刺って死刑になってしまうんですけど、そこまでの道で読まれてるっていう。
歌だけ見ると、全然そんな悲壮感がないんですけど、この方の人生を知っていると、背景を考えると、なんてつらい歌なんだろうっていうのがあったというのと、
あともう一つ私万葉集で一番好きな歌が、大友の旅人さんっていう、大友の旅人というのは、令和の宴という、年号が令和になったときにちょっと話題になった人なんですけど、
印なきものを思わずは一月の濁れる酒を飲むべくあるらしいっていうのが私すごく好きな歌なんですけど、この小説の中には出てこないんですけど、どういう意味かというと、考えても仕方ないことで悩むんだったら、
一杯酒飲んだほうがいいよねっていう歌なんですね。私はそれがすごい好きなんですけど、この人は大友の旅人さんでダザイフに左遷されて、そこで令和の宴をやったりとか、お酒を飲んでこういう歌を読んだりとかしていた人なんですけど、私はこの小説で出てくるアビちゃんの
いろんな発言、ある発言からこの歌を思い出したっていう。
藤井 いいですね。この旅する練習自体も、例えば柳田邦夫とか、いろんな万葉集の話だとか、歴史とか、いろんなところの、古井よしきちさんとかね、小説家の話とか、いろんなものが織り混ざっている中に、
藤井 織り込まれてますね、いろいろキラキラしたパーツパーツが。
万葉集の魅力と日本文学の可能性
藤井 自分たちの話とか、アビちゃんの話とか、いろんな登場人物の話とか、いろんなことが出てくるっていうのからすると、ある意味万葉集のような小説なのかもしれないですね。
藤井 そうですね、確かにそう言われてみれば、いろんな時代のいろんな人が、身分もいろんな人が。
藤井 天皇から一般の人からいろんな人が出てくるっていうことだったりもするから、そういうふうな、いろいろ自由に組み合わさって、作品が成り立っているっていうのはすごいですね。
藤井 これは何回も読みたい小説だなと思いました。
藤井 いろんな角度から読めそうな小説ですね。
藤井 あとこれ読むとオムライス食べたくなりますよね。
藤井 なりますね。
藤井 自分でオムライス作って食べました。
藤井 なりますね、オムライス食べたいですね。
藤井 久々にいい小説をまた読めてよかったなと。
藤井 前回は米原麻里さんの話とか、ニューヨークのユニオン新学校の話とか、わりと世界史的な感じでしたけど、今回は万葉集とか、アディスル編集とか、日本文学の方面に行きましたね。
藤井 そうですね。
藤井 次回はどこに行ってみましょうかね。
藤井 そうですね。でも私、オムライス食べたくなったって言いましたけど、こんなに小説読んで何か食べたくなったのは、小僧の神様、しがおなおやの小僧の神様でお寿司食べたくなるっていう。
吉田賢治さんのデザイン活動と経歴
藤井 この葬引をなしますね。
藤井 葬引をね、そこまで。
藤井 なるほど。最近、読んだものというのはそんな感じですかね。
藤井 あとは見たいものとか、聞きたいものとか、その辺はいっぱいまだあるから。
藤井 あります。いっぱいあります。
藤井 来月までいっぱいちょっと、読いたり聞いたりしてみますかね。
藤井 ということで、この後、ゲストの吉田賢治さん。
藤井 デザイナー、ブックデザイナーというか、エディトリアルデザイナーというか、スタジアムの神と悪魔をまさにやってくれて。
藤井 アメリカを巡る旅とか、ニューダイエットとか、その辺りも実は吉田さんがずっと。
藤井 全部凝ってますよね。デザインとか、ニューダイエットなんか、カバーというんですかね。すごくユニークで凝ってる。
藤井 毎回違うことをやってくれるんですけど、吉田さんとまとめてそういう話をあんまりしたことがなかったので、
藤井 ちょっといい機会だなと思って、ポッドキャストでお話どうでしょうかって言ったら、いいですよって言って、柔らかいお返事をいただいたので話してきましたので、この後に聞いてくださいということで。
ぜひ聞いてください。
藤井 はい、じゃあどうぞ。
藤井 はい、ということでやってまいりました。ここは東京のどこでしょうか。
藤井 代々木。
代々木上原。
藤井 上原ですね。今日はゲストに吉田さんをお迎えしております。吉田賢治さんですね。
吉田 はい。
藤井 はい、こんにちは。
吉田 こんにちは。
吉田 吉田さんはですね、インスタとかで結構木製社の本のポストをするときに、
ブックデザインとかですね、想定とかっていうので、つま先とか吉田賢治っていう名前を僕が書いてるんですけど、木製社の本をたくさん手がけていただいているデザイナーというのが正しいですかね。
吉田 はい、デザイナーです。
藤井 その吉田さんのデザインのオフィスに今日は来てますね。金曜日の夕暮れということで、ちょっと暑い日で冷たいコーヒーなんかもいただきながら、なんとなく夕暮れを話して過ごすという、そんな時間ですかね。
吉田 はい。
藤井 で、吉田さんの話をいろいろちょっとお聞きしつつ、なんかこんなことやってみたいかもみたいな面白い話ができるといいかなと。
吉田 はい。ハードル上がりますね。
藤井 思ってたんですけど、ポッドキャストで本をきっかけにいろんな人と話をいろんな回でしてるんですけど、そういえば木製社の本を最近いろいろ手がけてくださっている吉田さんの話も聞かないとなと思っておりまして、ようやくその時間がやってきたということですね。
吉田 はい。
藤井 吉田さんはデザインの称号というか野号というか、つま先っていう名前で活動されてるんですよね。
吉田 はい。
藤井 つま先ってどういう意味がある名前なんですか。
吉田 いろいろ言ってて、一番は日本語が良くて、響きが好きな言葉をつけたくて、後付でいろいろ理由つけてて、もともと言ったキャップっていう事務所の一番反対、つま先って足の先っぽで、キャップは帽子の頭の一番上だから。
吉田 とか後付けですけど。
藤井 なるほど、いろんな説があるわけですね。
吉田 ちょっとつま先立ちでちょっと背伸びして頑張って仕事しますとか。
藤井 じゃあその時々によっていろんなことが言えるっていうのは。
吉田 そうですね。全部後付けですけど。
藤井 じゃあいくつかの説があるってことですね。
吉田 そうですね。
藤井 つま先っていう名称で活動を始められたのって、だいたいもう何年くらいなんですか、今。
吉田 今、確か11年目だなって思ったんで、10年渡ってますね。
藤井 結構あっという間ですかね。
吉田 そうですね。
藤井 そうですか。基本はデザインの大きな領域で言うと、エディトリアルデザイン、ブックデザイン。
吉田 そうですね。エディトリアルデザインが一応柱。
藤井 柱としてやられてるっていう。それはもう昔から。
吉田 そうですね。別に何でも好きなんですけど、柱あった方がやりやすいというか。
藤井 なるほど。じゃあエディトリアルデザインを柱に、つま先ができる前は、ご存知の方も多いと思うんですけど、CAPっていうデザインの事務所にいらっしゃって、
その時に雑誌を中心としたって言っていいんですかね。色々手がけられていてっていう。
吉田 そうですね。
山本 トータルもうデザイナーとしては何年くらい?
吉田 22からだから、20年弱か。今41なんで。19年とか。
山本 2時代くらい。1時代2時代をデザイナーとして。
吉田 結構ね、気づけば長いですよね。
吉田賢治さんのデザインのインスピレーションとプロセス
山本 そうですか。長いですね。もともとデザインの勉強された後にCAPでスタートされてっていう感じなんですかね。
吉田 そうですね。デザイン学科だけど建築コースみたいな感じだったんで、専門ではグラフィックやってなくて、働き出してからですね。
山本 そうなんですね。なるほど。なんかエディトリアルデザインを柱にしようとかって思われたきっかけってどういう感じなんですか。建築とかを勉強された後に。
吉田 とりあえず編集じゃなくてもよかったんですよ。最初は広告デザインの製作会社とかに入ってるんで、建築勉強してて授業とかで課題出すと、大体かっこいいけど人が死ぬねみたいなこと言われてて。
吉田 だから人が死なないぐらいのことがしたいなって思ってて、あってもなくてもいいけどあったらちょっといいなぐらいのもののクリエイティブがしたくて。
山本 広告試したけど肌に合わず、でキャップに入って雑誌やったらすごい楽しくて、これだなみたいな。
吉田 そういう流れだったんですね。なんか楽しいっていう、そういうのをいろいろ作るっていうのが良かったんですかね。きっと雑誌的な。
山本 広告業界とどうしても比べちゃうんですけど、一緒にやってて気持ち良かったというか、今もずっと思ってるんですけど、仕事の種類じゃなくて仕事をする人で選びたいなと思ってて。
山本 でやっぱりエディトリアル、今は書籍もやってるんですけど、雑誌だったり書籍の編集の人って一緒に仕事してて気持ち良い人が多いというか。
山本 そういう流れで20年後っていうのはすごい良い流れですよねきっと。
吉田 そうですね。
山本 そうですか。なんか吉田さんと初めてお会いしたのってもうだいぶ前で。
吉田 だいぶ前ですよね。
山本 あれもだから吉田さんがキャップとかコンネラストの防具とかお仕事をされていた時かその直後ぐらいなのかな。わからないですけど。
吉田 多分独立直後ぐらいじゃないですかね。
山本 ですかね。つま先をやられ始めたぐらい。
吉田 であれでしたね。
山本 MTV。
吉田 MTVの。
山本 MTV Viacomっていうところに私の方がいて、当時コンネラストにいらっしゃった安田さんという方がお兄さんですね。お兄さん的なんか目の見いいですよね安田さんって。
吉田 そうですね。
山本 で彼が安田さん今プレジデント社っていうところにいらっしゃるんですけど、なぜか間でご紹介をいただいてそれが初めてですね。
吉田 そうですね。
山本 でその時に雑誌的なものを作ろうみたいな話で。
吉田 それって言っていいやつなんですか?
木星社のデザインに関する仕事
山本 なんとなく言っていい。もう言っていいと思いますよなんとなく。
吉田 世に出てないやつですね。
山本 世に出てない、途中で止まっちゃったやつなんですけどね。ほぼほぼ出来上がってましたもんね。
吉田 そうですね。
山本 だいたい出来上がってたけど、いろんな事情で世には出なかったけど。
吉田 あれなんですかデジタルマガジンっていうかアプリみたいな。
山本 そうですね。iPadとかで見てねっていうやつのなんか結構面白かったですよね。
吉田 そうですね。
山本 音楽メディア。懐かしいですね。
山本 それがそこで一番最初知り合って、定期的に年賀状とかいただいたりとかちょいちょいしつつ、
山本 そのうちまたご一緒できるかなと思って過ごしていたところ、木星社の書籍のデザインをやっていただけることになって、
山本 いくつかニューダイエット、アメリカをめぐる旅、スタジアムの上田くまっていう、いきなり3連発をやっていただいて、っていう流れですかね。
山本 懐かしいですね。他に木星社のお仕事以外でもたくさんいろんな事例をやられてると思うんですけど、最近だとどういう感じの。
吉田 基本雑誌があったら雑誌やってるんですけど、雑誌はすごく減ってて、書籍が増えてきてますね。
山本 書籍が増えてるんですね。
吉田 そうですね。自分の仕事の中の割合は増えてる。他にもウェブやら、ショッピングモールの壁面にグラフィックとか、そういう細かい仕事いっぱいやってるんですけど、ジャンル的に一番多いのは今書籍かな。
山本 書籍は木星社のやつはですね、せっかく作るから、なんかこんな風にしたよねっていうような工夫とか、ちょっと面白さを入れて作りたいなっていつも思ってて、それでいつも毎回違う仕掛けを吉田さんが入れてくれるんですよね。
吉田 そうですね。
山本 で、その辺って結構いつもいろんなアイデアをいただくんですけど、どういう風にしてそういうアイデアを浮かんだりするんですか?いろんなものをご覧になりつついろんな
吉田 そうですね、基本的にはなんかで見たやつの組み合わせとかが一番多い気がしますね。やっぱり変な雑誌とか変な本とかを収集するのがライフワークみたいになってて、もちろん手放しちゃったやつも頭の中にちょっと残ってたりとか、本屋で立ち読みしたやつも含めると、
山本 そうですね、なんか多分ゼロからこんな本ってひねり出すのすごく難しいから。
吉田 そうですね。常々じゃあ、いろんなものに触れながらって感じですよね。
山本 それがなんか例えば本じゃなかったりもすると思うんですけど。
吉田 そうかそうか、確かに確かに。なんか最近だとスタジアムのおかみと悪魔は結構手に取っておって思う人が多いっていうのはすごく書店の方からも聞いたりしていて、開くともう一個手帳のようなものが出てくるようなイメージのものにしていただいたんですけど、すごくこれが面白いなと思って。
スタジアムのおかみと悪魔の手帳と新たな業務
山本 藤原印さんさんになんか一時期はなんかだいぶ攻めましたねとか言われて、大変なこう作るのは実際大変なところもあったかもしれないですけど、すごい綺麗に仕上げていただいて。
吉田 いい感じですね。
山本 なんかこの著者がジャーナリストっていうことで、その著者のジャーナリストとして使ってた手帳みたいなところから発送していただいてこんな見た目になってますという。これは結構なんか一番最近の事例だと面白いですよねこれ。
吉田 なかなか雑誌的な表紙のデザインだったりもするというか、書籍してるというよりは雑誌の表紙のような。
山本 なんかそうですね翻訳本だからなんかこうパッと見は用書っぽくしたいなって最初に思ってて。それが表面のデザインにはそれが出てますよね。
吉田 なんかその辺もこうあんまりなさそうな感じなのが作れて面白いなと思いましたねこれは。なんか本当にこう物として手に取ってもらえるといいかなと思ってますねこれも本当に。
山本 画面で見るだけでも表紙は表紙で面白いですけどね。なんか最近ちょっと宣伝になっちゃうんですけど本を持ち運ぶと結構ヨレたり傷ついちゃったりするのが嫌で、
山本 あのブックケースっていうのを作りまして木製ブッククラブっていう、印がついた袋を作ったの。それに入れて持ち歩くとあんまり本が傷つかない。
山本 そうですね。
吉田 本を何冊も常に持ち運ぶことが多いんですけど、そうするとカバーは外してカバーに入れて持ち歩くんです。それでもなんかこう表紙とか中のページが折れちゃったりして、
山本 もうちょっとなんとかならんもんかと思って袋を袋と思って自分で作ろうと思って作っちゃったんですけど、いいですよね。こういう本も持ち歩けると。
吉田 あとはニューダイエットとアメリカの旅、アメリカを巡る旅も出かけていただいて、なんか全部タイプが違うというか、本の。
山本 そうですね。
吉田 この辺もこう。
山本 今出してみたけど。
山本 実際に今手元に見ながら喋ってるんですけど、結構写真集とかドミゴさんのエッセイだったりとかっていう内容も全然また違う中で、なんか毎回本当にいろんなアイデアを考えていただいて、なんか嬉しいなと思ってます。
吉田 せっかく作るから、ある程度のフォーマットにしていろんなシリーズを出すってそのフォーマットの美しさみたいなのもあるとは思うんですけど、そういう連作で出せるといいなっていう風に思ったりもしつつ、今回のこの3つは全然それぞれ違うタイプのものなので、あえて全然違う風になってていいかなとこっち側では思ってるんですけど。
山本 僕もシリーズ集めるの好きだし、統一するのもいいんですけど、本の性格が全然違うから結果的にこうなったという感じですね。
吉田 なるほど。いつもデザインされるときにどういう思考プロセスでやられることが多いんですか。なんかそのうちのだけじゃなくていろんなのを手掛けられている中で、いろんな制約とか条件とか自由度とか予算とかいろんなものが本当にたくさんあると思うんですけど、
デザイン制作について
山本 そうですね。
吉田 なんかどういう、ある大枠の決まったパターンみたいなのがありつつ調整していかれるみたいなことなのか、本当にもう一個一個条件とか場合ごとに作っていくっていう感じなのか。
山本 木星社さんのはもう本当に一から考えますよね。でもなんか他の出版社の仕事だと結構僕の手元に来るときには半径も決まってるし、製本の方式も決まってるし、何なら紙も決まってることもあるし、からそうするともう表面的なデザインというかになっちゃうときももちろんいっぱいあって、そっちのほうが全然多いですね。
吉田 まあどうしても出す方とするとコストとかいろんな考えなきゃいけないっていうところもあったりするか、そういうパターンのものもやっぱりありますよね。
山本 でもまあその中でじゃあどういうふうにやるかっていうのを考えるパターン。
吉田 そうですね。だから何か求められるものをやるのが基本的に好きだっていうのはあるんですけど、なんかその一から考えてほしそうな人には、一から考えるし、口も出すし、何ならタイトルもうちょっとこうがいいんじゃないですかって場目元で言ってみたりとか、でもなんかそれはやっぱり人を選んでますけど、
山本 それが嫌な人ももちろんいっぱいいると思うし。
吉田 まあその編集者のタイプとかにもね、よりますよね。
吉田 だから結構探り探り毎回。でなんかこううち、なんかそんなにいっぱいいろんな編集者さんとやってるっていうよりは、なんかこう藤城さんもそうですけど、なんかもう一回頼んでくれる編集さんに結構支えられている状態で、何回か頼んでいただくと、なんかその人の求めているものとかわかってくるからやりやすかったりします。
山本 だんだんじゃあこう。
吉田 この人は台割りも組んでほしいんだなみたいな。
山本 だんだんそのタイプが。
吉田 それかなりレアケースですけどね。
山本 なるほどなるほど。じゃあいろんなタイプをこう見極めながら。
吉田 そうそうですね。
山本 やられてるっていう感じなんですかね。
吉田 でもなんかそれも楽しくて。
山本 そういうこう探りながら、なんかこうピタッとだんだんあってくるっていう、その感じ自体がこうなんか楽しいっていうところもあるんですかね。
山本 結構同時進行でいろんなこともやられますよね。やられてますよね。
吉田 そうそうですね。
仕事について
山本 じゃあ結構本当に時々でいろんな変動の中をこう進むっていう感じなんですかね。
吉田 そうですね。
山本 なんかこうなんていうんですか、一概には言えないと思うんですけど、いわゆる本当にデザインを制作されてる時間と、いわゆるそういうこうお互いを見極めてるような、そういうちょっとこう自分以外のものとコミュニケーションが発生してるような時間と、
山本 全体一週間の中でどれぐらいなんですか。っていうのはその吉田さんってすごい働かれるじゃないですかっていうイメージがあって、働いてないと不安みたいなことを前におっしゃってたりもして、結構こうなんかずっといろんなことを考えたりデザインされてる時間もすごい長いんだろうなと思うんですけど、
山本 今お話聞くと、いろんな方と、いろんなタイプの方とピタッときながらやるために、他にもデザインの業務以外のことを考えたり、なんかやられてる時間もきっと長いんだろうなと思ったりして。
吉田 でもやっぱり圧倒的にデスクに向かって作業してる時間が長いですね。
山本 じゃあそこは圧倒的に長いんですね。
吉田 そうですね。ほとんどはそれだと思います。
山本 結構夜型、酔いっぱりっていう感じですか?
吉田 朝は強制的に子供に起こされて、からスタートは大体一緒で、早く終われば家に帰れるけど、早く終わらなかったらずっと事務所にいて、朝方帰ってそのまま。
山本 またスタートが一緒って。
吉田 なるほど。
山本 そうですね。リセットは絶対朝一回してるんですけど。
吉田 じゃあそういうリズムで一週間が過ぎていくっていう感じですか?
山本 そうですね。でも土日はほぼ休んでるんで。
吉田 週末はゆっくり休まれて。
デザイナーの仕事視点
山本 ゆっくりというか、子供の奴隷になって電車乗ったりしながら。
吉田 なるほど。そうなんですね。
山本 平日だけですね。
吉田 平日。
山本 編集とか出版社の側から見ると、デザイナーさんっていろんなタイプの方がいらっしゃると思うんですけど、ご自身でデザイナーの中でも自分ってこういうタイプみたいなのって考えられることってあるんですか?
山本 多分、編集に明るいというか、編集の仕事ができるよっていうのはちょっと言いたくないっていうか、おこがましいんですけど、
山本 なんていうんですかね、台割り頼まれれば作るしみたいなのとか、何て言うんですかね、起承転結もあるし。
山本 キャップで一番学んだのはそれかなって思ってて、なんかこう、エディトリアルデザイナーが編集に興味がなかったら、レイアウターになっちゃったりとか、
山本 社長の藤本さんが、なんかそれがすごい僕の中でずっと残っていて、だから本当にレイアウトだけ求められている時はするんですけど、なんか、このページもこのページも、
山本 なんかその執行がなんかデザインに出てくるのもあるし、提案もするし、
山本 っていう感じですね。逆になんかその1枚もののデザインしたら、僕より上手い人めちゃめちゃいっぱいいるんで、なんか勝負にならないなって思うんですよね。
山本 じゃあそういう編集の領域もある程度こう見据えながら、ちょっと構造的にこう。
山本 自分のそのデザインするものの、そんなこう視点を持っていったりとか、自分のデザインを持っていったりとか。
山本 自分のデザインを持っていったりとか、自分のデザインを持っていったりとか。
大西 そうですね。
山本 自分のデザインするものの、そんなこう視点を持っていながらお仕事されてて、アウトプットとして自分がこう出しているもの、作ったものって、なんとなく共通の特性ってあるものですか。それとももう全然やっぱり都度都度違うものっていうのはやっぱりこう出てくるっていう。
デザイン関連出版物の話題
大西 そうですね。全然多分スタイルみたいなのはないタイプだと思います。デザイナーでも、この人のデザインねってパッと見てわかる人っていっぱいいてめっちゃ憧れるんですけど、なんかとりあえず自分はそういうタイプではなくて、その都度その都度ですね。
山本 なるほど。やっぱりそうですよね。デザイナーさん、この人のやつだなっていうある色というかそういうのがある方もいらっしゃいますもんね。イラストレーターさんだとやっぱりむしろ逆にそういう。
山本 なるほど。デザイナーの方にこういう質問をするのもちょっとあれだ質問なんですけど、吉田さんからご覧になって、このデザイナーさんのやつっていっつも面白いと思うとかそういうのがあるんですかね。
吉田 そうそうですね。誰だろうね。いっぱいいます。いっぱいいるけど。
山本 いっぱいいるけど、一番今パッと言われて思ったのは藤田くんかな。
山本 今も若林さんともね、継続的に仕事されてますよね。
山本 なんか嫉妬するレベルというか。
吉田 そうなんですね。
山本 何かこうクレジット見ないで、あんまり見ないんですよ。
吉田 見ないですね。
山本 見ないですね。
吉田 見ないですね。
山本 他にももちろんいますけど、河田さんとか。
なんかこうクレジット見ないで あのいいなと思って手に取った本や雑誌が
こう藤田くんのデザインのものは結構多いですね あそうですか 他にももちろんいますけど
川名さんとか 藤田さんはお一人でやられてるんですかねきっとね
なんかアシスタントいらっしゃるんですかね かもぐらい あとなんか事務所は
シェアしてる 米山さん
多分 あそうですか わかんないです状況が変わっていることだけど なんか書籍も雑誌もあのいろんなのは手がけられてますよね藤田
藤田博美さん そうですよね そうですね最近も本当にいろんなの
方がずっと出てますよね あそうですか面白いなぁ
今いくつか他にも手元に本とか雑誌があるんですけどこれは 吉田さんがいくつか手がけられたものとか
参考にされている 手がけたものは今この積んである中には1個しかないですね なるほど最近買ったやつとか
気になったやつなんですかねどっちがいいですか やってや気になったやつ気になってるやつは
なんか最近本屋に行って選ぶのがどうしてもなんかプロダクト寄りっていうか これ知ってますかなの厚いですねこれ高
広告 掘り知らないです
これも広告かな広告っていう雑誌ではい あのこんな分厚いんだ
マイゴーサイズがサイズも製品も全部違うって 版元が吐くほどなんですなぁはい
でマイゴーこんな風に違うんですねあれそうなんかテーマにあった 製品で
ちっちゃい本について
サイズでいう感じだと思うんですけど 全く違いますねこの
ボリューム416と 417が全く色も形も
素材も全部違う感じですよね これしかも416は裏はなくて
表だけ厚紙で 本当だ面白い作りですねそうですね
なんか昔はなんかこうインプット欲しくて本屋行くと えっと結構
新しいなんかファッション紙とかなんかそのレイアウトとかデザインが面白い 洋雑誌とか洋書とかを買ってたんですけど最近日本の本とか買うことが増えてき
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てよりは 増本とか
そういう変わったことしてんなっていうのを 選びがちですね
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んでしょうね
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ファッションはそうですあれですよね 面白いですねでもなんかいいですよちっちゃいのってなんか凝縮されてる
感じで 持ち運びやすいしそうですね
これこれは何か気になっててやっ4号目にして やっと買ったって感じなんですよ
グラフィックデザイン
ニュートラルカラーとラルカラーズこれ本屋で 見かけたやつだそうでこの号が今4号目が3月に出たばっかりで
あの 特殊が雑誌作りだからこれは買わなきゃなんて思って
これはもうバサッと雑誌っぽい感じの閉じ方だし ここなんだなんていう閉じ方って言えばいいこれは中閉じればかとじ
なんだけどなんかあの 普通の印刷とリソグラフと混ざってるんですよね確かしページごとにすごい
混ざってますよね
なんか貼ってあるページもあるし
これページの紙面のデザインがものすごい全部 パラパラと小本屋で見てた時に全部すごいものすごい違うなって思ったんです
けど なんかものすごいなって思いました
そうですねすごい違う全なんか全ページ 違うぐらい違う感じになっててなんかすごいですよね
楽しいですよねパラパラめくってって楽しいし なんかその本としても
物感そうですねはいもいいし なんか一冊の中でこんなに本当にたくさんレイアウトというかデザインというか
もりもりしてもいいもいい なんか1ページ1ページちゃんとこうすごく精度していくとなんか面白そうですよねその
文字もデザインも 1ページごとにこうなんか1日1ページをちゃんと理解して読む
だけでもすごい楽しそうですけど 1年かけて読めそうですねこれそうですねこれ多分作るのに1年ぐらいかけてますよね
ああそうですか なんかあの売り方とか
あの マネタイズの仕方も結構ちょっと試行錯誤してるじゃないですかなんかあの
月額いくら例とか 月額いくら払って限定記事読めるとかなんかそういう
なんかその雑誌の生き残り方みたいなのも模索している感じがすごい 共感できるなぁと思う
そうですね作りも読まれ方も届け方もそうですね 含めてこうすごい
てるんだなっていうのはすごいなんか参考になるというか いいですねこういうの
だからながどんどんあの なんて立体的な選び方になってるっていうか
そうですね これはでも本当にいいですよね帰りに買っていこう
そう中身もちょっとじっくり読むのがそうテーマ的には 気になるしこれもうほんと買ったばっかなんでまだ読んでね
そうですね なるほど結構じゃあ
まあ本屋さん行っておって思って買うっていうのもやっぱお仕事柄っていうのも あると思うそうですね買うのはだからこういうなんか持っときたいやつなって本当に
ただ1回読んだら終わりかなっていうのはやっぱり電子書籍組み合わせてますね なるほど
そうですね なんかものとしてとっておきたい本は僕も何かこう買って本当に内容たまにパラパラ読んだり
参考にしたりとかリサーチしたりする時は電子書籍でってやったりしてますけどね そうですものやっぱ欲しくなりますよね
なんかニコとか買っちゃったりして
だからなんかこうそれこそ提案の時に何かちょっと変わったことしようっていうのは そういうなんか僕の意識が出ちゃってるっていうか
なんか普通に読むだけの綺麗な本だったらなんか変われなくなるんじゃないかなっていう ふうに思っていてもちろんそれでも買う人はいるんですけど
なんか 本棚に置いておきたい本を
作った方がいいなって思ってます そうですよね それがなんか別にその印刷すごいこって製本すごいこってお金かけたから
いいってわけではもちろんないんですけど なんか何でもいいですよ
もちろんなんか内容がめちゃめちゃに良くて一生のうちにもう10回20回読みたいって思って 買うのももちろんいいと思うんですけど
なんかその理由の一つが雑本とかでもいいのかなっていう そうですね確かに
そのものとかを持ってみないとわからないことっていうのも多分ありますもんね その要は例えばスタジアムの紙とあくまでああいう手帳をオマージュしたようなものになっててってこう
知ってはいるけどっていうのと あと実際にそれを手に持って自分の本棚に置くっていうのってだいぶこう
また違ったりする そうですね
意外とこう 本棚に並べると他の本とパッと一緒だなとか開いてみるとこんななってたとかそのギャップがすごいとか
持ってみてわかることってすごく実はあったりするだろうから なんか雑誌とか本とかそのものとして
持った時の意外と軽いなとか意外と重いなとか そういうちょっとした感覚も含めてこうなんかいいですよね
ミニブックと小さいデザイン
知れると いいなって思いますけどねでもこのジェントルウーマンは本当にいいですねこのちっちゃくて
本当手の平に収まるっていう そうなんかミニ本はなんかミニ本で欲しくなっちゃうんで結構ありますね
コレクションの中に そうですねこの手のミニ本は
集めてこう ミニ本いいなミニ本なんか作ってみたいですねちょっと
ミニ本は本当にいいですねこれ なんかデザインに関して言えばちっちゃいとよく見えるっていう謎の法則があると思ってて
そんなにちっちゃいと凝ったことできないってももちろんあるんですけど なんかあの
デザインの本とかで レイアウトを見せる時に
1ページドーンじゃなくて見開きの画像を1ページにワーってレイアウトするじゃないですか そうするとなんか全部よく見える
なるほど なんか僕は思ってて
そういう面白いですねそのマジックが そうなんかなんかポートフォリオをすごいちっちゃいサイズで作ったことあります
あーなるほどあえて小さくして どうかなーと思ってなるほどなるほどそういう
ことがあるんだなぁ 実際効果は
どうなんですねでもなんかちっちゃって言って面白がってもらった 記憶はありますね
なるほどなぁ でも本当になんかこういうちっちゃい本いいですね
これはちょっと今日面白いなって思いました ちゃんと改めてでもあれですねポッドキャストだと伝わらない
小さい作品
伝わらないですね これなんかタバコの箱よりちっちゃいみたいな ちっちゃいですよね
でもなんかこう表紙とかちゃんとこうしててしっかりして 面白いですね
いやーなるほどなぁなんかこれからまあ つどつどこう面白いことを考えて形にしていくっていう
のがもう根幹としては揺るがないと思うんですけど これからこうやってみたいこととか
なんかこういうのを見てみたいとか なんかそういうのってありますか
えっと本で出た本とかまあデザイン なーとしてとか
そうそうですね なんか
毎回藤代さん仕事を楽しくやれてるからこういうのが続けばいいなーって思ってるんです けどだからあのあれですねえっと藤代さんが本を出し続けられる
ようななんかまあアイディアを出すっていうか なんか面白い仕事をくれる人か食いっぱぐれないといけない
そうですね なんかみんなで作っている感じがあるといいですよねそのなんか面白いものを作っ
た時に面白いと思ってこう手に取ってくれる人がいたりしてそうすると うちもまたやろうってこうなるし思えるし
吉田さんもこうさらにじゃあ面白いものを次はこういうふうにやってみようってなるし あと実際にこう
製本の職人さんとかもうこうなんか次こんなんきたかみたいな これはちょっとじゃあこういう工夫してやってみようみたいな
なんかそういう職人魂も含めて 喜んでもらえるといいかもしれないし
なんか みんながそれぞれの
領域でこう面白いと思うとなんか全体として続いていきそうな気がしていいなぁと思ったり してるので
でもあれですねあのもしその出す本が えっとデザイン凝ってないのが合いそうだったらめちゃめちゃ
簡素なのか簡素なやつとかねもういいですよね 真っ白とかまぁ黒でもいいけどそうそうだからなんか
誤解をしないように言うと別にこれはいいってもんでもない そういうことですねあの販売価格との兼ね合いとかもすごい大事だ
ねなんかでも木製車の本を凝ろうって思ってるのはどうしても 価格は普通の出版社が出すより高くなっちゃうじゃないですか
ちょっとだけ高くちゃいますねどうせ高くなっちゃうならみたいなのはちょっと あっそうですね
あとはそうですねまあ高く しすぎると良くないんですけど
あのまあ本て別にそんなに安く安いもんでもないかなっていうのも持ったりはして てまあ
最近こういろんなものの物価が高くなってたりする中でこれこんな値段するの っていうものに比べたら別に本て安かったですから
まあいいものを作ってちゃんと成り立っていくためにものすごい大量生産してコストを 下げてっていうよりもちゃんとしたある程度もちゃんと作ってある程度の値段で長く
みんな手に持ってもらえるようなものっていうのができるできるという適正サイズ なことをやれると非常にいいかなと思ってますよね
だからまあとはいえ高すぎるとこう本は 知識としてみんなに持ってもらいたいっていうのがあるので
そうすると高い本を買えるだけの人が買えるような本にするのもちょっとそれはそれで 良くないまあ割とこうみんなが手に入りやすいような仕掛けを作んないといけないな
そうですねからそれ一番やりたいかもですねなんかその ウル工夫っていうか別になんかまあ全部が売り上げじゃなくてもいいんですけどなんかその
若い世代とのコミュニケーションとマーケティング
うまく回る 仕組みっていうかそうなんですよね多分なんかもう
どの出版社もねあの考え考えて考えてトライアンドエラーな 時期だと思うんですけどそうなんですよね
なんかそれ考えるの一番楽しいですねそうですね本当に だからなんかものすごい単純に言うとこう例えば大学生ぐらいとか高校生とか中学生
ぐらいの 人々が
楽しいと思って手に取ってほしいと思ってってそうすると多分 3,000円4,000円の本ってなかなか
手が伸びないから あの
じゃあなんかこううちの本についているもっていうマークを切り取って感想とともに 送ってくれたら学生割引で図書券をさらに2,000円プレゼントするとか
またこう本を買ってもらえるようにするとかっていうこうそういうキャンペーンを やろうかなぁとか単純に考えるとそういうことを考えてたりするんですけど
そうするとこう 若い方でねあの社会人として働いてない方でもこう
手に取れるような構造ができたりするのかなっていう 大人でちゃんとお金持ってる方は高いお酒飲んでないでたまに本を買ってくれる
ことは思ったりするんですけどだからちょっとなんかこういろんな パターンを考えながらそういういい仕組みっていうのが
できるといいなとは思ってるんですけどねとか考えられることがいっぱいありそう かなっていうのは非常に思ったりするので
なんかやりたいですねあと去年のクリスマスぐらいに結構感動したんですけど あの
えっととある出版社なのかそういうこう 出版業界のそういうこう団体なのかチームなのかわかんないちょっと忘れちゃったんです
けど あのサンタになろうっていうキャンペーンをやっててでえっと本屋さんに行ってその本屋さんもその特定の本屋
さんっていうのが決まってるんですけどその本屋さんに行って自分が例えば何でも いいからアメリカの旅を買う
巡る旅を買いますと買った時にサンタになりますってお客さんが言うと その本屋さんと出版社が同じ本を
えっと どっかの学校かなんかに丸々一冊寄付をするっていう
それがクリスマスに子供たちに届くっていうような 子供たちは別にお金払わなくても本がいい本が
本というものの社会的意義と広がり
どこかの誰かからプレゼントされたって思えるっていう サンタになろうっていうキャンペーンをやってて
それいいなと思って 木製車の本を買っていただいたら木製車が誰かに本をプレゼントするっていうような
学生限定でもいいですけどそういうのとかをやると なんとか成り立ちながらできるかな
なんかそういうのとかいいですよね とかなんかいろいろ考えたいなって思ってたり
しますけどねなんか吉田さんがやりたことですがなんか 僕も含めてやりたことになっちゃったけど話が
そうなんかもちろん自分発信で何かできれば それはそれでいいんですけどなんとなくこう
誰かのやりたいことを手伝うのが好きっていうか それにもちろん自分でやりたことを混ぜ込んでいくんですけど
たぶん藤代さんあのこの木製車作って結構久しぶりに再開して仕事の話した時から売り方とか考えてたじゃないですか
からなんかすごいそれはすごくあの嬉しくてそういう人が仕事をくれたのが嬉しくて からあのあんまり言いたくはないんですけどなんかそのいいねでやろうって思ったんですよね
大焼けの音声番組で
言っちゃったけど この人の仕事は面白そうだから安くてもやろうって思ったんです
ありがとうございます 他のコスパ社の方から聞いてたらあれですけどね
デザインの仕事のやりがい
いやいやそんな本当ありがとうございますいやあの助かってますいろいろと本当に そうなんですよだからね次回からめっちゃギャラ安くなる
ねえそんなどうしようかなっていう いやーでも本当だからなんかそういうこう
そうなんですよねあの普通に作ってこう 何も考えずに作ったよってだけだとやっぱりこう
ほんと届けたい人にちゃんと届いていかないんじゃないかなっていう ことをまあ持ってたりもしたのでであのなんかこう
作ってる時にこの本なんかいろんな人の顔が浮かぶ時があって この本てこの人が
こういう場所で読むとどう思うんだろうとかって思ったりとか例えばこの本を作った たらこのこいつには絶対買ってほしいなって思うとか
この人にはあのプレゼントであげたいなとかってなんかこう顔が浮かぶんですよね でだけど作ったよっていうだけだとその人たちが気づきもしないし
その人たちがたまたま本屋で見つけるかもしれないしわかんないし っていう
ことだとするとなんか作ったけどその人に届かないなって思うと思うとそうすると なんかの方法で
届けたいし行き渡るようにしたいしまあ少なくともちょっと知ってもらいたいなと思うので そうすると
なんか流通の仕組みとかそのさっきのサンタになろうでもいいんですけどなんかそういう やり方とか
あの1年間も規制者と一緒に過ごしてみようよって言ってそうすると本が自動的に なんか紹介されるよとかなんかいろんな子やり方を考えないといけないんだろうなって
うーんずーっと考えてて何かがものすごくうまくいってるかというと別に全然まだそう じゃないんですよね
トライアンドエラーという感じなんですけどなので なんか割とこう
瞬間瞬間で誰かの顔が浮かぶことが多いのでそれがまあ あの一人に届けばまあ住人に届くんだろうなと思うし住人に届けばそれが
どんどん広がっていくんだろうなって思ったりするので なんかそんな感じの感触でやってますねそれがまあ1000になり
2000になりどんどん広がっていったりまああと作ってる時にその海外の翻訳ものが多かったりも するのでその著者の周りの人たち
が言うまあ日本語読めないですけど読んでくれたらどう思うんだろうなーとかなんか そんなようなことを考えているとこう
物事を広める方法の模索
まあいろいろ広がりが出そうだなと思っているのなんかそれをつないでいきたいなっていう の思ってますけどね
だからまあなんか突然10万ブスって バーンとバーンと乗っければ後はまあ自動的に行くだろうみたいなふうにはなんかあんまり
こう思えなくて なんか誰かの誰かに向けてみたいなのが今のとこはすごい良い感じがして
ます
ですね なんか本当にあのお話を聞いているのにだんだんだんだん僕の話
切り替わっていくのであれ引き戻さないとですね そうですねだからなんかいろいろこう
あの面白いことができるといいなとは引き続き思ってましてあの とはいえこうデザインとかいろんなこと
っていうのは全然僕の方では明るくなくてやっぱこう吉田さんみたいな方がいて くれると非常に
あの形に本当になるのではい いつも助かっております
嬉しいですありがとうございますあのリピート仕事めっちゃ嬉しいんで本当ですかはい またやっていいのみたいな
そうですねあのもう本当にそれはどの仕事でも同じ人からの発注が一番嬉しいですね ああそうですか
なんかなんかあの前回の仕事に 100パーカーわかんないですけどなんかまあ満足はしてもらえたっていう
いうなるほどな印というか それっきりみたいなとなんかねはいはい
でもそれ機能が多分を書籍だと多いと思うそうですから
ブーバーのそれこそ本のデザイナーなんてごまんといるし いろんなデザイナー試したいじゃないですかまあねそういうのもありますもんね
なんか本当に その時のタイプとかいろんな条件でもね変わるんでしょうねきっとねなんかもう本当に
こうずっと長らくね 一緒にやっていくみたいなパターンもあるでしょうしもう毎回違う風にあえてする
みたいなのもきっとあるとは思うんですけどね だから全然あの富士山が他の人に頼んでも全然いいんですよ
聞いたら嬉しいって言ってありがとうございます なるほどいやー面白いですね
なんか あの
コンテンツ紹介:ディオールの展示
いつもいろんなゲストが来てくれた時にいろんな話をお聞きできるのが楽しくて でいろんなそのゲストについての話を聞いてるんですけど
そのゲストが最近見たものとか読んだものとか 聞いたものとか
いったとこでもいいんですけど最近のこれ面白かったよ ああいう話をなんかまぁ最後にちょっと紹介をしてもらっててですねなるほど
なんか食べたでもいいんですけど カルチャー的なおすすめコンテンツみたいなイメージですね
なんかそういうのどうですか最近 最近面白かったものだからなんか今なんかこう見せた本とかになっちゃうんでなぁ
なんか そうですねそれ以外だと
展示とかもあ あの見てないやつでもいいですかああいうスイスあの今現代美術館であの
ディオールの展示やってるじゃないですかめっちゃ見たくて あの前売り発売されると速攻で売り切れちゃうんですよ
ジャニーズのコンサートみたいな感じでで当日券もありますって言うから めっちゃ朝早く行って2回行って2回とも入れてなくて
こんな展示でこんなみたいなそんななんですね ディオールのクリスチャンディオール店
あのですデッサンが特価と服の展示なんですけどすごいですねそう そんなにやっぱり人気なんですねディオールのねなんか
わかんないなんか知らないとこでバズってたりするのかわかんないですけど
すごいですねそのすごくいわゆるああいうファッションの すごく好きな方々とか
まあなんかまあいう領域のってなるとそこまでものすごいこうたくさんの人があ っていうふうにイメージもしかしたらしないかもしれないけど
でもそんなに混んでるって言うのはやっぱり いろんな方が興味ねそうですね
だから見てない展示をお勧めするなぁ
皆さん会議終わっちゃう
あとで調べてみようあのしばらくやってるんですかね もうでもでももう後半だと思いますけどねいつ前だっけの
あそうですか すごいですねちょっと興味ありますなんとかなんとかみたい
デザイン事務所の話とスタジアムの神と悪魔について
入れないぐらいってなかなかそうすごいですよね なんか10時会場で
10時に行ってももう入れないそうですそう 今日は9時半で完売しました今日昨日は8時半で完売しましたとか
そんな感じすごいだ 東京都現代美術館
クリスチャーによる点という新しくないですか見てないやつ 見てないことがお勧めだでもでもこんだけ入れないってことは多分面白いすごいだろう
っていう
じゃあちょっと時間見つけて行ってみる朝早く朝早く行って並ぶという いいかもしれないですね
ありがとうございます じゃあ引き続きこう吉田さんとはいろんなところでまたご一緒するんですけどまぁ単にこう
本を作るとかデザインをするっていうことだけじゃなくてまぁ どういうふうに届けるかとか仕込みとか
いろんな こうことも含めてなんか一緒に引き続きまたできそうですねぜひ楽しみですね
楽しみですねはい なんか金曜の夕方のコーナーというか
あのちょうど日も暮れてきてそうですねはい なんかいい感じで大丈夫ですか長長すぎないか大丈夫ですちょうどいいぐらい
ブーブー言っ あのいろんなお話をありがとうございましたあの吉田さんに聞いてみたいこととか
吉田さんのえっと作品というか仕事を見たいときはつま先のホームページがそうですね あのもうすごい簡易的な
ホームページでインスタとかのリンクをペって貼ってある感じなんですけど まあホームページとインスタとあのポッドキャストのあそこの
ディスクリプションというかはいショーノートにちょっと載しときますのではい 吉田さんの実際の子作られたものは
力見ていただくとはいいうことですねはいじゃあ またよろしくお願いしますはいじゃあ今日はどうもありがとうございましたありがとうございました
ん はい吉田さんありがとうございました
ありがとうございました 吉田さんもいろいろと話してくれてはい
普段 普段そうですねあの
ああいう形でこう吉田さんのことをいろいろと知れ知れるような話をする まとめつまとめてするっていうことがあんまなかったんで
良かったなと思いますあの金曜の夕方だったんですよね なんとなくコーヒー出してくれていい時間ですねなんかちょっと後ろで電車の
音そうそうあの辺のこう街の中ではい 夕方にコーヒー飲みながらだんだんちょっと日が暮れていく感じで
あの話してきましたねはいなんか印象に残った 話とかありました印象に残った話そうですね
いろいろと話全体的には木製車の本今後今後なのか今まで出ているものも全部 隅から隅までもう一度見直そうと思った
あとはヘッドやっぱりキャップとつま先の話で私が今日キャップをかぶってきているのは 実はこの
トークを聞いて今日はキャップかぶっていこうと思ってきたって言ったということですね 頭からつま先までというのはそうですね
そういうことで今日キャップをかぶっているそうなんです あの
オフホワイト色のはい ht っていう文字が重なっている帽子やすいもしかしてアレです 半身タイガーそうです私の
半身タイガーや帽子についての話
愛する半身タイガースの帽子をキャップをかぶって今日は普通にこれで銀座とか歩きます これもあの
おしゃれな形してそうなんですよいわゆる縦縞のあの いかにも半身みたいなのではなくてよく見ると半身みたいね後ろにリボンが付いてたりとかして面白い
ですよね なんか
国著者の若林さんも半身ファンそうなんですよこの間のトークイベントで なのであの吉田さんのつま先というところとまあその前にお務めになって
たまあ有名なねあの デザイン事務所のキャップというところと
含めてあの 帽子をかぶってきたとはいいうことですね
はいでまぁ吉田さんも結構いろんな話をしてくれて印象残ったのはやっぱりこう あの編集がわかる
ブーバーしないときでも対応できるようなそういう 大人というかなんかねそういうすごいすごいなって思いましたそうですね
ということであの吉田さんのお話も はい聞いていただいて今後も
ブーバーし 楽しみですねまたこう面白い本にしてくれるかなと
期待大ですねはい いうことで言うと今後何か本が出るようだ
ちなみにそうだその前に私そう気になっててなことがあってあの このスタジアムの神と悪魔とかって
1ページ1ページ髪が結構薄いんですけど すごく手触りが良くてページめくりたくなるような
感じなんですけどこれも吉田さんの選定なんですかそうですね紙は まあ分厚い髪とか薄い髪とかいろんなこう
種類の紙がいろんなメーカーから出てるんですけど えっと印刷の藤原印刷の方と
吉田さんといろいろ話しながらじゃあこういう今度はこういう髪でやってみようか とか
そうはいそのイラストを入れるんだったらそのイラストがちゃんと乗るような インクが乗るようなそういうのもあるんですね
神なのかとか裏移り以降どれぐらいまで薄い髪だったら裏移り しそうかとか
これをあえて裏移りさせているというちょっとしてますねはい で耐久性とか
いやそう薄いのに耐久性耐久性とか丈夫というかあのペラペラな薄さではなくて もう絶妙だなと思ったんですけどこういうところもそうですねやっぱりこう
あの検証するためにテスト釣りみたいなこととかそういうことも何度かやるんですけど それでこうちゃんとこう
あの黒が ちゃんと黒として出てるかとか
あのどれぐらいこう裏に映ってるのかとかですね はいそうなんですね
そういうの実は特にこの本は触っててそれをちょっと気になっちゃって そういうことだったんですねそうなんですよ
いろんな神もいろんな銘柄があって あの
やってると面白いですけどね そうですよねページのこのページネーションのポントとか
細かいディテールについての話
そうですねすごく素敵で 本当に細かいところまで 吉田さんのもうノウハウがいっぱい詰まって
はい 作られてますねはい
はいありがとうございますですいません話途中で 今後何か予定はそうですねあのスタジアムの神と悪魔をまだまだ話したいことがいっぱいある
ということで若林さんたちともまたちょっといろいろとさらにやれるといいかなと いや楽しみです
思ってるのでそんな方向でいろいろ引き続きやりたいなと またイベントもあり新しい
そうであとは力月も8月に日本に来るのではい あのいろんなランニングのセッションとかそれこそ読書会的なこととか
ああいいですね楽しそう やれるといいなぁと思っているのであの本次のさらにこの暑い子秋以降に
出る本の翻訳とかいろんなことをやりながらこうそういう皆さんとお会いできるような はいえっといろんな仕掛けをずっとやるとそうですね
簡単なくというかですね時々そういうの あまり間開けずにあると楽しいなと思いますよねそうですよねだからまあここから毎月
毎月のように多分なんかあると思うので順次アナウンスしていくと走りながらそう ランニングもしながら
イベントもしながらですねはいはい あとは木星ブッククラブでも新しい本とかはいそうですね
まあ広げてラインナップ広げていけたらいいですよね あのどんどん良い本を紹介してはいいけるといいなと思うのではいやりましょうと
はいはいいう感じですかね今回ははい楽しかったです今回も結構 長めの回になってますけどもはい
すいませんちょっと喋りすぎましたあの なんかゆう子さんの熱烈なファンみたいなのが一部でどうやら生まれてるらしいので
えっ
初耳ですけどメッセージをいただいた方以外にも実はお会いした時に あの人は誰ですかとかですね本当ですかなんか面白かったとかいくつかちょっとね
反応をいただいてるんですねなんか一部でちょっと的な方がいらっしゃるようなので えっと引き続きはい引き続きぜひ皆さんよろしくお願いします
聞いていただけるとはいね嬉しいですよねはいはいじゃあそんな感じでえっと引き続き またはいまた次回もよろしくお願いしますはいよろしくお願いしますじゃあ皆さん
またはいまたお会いしましょう
01:48:05

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