本の概要と主題の紹介
始まりました。こーざきFM第7回、よろしくお願いします。
このチャンネルでは、アメリカ・ロサンゼルスでITマネージャーをしています。
私、こーざきが日々の気づきや感じたことについて、ゆるっとお話をしていきます。
今回はですね、ちょっと読んだ本のお話をしようかなと思います。
青山美智子さんの月の立つ林でという本ですね。
これはですね、スタンドFMで読書ラジオというポッドキャストをやっていらっしゃるゆうこさんが紹介していらっしゃって、
面白そうやから、自分も読んでみようと思って目に取ったんですけど、
いやー、よかった。とてもよかった。
なんかすごい神話ありくるようなところもあったし、
全体通してすごいすがすがしい気持ちになって、
そうですね、これは読めてよかったなぁと思いましたね。
まずちょっとあらすじから紹介しようかなと思うんですけど、
長年勤めた病院を辞めた元看護師。
売れないながらも夢を諦めきれない芸人。
娘や妻との関係の変化に寂しさを抱える児童二輪自動車整備士。
親から離れて早く自立したいと願う女子高生。
仕事と家族のバランスに悩むアクセサリー作家。
躓いてばかりの日常の中。
自分がちょっと感想を感じたところを主に2点挙げるとですね、
まず1個目が仕掛けの面白さですね。
仕掛けの面白さというのは、
仕掛けの面白さというのは、
仕掛けの面白さというのは、
仕掛けの面白さというのは、
仕掛けの面白さというのは、
1個目が仕掛けの面白さですね。
この本ですね、5足の短編小説からなってて、
5つのそれぞれメインキャラクターがいるんですけど、
出てくる人たちがそれぞれのお話で直接的間接的に繋がりがあるんですね。
それを読み進めていくと、
こことここ繋がってるなとか、
こことここもしかして繋がってるんじゃないかなとか、
読んでいくとそういうのがちょっとずつ明らかになっていって、
最後まで読んでいくと、
なるほどこうなってたのかみたいな全体像が浮かび上がってくるっていう感覚があって、
テーマと感想
そこが気持ちよかったですね。
自分は伊坂幸太郎さんの本を読むのが好きで、
この小説は特に伊坂幸太郎さんのラッシュライフを読んでいるときの感じを思い出しましたね。
仕掛けの面白さというところですね。
2つ目が、目に見えない社会との繋がりみたいなのをすごい意識させてくれる本だなというふうに思って、
何かというとですね、
それぞれの短編のテーマみたいなのは、
家族との関係性とか、仕事のこととか、仕事に対する葛藤とかですね、
夢を追うしんどさつらさみたいな、それぞれ表のテーマは違っているんですけど、
どの話にも共通している部分があるなあって読みながら思っていて、
それがですね、自分たちが暮らしているこの社会が、
自分たちが思っている以上にお互いに繋がっているとか、
実は支え合って関わり合って成り立っているんだなということを読みながら、
すごい思わせてくれる話でした。
それっていうのは本当に、例えば仕事とかでも、
自分が何かしら頑張って成果を届けるという目に見えている相手以外にも、
知らないうちに自分がやったことで誰かを元気にしたりとか、
誰かの支えになっているみたいなことっていうのが実はあるかもしれないよとか、
今度逆にですね、自分が生活している中で、実は知らないうちに、
顔も見たことないような相手から、元気とか、嬉しいこと、支えられているとか、
そういうことを知らないうちにもらっているのかもしれないよっていうことを、
そこに目を向けるっていう気づきを与えてくれる本だなと思いましたね。
で、これ何かに何か思い出すなって思ったんですけど、
ミスター・シェルドレンの曲に色取りっていうのがあって、
その歌詞にですね、まさしく、
なんてことのない作業がこの世界を回り回って、
どこの誰かも知らない人の笑い声を作っていくっていうのがあるんですね。
これ2007年の曲なんですけど、すごいまさしくこの通りだなって思いました。
例えば仕事とか、目の前の成果とか直接的なもの、直接的な関わりみたいなのばっかり意識しちゃうんですけど、
自分の知らないところで意外と誰かの何かになってたりするのかなとか、
逆に知らない人が頑張ったことによって、
自分も何かしらありがたいものをもらっているのかなっていうのが見直させてくれるっていう本でしたね。
またちょっと読み返しても発見がありそうなので、結構気楽に読める感じなので、
また機会を見つけて読み返そうかなと思ったりしました。
ということで、今日は青山美知子さんの月の立つ林でという本を読んだ感想についてお話をさせていただきました。
最後までお聞きいただきありがとうございました。
それではまた。バイバイ。