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  2. #122 環境が人を育てる
2024-10-25 12:29

#122 環境が人を育てる

【長崎旅行から学んだ「環境の大切さ」】

長崎市を訪れて気づいた、環境が持つ大きな力についてお話しします。

穏やかな海と山々に囲まれた長崎の地形が、貿易港として発展するきっかけとなり、独自の文化を育んでいったように、私たち人間も環境によって大きく形作られていきます。

お寺で生まれ育った自身の経験も交えながら、環境がいかに重要か、そしてより良い人生のために環境をどう活かしていけばよいのかを考えていきます。

#お坊さんの放送 #長崎 #人生 #環境 #仏教の話 #蓮城院 #自己成長 #修行 #人生の学び
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サマリー

長崎市の環境が人々に与える影響を考察し、特に地形や海の穏やかさが町の発展に寄与していることを述べています。また、環境が人間の成長に与える影響や、経済状況や地域特性が個人の人生に与える影響も探っています。

長崎市の環境と発展
どうも、コウブンです。
栃木県の片田川にある蓮城院というお寺で、副住職をしております。
先日ですね、長崎旅行の方に行ってきまして、
その時にですね、感じたことをですね、今日はお話をしたいなと思います。
どういうことを感じたかと言いますと、環境が人を作るよね、環境が大事だよね、と言った方がいいかな。
環境ってとても大事だよね、というお話をしたいと思います。
なぜそんなお話をしようかなと思ったかというと、
それはですね、長崎市という場所を見て色々と気づいたことがあったからなんですよ。
どんなことに気づいたかというとですね、
これを聞いている方、長崎市に行ったことがある方、もちろんいらっしゃると思います。
きっとね、長崎市に行って最初に思ったこと、おそらくね、思ったこと、山に囲まれてるなっていうふうに思ったんじゃないかなと思うんですよ。
長崎市の中心地、長崎駅がある周辺かな、辺り、南、北、東、東西南北、全部山に囲まれております。
一部は海を挟んでですけども、とにかく見渡す限り海に囲まれている、そのような土地なんですよね。
少しだけ開けている場所はあるんですけども、それもちょっとだけというか、ほとんどが山に囲まれているところなんですよね。
海の方もね、さっきも言ったように山に囲まれているんです。
その海というのがとても穏やかなんですよね。
あんまり波が立ってなくて静かな海っていう感じですね。
その静かな海があったからこそ、長崎市というのは発展したというふうに言われてるんですよね。
なんで海が静かだと発展するのかというとですね、
海が静かな条件というのはいろいろあるとは思うんですが、私が調べた限り、
湾というのは一部だけが外の海とつながっていて、
ほとんどがその陸地で囲まれているような場所、それを湾と呼ぶみたいなんですけども、
湾になっているんですよね、長崎の場合は。
長崎湾でいいのかな?名前はちょっとわかりませんが。
あとは東京湾とか有名なところがありますけども、
東京湾の場合は開けている部分が大きい、あとは海自体が大きいというのもあって、
そこまで穏やかな印象はありませんけども、
長崎の場合は陸地と陸地が橋と橋が見えるエリアと言ったらいいのかな?
なのでそれほどすごく広い湾になっているわけではありませんが、
そのおかげで海がとても穏やかなんですよね。
海が穏やかということは、船を着けやすい。
外から来た船が港に着けやすい。
そして港に着けた船から荷物を乗せたり降ろしたりという作業がしやすいというところから、
湾になっているところは港町として貿易の拠点として発展しやすいということらしいんですよね。
なので世界中のいろいろ港町、港があることで有名なところが多いんですけども、
大概は湾になっているところが多いですよね。
仮に湾になっていないにしても、防波堤みたいなもので簡易的な湾にしているものもありますよね。
ともかく海が穏やかであるというのが、
町を発展させる要因の一つであった、長崎市を発展させる要因の一つであったということなんですよね。
そういうわけで長崎市というのは、
昔からオランダの人だったり、ヨーロッパの人も出会ったり、
あとは中国の人も出会ったり、出入りが多かった。
なので長崎には中華街がありますし、
それにあとはオランダ人の人が滞在していた場所、デジマ。
ネキチでも習ったことがあるかなと思います。
デジマという場所があって、そこが江戸時代の鎖国をしていた、
江戸時代の西洋との玄関口になっていた、そういう歴史があるんですよね。
そうやって長崎市、長崎という場所は発展した。
あと他にも、キリシタンというキリスト教の教えというのが、
日本において広まっている地でも有名ですよね。
それはやはり外国の方が多く入るからというのが一番の理由ですよね。
外国の方が入るというのはどうしてかというと、
貿易地として栄えたからという理由ですよね。
そうやって長崎という地域の特徴、地形の特徴によって、
長崎市というものの文化であったり、発展に寄与していたということが見て取れるというわけなんですよね。
そういったものを長崎旅行、いろんなものを見て感じたというわけです。
経済的要因と個人の成長
これは何も町だけじゃなくて、人間も同じだなって私は思ったんですよ。
人間も環境によっていろいろと変化するというか、成長するというんでしょうかね。
そういうことってあるよなって思ったんですね。
つまりどういう環境に身を置くかというのが、
私たちの未来においてはとても重要な要因である、重要なファクターであるというふうに言えると思います。
例えば、お金持ちの家に生まれたとします。経済的に恵まれている家ですよね。
であれば、勉強するにしても経済的に余裕があれば海外留学をしたりとか、そういったこともできます。
海外留学に行くことができれば、当然ながら英語を身につける、英語とは限らないか、外国語を身につけるチャンスというものが広がりますよね。
もちろん経済的に恵まれていないからといって外国語は学べないというわけではありませんが、
ともかく経済的に余裕があればチャンスが広がるというのはまた事実ですよね。
そういったことが他にも、趣味の世界であったり、趣味とは限らないかな、教養というんでしょうかね。
例えばスポーツ、スポーツなんかもスポーツの種類によっては大変お金がかかるものってありますよね。
ウィンタースポーツ、マリンスポーツとかね、あとモータースポーツもそうですよね。
そういったとてもお金のかかるスポーツに関しては子供の頃からやりたいといっても、
その才能があったとしても、その才能を発掘するのに経験するチャンスというのがなければなかなか難しい。
その経験するチャンスというのはやはり経済的に恵まれていた方がチャンスを得やすい。
結果的にその人がどういうふうに成長するかという部分において、
経済的な部分においては有利に働くことが多いですよね。
他にもわかりやすいところで言うと、争いが絶えない地域で生まれた場合ですね、戦争がある場合、あるような地域で生まれた場合、
生き残るためにはいろんな荒っぽいことも時にはしなくてはならないことがあると思うんですよね。
そうなってくると当然ながら、そういう荒っぽいところでも生き残るような術を身につけるために、負けないために、
そういった格闘術もそうだし、相手を騙すわけではないにしても、自分の思い通りになるような、誘導するような会話の術だったりとか、
そういったところに長ける可能性というのはありますよね。
もちろん絶対ではありませんけれども、ともかく環境によって人間のどういうふうに成長するかというのは、
環境によって大きく左右する可能性があるというところですよね。
私自身もお寺に生まれたということもあって、それがきっかけでお坊さんとして今生活しているという、人生において大きな影響を与えているわけですよね。
良い環境を築く重要性
またさらに言うと、私自身が修行するということをね、家でですよ、自宅で修行する。
自宅で修行というとね、いまいちイメージつかないと思うんですけれども、
例えばお経を読んだり、左前を押したりというのも、自分のお寺で行うことは行うんですけれども、
やはり修行時代、修行僧がいっぱい集まるようなお寺でやっていたときのようにはいかないですよね。
どうしてもサボりたいというかね、怠け心というんでしょうか、そういったものも出てきちゃってなかなか進まないという部分は感じております。
なのでやはり環境というのはとても大事だなと、そんなことを思ったわけです。
皆さんもね、きっと自分の生まれてきた環境において、こういったことで自分はこういう人生になっているんだなと思うところ少なからずはあるかと思います。
そういったところを感じながら、より良い人生にするためにはより良い環境を築いていくという風にね、そういう風にぜひともしていただきたいなと思います。
はい、今日のお話は以上となります。
今日の内容を聞いてご意見ご感想などあればどうぞコメント欄へよろしくお願いいたします。
はい、では蓮城院副住職の幸文でした。ではではまたね。
12:29

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