1. コウブン和尚の寺子屋ラジオ
  2. #20 ハスについて語る
2024-06-25 17:40

#20 ハスについて語る

▼ハスと仏教についての放送はコチラ!
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🌸 蓮の魅力と育て方を徹底解説!

今回は蓮についてお話しします。仏教のシンボルとしての蓮については以前触れましたが、今日は純粋に蓮そのものについて語ります。蓮とスイレンの違いや、蓮の育て方、蓮根を使った美味しい料理の紹介、そして蓮が持つ深い意味についてもお話しします。蓮の美しい花が咲くこの季節に、ぜひお聴きください。

目次:
🌼 蓮とスイレンの違い
🌿 蓮の育て方
🍴 蓮根料理の紹介
🌷 蓮の育て方の詳細
🌾 株分けと冬越しの方法
💧 水鉢と浮草の役割

感想やコメントをお待ちしております。蓮城院の蓮が咲くこの時期に、蓮の魅力を一緒に楽しみましょう。ぜひお聴きください!

ハッシュタグ: #蓮 #育て方 #蓮根料理 #仏教 #シンボル #蓮城院 #花 #ガーデニング #日本 #蓮の花 #自然 #植物
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どうも、コウブンです。座禅をしたり、ハスを育てたり、野菜を作ったり、最近ではAI漫画にチャレンジしたりしています。
はい、今日はですね、ハスについてお話をしたいと思います。
以前ですね、なぜ仏教のシンボルはハスなのか、というお話をさせていただきましたけれども、
そちらの方では、仏教とハスの関わり合い、そういったものについてお話をしました。
今日はですね、仏教についてではなくて、単純に、単純にというかシンプルに、ハスについてのお話をしたいと思っております。
なので、仏教とハスの関わり合いについての話は、以前の放送を聞いていただければと思います。
概要欄の方に貼っておきますので、気になる方は確認してみてください。
はい、それでですね、なぜハスのお話ししようかなと思ったかと言いますとですね、
今、私が副住職をしているお寺、蓮城院ではですね、ハスが咲いております。
蓮城院ではハスを育てておりまして、それがですね、今ちょうど咲き始めたというところなんですよね。
なので、今日はですね、ハスって何だろうということを伝えたい、そういう気持ちに駆られまして、この放送をすることにしました。
はい、それでですね、まず最初にちょっと説明したいことがあるんです。
というのはですね、ハスに似たお花、スイレンというお花があるんです。
ハスとスイレン、よく似てますので結構混同されがちなんですよね。
その違いをちょっとね、お話しさせていただきたいと思います。
私が蓮城院で育てているのはハスの方ですね、スイレンではなくてハスの方です。
スイレンって何かというと、まずですね、特徴なんですけども、ハスは水面より上に花を咲かせますね。
水面から大体そうですね、50センチから1メートルの間ぐらいの高さまで茎が伸びて、そこで花を咲かせるのがハス。
そしてスイレンはですね、水面に花を咲かせるんですね、水面に行くように。
スイレンのスイは睡眠のスイですね、眠るという意味のスイ。
何でそんな違いが当てられているかというと、朝咲いて夕方には閉じて、眠るように水中の方に沈んでですね、蕾がね、花を閉じるそうらしいんですよ。
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私はちょっと見たことないんですけど、そんな風にウィキペディアには書いてありました。
なので、ハスとスイレンの違いは咲く位置が違う、おそらく品種も違うんじゃないかなと思います。
ちょっとそこまでは調べてないんですけども、花の形は似てるんですが、違う植物であります。
ハスというのは水面より高い位置に伸びて、茎が伸びて花を咲かせる。
スイレンは水面に浮くようにして花を咲かせる。
そこが最大の違いでございます。
今日のお話はハスについてですね。
まずハスというものはですね、大体6月の終わりから7月の終わりくらいまで、夏の時期に咲くお花ですね。
原産国はアジア、特にインド、中国、日本とされております。
詳しいことまでは調べてはいないんですけども、
ハスというのは泥の中から育つ、泥の中から茎が出て花を咲かせるような植物ですので、
比較的水の多い地域で育つもの、またあったかい地域で育つものだと思います。
ですのでインドとか中国の中でも砂漠地帯とかそういったところを除いて、
まだ日本でも北海道とか寒い地域は除いたエリアということだと思います。
ハスのですね、皆さんにとってハスの身近なもの、身近なハスというのは何かというと、
おそらくレンコンなんじゃないかな、レンコンという食べ物として身近なのかなと思います。
レンコンというのはハスの根って書いてそれを音読みしてレンコンですね、そのまんまです。
ハスの根っこがレンコンなんですね。
なので私が育てているハスも、土を掘ればレンコンが出てきます。
ただ食用ではないですので、かなり一般に大きく育てはいませんけれども、環境によってはこのように育つのかなと、
大きく食用として育てることも可能なのかなと思います。
レンコンのお話が出たので、レンコンの料理についてもお話ししたいと思いますが、
レンコンでお料理というと、レンコンのキンピラなんていうのがよく作られるんじゃないでしょうか。
私はすごく大好きですね、シャキシャキっとした食感がとても好きです。
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あとよく出てくるのはレンコンの天ぷらでしょうね。
丸駄目生麺に行くとレンコンの天ぷら置いてあります。私は必ずそれを食べますね。
他にもハサミ揚げみたいなもの、冷凍食品なんかでありますよね。
あとは酢のものなんかにすることも多いですね。
こうやって見てみると、レンコンというものは食感はすごくシャキシャキっとしていていいんですけれども、
レンコン自体の香りというものはそれほど主張は強くないので、
割と何でも合うのかなという、どんな場面でもどんな食材にでも合わせようと思えば合わせられるのかなという印象ですね。
では、私がどうやって育てるかということをお話ししたいと思います。
ハスが今お花咲いてますけれども、これが大体7月終わって8月の頭ぐらいまであるかないかぐらいですね。
ハスの花が咲き終わると、ハスの花の真ん中に固くと言われる、ちょっと表現が難しいんですけれども、
塩水系の花の中央に来る種が育つ部分があるんですね。
見た目は少し気持ち悪いと言いますか、三角錐の底面の部分のところに丸い種がボコボコっていくつも出てきます。
見た目はあまりかわいくはないんですけれども、そのような形で花が落ちたら種が育つんです。
大体2〜3週間ぐらい経つと種が大きくなっていまして、だんだん水分が失われてきて茶色くなってくるんです。
そうすると種が取れる状態になる、種を収穫することができるということですね。
ちなみに、ハスの種を収穫する時期まで待たずに枯れる前に緑の状態があるんですけれども、その状態のときに採取しまして、お茶にするということもいただくこともできるそうです。
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まだ私はやったことがないんですけれども、今年はチャレンジしていきたいなと思っていますので、明日のお茶ができましたら一度レポートしたいと、放送でお伝えしたいなと思います。
種が取れたら、しばらくは葉っぱがついた状態でいるんですけど、大体10〜11月ぐらいまでは葉っぱがついた状態ではあるんですが、だんだん凍れてきまして冬を越す準備が始まるんですね。
いつも大体11月ぐらいになりましたら、ほとんど枯れている葉っぱを切って、茎だけの状態にして、冬を越えの準備をするわけです。
沼とかに生えているような葉っぱの場合はそのままだと思うんですけど、私のお寺の場合は葉っぱを取って、というのは見た目が汚くなってきちゃいます。
なのできれいにお手入れする意味で、もう薬目を終えた葉っぱは取り除くというわけです。
茎だけの状態になって、冬の間はずっと土の中で冬を越してもらって、春になって大体桜の咲く時期ぐらい、3月の終わりぐらいから次の芽が出る準備が始まるんですね。
根っこをですね、種からも葉っぱを生やすことはできるんですけど、根っこが残っていれば根っこからまた葉っぱの茎が伸びてくるんです。
なのでですね、毎年春になりますと、この3月の終わり頃、桜が咲く時期になりますと、私はハスの内輪の鉢に大きい水鉢で育てていますので、水鉢から手を突っ込んで根っこを掘り起こして、
古い根っこはたくさん土に伸びて絡まっているんですよ。その絡まっているものを全部取り除いて、一番太い部分、これからも芽を伸ばしていこうとしている部分だけ残して、
大体2節ぐらいですかね、蓮根ってよく見ると節になっていて、スーパーとかでも見ればわかると思うんですけど、長方形、長方形じゃないですね、長い棒状の筒状ですかね、筒状になってまして、
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それがいくつか区切られて、それが繋がっている状態なんですね。なので、その2節ぐらいを残して切って、残りの伸び切った他の根たちは全部捨てて、土と切った分の根っこだけ残して、きれいな状態です。
そうすることで土の中、スペースができますから、またよく育つようになるんですよね。根っこそのままにしても育つことは育つんですけど、古い根っこがありますと育つためには邪魔みたいで、あんまりよく育たないんですよね。
なので、そういった根っこを取り除いて、余計なところは取り除いて、そして新たに芽を伸ばすところだけ残して育てる、土をきれいにするというのが春にあったらやる作業なんですね。
これを株分けというんです。株分けをして、基本的には次の世代に、今年の春であれば3月の終わりに株分けをしてそのまま育てるわけですね。
水鉢に土を入れて、株分けした種の部分だけを入れて育てるわけなんですけど、それだけだと栄養が足りないんですよね。
なので、化学肥料になるんですが、肥料を入れて育てるんですね。農業をやっている人、またはそういったお花を育てている人だったらわかると思うんですけども、やっぱり肥料というのは必要なんですよね。育ち方が全然違います。
おそらく、肥料を入れないとひょろひょろの弱い茎しか生えてこなくて、花を咲かせないことも結構あるんじゃないでしょうかね。だから、栄養というのはすごく重要ですので、肥料をしっかりと入れながら。
かといって、肥料を入れすぎるとそれはそれでよろしくないので、肥料を入れて育てるというわけです。
水を張ってですね。そこにそのままだと、いろんな虫とか、他の植物、一番多いのはコケみたいな植物が育って、だんだん水が汚くなってしまうんですね。匂いが出たりとか。
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なので、そういったものをカバーするために、水に浮く浮草というものを入れて、うちのお手形は育てています。浮草を入れるとですね、水面から下が、水面にずっと浮草が育っていきますので、あまり水面が見えずに、見た目もいい状態になりつつ、
同時にですね、太陽の光ですぐに水が蒸発しちゃいますから、蒸発もある程度抑えることができる。ある程度抑えることができるということは、温度もある程度保つことができる。上がりすぎず、下がりすぎず。
ということでですね、水に浮く植物というものを同時に入れて育てているわけですね。他にもですね、メダカを入れる方もいらっしゃいます。メダカを入れるとですね、バクテリアが食べてくれますので、水の環境が良くなりますね。
ただし、メダカを育てるというのは、割と手間がかかるんですね。バクテリアは食べてくれますけど、餌をあげないわけではありませんので、餌をあげなくてはならないというわけですので、ちょっと油断すると何かなくなってしまうということもありますので、
マメな方はいいんですけど、私は大雑把ですので、ついついちょっと餌を忘れて、何匹かメダカをなくしてしまったということもあります。
ではですね、本日はハスについてのお話をさせていただきました。
今日のお話ですね、誰が得するのか分かりませんけども、とにかくハスについて語りたいということで、今日は語らせた。ただただそれだけの愛です。
今日のお話を聞いて良かったという方は、ぜひとも感想などをコメントの方に寄せていただければ、私も嬉しいです。
では、蓮城院副住職の幸文でした。ではでは、またね。
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