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  2. #19 夫婦の役割分担
2024-06-24 11:03

#19 夫婦の役割分担

✨ 夫婦の家事分担について考える

今回の放送では、とある動画を見て感じた夫婦の家事分担について、自分の家庭での工夫を交えながらお話しします。

動画では、共働きの夫婦が家事の分担を巡って口論する様子が描かれていました。これを踏まえて、私たちの家庭ではどのように家事を分担しているかをご紹介します。

🔸 私たち夫婦の家事当番制
🔸 永平寺での修行から学んだこと
🔸 家事を分担するメリット

各家庭のあり方は自由ですが、少しでも皆さんのご家庭の参考になれば幸いです。

放送の感想や質問があれば、ぜひコメントでお知らせください!

#家事分担 #夫婦関係 #共働き #永平寺 #修行 #生活の知恵

蓮城院副住職のコウブンがお届けします。お楽しみに!
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どうも、コウブンです。
家庭園をしたり、パスを育てたり、野菜を作ったり、最近ではAI漫画にチャレンジしたりしています。
さて本日はですね、とある動画を見まして、それについて自分の考えといいますか、自分の環境ではこうだよという、そんなお話をしたいと思います。
どんな動画を見たかといいますと、夫婦の家事分担に関するような動画でした。
それはですね、どうやら共働きの夫婦で、お子さんが一人いると。
奥さんがどうやら仕事で遅く帰ってきた。
旦那さんは子供の世話をしていた、仕事終わってからですね。
で、奥さんが帰ってきたら子供は寝ちゃっている。
子供は明日も幼稚園なのに、ソファーで寝かせて、風呂も入れずにソファーで寝かせている。
それに対して奥さんが旦那さんに怒ると。
旦那さんは仕方ないだろうというような話をしていて、奥さんの方はそれが不満ですので、
じゃあ、いつも毎日私は定時であがって迎えに行っていると。
子供の世話というのは私がやっている。料理も私がやっている、みたいなことを言うんですね。
で、旦那さんの方はそれを聞いたら、ちょっともう部屋に戻るみたいな形になってですね。
そこにまた奥さんがカチンとして、SNS通りに行く面をアピールしてくださいと。
私の方が稼いでいるんですから、何なら専業主婦でも構いませんよという、そのように言うんですね。
そんな夫婦同士の喧嘩をしている、そんな動画だったんですね。
私も結婚してますから、奥さんと喧嘩をするということはあります。
だけどもですね、私たちの家庭の環境で、なるべくそういうふうにならないような工夫をしているということなんですよね。
ちなみにですけども、今回お話しすることは、各家庭の在り方というのは自由ですし、
どのようなバランスで夫婦の仕事をしていても、それはそれでお互いが納得しているのであれば、特に問題ないと思います。
なので、こうした方がいいとか、こうするべきとか、そういうお話じゃなくて、
私があくまでも、うちはこういうふうにやってますよということを元にお伝えしていただいて、皆様に何かご参考になればいいなということでお話をいたします。
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まずですね、うちはですね、私と妻の間に子供はおりません。ですので、育児というのがまずないんですよね。
なのでね、お子さんを育てている家庭から比べたらだいぶ家事は楽なんじゃないかなというところはあるんですけども、
それでもですね、お互いに働いていまして、私は僧侶の仕事をやってまして、奥さんは奥さんで仕事を持っているというわけなんですね。
なので、お互いに仕事をしている状態で、子供もいない状態で、そういう状態ですので家事もですね、
おおよそフラットに構築した方がいいのかなということで、我が家ではですね、料理、食事に関しては当番制にしております。
週の始めあたりにですね、いついつといついつは、この日は仕事が何時までだから、じゃああなたお願いしますと。
逆に、急にですね、仕事が入って、今日はちょっと食事を作ることができませんってなったら、
じゃあ私がやりますので、代わりに明日やってくださいみたいな形でですね、当番を決めてですね、
その時の状況に応じて臨機応変に変えていくというようなやり方をしております。
そして、週に何回やったから、次はいくつやってくださいみたいな、そういうカウントを取ったりはしてませんね。
基本的には、週の始め頃にお互いの都合を聞いてやると。
だからもしかしたらどっちかに偏っている可能性はあるんですけども、
それはですね、お互いに気持ちよく夫婦生活を送る上で、つまんないことを言っても仕方がないですので、
気持ちよく過ごせることを優先して当番制度というものにしております。
で、何で当番制度というものを設けているかと言いますとですね、
私が永平寺で修行をした時に料理係というのを経験しまして、
その時その料理係の経験から当番制度というものはすごくいいなって思ったからなんですよね。
その永平寺での料理係のやり方なんですけども、永平寺というのは修行僧が150人くらいいますから、
他にも料理係の修行僧以外にもですね、修行僧を指導する人たちもいますので、
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全部で200人くらいお坊さんがいるんです。
そのお坊さんたちに料理を作るにはですね、料理専門の係があってですね、
それを朝昼晩と作っているというわけなんです。
そこに3ヶ月くらい、1年のうち3ヶ月くらいですね、
そこの料理係のところに配属されたというわけなんですね。
その料理係の中で、だいたい係の人数は6、7人くらいなんですけども、
その中で料理当番というのと、料理当番をアシストする2人がですね、
メインとなって料理を作るというのをですね、順番に回していったという経験があったんですね。
そうするとですね、みんなで料理の作る過程の大変さであったりとか、
そういった意識を係の中でも共有することができるんですね、その技術力とか。
技術力というか、味付けだったり切り込みだったり、料理の手順、作り方の手順だったりとか、
そういったものをお互いにみんながまんべんなく行うことで共有できるというメリットがあります。
もちろんね、個々の知識や技術力、あとは感性ですね、
味付けをする際の自分の確認をした時に、
しょっぱいとか甘いとか、その好み、そういったものがありますから、非常に味のばらつきが大きいんですね、あの修行中。
だから、今日の料理はおいしいとか、今日の料理はおいしくないとかっていう話をですね、
あんまり言っちゃいけないんですけど、ちょこちょこ話したりとかっていうのもありましたね。
さらに言うとですね、3ヶ月ごとに配属されるということなんですけども、逆に言うとその3ヶ月ごとに強制的に配置があるんです。
料理係をずっとやりたいなと思っても、そういうわけにはいかないで、別の係に回されるというような形で、
結局なところ、修行僧、ほとんどの方が料理係を経験するというわけなので、
皆さんが、みんながその料理の苦労だったり、そういったものを共有することができることなんです。
そういった経験から、やっぱりこういうのは家庭内の環境でも、そういった家事の大変さというものを共有した方が、
やっぱりね、夫婦関係であったり、あとは、夫婦関係が全てでしょうかね、
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一番はやっぱり労働力の分配をすることで、私だけがっていう意見がなかったりとか、
あとはこんなの食べたいなって自分は思ってたとしても、あれが作るの大変だからなとかっていうね、
あとは予算の問題ですよね。高い食材とかね、ふんだんに使いがちって、趣味で料理をする人は言われますけども、
そういったものをバランスよく、その時の予算に応じた食材、余ったものの食材をうまく活用してっていう工夫をできるのも、
自分が料理を経験しているからこそなんですよね。
要するに私が何が言いたいかというと、夫婦関係を良好に保つために役割を分配するのは有効だなというふうに感じているということですね。
そういったわけで、我が家では子供はおりませんけども、そういった家事を分担して、
当番という制度を設けて家事を分担してやっていることで、お互いの精神面というのを良好に保つことができる、
夫婦関係を良好に保っていることができているのかなと思います。
はい、では本日は家事の分担についてお話をさせていただきました。
少しでも皆さんのご家庭に参考になれば幸いです。
今日の放送のご感想、あるいはご質問等あれば、コメントの方までよろしくお願いいたします。
連常院副住職の邦文でした。ではではまたね。
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