永平寺の紹介
どうも、コウブンです。地域圏の片田川にある延城院というお寺で、福住職をしております。
本日はですね、福井県にある永平寺というお寺からお送りしたいと思います。
永平寺、皆さんご存知でしょうかね。
観光名所ではあるので、知っている人は知っているというような場所だとは思うんですが。
何しに永平寺に行っているかと言いますと、今回ですね、私の師匠が、私はお坊さんとしての師匠ですね。
師匠がですね、名誉あるお役をいただいたので、その役を務めるお手伝いですね。師匠のお手伝いをするために永平寺というお寺の方に来ております。
ではですね、まず永平寺というのはどういうところかというのをちょっとご紹介したいと思います。
永平寺というのは福井県にある総統州の大本山なんですよね。
永平寺をお開きになったのは道元禅師という方ですね。
だいたいですね、1244年ですかね、44年頃に改装したというふうに言われております。
どういうところかというとですね、大本山ですから、総統州の中心というわけではございますけれども、その他にも禅の修行をする道場として有名です。
どういうことかというと、要するに修行僧がいっぱいいるお寺なんですよね。
昔ほど修行僧はいなくなったみたいなんですけどね。
現在でも100名ほどの修行僧が修行に励んでいるという、そういった場所ですね。
他の宗派のことは私はよく知らないんですけども、たくさんの修行僧がいるお寺というのはね、そんなに多くないのかなと思います。
この永平寺というお寺は修行僧が多いお寺ですね。
観光に行くと修行僧が実際に見れる、間近で見れる、そういう場所なんですよね。
修行道場ではあるんですけども、観光地としてもとにかく有名な場所ですので、ぜひこの放送を聞いている方、一度ぐらい行ってみるといいのかなと思います。
なぜお勧めするかというと、お寺の雰囲気というのがすごくピリッとしているというんでしょうか。
空気が緊張感があるというとちょっと言い方が違うかもしれませんね。
綺麗な空気と言いたいんでしょうかね。
永平寺というところに行くと、自分の心がなんとなく清らかになるような気分がする、そんな雰囲気のあるお寺なんですよね。
多分それはきっとお寺の建物の相互さというのも併せもって、同時に毎日修行僧が水拭き掃除をしておりまして、隅々まできれいな場所なんですよね。
そういった細部まで気を使ったというか、掃除をするということが行き届いた場所に行くと自然と自分の心もなんとなく洗われたような気分になるということなんだと思います。
五聖祭の法要
私も何回も永平寺の方に行かせていただいているんですけども、やっぱり行くたびに心が洗われるというか、清らかになるというか、そういう場所なんですよね。
永平寺に師匠がお役をいただいたので行くというお話をしましたけれども、どういうことかと言いますと、今ですね、永平寺というのは五聖祭という特別な法要の期間なんですよね。
この五聖祭というのは何かと言いますと、永平寺をお開きになった道元禅師。道元禅師の御命日が9月の28日ですので、その9月の28日あたりですね、1週間。
9月の23日から、23日から24日かな、そのあたりから1週間かけて道元禅師の供養をするというわけなんですね。
普通ね、供養と言えば1日というか1時間とか、1時間じゃなくて30分とかね、通常のお家であれば30分供養するというのが普通かなと思うんですけども、道元禅師は総統首にとって特別な人ですから、5日間かけて毎日供養するわけですね。
しかも1日4回です。4回かける5日間ですね。約20回の供養ですね。
7日間のうち5日間供養するんですけど、その前後はその供養をするための準備の、また準備をするための法要ですね。
そういったものを営むわけですね。準備と片付けですかね。準備と片付けね。それぞれ1日ずつあてて、間の5日間は道元禅師の供養のために5日間、毎日4回をかけるこの合計20回の供養を行うと。
その20回のうちの1つの供養の動詞、これは専門用語だから分かりにくいと思うんですけど、要はその法要の中心、メインの法要の主催者と言ったらいいんでしょうかね。
中心になる人を役する役をですね、全国の総統首のお寺さんから毎年20人選ばれるわけです。
毎年20人ですから、全国に総統首のお寺は1万8千くらいありますので、そのうちそういうことに参加できるお坊さんが何人いるか分かりませんが、
とにかくですね、年に20人しか排出されないという中で、全国にたくさんいるお坊さんの中でその20人が選ばれるというのは大変名誉なことであるということで、
栃木県から福井県の方に駆けつけて、そしてその師匠がその大役を果たすために私は札幌を通したというわけなんでございます。
具体的にどういうことをするのかというのをお伝えするのは非常に難しいんですけれども、
とにかくその内容としては、道元禅師、また道元禅師の他にも永平寺を助けてくれた和尚さんたちですね、
歴代の住職さんとか、また力を尽くしてくれた方に対しての報恩、お礼ですね、ありがとうございますという、そういった思いを込めて供養するというわけでございます。
報養の内容に関してはちょっと説明するのが難しいので省きます。
とにかくそういった供養というものを行うと、その際に全国の和尚さんから20人しか配置されないもののうちの一つに私の師匠が選ばれまして、
そして私はそれをサポートするために一緒に同行して、その報養を手助けしたというわけでございます。
そのようなことを行ってまいりました。
じゃあですね、今日はですね、この辺で終わりにしたいと思います。
明日ですね、もうちょっと英平寺についてというか、相当州についてというかね、その辺を深掘ってみたいなと思います。
声で伝えるというのは難しいんですけども、とにかくですね、私も英平寺で修行しましたので、その辺の思いとかそういったことを話せればいいかなと思っております。
ではですね、今日はここで終わりたいと思います。
ではですね、本日のお話を聞いて、ご意見、ご感想等あれば是非、コメント欄の方にね、よろしくお願いいたします。
また、人生相談、お悩み相談などあればですね、私の方へ直接メッセージを送っていただければ、この放送を通じてお答えもできます。
どうぞご検討ください。
では、年上院副住職の幸文でした。
ではでは、またね。