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おはようございます、コウブンです。座禅をしたり、蓮を育てたり、野菜を作ったり、最近ではAI漫画にチャレンジしたりしています。
さて、本日はですね、昨日お話しした信頼できる友の逆、友に見えて友じゃない人についてお話をしたいと思います。
生きるということ、人生はですね、誰かとかかるということですね。ですので、必ず誰かの影響を受けてしまうということなんです。
だからこそ、誰と付き合うかというのが、とっても重要なんですよね。
お釈迦様は、友に見えて友じゃない人というのは4種類いますよと、そんなふうにおっしゃっております。
そういう人たちからはですね、離れて過ごすのが良いとおっしゃっているんですね。
はい、その4つなんですけれども、まず1つ、くれくればかり言う低下気質の人。
2つ目、口先だけで何もしない人。
3つ目、動詞の良いことばかり話す人。
4つ目、破滅に向かう人。
この4種類なんですよね。
まあ、聞いてだいたい想像はつくと思うんですけども、それぞれちょっと例を挙げていきたいと思います。
1つ目のくれくればかり言う低下気質の人、これはね、自分はあんまり手伝わないのに、他人の手助けを求める人というのが入ってくると思います。
全然仕事をしない、仕事を手伝ってくれないのに、手伝ってくれるとか、そればっかり言う人ですね。
皆さんも思い当たる人いるんじゃないでしょうか。
あとは、自分の利益のみを追求する人も低下気質の人って言えますよね。
まあ、これもね、仕事で言うんであれば、仕事で自分で与えられた役割、そういったのをやらないで、
例えばプロジェクトが終わったら、そのプロジェクトの名前、そこにこだわる人ですね。
これはこういう役割を担ったんだと、後でたからかにそれを言う人なんかも低下気質と言えるんじゃないでしょうか。
はい、で、2つ目の口先だけで何もしない人、これはですね、どういう人かって言いますと、
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以前やってあげたと、過去のことをしつこく話すんですけども、今は何もしてくれない、そんな人いますよね、そういう人ね。
あの時何々してあった、今は何もしてくれないのに、過去のお手伝いを、そんなちょっとお手伝いしてくれたことを大井さんに言う人ですね。
他にも、今度手伝うからと言いながら、実際には手伝わない人、こういう人も多いですよね。
よくね、挨拶の寺にこんなこと言う人いますけど、やっぱりそうやって言ったからには手伝ってほしいですよね。
他にも、やるべきことが迫ってくると言い訳をして逃げる人、いざ手伝ってくれるって言ったから話しかけたら、話してみたらその日はちょっととかね、体調がとかって言う人いますよね。
こういう人たちが口先だけで何もしない人と言えるんじゃないでしょうか。
3つ目、調子の良いことばかり話す人、これはですね、面と向かって褒め言葉、そういったことは言うんですけども、裏では悪口を言う人、陰口を言う人ですよね。
なんか、調子にごまする人なんていうのは多いのかもしれませんね、もしかしたら。
やっぱりね、裏で悪口言う人っていうのは信用ならないですよね。自分も言われてるんじゃないかなって思っちゃいますよね。
あとはですね、上辺だけ上手い言葉を語って中身が伴ってない人。
なんて言うんですかね、これこそ口先だけですよね。
なんかやっぱ壮大な夢を語っているのに何にもしてない人なんていうのもね、ここに入ってくるのかもしれませんね。
私もちょっとこう言いながら少し、自分もそういうとこあるのかななんて今ちょっと思っちゃいましたけども。
4つ目、破滅に向かう人。
これはどういう人かと言いますと、やっぱりお酒ばっかり飲んでる人っていうのが入ってくるんじゃないでしょうかね。
やっぱりね、お酒っていうのは適度に飲めばとてもね、心地よく楽しく過ごすものだと思うんですけども、
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飲みすぎちゃって、次の日の仕事、2日酔いだからちょっと午前中は動けませんなんていう人とかたまにいますよね。
あと、破滅に向かう人といえばやっぱりギャンブルばっかりする人じゃないでしょうか。
家賃庫、競馬、そういう楽しいのはわかるんですけど、私もやったことがありますけども、楽しいです、確かに当たればね。
けど、まあ黄金にして負ける仕組みになってるんですよね、ギャンブルっていうのは、運営者が必ず勝つようになる。
そりゃそうですね、だってビジネスですからね。だから長いことを続けたら負けるんですよね、ほとんどの人は。
何かね、ずるい手を使って必勝法みたいなことをやってる人はいるかもしれませんけども、大概は負けてしまう。
ということは、それにのめり込むということはですね、お金がどんどん減っていくということですね。
自分の人生の時間を削って作った、一生懸命稼いだお金をですね、一時の快楽のために溶かしてしまうという。
これがね、破滅に向かう人なんていうふうに言えるんじゃないでしょうか。
私ごとなんですけども、昔ですね、ネットワークビジネスというものが流行ったのかな。
流行ったのかなんかわかんないですけども、昔の小学校の同級生がですね、ネットワークビジネスのほうを誘ってきたことがあったんですよね。
そういう文句としては久々にあったんで、ちょっと遊ぼうよみたいな、若い頃だったんで、いいよみたいに軽いノリで言ったらですね、
ネットワークビジネスで売っている商品のプレゼンが始まっちゃったんですよね。
いや、参ったなと思いました、正直。
なんかね、悲しくなりました。友達だと思ってたのに、金ずるのような、金ずるじゃなくてもしかしたらね、本当にそのものがいいから勧めてるだけなのかもしれませんけども、
けどもね、その商品のプレゼンだけでなく、これを売るとこういうメリットがあるんだ、お金のことですよ、いくらかキャッシュバックがあるんだみたいなお話もしてたから、
商品の良さを伝えるという、その根底にはやっぱりお金のことがあったんですよね。
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やっぱりそういうのを見てしまうと、友情とは思えないんですよね。
だからね、そういう人と遠ざける、結果的にはほとんど縁がなくなっちゃいましたよね。
そういう判断をせざるを得ないです。
心が弱っているときとかイライラしているときには、友達に見えて友達じゃない人っていうのも乗ってきやすいのかなと思います。
そういう弱みに出こむような人、あの人はちょっと弱っているから今がチャンスだなんて思うのかもしれないね、そういう寄ってくる人というのは。
それはわかりませんけども、そういった自分が弱っているときに近寄ってくる人というのは、ちょっと注意が必要ですよね。
そういったいろんな人がおりますけども、だからこそ人間関係の苦しみを減らすためには、どんな人と付き合って、どんな人と付き合わないかっていうのを基準を持っているのはやっぱり大事だと思います。
その基準としてですね、今日のお話をした4つ、くれくればっかり言う低下機質な人、口先ばっかりで何もしない人、調子のいいことばっかり話す人、破滅に向かう人、この4つをですね、基準にしていただいて、そういう人だなって感じたら、なるべくお付き合いしないように、なるべく距離を取るように。
距離を取るというのは物理的に距離を取るという意味ですよ。
どうしても職場にいる人の場合は仕方がないんですけども、そういう人は職場にいる場合はなるべく離さない、なるべく目を合わせない、なるべくそちらを向かない、とにかく徹底ガードしているというやり方がよろしいのかなと思います。
本日は、友達に見えて友達ではない人、というテーマでお話をさせていただきました。
本日のお話の感想、ご意見等ありましたら、どうぞコメントの方へよろしくお願いいたします。
連常院副住職の幸文でした。
ではでは、またね。