00:02
みなさん、こんにちは。作曲家で大学教員の小松正史です。
今日はですね、ホットトピックということで、友達は多いけれども親友は少ないよ、みたいなそんな話をしたいと思います。
この放送では、人の心を動かす音や音楽の正体を、音響心理学の切り口から深掘っていきます。
さあ、みなさんどうでしょうかね、友達。
友達とですね、親友っていうその分け方がね、まあ僕はしっくりくると思うんですけど、
僕ね、結構ね、友達は多いんですよね。
知り合いというか、顔見知りって言った方がいいのかな。
結構あの、大学の中でもね、割と声かけられる方なんですけど、
声かけられたらオッスとかね、イェイとか言いながら歩いていてですね、日々暮らしてるんですけど、
そういう知り合いとかね、友達は多いけれども、親友となったらですね、
多分5本の指に入るか入らないかぐらいの数少ない親友しか僕はいないんですよね。
もっと言うとですね、昔親友だったやつが、今は全然もう音沙汰がなかったりとか連絡を通ってなかったりするっていうのがあるので、
えっとね、正直言うと、1人か2人ぐらいですね。
どうでしょう、みなさんは。親友な人ってずっとこう、親友って言っても、
僕はずっと細く長く続いている仲の良い友達が親友だと思うんですけど、そういうの少ないんですよね。
なのでその親友がいかに長続きして、酸いも甘いもいろんな苦節を乗り越えて今に至るみたいな、
そういう長らくお付き合いできる人っていうのが親友かなって思うんですね。
それで親友になった人に見られる僕的な共通点が実はありまして、ここからが本題の方になるわけですけどね。
これどんな共通点かというと、呼吸感。わかりますかね、呼吸感。
これ喋ってる言葉のキャッチボールっていうのももちろん呼吸感なんだけど、
タイミングですよね。ふと自分が落ち込んでるときにパッと連絡来たりとか、
僕が連絡したらたまたま親友がかなり進路に悩んでいたりとか、
今連絡しようと思っていたんだみたいな、そういうことって結構あったりするんですけれども、
そういう喋りたいなとかね、そういうタイミングが合うっていう状態っていうのが僕親友の長続きしているような、
長続きしているような傾向かなっていうふうに思うんですね。
でもこれって努力したらできるものじゃないですよね。
その人それぞれに備わった身体リズムというか、生態的な存在みたいなのがね、
それで成り立っているところがあるので、これ意図してできるものじゃないっていうのがね、
03:00
これまた親友になることが難しい大きな理由なのかなっていうふうに思うんですね。
そういうコミュニケーションのやり方があった上でですね、価値観も合うっていう、
この二つがないと親友にならないんじゃないかなと思うんですね。
二重構造っていうのかな。価値観っていうのは生き方とか姿勢みたいなものなんだけど、
それが全然違ったらですね、もう合わないくなっちゃいますよね。
これ例えば派手好きなやつとかね、僕は地味であまり消費文化に浸らないっていうところがあるんですけど、
そういうところにね、やっぱり似てる友達っていうのがずっと長続きしたりしてますよね。
そういうのがね、二つあって、それで親友になるということなんですね。
なので親友になるっていうのはめちゃくちゃ奇跡に近いような、そういうところかなと思うんですね。
二人かな、一人か二人ぐらいですね、はっきり言うとね。
そういうふうにつかず離れずというか、あまりべったりっていうよりも、
たまに半年に一回ぐらいメールとか手紙が来るんですよ、そいつから。
するとね、またこれ連絡したいな、じゃあ今度は僕は東京の方で大学生やってましたので、
大学時代の友達っていうのが20歳前後ぐらいかな、ずっと30年以上続いてるわけなんですけど、
そういうふうにパッとそいつがまた連絡してきて、またこうやろうっていう感じでね、
以前会ったのいつだろうな、コロナの前だよな、2020年の2月に出会いました。
そんな感じのね、本当にもうつかず離れずっていうところがあるので、
友達というよりも大きないいもんじゃないっていうか、数じゃないですよね。
そんな感じで皆さんはどんな友達の関わり、そして親友のつながりあるでしょうかということで、
今日はですね、ホットトピック、友達多い派、少ない派についてお伝えしてみました。
それでは今日も良い音の一日をお過ごしください。