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2024-06-23 17:31

#18 人生相談:お坊さんになるには?

🪷 人生相談:お坊さんになるには?

🧘‍♂️ エピソード概要
本日のエピソードでは、「ハスノハ」という人生相談サイトを通じて、リスナーから寄せられた出家に関する相談にお答えします。仏教の教えに基づく対機説法のスタイルで、具体的なアドバイスを提供いたします。

🪷ハスノハのサイトはこちら!
出家を発心。具体的にどう動く? https://hasunoha.jp/questions/71313

📜 対機説法とは?
対機説法(たいきせっぽう)とは、仏教をお開きになったお釈迦様が行っていた説法のスタイル。同じような質問をしてくる人、例えばAさんとBさん、Aさんには右に行け、Bさんには左に行け、同じ質問をしてきた人でも、その人の状態によって答え方を変えていくという、そのような説法のスタイルを指します。

📜 相談内容
30代の男性からのご相談です。「臨済宗のお寺で出家を希望しているが、どのように師僧と結縁し、出家の決意を示せばよいか。また、刺青があることに対する不安も抱えている」という内容です。

🧘‍♀️ お坊さんになる道
・師僧との結縁方法
・臨済宗や曹洞宗のネットワークの活用
・入れ墨に対するお寺の対応

🌱 現実的な視点
お坊さんの生活には理想と現実があります。お寺の経営や人間関係など、社会的な側面も理解し、理想を持ちすぎず現実的な視点を持って進むことの重要性についてもお話しします。

📢 ご意見・ご感想
質問やご意見、ご感想があれば、どうぞコメントにてお知らせください。

蓮城院副住職、コウブンが心を込めてお届けします。どうぞお楽しみください。

#人生相談 #仏教 #出家 #ハスノハ #対機説法
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00:05
どうも、コウブンです。夜善をしたり、パスを育てたり、野菜を作ったり、最近ではAI漫画にチャレンジしたりしています。
さて本日は、パスの派というお坊さんに人生相談するサイトを使ってですね、人生相談に答えていきたいと思います。
仏教はもともとですね、お釈迦様が対気説法と言われる形でお説法をしていた。
これはですね、相談者さんに対してその人に合った形でお答えをする、そういうスタイルが対気説法と言われるものです。
私もお坊さんとしてお釈迦様に少しでも近づきたいということで、対気説法、人生相談ですね、これに挑戦していきたいと思っております。
対気説法に関して詳しい説明はですね、概要欄の方に記載していますので、どうぞそちらをご覧になってくださいますようお願いいたします。
では早速ですね、相談の文章の方を読んでいきたいと思います。
30代男性の方です。出家を発信、具体的にどう働く、どう動くという質問です。
発信というのは、仏教を志すという、心が起きるというのを発信と言いますね。
出家を発信ということは、仏教のお坊さんになるという決意をしました。具体的にどう思えたらいいんでしょうかというようなものが今回の質問ですね。
では質問文。おかげさまで出家を発信いたしました。
特に人材集に最も共鳴しており、同州人員での出家を希望しています。
諸行無常の中、この1年と1時を大事にし、怠ることなく具体的に動き出したいと思っていますが、
いわゆる在家であり、どこかの団家でもないため、遅節なところからになりますが、
以下、質問に関してお知恵を頂戴できますと、後陣です。後陣というのは幸せですという意味ですね。後陣です。
1、どのようなきっかけから思想と結縁できるのでしょうか。思想というのはお師匠さんのことですね。
お師匠さんの僧侶のことを思想。結縁というのは縁を結ぶということですね。思想と結縁できるのでしょうか。
03:02
どう、出家の決意を示せば良いでしょうか。不定期で座禅会に参加させて頂いているお寺がありますが、
とっさにお話ししても相手にして頂けるものなのか不安です。また、生涯をかけて追随する師匠なので、
より多くの方にお目にかかって吟味すべきではないかと浅赤ながら考えておりますが、
いきなり出家したいですがと文句を叩くのもものでもないと思っております。2、
恥ずかしいお話ですが、かなり大きい入れ墨を入れており、
いわゆる反社会勢力とは無視より関わっておりませんが、
一切関わっておりませんという意味ですね。無視より関わっておりませんが、
出家とは無縁なのか。一途の望みも受け入れてくださる師匠と同情があるものなのでしょうか。
過去の業の当然の結果として多くで拒絶されることは確保しており、
それにめげずに愚道することこそ修行と信じていますが、一方で戒愚仏性を信じ、
戒愚仏性というのは、みんな人それぞれ仏性、仏の心を持っているという意味ですね。
一方で戒愚仏性を信じ、主情平等の救済を追求する大乗仏教であれば、
必ず御縁があると願ってやみません。一方的な長文で大変恐縮ですが、
何卒御指導のほどよろしくお願いいたします。
といった質問文、相談文の内容でした。ちょっとですね、長いですので、
私なりにちょっとギュッとまとめていきたいと思います。
この方はお坊さんになりたいと思ったので、どういうふうに動いたらいいかということなんですけれども、
そうですね、仁太宗のお寺がよいと、そこの多禅会に参加していて、
だけども、そこの多禅会のお嬢さんにいきなり言うのは失礼かな、
また入れ墨を入れているから、そこも不安であるということですね。
一方で仏教というのは、いろんな人が仏性を備えている、みんな仏の心を備えているんだから、
06:05
大丈夫ですよねっていう、そういったことをお聞きしたいのかなと思いました。
結論から言いますと、誰でもとは言いませんね。
いろんな方にですね、出会ってから師匠を決めるのが良いのかなって思います。
仁太宗がよいとか浄土真宗がよいとか、いろんな考えはあるかと思いますけれども、
やっぱり弟子になるということは、その師匠の行っているということをですね、
発言であったり行動であったり、普段の立ち振る舞いですよね、
そういったものに自分が何らかの共鳴をして、そこに心地よいというような感情を感じて、
自分もこうありたいんだと、このような生き方をしたいんだと思ったから弟子入りするというのが一番の理想です。
ですが、現実的にはですね、どのお坊さんも必ず弟子を取るというわけではありません。
現実的に言うとそうなんですよね。
なのでですね、いろんなお坊さんに出会ってみるというのは大事ですよね。
そういえば、お坊さんのなり方というものに対してちょっと説明をしないとならないですよね。
お坊さんのなり方なんですけれども、現代のお坊さん、例えばお寺に生まれた方に関しては、
相当種の場合はですね、10歳ごろになったらですね、特度という式を行います。
特度というのは、そういった仏門に、お坊さんの世界に入門することを特度と言いますね。
その特度式というのを通じて弟子になって、そしていくつかの通過儀礼と呼ばれるような式を通して、
それを通した後に修行に行って、修行に行った後に、特度した時の師匠から、
あなたは和尚としての一人前だという認可をいただいてから、やっと従職になるというわけなんですけれども、
お坊さんはどこからスタートなのかというと、もう特度した時からスタートですね。
なので、お寺の息子さんの場合は、わりと早い段階、10歳すぎぐらいからお坊さんであるという方は多いですね。
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一方で一般の方がお坊さんになりたいという場合は、この質問者さんのように、
どこかのお寺さんのお坊さんのですね、弟子になりたいというお話をした上で、
そしてそれに納得していただいたら特度式というものを行うと、そうするとお坊さんになることは可能です。
いくつかですね、さっきも言いましたように通過儀礼と言いましょうか、
式があるんですけれども、そういったものを行いながら修行していけば、最終的にはお寺の従職というものになることは可能です。
お寺の生まれじゃなくても従職になるというのは可能なんですよね。
そんなわけで、この方もですね、そういった自分のお手本となるような御師匠さんに出会えれば一番いいんですけれども、
そうはなかなか問い合わせをしませんからね。
すごい素晴らしい人だと思っても弟子は取ってませんと言われちゃったら、もうそこまでですので。
ですのでですね、結局師匠はもちろん素晴らしい師匠であるというのは大前提で、そういう師匠であれば理想なんですけれども、
それよりもですね、弟子に取ってくださる方というのを探した方が早いかなというふうには思います。
どうやって探したらいいんだっていうと、やっぱりそうするとお坊さんのネットワークを使った方がいいですよね。
なので座禅会に行ってみたら、行っている座禅会のお坊さんに話すのもいいと思います。
相談してみるのもいいと思います。
それと、座禅会に来ている他の方で、どこか別のところで座禅会をやっておりませんか、みたいなことを聞いて別の座禅会に参加してみる。
そしてそこでまたお坊さんに相談してみる。
そういったことを繰り返せば、いろんなつながりというものが広がっておりますので、確率は上がってくるのかなと思います。
他に考えられることといえば、私の男の宗派の総統宗の場合だと、
その総統宗の全国のお寺をひとまとめにしている総統宗宗務庁という、そういった組織が東京にあるんですけれども、
そういったところに問い合わせをしてみるというのも手なのかなと思います。
各宗派で必ず宗派の取りまとめをしている組織というのはあると思いますけれども、
調べるのはやや大変ですけれども、そういったところで相談してみる。
12:02
大本山といわれるお寺なんかも取りまとめをする役になっていますので、そこに相談してみるというのもありなのかなと思います。
それと入れ墨があった場合は大丈夫なのかと言いますと、結論としては大丈夫です。
ただし、修行道場によってはちょっとご遠慮願いますという形になる可能性はあります。
全てが受け入れるわけではないということなんですけれども、同時に受け入れてくれるお寺もありますので、
そういったところで修行をする際には入れ墨というものがあったとしても問題ないということで修行できるのかなと思います。
ともかくいろんな人に声をかけてみるというのはやっぱり大事ですよね。
それと最後にこれを言ってしまうともしかしたらよろしくないのかもしれませんけれども、
お坊さんの世界というのは確かに修行して苦しみから離れた穏やかな生活を目指しているわけではありますが、
一方でお寺というものを経営しなくてはならない。
社会の中で一つの組織として、一つの法人として活動しなくてはならないという側面も持っております。
ですのでお金の管理であったりもありますし、いろんな人との関わり合いですね、そういったものもあります。
ですので理想的なお坊さんの生活というのが必ずしも目の前にあるとは限りません。
いろんな社会の中で自分がどうやって生きていくのか、生きること自体が主要とも捉えることはできるんですけれども、
あまりにも自分が理想を持ちすぎてきっとお坊さんになったらこんな生活が待っているんだろうというふうに思っていたらもしかしたら失望してしまう面もあるかもしれませんね。
そういったところも確保しながら、ぜひとも飛び込んでいただきたいというふうに私は思います。
どうぞいろんな人にかけて、とにかくまずは一歩進んでみる。
いまいちだったらやめればいいじゃないですか。
お坊さんになることだけが人生じゃありませんし、
地症に出会えなかったとしても自分がどう生きるかですから、結局のところね。
一緒に出会わなくてはならない、そんなこともありません。
手墨を理由にお寺を断られたとしても、それはそれで別のお寺を探せばいいし、
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あるいはお寺を探さなかったとしても、自分で仏教らしい生き方をするという、
それだけでももう十分仏教としては成立しますので、
たとえこれだという師匠がいなかったとしても、いまいろんなところから学べますから、
学んだところから実践するというのも、それはそれで問題ないと思います。
ただですね、きちんといろんな作法とか仏教の師匠というのを学ぶ上では、
師匠について学んで、師匠道場に入っていろんな作法を学んで、
ということのほうが一番効率は強いかと思います。
いろんなやり方があると思いますので、どうぞまずは覚えてみてください。
私からの答えというのは以上です。
はい、どうでしょうか。
どうでしょうか。すごくグダグダしたお答えですよね。
やっぱりズバッと答えるのって難しいですよね。
しゃべっているうちに、これも言わなくちゃ、あれも言わなくちゃって出てきちゃうんですよね。
この放送でなんでこんなことをしているかというとですね、
やっぱりリアルなやりとりというものをお聞かせしたいというのがあるんですね。
もちろん人生相談が上手な方は、きちっと答えられるんでしょうけども、
そうでもないですね、やっぱり一般の坊さんは、と思います。
私がこんなことを言うと怒られちゃうかもしれませんけども。
なのでこのリアルな、私の悩みながら答えているというところも、
楽しんでいただけるかなというように、そのように思います。
では本日は、人生相談の回でした。
本日の放送に関して、質問、ご意見、ご感想等あれば、どうぞコメントにお願いいたします。
それでは、連常院副住職、幸文でした。
ではまたね。
17:31

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