独楽の遊びとその象徴
タイトルにあるこの字は、何と読むでしょうか。
一人で楽しむ、と書いて、コマと読みます。
コマといえば、昔からお正月の遊びとして親しまれてきました。
たこあげや羽付きと並び、子どもたちが庭でコマを回し、
誰のコマが一番長く回るか、ブレずに立っていられるかを競いました。
冷たい空気の中でコマの芯がキーンと音を立てて回る様子は、
お正月らしいどこか引き締まった風景だったのではないでしょうか。
さて、コマが回っている様子を思い出してください。
この様子をカルタに読んだ有名な小説家がいます。
新州が生んだ文豪、島崎東村です。
東村は大正の終わり頃、1925年にイロハカルタを作りました。
そのイロハカルタのコの裏にはこう書かれています。
コマの進む時、シンボウの回る時。
これはどういう意味でしょうか。
コマが進むというのは、シンボウがものすごい勢いで回っている時のことです。
外から見ると静かに見えるその瞬間こそ、実は最も激しく動いている時なのです。
これを日常生活に置き換えるなら、読書や勉強もまさにこの言葉の通りです。
本当に静かな時というのは、本当に燃えている時なのです。
これを別の言葉で言えば、動中性ありとも言います。
私たちもまた、静かに何かに向き合っているその瞬間こそ、
コマの進歩のように見えないところで力強く回っているのかもしれません。
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